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未完の対局

僕、珈琲片手に今朝のTVニュースを見ながら、結構考え込んじゃったんですよ。と謂いますのも、去年1年間で、行方不明になった外国人労働者って、7089人にも上るんですって。野党の方々が、其の実態を知るべくヒアリングを開催、そうしましたら、「時給300円で延々と働かされた」「了解していないのに福島の原発の除染作業をさせられた」等々、目を覆わんばかりの酷い状態でありました。あのねえ、こんな事をやっていては、差別意識丸出しの、奴隷扱いじゃありませんか。

今、日本政府は無制限に外国人を受け入れようとしてますけれど、僕、其れには反対です。誤解の無い様、最初に申し上げますが、僕、移民其のものには反対じゃないんです。此の国を愛し、日本の文化を尊び、此の地に骨を埋める覚悟があり、誠意のある真面目な方ならば、肌の色も性別も何も関係無く、ウェルカムと思いますし、ようこそいらっしゃいました♡ですよね。でもね、マフィアや凶悪犯やドラッグディーラーが、大挙してやって来られては困りませんか!?勿論、受け入れる側の日本も、先の奴隷契約をするなど言語道断でありましょう。ですから、きちんとルールを明文化し、国内外に周知徹底すると。僕、其れが出来ないのであれば、後々大変な事になると思うなァ…。

本来ならば我が国は、外国の方を尊重し仲良くし、共存共栄で上手くやれる筈なんですよ。其れは歴史が証明しています。今、東京国立博物館で、京都大報恩寺の仏像の展覧会をやってまして、来場者は既に10万人を超える大盛況だとか。でも此の仏像、仏師が造るのですけれど、元々は中国や韓国から来た、渡来系の人達が師匠となり、日本人に教えた物でしょ。奈良期の平城京には、ペルシャ人が役人として働いていた記録が残っています。破斯清通と謂う方でして、どうやら数学や建築を口授していたのではと謂う事でした。熊本城だって、城壁には韓国の技術を取り入れたと謂いますでしょ。勿論、我が国から韓国に技術が伝わった事例も多いでしょう。僕、20代の頃、1週間位掛けて、韓国を一周したんですね。折角だからと関釜フェリーに乗りまして、海からの入国と洒落てみたんですが、冬の日本海は大荒れ、一睡も出来ずにフラフラと釜山に上陸した事を覚えています。で、最も印象に残ったのが広州でして、ちょうどキムチ祭りをやってまして、非常に美味でしたねえ。其れはさておき、此の広州、古墳が多い事で広く知られていまして、僕、幾つか見たのですけれど、日本の前方後円墳と酷似してまして、日韓両国は昔からご縁が深かったんだと、今更ながら痛感しました。

僕、両国は仲良くすべきと思うのですけれど、韓国はもっと大人にならないと、お付き合いするのは難しい様に感じます。日本はもっと、韓国に理解を示すべきでしょう。此処までこじれてますから、直ぐには難しいでしょうが、何時かは必ず、仲良く出来ると信じたいですよね。でね、日韓が仲良くする方法として、僕、思い付いた事があるんですよ♡

其れは、囲碁と沢庵です。先ず、囲碁ですけれど、韓国籍の囲碁棋士って、本当に多いでしょ。代表的な方と謂えば矢張り、趙治勲さんでしょう。本因坊も名人も取り、74個ものタイトル獲得数は、不滅の大記録でありましょう。彼はソウルで生まれ釜山で育ち、日本で修業して大棋士になるんですね。またねえ、趙さんの師匠が偉大な方だったんです。故木谷寛さんと謂う囲碁棋士でして、戦争や病気もあり、タイトルには余り恵まれませんでしたけれど、数多くの名人を育てた、将に名伯楽でした。でね、木谷先生の偉いのは、囲碁への情熱さえあれば、性別や国籍なぞ関係無く、誠心誠意指導した事でして、僕、本当に偉い方と、常々尊敬しているんです。だってね、孫弟子まで入れれば、フィンランド・ドイツ・台湾・韓国・日本・中国と、世界中の若者を育て上げたんですね。しかもね、木谷一門で数年間、囲碁の全タイトルを独占してたんですから堪りません。因みに、2500万部突破の大ヒット漫画、「ヒカルの碁」を監修したのは、女流棋士の梅沢由香里さんですけれど、彼女も又、木谷先生の孫弟子でありました。

そして、もう1つ、沢庵と書きました。ほら、韓国と謂えばキムチ、此れは当然なんですが、実は沢庵って、滅茶苦茶人気があるんです。僕、訪韓した際には、釜山に広州、ソウルに大邱、蔚山に仁川と主要都市の殆どを廻ったんですね。で、どの都市のどの食堂に入りましても、必ずと謂って良い程、沢庵が出るんです。パスタにも付いて来たのには吃驚しましたけれど、其れ程馴染んでいるんですね。そうそう、日本の物と全く変わらない、美味しい沢庵でありました。

でね、囲碁と沢庵をこよなく愛する国がもう1つありまして、其れは台湾なんです。台湾が産んだ囲碁棋士と謂えば矢張り、林海峰さんでして、彼も又、先の趙さん同様、あらゆるタイトルを総舐めにした、スーパースターでありました。林さんは台湾から京都に移り、藤田梧郎門下に入門、厳しい研鑽を積み、大棋士になったんですね。そして、台湾の沢庵って、此れ又日本の物と同じでして、僕、基隆から台北まで、汽車旅を楽しんだのですけれど、折角だからと、駅弁を買ってみたんです。八角形のお弁当でして、骨付きの豚肉、野菜炒め、煮卵、お魚がご飯の上に乗り、何と250円と謂う安さに感動しましたけれど、此れにも矢張り、黄色い沢庵が数切れ乗ってまして、何だか嬉しくなりましたもの。

話を戻しまして、囲碁の世界は国際色豊かでして、近年は欧州の棋士が随分と強くなったと仄聞しますし、例えばマイケル・レドモンド9段なんて、カリフォルニア生まれで東京在住、奥様は中国の方でしょ。本当に流暢な日本語を話され、NHK囲碁講座の講師を務めた、中々のイケメンですもんね。僕、囲碁や将棋の様な知的ゲームで国際交流を深め、国籍を超えたお付き合いが出来るって、本当に素晴らしい事と思うんです。で、対局中のお茶請けには沢庵を出すと。此れで食文化でも相互理解を深めれば、人類皆兄弟、仲良くなれると思うんだけどなァ…。

さて、此処九州は朝から雨ですけれど、どうやら全国的にお天気は持ち直す様です。読者の皆様、素敵な週末をお過ごし下さいね。僕、日曜日にラグビー観に行こうかな~(^.^)/~~~

ロバと象の戦い

昨日の僕のオフィスは千客万来でして、証券会社さんに大手コンサルさん、地銀さんに都銀さん、不動産に建設関係、色々とお見えになられまして、でも皆さん、商談の後は、専らアメリカの中間選挙の話でありました。年末に向けてのアメリカ経済がどうなるのか、其れと連動しての日本の景気や株価のお話を拝聴したのですけれど、うう~ん、其れも確かに大事とは思います。でも、僕の見方は随分と違ってたんですよね~。

と申しますのも、今回の選挙、大きな地殻変動が起きており、アメリカは何れ大きく変わるだろうし、もしかすると分断、或いは国の分裂の芽もあると感じました。だってね、選挙結果を見ますと、先ず、18歳~29歳の若者達の3分の2以上が、民主党に投票しているんです。即ち、何れ社会の中心を担う若者達の殆どは、トランプの共和党を支持していないと謂う証左です。トランプは大勝利と宣言してましたけれど、共和党の心ある議員達は、将来の事を考えると、冷や汗が止まらないんじゃないかしら。そしてね、過去最多の、95人の女性議員が誕生しましたでしょ。史上初のインディアン系女性議員が2人。28歳の元レストランのウェイトレス。此の方はヒスパニック系でした。吃驚しましたのが、ランダ・タリブ議員でして、彼女はパレスチナ難民であり、デトロイトの貧民街出身です。もう1人、イルハン・オマル議員は、アフリカのソマリア生まれ、内戦を避けケニアの難民キャンプで育ち、アメリカに移住された方なんですね。しかも、タリブさんもオマルさんもムスリム、イスラム教徒であります。

そして、今回は大接戦の末落選したのですけれど、ベト・オルークさんと謂う候補者が居たんですよ。彼が出馬したのは、超保守的なテキサス州でして、エルパソの出身なんですね。此処、メキシコとの国境の街でして、オルークさんの演説は、アメリカの選挙なのに、スペイン語で喋っていたんですよ~。そして、今回下院を制した民主党ですけれど、次期大統領選の有力候補と謂われてますのが、カマラ・ハリス議員なんです。彼女は、カリフォルニア生まれなんですが、父君はジャマイカから移民した経済学博士、ご母堂はインドから移住したドクターでした。カマラさんは黒人街で育ち、カナダの高校を出て、アメリカの大学で博士号を取り、検察官として勤務、カリフォルニア州の司法長官を経て議員になった、才能に満ち溢れた54歳の女性です。今後、アメリカがどう変わるのか、全く予断を許しませんけれど、此のままではいけないと、ダイナミックな変動が起きている事は間違い無いでしょう。僕、アメリカって大嫌いな国ですけれど、変化を恐れないフロンティア・スピリットには、心底敬意を表します。

其のアメリカに猛反発していますのが中東のイランです。同国では先日、国内の1000か所以上で、大規模な反米デモが開かれました。僕、其の動画を見ましたけれど、数が多過ぎて、人数なんて分からなかったですよ。其のイランを陰に陽にバックアップしているのが、プーチン率いるロシアでして、彼は今、アフリカや北極海を始めとして、地球上の資源の大半を独占しようと、虎視眈々と狙っています。いや~、アラビア半島では何れ、戦争になるかもしれませんね…。

閑話休題、僕、其の手の素養は皆無なんですが、古代文明には深い関心がありまして、こちらの世界も日進月歩、凄まじい進化を遂げています。だってね、人類最古の人工色素って、古代エジプトで生まれた蒼色の染料なんですって。エジプシャン・ブルーと呼ばれる由なんですが、此れ、日光を跳ね返す強い力があるそうで、都市の建物に其れを塗れば、地球温暖化を防止出来るのではと謂われているそうです。ひえ~、紀元前の発明が今、地球環境を救うかもしれないって、凄過ぎません!?そして、ご婦人方がこよなく愛するチョコレート、其の原材料のカカオって、従来はメキシコ等の中南米が起源と謂われて来ました。でもね、カカオの木のゲノムを解析した結果、実は古代の南米が起源だったそうです。どうやら、原種はアマゾンだった由、其処からメキシコまで運ばれ、何世代も品種改良が行なわれ、現在のカカオになったんだとか。此れ、今から5000年前の話ですよ~。もう1つ、此れも驚愕したんですが、25万年前のネアンデルタール人の歯があると。現在の最新技術を用いれば、25万年前の彼らの生活が週単位で分かるんですって!!此れ、どういう事かと申しますと、歯は一定のパターンで成長するので、或る意味、木の年輪と同じなんですって。で、歯を薄く薄くレーザーで削ると。で、其れを解析すれば、25万年前のネアンデルタール人の成育歴や環境、授乳期間や食生活が、詳細に分かるそうでした。いやもう、此処まで来ると、言葉もありませんよね。

世の中の動きの速さは最早激流、僕、そう思えてなりません。しかしねェ、世界はダイナミックにドラスティックに動いていると謂うのに、我が国の政界って、一体全体、何なんですかね…。魑魅魍魎が百鬼夜行と申しますか、何だか古色蒼然たる恐竜が闊歩している感があります。おまけに知性の欠片も無く、無知で無恥でしょ。片山・吉川・平井の3大臣は悪質な金銭疑惑があり、しかももう1人、まだバレてない人が居るそうですよ。宮腰と謂う五輪担当大臣、まともに国会答弁が出来ず、失笑されてましたけれど、此のヒト、謂うに事欠いて、「何故自分が大臣に選ばれたか分からない」ですって…。もう1人、アソウ副総理、国会答弁で、「人を指差すのは止めろ!」と野党議員を恫喝したんですね。其の際、アソウったら、其の議員を思い切り指差してました…。此処まで来るともうベタなコントでして、言葉もありませんし、学級崩壊と謂いますか、知性も品性もありませんよね、ダメだこりゃ…。

僕、つくづく思うんです。世の中の変化に、目を閉ざしていてはいけないと。だってね、どの業界でどんな仕事をしても、世の中とは無縁では生きられないでしょ。十数年前なんて、パソコンも携帯も、未だ使ってない人が居た気がするんですが、もう今では、無くてはならない物ですよね。其れだけ社会は変わり続けているんです。とりわけ病院業界って、日々の仕事に追われ、病院と自分の家の往復になりがちですもん。それじゃあ視野狭窄で世間知らずになりますぜ。ですから僕、医療人だからこそ、常にアンテナを張り巡らせ、世の中の動きに敏感でなくてはと、肝に銘じているんです。目を開け、耳を傾け、心を開き、先入観や偏見を棄て、様々な角度から、自分の頭で考えなくちゃ。尤も、浅学菲才の僕ですから、より一層の勉強が必要なんですが…。と、此処まで書いたら、お腹がぐうぐう鳴っている事に気付きました。よし、とりあえず何か食べてこようっと!

汝の隣人を愛せよ

読者の皆様、おはようございますm(__)m。昨日は拙ブログを更新する事が出来ず、誠に申し訳ございませんでしたm(__)m。一枚の 毛布親しや 風邪心地、あきらかに 風邪ぞとおもふ 酔いの後、くれなゐの 紐に衣を締め 風邪ごもり、僕、どうも昨日の朝から熱があり悪寒がし、頭痛も酷かったんです。週末の北部九州の強行軍が悪かったのかなァ…。でも、うんと厚着をして早寝し、カラスカァと啼いて目が覚めたら、大量の寝汗をかいてまして、どうやら熱は下がった様子、まだフラフラしているんですが、何とか出社した次第です。大事に至らず良かった。此れから年末に向け、段々と忙しくなりますからね、寝込んじゃいられませんぜ。

さて、昨夕は僕、褥中にあって、横になってTVのニュースを見ていたんですが、日本の政界の醜態たるや、熱が上がるんじゃないかと謂う位に腹が立ちました。だって、片山さつき地方創生大臣、不明朗な政治資金報告書の問題で、幾度と無く訂正を連発してますでしょ。おまけに此のご仁、口利き疑惑があって、ご本人の音声テープまで出ているのに、白を切り通しているじゃありませんか。厚顔無恥とは此の事でありましょう。桜田五輪担当大臣は、オリンピックについて聞かれまともな国会答弁が出来ず、「知らない」を連発ですもんねえ。平井卓也内閣府担当大臣は、暴力団系企業から献金を受けたんですって。事実上の移民受け入れである、入国管理法を巡る国会答弁でも、政府側の対応は滅茶苦茶でして、具体的な話はちっとも出ませんでした。こんなにいい加減で良いんですかねえ…。

大体ね、外国の方に「魅力的な国は何処か」のアンケートを取った処、日本は63か国中51位だった由でして、アジアでは最下位なんですって。アベ総理は「クールジャパン」と嘯いてましたけれど、まるで人気が無いじゃん。でね、日本政府は主に、東南アジアから安い労働力をと考えているんでしょうが、例えばタイやシンガポールだって少子化なんですって。だったらねえ、日本に来る筈がありませんぜ。取らぬ狸の皮算用とは此の事でして、自民党の皆さんの、おつむの出来の悪さには呆れ果てます。しかもね、アベノミクスもとうとうメッキが剥がれまして、今夏のGDPって、年率-2・1㌫ですって。其れなのに消費税を10㌫に上げ、しかも将来は19㌫にすると謂う噂も飛んでいます。あのねえ、景気が悪いのに税金を上げてどうするの!?消費は冷え込む一方でしょ!最早常軌を逸しています。

僕、恐れている事がありまして、今、世界中が右傾化し、分裂の危機でしょ。昨夜投票のアメリカの中間選挙は、未だ結果が出ていませんけれど、どうやら上院は与党共和党が、下院は民主党が過半数になりそうでして、完全に割れています。イギリスはEUから離脱し、ケルト系のスコットランド・アイルランド・ウェールズは夫々、独立の可能性がありますでしょ。スペイン国内でも分離独立の動きがあり、ブラジルでは極右の大統領が誕生しました。そして南海の楽園、天国に一番近い島と呼ばれるニューカレドニア、此処はフランスの委任統治領でして、即ち実質的な植民地なのですけれど、昨日、独立するか否かの国民投票が行われました。結果は独立反対派が1万7千票差で勝利しました。でもねえ、此れって微差ですし、先住民族の独立運動って、もう半世紀以上やってますからね、次に投票したらひっくり返るかもしれませんよ。

実は、1980年代のニューカレドニアの独立運動派のリーダーは、フランス軍の特殊部隊から殺された可能性が極めて高いんです。こういう緊迫した状況になると必ず、敵対する相手を消せ、と謂うケースになりがちでして、こんなのねえ、国家の名は付いてますけれど、暴力団のヒットマンと変わりませんぜ。世界史を見ましても、古来から暗殺集団って沢山居たんですよ。かなり物騒ですし、決して許される事はありませんけど、今日の拙ブログは少しだけ其のお話を。

お釈迦様を産んだインドですけれど、何故か其の暗殺集団が多いのは歴史の不思議でありましょう。尤も、そんな物騒なお国柄だからこそ、逆にお釈迦様が産まれたのかも!?さて、其のインドの古代には、ヴィーシャ・カンヤと謂う美少女集団が居ました。幼い頃から少しづつ毒を飲ませて育てると。すると毒に対して免疫が出来ると。で、敵対する国の王様に仕え、食べ物に一服盛るんですって。怪しまれない様、一緒に食べるのですけれど、自分は毒に耐性があるので助かると謂う按配なんです。此の手の集団、世界中に居まして、枚挙に暇がありません。同じくインドのタギー。ナチス・ドイツが結成した「人狼」。セルビアのブラック・ハンド。イスラエルのナカム。凄いのはアメリカのマフィアでして、1930年代の事なのですけれど、24時間営業のコンビニで、暗殺依頼を受けていたそうで、此処まで来るともう、言葉もありません…。もっと凄いのはチェチェンでしょうか。此の国は何世紀にも渡りロシアから迫害を受け続けたんですね。其の犠牲者は何千万人にも達すると謂われているんです。とうとうチェチェンの160の部族が結集、山に籠り、ロシアに対しテロを繰り返すんですね。其処にマフィアやイスラム教徒も絡んでしまってさァ大変、2度に渡る大激戦を経て、国土の8割は崩壊しました…。現在は沈静化しつつあるんですが、其れでもロシアに復讐を誓い、国内外に潜伏しているグループも多く、全く予断を許しません。

分断や排除や憎しみからは、先のチェチェンの様に、何も生まれません。パーソナルな話で恐縮ですが、僕、もしかすると、他人様よりは嫌な思いを散々している方だと思うんです。今だって、嫌だなァと思う事は多々あります。でもね、人を恨んだって何も始まらないでしょ。青臭い理想論と嗤われそうですけれど、誰だって必ずや長所がある筈、ならば其処を認め、仲良くやる事って充分可能でしょう♡どんなに偏屈で気難しい人だって、長い時間を掛け話し合い、譲る処は譲り、相互理解を深めれば、何時の日かきっと、積極的は賛成はしなくとも、反対はしない筈、僕、そう信じているんです。感情をむき出しにして叱り付けても、互いに不快になり、溝が深まるだけでしょ。ならば怒りを感じてもぐっと堪え、ならぬ堪忍するが堪忍ですよ♡トランプの様に、移民が来る処に大量の軍隊を出すってのは、如何にも幼児的で下手糞な手段でしょう。僕、各国の首脳陣が忍耐と許容の心を持てば、様々な問題がどんどん解決すると思うんだけどなァ…、甘いですかね!?

或る「小倉日記」伝

めっきり寒くなりまして、読者の皆様、週末は如何お過ごしでしたか!?僕、北部九州縦断の旅と申しますか、色々と所用があり、移動移動の連続でありました。其れにしても、行けども行けども山又山、九州は広く雄大でござんすねえ。今更ながら実感しました。でね、1泊したんですが、其のホテル、何故かフロントのロビーでデカい亀を何匹も飼ってまして、変わってるなァ…。しかもね、朝食と夕食が付いて5000円行かないんですもの、経営は大丈夫なのか心配になりました。僕、朝食だけ頂いたんですが、焼き鮭に納豆、小さな卵焼きとお浸し、漬物にふりかけ、そしてご飯もお味噌汁も食べ放題、若い学生さん達が食堂に居ましたけれど、皆さんしっかり食べてたもんなァ。ホント、地方の民間企業は頑張っていると僕、とっても感心しました。

其れはさておき、九州新幹線で小倉で降りまして、其処から大分までの特急に乗り換える心算だったんですね。でも、折角小倉に来たんだし、快晴でもあるし、少しは散策するかと、小倉城を目指し、徒歩で向かったんです。お目当てはお城の直ぐ横にある、松本清張記念館でして、小体な建物なんですが、僕にとってはパワー・スポットなんですよね♡と申しますのも、松本清張先生、不惑の40歳を超えてデビューし、80を過ぎても書き続けた超人なんです。記念館に入って直ぐの処に、清張先生の諸作品を飾っているんですが、其の数何と700を越え、見上げる様な巨大パネルなんですよ。しかも、其れが全部の作品じゃないってんですから、いやはや何とも、恐れ入りましたm(__)m。又ねえ、清張先生の守備範囲の広さは物凄く、純文学系の作品あり、勿論ミステリーあり、男女の情念を描いたドロドロの復讐劇あり、古代史に近代史、ノンフィクションに評伝、絵画に写真に紀行文、そして国内外を飛び回り取材に講演、将にユーラシア大陸を思わせる程のスケールの大きさなんです。其れを40を超えてから成し遂げたんですもの、自分だってやれると、勇気づけられる事請け合いですよ!

未読の文庫本を大量購入、汗をかきながら駅に向かおうとしたら、北九州市立文学館がありまして、「描かれた西郷どん展」が開かれてました。僕、日本史の中で、西郷さんが一番好きですから、電車の時間が気になりましたが、こりゃ行くしかありません。絵画・文学・漫画・映画・お芝居・TV等々、西郷さんがどう描かれたかを展示してまして、非常に興味深かったです。とりわけ、名だたる文豪の多くが西郷さんを取り上げてまして、夏目漱石に内村鑑三、福澤諭吉に徳富蘆花、芥川龍之介に尾崎士郎、三島由紀夫に池波正太郎、司馬遼太郎に松本清張、林真理子に津本陽、そして僕の敬愛する海音寺潮五郎と、其の直筆原稿の多くを観られた上、西郷さんの直筆の漢詩まで展示してまして、いや~、眼福でした♡

吃驚しましたのは此の文学館、文庫本の出版までしてまして、小倉に所縁のある作家の本を順次刊行しているんですね。既に20冊近いそうで、僕、其処の売り子のお姉さんに色々と教えて貰い、とりあえず、鴎外と林芙美子と俳人の橋本多佳子の句集を買いました。本の荷物が増える一方でして、ヒイヒイ謂いながら駅に向かっていたんですが、矢鱈と文学碑が目に付くんですね。三山の 高嶺つたひや 紅葉狩り、此の杉田久女の句碑が先ず目に入りました。そして、森鴎外の旧居跡地、丸橋静子・横山白虹の句碑、詩人の仰木実に作家の劉寒吉の碑もあり、小倉駅の徒歩圏内に此れだけあるって、壮観ですよねえ。おまけに、松本清張記念館に北九州市立文学館がありますもんね。そう謂えば、設立から1世紀近く経つ文芸誌である「九州文学」、多くの直木賞芥川賞受賞者を輩出したんですが、此のリーダー達は皆、小倉の人達なんですね。しかも、北九州出身と謂えば、作家は此れだけじゃないんですよ。「花と龍」「麦と兵隊」の火野葦平、「復讐するは我にあり」の佐木隆三、「無法松の一生」の岩下俊作、芥川賞の若手作家、平野啓一郎でしょ。漫画家でも、「銀河鉄道999」の松本零士、「シティハンター」の北条司、「まんだら屋の良太」の畑中純を輩出しています。

映画監督や舞台俳優、ロックミュージシャンにお笑い、マスコミ関係に実業家、スポーツマンに学者と、書いていて切りが無い程、著名人を輩出しているんです。でも、北九州市って、人口が100万に満たない訳で、其の輩出率って、全国有数と思います。

でね、電車を待つ間、小倉名物の鉄鍋餃子、鯖のじんだ煮、玄界灘で獲れた鯵のたたきで昼間から生ビールをやりながら、僕、どうしてそんなに優れた人物が此の地から出るのか、ほろ酔いの頭で、とつおいつ考えていたんです。

此の地は古来から九州の要衝であり、古い古い昔から国際港だった、博多と下関と門司が非常に近いでしょ。恐らく、中国や韓国は勿論の事、東南アジアやシルクロードや欧州の文化も、奈良期には入っていたに違いありません。しかも戦国期は、西日本最大の大名だった大内氏の領土でした。此の大内氏、非常に京都に憧れる家柄でして、京文化を盛んに取り入れたんですね。又、近代になりますと、大製鉄所が出来、西日本一帯は勿論の事、全国各地から働き手が集まりました。様々な情報や文化が飛び交っていたのは間違い無いでしょう。実際、昭和30年代当時、小倉にある貸本屋や映画館の数って、全国トップクラスだったそうです。

此れだけ多くの刺激や情報が行き交い、其処で優れた感性の若者達が互いに刺激し合えば、そりゃ様々な芸術家が登場するのは必然でしょうねえ。と、外れているかもしれませんが、自分なりに結論が出て何だか納得、帰途に着きました。そして電車の中で思ったのは、当院も小倉の様にあらねばならぬ、と謂う事でした。幸い優秀な若者達は沢山揃っているんですから、より一層風通しを良くし、情報をどんどん与えれば、先輩も後輩も同僚も、皆が刺激し合い互いに成長し、当院は益々大発展出来そうです。よおし、今週も頑張るぞ!!

ポケット・ロケット 

先日、台湾の北東部で、大規模な列車事故が起こり、18人の方々が亡くなられました。此の場を借りて、謹んでお悔みを申し上げます。犠牲者は勿論ですけれど、ご遺族の事を思うと、僕、胸が張り裂けそうで、本当に可哀相に…。パーソナルな話で恐縮なのですけれど、僕、何度も訪台した事がありますし、大学院時代の恩師の先生は台湾の方でして、とっても可愛がって下さいました。僕の若書きの論文を、過分にも評価して頂き、「台湾青年」と謂う雑誌に掲載されたんですね。此の雑誌、日本や台湾は勿論、一応アメリカや欧州や南米でも売られてまして、身に余る光栄でした。ですから僕、台湾の事はとっても大事に思っているんです。無論、日本にとっても大事な国でして、だから余計に今回の事故、悲しいんですよね…。でね、本当に申し訳無く思う理由がもう1つありまして、此の列車事故、運転手のミスもあった様ですが、此の車両、日本製でして、設計ミスがあったとメーカーが認めたんですよね。許せんなァ。「本当にすみませんでした、申し訳ございません」と、一刻も早く台湾に行き、土下座して謝るべきでしょう。僕が謂っても如何しようも無いんですが、台湾の皆さん、本当にごめんなさい。

技術大国日本と謂うのも、何だか怪しくなった気がしますけれど、其れでも外国からは未だ評価が高い由、つい先日も、ドイツの与党の超大物、アルトマイヤー経済相が来日、精力的に会談をされていました。此れ、どうやら、EUの代表として、我が国との連携--技術や経済や人的交流等々--を深めたい由でして、いや~、良い事ですよね♡年内にはメルケル首相も来日される由、どうもね、中国やアメリカに押されっぱなしでは拙い、ドイツの特徴は物造りにある、ならば同等のポテンシャルを持った国は何処だ、と謂う訳で、我が国に白羽の矢が立ったそうでした。うん、ドイツにベンツやフォルクスワーゲンがあれば、日本だってトヨタやホンダがありますもんね。両国の絆が深まれば、画期的な新製品が生まれるんじゃないかしらん。日本もね、何時までもアメリカ一辺倒じゃ宜しく無いですぜ。だって、今度の拙ブログで書こうと思ってるんですが、彼の国では今、「部族主義」と謂う言葉が流行ってるんですって。此の「部族主義」、其のまんまの意味でして、人種や地域や宗教でカテゴライズし、其処に属さない人は一切認めない、そういう考え方だそうです。ですから例えば、「白人・ボストン在住・プロテスタント」以外の人は全て排除、黒人やインディアンやアジア系にヒスパニック、そしてカソリックを信じる白人ですら認めないと。恐ろしい発想ですよ。でも、其の考えを推し進めると、様々な人種が混在する、アメリカと謂う国自体の否定でしょ。こんな連中と付き合っていて、ホントに大丈夫ですかねえ!?

話をドイツに戻しまして、今、同国内で大人気の電動バイクがあるんですね。余りの人気で、来年再来年には、EUやアメリカでも販売するそうです。「ポケット・ロケット」と謂うバイクなんですが、とっても機能的で可愛らしいデザインでして、筒の様なフォルムをしているんです。最高速度80㌔、1回の充電で80㌔走る由、うう~ん、僕も欲しい♡

ところで僕、バイクは高校生の頃に無免許で散々乗り回してまして、幸い無事故でしたし、充分反省していますし、もう時効なんで、どうぞお許し下さいm(__)m。さて、此のバイクにもお国柄ってあるんですよね。僕、昔からミリタリー系のプラモデルが大好きなんですよ。第二次世界大戦中の各国の軍用バイク、相当造ったなァ。何だか懐かしいんですが、先ずはドイツですけれど、有名なのは矢張り、BMWですねえ。此れ、非常に画期的でして、サイドカーなんですね。しかもね、サイドカー側の車輪も、サイドカーの乗組員が操作出来ると謂う設計でして、しかも3人乗り、第二次世界大戦時の傑作バイクでした。流石は物造り大国ドイツですよね。

凄いのはソ連でして、「ウラル」と謂うバイクなんですが、先のBMWにそっくりなんです。と謂うか、其のままなんですが、何とまァ、スパイをBMWの工場に秘密裏に潜入させ、設計図から部品から工具まで、全て盗んじゃったんですよ。殆どと謂うか犯罪行為其のものなんですが、今のロシアの大統領もスパイあがりですからねえ、此れ、一種の伝統?なのかも。

イギリスはノートンやトライアンフ、何れも老舗の超一流メーカーでして、何処と無く粋なバイクなんですよ。兎に角故障が少ないので有名でした。フランスも興味深いんです。多民族国家を象徴するかの様に、フランスのプジョーが主体なんですが、車体はイタリアのベスパのスクーターを使い、アメリカ製の大砲を横にくっ付けると謂う荒業でした。でもね、流石はフランス、武骨な軍用バイクの筈なのに、何だかお洒落な車体に仕上げているんですよね~。

アメリカはハーレーダビッドソン、此の国らしく大型バイクでして、燃費なんて何も考えてないんですよね。此れも我が国らしいなァと苦笑するんですが、日本陸軍が使用していた「陸王」と謂うバイク、此れはハーレーのコピー商品でして、当時はまだまだ技術力に劣っていたんですね。尤も、我が国の名誉の為に申し添えますと、今の米軍が使っている軍用バイクは、カワサキやスズキやホンダでして、日本製ばかりなんですよ。こんな事を書いてましたら、何だか変わったバイクが欲しくなりました。僕、一番欲しいのはケッテンクラートでして、此れ、バイクなんですが、車体の後部は何とキャタピラなんですよ。バイクとトラクターと戦車が合体したかの様なフォルムでして、1度見たら忘れられませんよ~!

さて、此れから段々と寒くなりそうですけれど、皆様、素敵な週末をお過ごし下さい。僕、県外に出る予定でして、防寒対策をして、行って参ります。其れでは皆様、暫しの間、ごきげんようさようなら(^.^)/~~~
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