★ 黒いビーナス ★

未だ日も登らぬ朝まだき、早目に出社しまして、CDを整理してましたら、「ビートルズ・フォー・セール」のアルバムが出て来まして、大変懐かしく、今、かけています♪此れ、1964年のリリースですから、今から何と53年前ですか。ビートルズが、アイドルから唯一無二のアーティストへと変貌を遂げる、過渡期のアルバムです。羽化する寸前の輝きと申しますか、もうねえ、此の世の物とは思われない、きらきらと輝く美しい羽根が見え隠れする感があるんですよ。冒頭の「ノー・リプライ」から「アイム・ア・ルーザー」からエバー・グリーンの煌めきを感じます。またねえ、「ミスター・ムーンライト」のジョンの熱唱、僕、100回と謂わず聴いてますけれど、何度耳にしてもしびれます♡でね、動画を見たくなりまして、FOR SALEと打ち込みましたら、違う映像が出ちゃったんですね。「SCHOOLGIRLS  FOR SALE IN JAPAN」なる、アメリカのニュース特番となりまして、何?と思いながら其れを見ました。FOR SALEって、直訳すれば売り物、売出し中、でありましょう。

拙い語学力ですから、何処まで拾えたか全く自信はありませんが、どうもね、都内の秋葉原って、メイドカフェとか沢山ありますよね。其処が、少女売春の温床になっており、日本のダークサイドだ、と謂った番組でありました。僕、家電や映画のDVDを買いに、何度か秋葉原には行った事がありますけれど、メイド姿のお姉さん方が街角に大勢立ち、「お帰りなさい、ご主人様♡」なんて謂ってますからねえ…。確かにまァ、一種異様な雰囲気の街ではあります。でね、「闇金ウシジマくん」と謂う、現代の日本社会の闇を描く大ヒット漫画があるんですね。映画化もドラマ化もされましたし、ご存じの方も多いかと思います。此のウシジマくんでも、貧困故の売春の話、山の様に出て来ましたもんね…。今ではもう、シングルマザーが売春する事も日常茶飯事だそうで、僕、憤りと哀しみが相まって、何とも謂えない気持ちです。或る統計に依れば、将来の日本は、8割近くが貧困層になるのではと謂われてまして、新カースト制なる言葉まであるとか。

僕、政府は何をやっているのかと、苛々するんですが、アベの野郎、平気で大嘘ばかり付くでしょ。選挙演説で、「国の法人税収は増えている」「GDPは拡大している」と連呼しているんですが、此れ、真っ赤な嘘なんですって。新聞や雑誌等で既に酷評されてましたが、法人税収は下がる一方、前年対比でも5000億円のマイナスだそうです。そして、アベ政権になってから、国民1人辺りのGDPは、20㌫減だとか。いやァ、此れ、アベには本当の事を伝えていないのか、或いはご本人が資料を読む能力が無いのか、はたまた何らかの妄想かでしょうが、何れにしても総理の資格は皆無でありましょう。数字は嘘を付きませんぜ。

しかもね、僕、こりゃ許せんと思いましたのが、森友学園の問題で、「私どもは籠池氏の様な詐欺師に騙された」とアベが謂ってましたでしょ。あのねえ、此れ、総理大臣が謂うべき事じゃありません。先ずね、籠池さんとアンタは、タッグを組んで、時代錯誤な右翼小学校を造り、補助金を貰おうとしてたじゃありませんか。アベアキエは森友の名誉園長やってたじゃん!ベッタリの仲良しと思いますがねえ。しかもね、籠池さんって確かに怪しげですけれど、未だ裁判も始まってないんですよ。其れを「詐欺師」呼ばわりだなんて、推定無罪の原則を無視しています。しかもね、行政の長である総理が、司法に関わる事を広言するなど、三権分立を無視した暴挙でしょ。僕、一応法学部を出た法学士ですし、法科の大学院まで行きましたからねえ。此処まで法律を無視するなんて許せませんよ。結論として、アベ総理は、経済も法律も知識皆無で嘘吐き、いやあ、こんな奴に此の国を任せて大丈夫ですかねえ!?あ、そうだそうだ、もう1つだけ。僕、アベ政権の持つ、ファナティックな復古主義と申しますか、極右的な排他思考、どうにも好きになれません。畏れ多くも天皇皇后両陛下の平和思想を蔑ろにし、自分の謂う事を聞く奴だけを廻りに集めてますよね。あのねえ、ソーシャルネットワークの発達で、世界中が瞬時に繋がる時代ですよ。はっきり謂って、発想が古過ぎますし、アベ政権のやり方、世界中の多くで反発を招いているんですが、当のご本人だけがご存じ無い、裸の王様でしょ。

閑話休題、故テレサ・テンの名曲に、「つぐない」ってありますよね♪作詞作曲は、荒木とよひさ・三木たかし、共に日本人の先生です。そしてテレサ・テンは台湾生まれでしょ。♪優しすぎたのあなた 子供みたいなあなた 明日は他人同士になるけれど♪、日台が合わさったハイブリッドな楽曲な訳で、其の両国は勿論の事、シンガポール・タイ・中国・マレーシア・香港・マカオ、アジア全域で大ヒットしました。カバーした歌手も多く、日本の石川さゆりに島倉千代子、台湾の一青窈、韓国のケーウンスク、イランと日本のハーフのMAY・J。意外な処では、アメリカの人気ロック・バンド、僕、あんまり好みじゃないんですが、ボン・ジョヴィもテレサ・テンをカバーしています。アベ政権の排他的な思考とは全く異なり、其の歌さえ良ければ、性別や国籍や音楽のジャンルなど無関係と謂う証左でありましょう。

かって、ジョセフィン・ベーカーと謂う、黒人のダンサー兼歌手が居ました。彼女は1917年、スペイン人と黒人のハーフとして、アメリカ南部に生を受けます。凄まじいまでの差別と貧困に遭い、13歳で無理矢理結婚させられるんですね。しかし直ぐに離婚、ショー・ビジネスの世界に身を投じます。16歳でニューヨークで頭角を現し、19歳でパリの舞台で大好評を博するんですね。僕、YOUTUBEで彼女のダンスを観ましたけれど、とても1930年代とは思えませんでした。リズミカルでスピーディ、激しく情熱的な踊りでして、ヘミングウェイからボードレールまで夢中になったのも、さもありなんと感じました。此のご両人、世界を代表する作家と詩人ですけれど、夫々、「褐色の女神」「黒いビーナス」と大絶賛ですもんね。欧州各地での公演は全て大入り満員、スターダムへと一気に駆け上りました。でね、僕、彼女を尊敬しますのは、只のダンサーじゃないんですよ。時はあたかもナチス・ドイツが台頭した時代でして、自らが体験した人種差別や偏見は決して許せないと、フランス国籍を取得、スパイとして飛行士としてレジスタンスの闘士として、自ら戦場に出て、中尉として戦いました。

ベーカーさんは、マーチン・ルーサー・キング牧師が、人種差別撤廃の為行なった、ワシントン大行進にも参加しました。訪日時には真っ先に広島の原爆被災地に参拝。そして、様々な国籍を持つ孤児達12人を養子とし、人種や肌の色など関係無い、虹色の家族を造ったんですね。中には日本人の子供も2人居たそうで、言語や慣習等の違いに加え、お母さんのベーカーさんも公演で世界中を飛び廻りましたから、此の家族は、必ずしも上手くいかなかった面もある様です。でも、其の意気や良しでありまして、僕、理想を追った、素晴らしい女性と思えてなりません。

今回の選挙結果がどうなるかは未だ分かりません。でも、日本は古来から、武士道と謂う価値観がありました。新渡戸稲造先生曰く、武士道とは、慈愛・誠実・忍耐・惻隠・名誉・恥だそうです。そして、武士道の最高の美徳は、「敗者への共感」「劣者への同情」「弱者への愛情」なんですって。僕、どの党が政権を担っても良いんですが、此の侍の感覚を持った政治をして欲しい、其れだけを切に切に願っています。

さて、今週末から来週にかけて、暫く雨模様の由、気温もグッと下がるそうでして、皆様、体調管理には充分お気を付けになって、素敵な週末をお過ごし下さいね~。其れでは又来週、セイム・タイム、セイム・チャンネルでお会いしましょう(^.^)/~~~

立志社

今日の当院は、院内で運動会なんですが、どうもお天気がはっきりしないんですよね~。此処大分は何時降ってもおかしくない曇天でして、昨晩から妙に蒸し暑かったですもんね。でも、此の雨雲が去れば、いよいよ秋ですねえ。永井荷風先生の作に、スカートの いよよ短し 秋の風、と言う助平な句がありますけれど、今年は随分寒くなりそうです。僕、以前の拙ブログで、今年のアウターとしてスカジャンを入手、ドカジャンも購入予定と書きました。でもねえ、其れ、確かに似合うのですけれど、僕ももう来月で天命を知る年齢ですもんね、年相応のファッションも良いかなと、些か反省しました。で、週刊誌を見てましたら、バーバリーの新作が出てまして、定番中の定番のカーコートなんですが、ネイビーもグレーもお洒落で悪くないですねえ。僕、此のカーコート、ずうっと同じ仕立てと思ってたんですが、微妙に進化を続けているんだとか。よおく見ますと、かってのモデルとは襟元や袖口が確かに異なります。しかもね、同じギャバジンの生地でも、耐久性と通気性に優れた物を採用した由でした。うう~ん、ダンヒルもアクアスキュータムも良いけれど、今年はバーバリーかなァ、迷いますねえ…。

其の進化で思い出しましたが、僕のこよなく愛する将棋界も、万物流転と申しますか飛花落葉の趣でして、天下の羽生さんも、又1つタイトルを取られてしまいました。其れも20代の挑戦者、中村太地6段に完敗でした。僕、ボクシングでも将棋でも野球でも、かってのスーパー・スターや絶対的強者が破れるシーンを、幾度となく観て来ました。チャベスしかり西武ライオンズしかり、そして今回の羽生さんと、一掬の涙が毀れる思いがします。でもねえ、残酷な様ですけれど、朝には紅顔ありて夕には白骨となるのが人の世の習いでして、物事は全て進化、流れる水の様に、前へ前へと進んで行くのでしょう。

僕、プロ野球の日本ハムファイターズの躍進には、以前の拙ブログでも触れたかと思います。だってねえ、かっては巨人の間借り人と申しますか、後楽園球場や東京ドームの店子でして、不人気球団で有名でした。確か当時、チームも強くなく、観客動員数は年間100万人がやっとでした。けれど、北海道に移転してからは、毎年の様に優勝争いをし、観客も200万人を超してますでしょ。悲願だった自前のスタジアムもとうとう建設ですもんねえ。しかも、アジア1の野球場であり、其れを核として札幌の街造りにも貢献しようってんですから、スケールがデカいし、北の大地にぴったりですよね。僕、ジンギスカン大好きですから、新球場が完成した暁には、是非とも北海道に飛びますよ✈ただね、順風満帆の様に見えますけれど、僕、来年のファイターズは大丈夫かと、些か危惧を覚えます。だってね、手塩にかけて育てた主力選手達が5人、FAになりそうなんですよ。投手と打者の二刀流であり、プロ野球の顔の1人でもある大谷君。4番のスラッガー、中田君。左の中継ぎの切り札であり、日本代表であり、毎年50試合を投げる鉄腕、宮西君。抑えの切り札、増井君。好守の正捕手、大野君。いや、チームの根幹を成すメンバーが5人も抜けたら、こりゃ最下位争いと思いますよね。でもね、ファイターズの凄味は、其れを見越した上でチームを造って来た事なんです。ですから逆に、災い転じて福となすでして、主力の流出は若手抜擢のチャンス、其れ位アグレッシブな発想なんですよね。いやホント、お世辞抜きに感服します。我が愛する阪神タイガースも、主力はもうずうっとベテラン頼みですから、此れ位若々しいチーム造りをして欲しいですよ、トホホ…。

此の新陳代謝や進化、どんな組織でも必要不可欠だと思います。でもね、僕、我が目を疑ったんですが、今朝の全国紙は揃って、「自民党圧勝 300議席を超す勢い」と出てました。うん、此れ、充分予想出来た事でして、以前の拙ブログにも書きましたが、野党が分裂して勝てる筈がありません。僕、有権者の皆さんの心理を慮れば、「確かにアベは嫌だ。でも、小池は怪しいし枝野は頼りない。ならば仕方無い、自民に入れるか。」、こんな処だと思うんですよね。

でもね、森友や加計の問題は何処かに行ってしまい、原発も年金も何もせず、アベノミクスなんて国の借金が増えただけ、大失敗でしょ。挙句の果てには憲法改正って、其の前にやる事は沢山あるでしょうに…。もう僕、アベ夫妻が出ただけでTVのチャンネルを変えるんですが、アキエの方は、怪しげなカルト団体の名誉顧問に就任したそうで、もうねえ、馬鹿に付ける薬はありませんぜ。だって此の団体、「御神水」と称して水を売ってまして、其れを政府が後援ってんですから、公私混同も甚だしいでしょ。僕、此の大馬鹿夫婦が税金で海外に行って、手を繋いでタラップを降りる映像、散々見せられましたけれど、廻し蹴りをお見舞いしたくなりますもん。旦那は旦那で、アキエが絡んで製造した日本酒を、選挙演説で高々と掲げていまして、ダメだこりゃ。其のお酒、「精一杯」と謂うそうですが、命名のセンスもダサいし、僕、薦められても呑みませんよ!ところで僕、マツコデラックスって嫌いじゃないんですよ。彼か彼女か分かりませんけれど、マツコが、「アベ総理は馬鹿の象徴」と謂ってくれまして、僕、溜飲が下がる思いがしました。でね、何の寝言を謂ってるんだと不快に思ったのが、自民党が、「家庭教育支援法」を次期国会に提出するそうなんです。此れ、どうも、「我が国伝統の子育て法で、発達障害を予防する」由なんですが、「家族は社会の基礎的な集団であり、国家及び社会の形成者の資質を備えさせるのが家庭教育」だそうです。あのねえ、そんなの、個人の家庭の自由でしょ。どうもきな臭さが漂うんですが、教育について語っているのに、いきなり「国家」と出て来ますと、相当ファナティックであり、ファシズムに近い気がするんですよね。何だか、戦前の日本に瓜二つでして、自民党さん、アンタ達まるでカルト集団ですよ!?しかもね、麻生太郎、相変わらず口が曲がってマフィア紛いのファッションなんですが、コイツ、「日本に難民が来たら射殺する」とか物騒な事謂ってるでしょ。ホント、単純過ぎる馬鹿でして、もう僕、こんな輩が国政の中心に居るかと思うとゾッとしますよ。何れ日本も、マイナンバーをきっかけに、独裁的な監視社会になる事は必定でしょうが、此れが行き過ぎると、ロシアみたいになりますよ~。今、ロシアでは、毎月外交官が変死してまして、今年になって9人が亡くなったとか。どうも彼らって、プーチンの意向に反した人達らしく、此れって偶然なのかしら…!?くわばらくわばら…。

僕、此の事って象徴的と痛感したんですが、沖縄の高江で、米軍機が墜落、大炎上してますでしょ。此れ、民間の土地に墜落したのですけれど、日本政府は「墜落では無い」と米軍を庇っているとか。あのねえ、飛行機が地面に墜ちたら、日本語では「墜落」と謂います。お分かり!?此れね、日本は米国の植民地と謂う現実を、まざまざと見せられたと思うんです。かっての総理達、田中角栄にせよ中曽根にせよ、今は臥薪嘗胆で辛抱我慢、何時の日か、アメリカから独立して自立すると謂う方針だったと思うんです。彼らは実際、敗戦を経験してますもんね。でも彼らは鬼籍に入り、今の政治家は其の思いをちっとも分からず、米国に従属する事だけが目的になっちゃったと思うんです。つまり、「何れはアメリカから独立する為に、今は奴らに従う」と謂う目的が、忘れられたんですね。結果として、「アメリカに媚び諂う」と謂う手段と化してしまったんでしょう。何処の国の人なんだと思いますけれど、此れ、僕の私淑する哲学者、内田樹先生のご意見なんですが、全くの同感です。

もう暫くは自民党の政権が続くでしょう。何れ大破綻する事は目に見えてますが、此処は我慢の子でありまして、僕、板垣退助の顰に倣うしかないと思います。板垣先生が自由民権運動を初めたのが明治7年、そして日本初の選挙が行われたのが明治23年ですもんね。其の間、板垣先生は陰に陽に嫌がらせを受け続けた訳ですが初志貫徹、明治31年、日本初の政党による内閣を造り上げました。ですから今の野党の皆さん、どうか骨太かつ現実に即した政策を練り、良い候補者を揃えて下さいよ。迂遠に見えますけれど、正攻法が一番の近道です。僕、今回の小池さんの件、策士策に溺れるだったと思うなァ…。

★☆ UTOPIA ☾☽

昨日は僕、お昼も食べられない程のハードワークでして、13時間何も口に入れる事が出来ず、とりあえず帰宅してシャワーを浴びて麦酒を呑んだら、フラフラになってしまいました。でね、色々と食べ、ハイボールを1杯だけ呑んだのですけれど、つまみ代わりにYOUTUBEを付けて、音楽を流していたんですよ。そうしましたら、男女の感性の違いに思わず大笑いしちゃいました。何故か郷ひろみがかかりまして、♪抑えた心に火がつく 僕から乱れてしまったみたい 誘われてフラフラ 乱されてユラユラ 誘われてフラフラ 乱されてユラユラ♪、ってねえ、何とまァ主体性の無いと申しますか、此の男性、気付いたら直ぐにパンツ脱いでますぜ。対する椎名林檎ちゃん、♪行かないでね どんな時もあたしの思想見抜いてよ あなたの長いまつ毛も その華奢で大きな手も 全部大好きなの 何処にだってあなた程の人なんていないよ あなたしか見てないのよ 今すぐに此処でキスして♪、ですもん。♪男と女の間には 深くて暗い河がある♪と謂う歌がありましたけれど、こりゃあ彼我の差は広過ぎますよねえ…。女性はあなたしか見てない純愛一直線なのに、男性は誘われてフラフラ、ですもん、こりゃあ上手く行かねえや。 

カラスカァと鳴いて夜が明けまして、朝日新聞を読んでいて僕、思わず唸ったんですが、東京五輪の為の新国立競技場建設において、現場監督が自殺すると謂う痛ましい事件が起きました。何とまァ、月の残業が192時間って、滅茶苦茶ですよ。本当に可哀相に思いますし、心から哀悼の意を表します。其れにしても親会社の大成建設、何考えてんだ!?そしてね、今、此の国の外国人労働者は100万人を超したそうなんです。でも彼らは、差別と低賃金に苦しみ、過労死する人も少なくないとか。しかもね、指を切断しても労災申請をしてくれないそうでした。これではプロレタリア小説の「蟹工船」と同じでありまして、僕、此れ1つ取っても、アベノミクスも移民政策も大失政と思いますがねえ。僕、共産主義は大嫌いです。けれど同じ紙面に、ハリウッドスターが太平洋を見下ろす豪邸--バスルームが5つ、ベッドルームが4つって、3人家族でそんなに要らねえだろ!?--を7億円で購入なんて記事が出てまして、同じ人間、幾ら何でも其処までの差は無いだろうと、何だか朝から釈然としない思いがしました。

此の対比、僕、勝ち組負け組って言葉、何だか下品な感じがして好きではありません。でも、日本は今、こうなってしまってますもんね。喜んでいるのは一部上場企業だけでしょ。でも、神戸製鋼から日産から、部品の隠蔽に偽装に改竄、本当に酷いもんです。日本社会の底が抜けてしまった感がありますけれど、あれだけコンプライアンスと偉そうに謂ってて、此の醜態でしょ。あのねえ、病院業界なんて、県や市の監査が年に3回は入りますからねえ。自画自賛になりますけれど、当院なんて常に法令順守、其処は自信があります。因みに病院って、スタッフの数は厳密に決められているんですが、当院はどの職種も、医療法の決まりより多く、就業して頂いています。医師、薬剤師等々、規定の140㌫は超えている筈ですよ。んもう、こっちは愚直なまでに真面目にやっているのに、何だか無性に腹が立つなァ。

閑話休題、僕、若かりし頃、ほんの少し名古屋に住んでいた事があります。僕、恥ずかしながら彼の地の医学部に居たんですが、まるで性に合わず、直ぐに退学してしまったんです、お恥ずかしい…。其れはさておき、其の名古屋には栄と謂う、中京一の繁華街があるんですね。其の栄の中心部には、丸栄と謂うデパートがありました。彼の地のランドマークでありまして、其れも其の筈、此の丸栄、僕、行った事がありますけれど、創業何と400年を超えるんですね。4世紀を超す歴史を誇る老舗百貨店でして、創業時には、徳川家康公も健在だったんですから、其の伝統は筋金入りでありましょう。ところが売れ行きは落ちる一方、建物の老朽化も伴い、とうとう閉店と相成りました。個人的な話で恐縮ですが、かって僕が籍を置いていた病院、幾つかあるんですが、何処も閉鎖や売却されてまして、何だか寂寥の感がありますし、索漠とした思いです。でもね、此れ、パーソナルな事だけではありませんで、一昨日でしたか、日経を読んでましたら、2025年には、もう7年後ですけれど、中小企業の6割以上で、社長さんが70歳を超えるんですって。何と此の状況のまま推移すれば、127万社が後継者不在なんだとか。此れ、幾ら黒字計上していても、後継者が居ないんじゃあ、企業の存続は不可能ですよねえ…。政府も、税制を優遇したり、経営者相談センターを造ったりしている様なんです。でもね、5年後に2千件の企業承継を成立させるのが目標なんですって。あのねえ、127万社が後継者不足なのに、5年後に2千件って…。馬鹿、馬鹿、大馬鹿!思わず3回書いちゃいましたが、此れがアベノミクスの現実かと思うと、肌が粟立つ思いがします。でもね、127万社が続々と廃業して行けば、日本の国の根幹が揺らぎますよ。ホント、選挙選挙と大騒ぎなら、こういう大問題への対処法って、与野党共に用意があるんでしょうね!?

僕、失笑と軽蔑と嘲笑でしか無かったんですが、アベ総理の、選挙の応援演説の写真が出ていました。聴衆から相当離れた場所に陣取り、大勢の警官、バリケードで守られていました。聴衆は柵の外から演説を聞く有り様でして、どれだけビビってるんだか、ホント、器の小さい、詰まらない奴だねえ…。こういう輩を大分弁では、「アベんやた~、すもつくれん」、と申します。標準語に翻訳しますと、「アベの野郎、何も出来ねえ」と謂う意味ですね。

話を変えましょう。でもね、僕、根っからのオポチュニストですから、冬来たりなば春遠からじ、希望は決して捨ててないんです。だって、アベの大馬鹿夫婦も、何時の日にか必ず退場するでしょ。永遠に権力の座に居座る事は不可能ですもん。其れにね、長く生きていれば、勇気を貰える出来事に出会えるものです。ほら、此の間、13年に渡る長期ミッションを終えた、土星探査機のカッシーニ、皆さんご記憶に新しい処と思います。彼の最期は、土星の大気圏に突入すると謂う、何とも凄惨かつ悲壮感溢れるものでした。其のカッシーニ、土星の貴重なデータを大量に残してくれましたよね。でね、土星に「エンケラドス」と謂う大きな衛星がある由でして、どうやら此処が、地球外生命体の最有力候補なんですって。此の衛星には100を超す間欠泉があり、水素や適温の海水がある由でして、いやァ、何らかの微生物は確実に居そうですよ!?此のカッシーニ、世界26か国、300人近い科学者が参加した大プロジェクトでした。地には戦がありますけれど、人類皆兄弟、僕達は協力し合う事が立派に出来るじゃありませんか。此れも凄えと感心しましたのが、クロアチアでネアンデルタール人の化石が発見されたそうなんです。ドイツの研究者達が、ネアンデルタール人の全てのゲノムの解析に成功した由でした。ヒトとネアンデルタール人が交わっていた事、此れは遺伝子にデータが残されているから事実です。僕達にも3㌫弱、ネアンデルタール人の遺伝子が残っているそうですよ。でね、統合失調症、摂食障害、血中コレステロール、リウマチ等々、ヒトとネアンデルタール人と共通する疾患が多いんですって。となりますと、ネアンデルタール人のDNA研究が続けば、上記の病気を、今までとは異なるアプローチで治せるかもしれませんねえ。

でね、此れも吃驚したのですけれど、現在世界中で行われているサッカーワールドカップ予選で、アイスランドが初出場を決めました。特筆すべき事は、此のアイスランド、人口僅か33万人でして、大分市よりも小さな規模なんです。サッカーのプロ・リーグもありません。しかも、アイスランドと謂えばオーロラが見える程でして、年の半分は氷点下、北極海に面した寒冷地でしょ。おまけに、アイスランドの入ったブロックは、クロアチア・ウクライナ・トルコと、ワールドカップでも実績を残した強豪国ばかりでして、よくまァ勝ち抜いたなァ。どうやら、厳寒に負けない様に室内施設を拡充、育成に力を入れました。腕利きコーチを揃えスカウティングを充実、そして強固なチームワーク、ハード・ワークと自己犠牲。しかもね、キャプテンがカッコ良いんですよ~♡グンナルソンと謂う選手でして、世界的には無名なのですけれど、ハンドボール出身者と謂う必殺のロング・スローに加え、無骨なプレー・スタイル、そして強烈なキャプテンシーで、チームの牽引車となりました。「僕達は皆、どんなに激しい雪の日だろうと、毎日走り続けた。其の環境の中、僕達は鍛えられた。誰からも強制される事なく。僕達はもう10年以上、同じ釜の飯を食った仲間なんだ。僕達の頭の中には、常に当時の事がある。あの頃諦めなかったのだから、今も諦める事は無い。苦労も決して悪くは無いと謂う事さ。」ですって!うう~ん、冒頭触れました、郷ひろみの♪誘われてフラフラ♪の男性とは、随分と違いますねえ…。

此れからの日本は、少子高齢化に原発の後処理に赤字国債に年金に公務員の削減等々、己の身を切る大改革が待ち受けています。でもね、人口33万人のアイスランドですら、世界一の激戦と謂われる、欧州のワールドカップ予選を勝ち抜けるんですよ。僕、日本人には、アイスランドを遥かに超えるポテンシャルがある、そう信じています!

それらしき 匂いしてをり 鰻の日 

今日は先ずはお礼から。先週の金曜日の午後、フードコーディネーター大分代表の河村紀子先生をお招きし、スタッフ一同、お話を伺ったんです。河村先生は、中医学や薬膳を学ばれ、フードコーディネーターであり管理栄養士、食育インストラクターであり介護食指導員、そして食生活アドバイザーであり、数多くの資格をお持ちなんですね。「目指せアンチエイジング 若返るとっておきの食べ方」と謂う演題で1時間、講演をして頂きました。大変朗らか、かつ明るく愉快な先生でして、笑いに包まれ充実した1時間でした。先生、本当にありがとうございましたm(__)m。中でも印象に残りましたのが、レインボー・フードが大事なんだとか。此れ、要するに、赤・黄・オレンジ・緑・紫に白黒と、7色の食べ物を毎日摂る様にして下さいとの由、うん、気を付けなくちゃ!でね、僕、講演後に、前々から気になっていた事をお聞きしたんです。「先生、最近の凶悪犯罪の増加の一因に、食品添加物や保存料や着色料を摂取する事は考えられませんか。其れによりキレやすくなるという事はあるでしょうか。」と問いましたら、「其れは確かに考えられます。特に母体から子供へと、世代を超えて蓄積されるかもしれません。」と即答されました。僕、食べ物はなるべく安全な物をと、前々から考えていますけれど、皆さんもどうぞお気を付け下さいませm(__)m。

では改めまして読者の皆様、おはようございます。週末は如何お過ごしでしたか!?僕、映画に行って床屋でさっぱりして、と考えていたのですけれど、何処に行っても廻りが鼻をグズグズさせている人ばかりでして、瞳うるみて 朱唇つややか 風邪に臥す、少々微熱がありまして無理は禁物、なるべく外には出ない様、安静と睡眠と食事に努めていました。7色の食べ物にはとても及ばず、6色がやっとだった気もしますけれど、其のお蔭か昨晩は大量の寝汗をかきまして、鼻水も止まり、でもまだ身体がフワフワしてますが、どうにか大丈夫そうです。

でね、連休中、仕方がありませんから読書三昧、其れも枕頭の書は何故かミステリーばかりだったんですよ。書店に行く元気はありませんでしたから、勝手にミステリー・ワールドカップと名付けまして、古今東西の犯罪小説を読み耽っていました。アメリカ代表はスティーブン・キングの新作、「ファインダーズ・キーパーズ」。デンマーク代表は、女流作家のサラ・ブレーデルの「失踪人特捜部 忘れられた少女たち」。フランス代表は、「その女アレックス」が世界的ベストセラーになりました、ピエール・ルメートルの「死のドレスを花婿に」。アイスランド代表は「湖の男」、アーデュルナル・イントリダソン。舞台はウィーンですけれど、イギリス代表は「雪と毒杯」、ベテラン女流作家のエリス・ピーターズ。ドイツ代表は、フォルカー・クルプフル、ミハイル・コブル共著の「大鎌殺人と収穫の秋」。そして日本代表は、本邦におけるワン・アンド・オンリーであります、松本清張先生の「草の陰刻」。此の3日間で全部で7冊ですか、只ひたすらに一意専心、将に巻を措く能わずでして、昼夜を忘れて読み続けました。何れ劣らぬビッグ・ネーム揃い、皆さん夫々、世界中のミステリー・ファンから高評価の先生方なんですが、もう僕、暫くの間、血腥い話は遠慮したいなァ…。でもね、今回、上記の作品群を読み耽ってつくづく思ったんですが、ミステリーって、社会の縮図なんですよね。犯罪って或る意味、社会の矛盾を照射した物ですから、此れ、欧州だろうと日本だろうと、そうそう変わりません。どの国にも社会問題があり、愛や嫉妬や裏切りがある訳ですもんね。そして、大分の田舎に居ながらにして世界一周と申しますか、パリの優雅な街並み、北欧の深沈とした湖、アメリカの鬱蒼とした森、雪に埋もれた古都ウィーン、陽光煌めく地中海の海辺、そして日本海側の崖の荒涼とした風景、文章と雖も、旅情を味わえるのって、矢張り読書の楽しみの1つですよね。

でね、話が戻る様なんですが、僕、金曜日に河村先生の講演を聞いたばかりでしたから、作中に登場する食べ物に、何だか興味が湧いたんです。例えば朝ご飯1つとっても、欧州では基本はコンチネンタル・ブレックファスト、パンとコーヒーだけでしょ。尤も、フランスですと、2枚の食パンにチーズとハムを挟みまして、バターを敷いたフライパンで軽く焼き、ペシャメル・ソースをかけて食べるクロック・ムッシュ、其の上に半熟の目玉焼きを載せた、クロック・マダムなんて洒落た朝食もありますもんね。で、其れと濃いエスプレッソか何かを頂くと。今、彼の国の皇太子ご夫妻が来日中ですけれど、此れがデンマークですとスモーブロー、ライ麦パンにレバーペーストを塗り、ローストビーフと茸のソテー、レモンにピクルスと謂った塩梅になります。でも僕、お味噌汁にご飯にお漬物、卵焼きに納豆、しらすおろしにほうれん草のおひたし、鯵か鮭の塩焼きと謂った純和食が一番かなァ。

でね、僕、ミステリーに出て来る名探偵で、ネロ・ウルフとエルキュール・ポワロが大好きなんですよ。と申しますのは、此のお2人、大変なグルマンでありグルメ、食いしん坊なんですね。特にネロ・ウルフなぞ、美食を堪能する為コックを雇うぐらいでして、大の外出嫌い、時折外に出るのはレストランに行く時だけ、と謂う設定です。ですから書斎の中で事件を解決するんですが、此れが所謂ベッド・ディテクティブ、安楽椅子探偵と謂われました。さて、此のネロ・ウルフ、人気シリーズですから沢山作品があるんですが、中でも「料理長が多すぎる」は傑作と思います。未読の方は是非お手に取って見て下さい。かなり前の作品でして、うろ覚えなのが恐縮なんですが、世界各国の鰻料理ってあるんですよね。

此れ、其の国々の個性が出ていて、本当に興味深いんですよ。台湾ですと、生きた鰻を紹興酒に漬けるんですね。其れに薬味を入れて蒸すと謂う物でした。僕、此れは実際に食べましたけれど、中々薫りが良く、美味しく頂けました。フランスですとマトロート、此れは鰻をブイヨンと赤ワインで煮込んだ濃厚な味わいです。スペインですと、鰻の稚魚のアヒージョ、ニンニクとオリーブオイルと唐辛子で煮込んだ物でして、此れをキンキンに冷えた白ワインでやると堪りません。此処からは僕、未体験なのですけれど、ベルギーですと、鰻のバジル煮込み。イタリアは鰻のトマトソース煮込み。ドイツやデンマークは燻製鰻をトーストの上に乗せて食べる由です。此れ、イングランドのキッパード・ヘリング、燻製ニシンと同じ発想ですね。僕、燻製造りはやった事があるんです。ニシン同様、鯖も鮭も、脂分が多い魚類は燻製にすると益々美味ですもんね。でね、悪評高いのが、イギリスのジェリード・イール、読んで字の如し、鰻のゼリーなんですね。生臭く脂っこく塩気が強く見た目が悪く、日本人の舌にはとても合わないとの事でした。そりゃあねえ、我々日本人は、縄文期の遺跡から鰻の骨が出土している位でして、奈良期の万葉集でも、石麻呂に 我物申す 夏痩せに よしと言うものぞ 鰻とりめせ、と大伴家持が詠っています。現在の様な鰻重の形になったのは江戸期の様ですが、恐らく世界最古の鰻喰い民族が日本人でしょう。そりゃあねえ、妙ちくりんな鰻ゼリーより、鰻重の方が旨いに決まってますぜ。

アレレ、ミステリー小説の系譜について、エドガー・アラン・ポーまで語る心算でしたのに、何故か世界各国の鰻料理の話になってしまい、大変恐縮です。でも、何処か、皆様のご興味に触れる処があれば幸いです。よおし、今日は外廻りもあり、忙しない1日になりそうなんですが、お昼は奮発して鰻にしようかしら!?其れでは皆様、今週も拙ブログをご贔屓の程、何卒宜しくお願い申し上げますm(__)m。

♪ わたしの城下町 ♪

しをしをと しをれ柳や 秋の雨、いやしかし、此処大分は昨日からよく降ってます。此れから段々と寒くなるかと思いきや、今週末の南九州では30℃を超す由でした。銀座ママ 老いも若きも 衣更、僕、土日で秋物の服を出し、ついでに曝書もしようと思ったんですが、もう少し待った方が良さそうですね~。しかし皆様、三寒四温と申しますか、こうしたお天気が繰り返されながら冬になるでしょうから、外出着や夜具には、充分お気を付け下さいませ。

さて、昨夜、長崎生まれのイギリス育ちの作家、カズオ・イシグロさんが、ノーベル文学賞受賞の由、誠に目出度いですよね。村上春樹さんだろうとの予想を裏切り、川端・大江に続いて、日本人として3人目の受賞、いや、おめでとうございます!でも僕、イシグロさんの本、映画化された「日の名残り」1冊しか読んでませんで、とても此の偉業について語れる立場ではありません。ただ、イシグロさんのインタビューを読んで感銘を受けましたのが、「日本人の両親の下で育ったので、彼らの目を通して世界を見つめていました。私の一部は日本人なのです。」と流暢に英語で答えていました。確かイシグロさん、幼少時に長崎から一家全員で渡英した筈です。幼い頃に見た長崎の風景、そして小津安二郎や成瀬巳喜男の邦画から強い影響を受けた由、そして英国での体験が、文学として結晶したんでしょうね。僕が随分前に読んだ「日の名残り」も、アイデンティティ、国家、伝統、郷愁が主題でして、何だかまるで、バッハのフーガの様な印象を持ちました。でもね、ノーベル文学賞の歴史を振り返りますと、僕が読んだ事のある作家ばかりで恐縮なんですが、皆さん、イシグロさん同様、文化的なハイブリッドと申しますか、異国での強烈な体験を、必ずされているんですよね。「大地」のパール・バックはアメリカ生まれの中国育ち、長崎の雲仙に滞在した事もあります。ヘッセもトーマス・マンも、ドイツ生まれのスイス在住でしょ。フランスのアンドレ・ジッドは、パリ生まれですが、長期に渡りアフリカ諸国を何度も旅しました。僕、ヘミングウェイは結構好きなのですけれど、彼はシカゴ生まれのアメリカ人ですが、イタリア・フランス・カナダ・スペインに住み、そして終焉の地はキューバですもんね。「百年の孤独」のガルシア・マルケスはコロンビア生まれ、ベネズエラ・イタリア・キューバと渡り、亡くなったのはメキシコでした。そしてジャーナリストとして初めてノーベル文学賞を受賞した女性、アレクシェーヴィッチさんは、ウクライナ生まれのベラルーシ育ちであります。彼女の本、僕、去年初めて読んだのですけれど、岩波現代文庫から出た「戦争は女の顔をしていない」、本作は、実際に従軍した500人以上の女性兵士からの聞き書きでした。凄まじくリアルな本でして、此れを読んだら、戦争したくなる人って、殆どいなくなると思いますよ~。アベ総理も小池も、読んでみたら良いのに。

母国と異国、2つの異なった文化を体感する事が如何に大事か、上記の例が如実に示している気がしてなりません。当然、複数の視点が生まれる訳で、矢張りねえ、人の世って決して杓子定規では無く、大変複雑なんですから、重層的な観点って必要ですよね。僕、大の苦手でとっても嫌いなタイプって、頭がカチカチに固い人なんですよ。もうねえ、何処から其の自信を得たのか知りませんが、兎に角持論を押し通しちゃって、人の話を全く聞かないんですよね~。で、案の定ことごとく失敗するんですが、決して其れを認めず人の所為にし、皆から毛嫌いされているのを、ご本人だけが気付いていないと謂う、全くもって哀れな存在であります。あ~、僕、こんな人だけにはなりたくないです~。

話を戻しまして、異なる文化を受け入れる心の広さ、様々な事象を許容する事により新たな物が生まれるのは、文学だけではありません。例えばビートルズ、天下無敵であり唯一無二のバンドですよね。ジョン・レノンとポール・マッカートニーと謂う2人の大天才が近所に住んでいて、大の仲良しだったのは、神様って此の世に居るのかもと思わせる程です。そして此の天才2人は、新たな音に対して本当に貪欲でした。僕、中学生の頃から10年弱、彼らのアルバムをほぼ毎日聴いてまして、其の音楽の多様性と前衛性には、驚くばかりでした。デビュー当初は、4人編成のシンプルなロック・バンドでした。そして徐々に其の怪物ぶりを見せつけます。フォークに黒人音楽、シンセサイザーにジャズ、ハードロックにクラシック、インド音楽にサイケデリック音楽、此れらを自分なりに消化し再構築、そして新しく素晴らしい音としてリリースするんですから、将にモンスターでありました♪

此れ、画壇も同様でして、19世紀からの絵画の歴史を辿りましても、ロマン派に始まって、新古典に写実、印象派にジャポニスム、ドイツ表現主義、野獣派、キュビズム、エコール・ド・パリ、シュールリアリスム、バウハウスに抽象画と謂うのが大きな流れでしょう。多くの国々の偉大な画家達が研鑽し合い、影響し合い、此れらの芸術の潮流が生まれた訳です。

閑話休題、一昨日でしたか、読売か毎日か忘れちゃって恐縮なんですが、地方都市の商店街が壊滅状態と謂う記事がありました。どうやら、店舗が入っている建物自体が老朽化している事に加え、駐車場が無いでしょ。老舗商店街ですと、人間関係のしがらみも大変だそうです。よって郊外型のショッピング・モールに、お客さんの殆どを奪われている、と謂う事でありました。まァ、大分の中心部にはアーケードがあり、色々なお店がありますけれど、大変な活気があるかと問われれば、?、ですもんね。泉都別府の商店街については、悲惨の一言です。僕、つくづく思いますが、要は地方都市が発展すれば良い訳でしょ。無理に商店街と謂う形に拘らなくても良いと思うんですよね。実際、小売店の店舗数を見ましても、1980年代をピークに、下がる一方であります。でね、僕、温故知新と申しますか、上記の芸術の発展の歴史に学び、従来の良き物を残しつつ、最新技術を取り入れ、様々な価値観を融合させた、新たな街のスタイルを提案したいんですよ。

かって我が国が幕藩体制だった頃、城下町や門前町や宿場町と謂う形で、夫々が自然に発展していました。僕、其れをアップ・トゥ・デートして、現代に蘇らせてはと思うんです。実際、此れらの町って、非常に機能的なんですよね。例えば門前町は、神社や寺院の廻りにある町で、自然と商人が集まり発展しました。宿場町は東海道五十三次で有名ですけれど、旅人が行き交うジャンクションであり、宿屋に関所に土産物屋に茶屋で大変賑わいました。でね、僕、城下町の発想って凄いと思うんですよ。先ず、お城のお堀は防衛がメインですけれど、船を使った物流機能があり、泳いでいる鯉は非常食でしょ。そして、今尚地名で残っていますけれど、呉服町、鉄砲町、油屋町、鍛治町、大工町等は、職能別に職人さん達が住んでいました。でね、一番外側には大抵、幾つか寺を配置していまして、此れもいざという時の防衛拠点となります。お城の近くには侍屋敷が立ち並びますから、殿様と連絡を取るのに便利ですもんね。こうしてきちんと機能分化していた訳でして、現在なら、もっともっと効率的で出来ますよね。だって今、離島の高校って、最先端の通信技術を使っているそうなんです。島根県の島の高校生と、600㌔離れた宮崎県の山中の高校生が、同じ授業を受け、リアルタイムでディスカッションする時代ですよ!僕、今回の選挙でつくづく思ったんですが、こういう事って、政治家の人は誰も謂ってくれないですよね。誰が誰とくっ付いた、そんなのばっかりで嫌になるなァ…。

さて、週末は3連休の方も多いかと思います。どうやら天気も回復しそうですし、皆様、素敵なウィークエンドをお過ごし下さいね(^.^)/~~~。僕、少なくとも1本は映画に行く心算で~す。
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