❁ flowers in the shade ❁

止めどなく果てしない劣化と申しますか、八岐大蛇の断末魔の叫びと謂いますか、其れにしても現政権の体たらく、目を覆わんばかりの物があります。妖怪面の菅官房長官は定例の記者会見において、「ここは質問に答える場所ではありません」と対応していました。あのねえ、記者会見で質問を禁じるって、じゃあ何の為に報道陣を呼ぶんですか!?しかも、自分の著書の内容について問われ、「知りません」って、もうねえ、アンタ本当に大丈夫!?新任の、江崎沖縄北方担当大臣も酷いですねえ。閣議の前に、周囲が止めるのも聞かず、景気付けだと思い切り飲酒していたそうです。挙句の果てには、天皇陛下の前での認証式においても、シャンパンをがぶ飲みしていた由、コイツ、戦前ならば不敬罪で監獄行きは確定でしょうねえ。答弁も知的レベルの低さが露呈していまして、「お役所の原稿を読ませて頂く」「北方領土に関して自分は素人」「報道陣はTVカメラを勝手に回すな」、ですって。あのねえ、此れじゃあ、新橋辺りでネクタイを額に巻いて、おだを上げ泥酔しているサラリーマン以下ですよ。またねえ、此のインテリジェンスが無い連中を登用した、偉大なるアベ総理も、輪をかけて酷いもんです。加計学園の問題では終始一貫して大嘘を付き通し、此の不景気の中、公務員の給与は上げ続け、長崎の被爆者の方々からは、「あなたは何処の国の総理ですか」と詰め寄られる体たらくでして、は~あ、もう年貢の納め時、とっとと辞めたら良いのに…。未練がましい男はモテないぞ~。僕、此の魑魅魍魎どもの、卑しく下種な面付きを見ているだけで、深い溜息が出ますし、次に激しい怒りが込み上げて来ます。超高齢化社会により、此の国の根本が揺らいでいます。おまけに、原発のメルトダウンは放置したまま、赤字国債は1000兆を超え、貧富の差は広がる一方で年金は貰えませんよね。こんな無為無策かつ無能な為政者達に、此の国の舵取りを任せていて良いんでしょうか。

朝から不快な話題で、大変申し訳ございませんm(__)m。話を変えまして、僕、昨晩、旧知の偉い方と、会食する機会があったんですね。博学博識であり、国際的にも認められ、文武両道のスポーツマンであり、其れをちっとも鼻にかけない温和な人格者でありまして、僕とは正反対なのですけれど、こういう方とお酒を酌み交わせると謂うのは、人生の幸せの1つでありましょう。思い出話に花が咲き、笑いあり涙あり談論風発、楽しい一夜でありました。其の折、僕の亡母の話になったんですね。其の方が若い頃、亡母から如何に影響を受けたかと謂う事を拝聴したんです。僕、不肖の息子ですけれど、亡母に対し過分な褒め言葉を賜り、恐縮するばかりでありました。先生、本当にありがとうございましたm(__)m。機会があれば是非又お供させて下さいm(__)m。しかしねェ、其の方は僕の生家に幾度となく泊まられたのですけれど、其の折に、亡父が新しい下着をおろしてくれたと。そうしましたら、当時の亡父は齢60を過ぎ、もう耳順の年齢なのですけれど其の下着、燃える様な深紅のスケスケブーメランパンツだった由、そりゃセクシーにも程があるでしょ!将に備えあれば憂い無しなんですが、僕、顔から火が出そうでした。先生、大変失礼致しました…。

僕、帰りの車中、酔眼朦朧としながら思いましたのは、文化の伝播や継承と申しますか、人が人に及ぼす影響力って凄いんだなァと謂う事でした。其処で想起したのが、先日訪れたばかりの、神田神保町の事だったんです。

明治の文豪夏目漱石、彼には多くの門弟が居ました。漱石は多忙であり、来客も非常に多かったですから、弟子達が訪問して良いのは、木曜日の午後のみと決めたんですね。其の結果、付いた名前が木曜会と謂う訳なんですが、流石は漱石でありまして、門下生は誠に多士済々なんですよね。文学界からは芥川龍之介、内田百聞、野上弥生子、鈴木三重吉。翻訳家の森田草平。哲学者であり美術に造詣の深かった安倍能成。名著「古寺巡礼」を書いた思想家の和辻哲郎。物理学者の寺田虎彦。俳句界の大立者である高浜虚子。此の錚々たるメンバーの中に、何とロシア人も居たんですね。セルゲイ・エリセーエフと謂う方なんですが、此の人、ロシアの大富豪の家に生まれ、ベルリン大学に留学中、訪れたパリ万博で日本文化に触れ、日本留学を志すんですね。東京帝国大学文学部に入学後、漱石に師事したと謂う訳なんです。帰国後、サンクトペテルブルグ大学、ソルボンヌ大学、ハーバード大学で教授を歴任、日本文学を世界に紹介した大学者であります。此のセルゲイ教授、アメリカに居る時、米軍の神田神保町空襲を阻止したと謂われています。教授は東大の本郷キャンパスで学んだ訳で、其処から神田神保町までは指呼の距離、此の世界一の古書街を知らぬ筈が無く、1人の老学者が、日本文化を守ってくれたんですねえ…。

其のセルゲイ教授の教え子に、ドナルド・キーンさんやサイデンステッカーさんがいらっしゃいます。共にアメリカ人でありながら日本に永く住んだ偉大な学者なんですね。キーンさんは、ケンブリッジ大、東大、ミドルベリー大、慶應に早稲田に同志社の名誉教授でありまして、今では日本国籍をお取りになり、松尾芭蕉から三島由紀夫まで、日本文学を全世界に紹介した、偉大なる文学者です。サイデンステッカーさんは、コロンビア大学教授でありまして、「源氏物語」を英訳、そして谷崎潤一郎と川端康成を全世界に紹介しました。川端先生は「雪国」でノーベル文学賞を受賞されましたけれど、其の英訳がサイデンステッカーさんなんですね。

そして、キーンさんやサイデンステッカーさんの教え子達も又、日本文学の語り部として、大活躍されています。アイルランド生まれのピーター・マクミランさんは、10を超す大学で教鞭を取り、「百人一首」と「伊勢物語」を英訳、全世界の称賛を浴びました。九州大学を経て東大で学んだロバート・キャンベル博士は、現代日本文学の翻訳者であり、NHK等、TVでご覧になった方も多いのでは。三島由紀夫研究の第一人者、テレングト・アイトル博士はモンゴルのご出身。オランダ生まれのウェスタホーヴェン弘前大学教授は、村上春樹のオランダ語訳で脚光を浴びました。ジャン・ジャック・オルガスさんは、フランスの森鴎外研究者であり、パリ大学で多くの学生を育てました。ブルガリアのツベタナ・クリステワさんは、同国語で太宰治の諸作品や「枕草子」を訳し、東大で博士号を取り、現在は国際基督大学教授。アメリカの超名門、イェール大のスティーブン・スナイダー教授は、永井荷風の諸作品の英訳で知られます。「太平記」「平家物語」の英訳者は、カリフォルニア大学博士のヘレン・クレイグ・マッカラさん。ロイヤル・タイラーさんは、ノルウェイ・アメリカ・豪州の大学で教え、新たな解釈で「源氏物語」を訳し、これまた絶賛の嵐でした。まだまだ大勢いらっしゃるんですが、泣く泣く割愛させて頂きます。漱石の弟子だったセルゲイ教授が、明治時代に撒いた種が、平成の今、世界中で大輪の花を咲かせたんですねえ❀僕、若輩者で未熟者ではありますが、何時か当院をリタイアする日が来る訳で、其の時は、キーンさんやサイデンステッカーさんを見習い、是非人材を残して辞めたいなァと、肝に銘じています。

さて、当院はカレンダー通りのスケジュールでありまして、8月13日から15日までは休診となります。僕自身も、墓参に初盆のお参りに愛犬の散歩と中々多忙ですけれど、精一杯頑張って来ます。其のお休み中、何処かで1度は拙ブログを更新する心算です。其れでは皆様、熱中症にはくれぐれもお気を付けになって、素敵な週末をお過ごし下さい(^.^)/~~~

✾ ampelopsis ✾

連日猛暑が続きますけれど、皆様如何お過ごしでしょうか!?さて、此処は随分と涼しそうと思うんですが、カナダの森林地区のアルバータ州で、1億1千年前の鎧竜の、極めて良好な化石が見つかったんですね。以前の拙ブログで少しご紹介したんですが、此の鎧竜、全体の骨格がはっきり分かる程でして、海底に沈んでいたのを引き揚げ、6年間掛けて復元したそうです。精密に検査した処、鎧竜は、自分の身体の色を変える事が出来たのでは、と謂う事でした。どうやらね、ティラノザウルスの様な捕食動物から身を守る為、黒い体色を赤茶色に変え、岩の様に見せていた由、いやァ、所謂擬態でありましょう。でも此の鎧竜、1㌧を超す大きさなのに、其れが体色を変えるだなんて、圧巻ですよねえ。

つきぬけて 天上の紺 曼珠沙華、今日のお話は、色にまつわる私事で恐縮なんですが、僕、久方振りに絵を買いまして、今、オフィスに置いているんですが、此れが大層素敵なんですよ~♡ ampelopsis 、「野葡萄」と謂うタイトルでして、確か4号サイズですから余り大きく無いのですけれど、髪をアップにした女性の横顔を濃紺で描いており、バックは金色、そしてビビッドな色合いの野葡萄が飾られ、とっても素敵な作品です。一瞬クリムトを思わせますけれど、彼程の退廃さや、濃厚な性の薫りはありません。寧ろエバー・グリーンでありイノセント、何だか青春の輝きを感じますねえ。此の優れた絵は、大分の画家の藤原亜南先生の作品なんです。藤原先生は、ニューヨークで個展をされ、国際交流基金を通じて、パリやトロントやニューデリーで展覧会をされるなど、世界的にも活躍されているんですよね。僕、先生の絵は数枚持っているんですが、岩絵の具を使用した作風なんですね。特に棚田の絵は、特筆すべき素晴らしさなのですけれど、岩絵の具って、鉱石を砕いて顔料に混ぜて使いますから、立体感がありまして、藤原先生の鮮烈な色彩感覚が、より一層引き立つ気がします。今回の「野葡萄」の濃紺って、ラピスラズリ辺りかしらん!?でも、何度見ても良いなァ…。でね、僕、先生とお知り合いになってメールのやり取りをさせて頂いてまして、優れたアーティストの方とお話出来るなんて大変光栄なんですが、先日、お酒を頂いたんですよ。先生のお住まいの処の銘酒でして、僕もお返しに「千羽鶴」と謂う大分の地酒を贈りました。僕、つくづく思うんですが、こうした民間の繋がりを深めるしか、此の国の将来は無いと感じます。

拙ブログでは再三再四、少子高齢化や年金、原発の後始末に赤字国債等々、シリアスな問題を取り上げています。かっては親方日の丸で何とかなったんでしょうが、今や其れは夢物語でしょ。だって、国の財政が立ち行かないから、人様が亡くなった時に、「死亡消費税」を検討してるってんですから堪りませんぜ。死亡時に残った遺産に税金を掛ける由でして、全国民が対象だそうですよ~。こうなったら僕、死ぬ前に全部使いきってやる~!地獄の沙汰も金次第とは謂いますけれど、此れでは三途の川の奪衣婆ですよ。此の婆さん、三途の川の渡し賃である六文銭を取る役割なんですね。其のお金が無ければ、亡者の着物を剥ぎ取るのですけれど、滅茶苦茶でありまして、何だか日本の国のやり方って、其れに似ていませんか!?此処まで来ますと、とても国には頼れないと謂うのが僕の考えなんですが、読者諸賢の皆様方、如何思われますか?

でね、国を良くするには、先に触れました、民間の繋がりであり、自立であり、福澤諭吉先生が謂う処の、独立自尊しか無い、そう感じられてなりません。ところで僕、都内の定宿にしているのは、ホテルオークラなのですけれど、此処は流石に、お財布と相談の上でなくては泊まれません。かっては僕、都内の出張が本当に多かったですから、東京の主だった処は殆ど泊まったんですね。四ツ谷、市ヶ谷、恵比寿、目白、新宿、渋谷、赤坂、両国、浅草、上野、千駄ヶ谷、東銀座、日本橋、池袋、新橋…。僕、東京のホテル評論家になれると思いましたけれど、とうとう発見したのが、人形町にある、シティペンションゼムと謂うホテルだったんですね。個人経営の古びたホテルなんですが、価格帯、利便性、食事、ホスピタリティ、サービス、都内で1番と思いました。地下鉄が4本走り、都内の殆どに行けるんですよね。東京駅も銀座も浅草も近く、羽田や成田までバスで1本です。ホテルで自転車を借りまして、直ぐ近くにはお蕎麦屋さん、洋食屋さん、鳥鍋の名店、焼き鳥屋さんにお鮨屋さん、バーに居酒屋、中華にイタリアンにフレンチに和菓子とあり、何処も美味しく、〆は勿論人形焼、こんなに食べてちゃ太りますよね。僕もう、25年近く贔屓にしているのですけれど、口コミと謂いますか、ジワジワと人気に火が付き、今では予約も中々困難ですもんね。

大分に目を向けますと、先日此の旅館の本が出たばかりなんですが、大分の湯平温泉の山城屋さん、此処は大人気なんですね。山奥にあるんですが、「日本の旅館部門」で満足度が全国3位、「外国人に人気の旅館」で全国10位となりました。湯平温泉、僕も何度か行った事はありますけれど、確かに良い処ではありますが、些かと謂うかかなり不便なんですよね。都内から湯平温泉まで、飛行機にJRにバスを乗り継いで、矢張り4時間半は掛かるんじゃないかなァ。さて、山城屋さんは、兎に角サービスが徹底していまして、英仏スペインポルトガルの4か国語対応であり、YOUTUBEで旅館までのアクセスを紹介、客室のTVで観光案内、美味しい食事と大自然、アットホームな対応にレトロで落ち着いた雰囲気、そして満天の星空の下、天然温泉の露天風呂って、そりゃあリピーターも続出しますよねえ♨僕、何だか無性に行きたくなりました~!山城屋さんのフェイスブックを見ましたら、多くの人々からのコメントが多数寄せられていたのですけれど、まァ国際色豊かなんですよ。日本は勿論の事、香港台湾韓国中国、ドイツフランスアメリカスペイン、中南米もあり、中近東のペルシャ文字までありまして、もう僕、読めませ~ん。山城屋さん、外務省のお偉いさん達や外務大臣より、国際交流に余程役立っている気がしてなりませんよねえ。

閑話休題、島根県の海沿い、松江の近くに、足立美術館があります。雛には稀なと申しますか、此の美術館、日本画の重鎮である横山大観のコレクションと、美しく広大な日本庭園で広く知られていまして、年間50万人以上の観光客が訪れます。僕、亡母と清遊した思い出の地でもあるんですね。さて、此の美術館の裏手に、「竹葉」と謂う老舗の人気旅館があります。ところが此の旅館、足立美術館と謂うコンテンツがあるのにも関わらず、閑古鳥が鳴いていたと。其処で若女将が一念発起、大借金をして大改装、自ら広告塔となり県内を廻ったとか。そして、若女将自ら、地元の安木節、即ちどじょうすくいを宿泊客に踊ると謂うサービスを提供、此れが外国人観光客に大受けでして、今では予約するのに2カ月待ちの大人気だとか。若女将のどじょうすくい、僕、YOUTUBEで拝見しましたけれど、何だか志村けんを思わせるユーモラスな所作でして、感心しましたねえ。そして、其の人気故か、ローカル放送ながら、綾瀬はるかとCMで共演した由でして、将に細腕繁盛記、いやはや何とも、大したバイタリティでありましょう。

此の国の礎、そして未来は、民間人の繋がりと活力に尽きるでしょう。よおし、其れでは僕、より良い人材を獲得すべく、此れから採用面接に行って参ります、頑張ります!

♡ なみだ恋 ♥

炎天を なきぬれてゆく 蟻のあり、いやァ、今日の大分は猛暑を超えて酷暑らしく、午後は38度近くまで気温が上がるとか。こりゃ堪りませんねえ。山の避暑 かはりがはりの 泊まり客、こんな暑さなら、湯布院でも天ケ瀬でも九重でも、鄙びた温泉地に行って汗を流し、爽やかな風の中、山女魚の塩焼きを摘みながらよおく冷えた麦酒でも呑んで、のんびり午睡でも出来たら、さぞかし気持ちが良いでしょうねえ。は~あ、誰か僕を連れて行って下さ~い!?

其れはさておき、暗然たる気持ちになったんですが、全国の花火大会って、年々歳々、減少の一途とか。此れ、どうやらスポンサードしてくれる企業が減っているからだそうで、景気は依然悪いままなんですね…。って、アベノミクスなんて大嘘じゃん!しかもね、今日から始まる野球の甲子園大会、99回目を数える、日本の夏の風物詩ですけれど、益々の人気に関わらず、野球少年は減少しているんですって…。此のままでは、少子化も相まって、将来は球児の姿を見る事も少なくなるのではと謂われています。幼い頃から、野球をこよなく愛して来た僕にとっては、本当に寂しい限りなんですが、実は此れも、景気の悪さが、極めて重要なファクターなんだとか。どうやら、野球をしたい子供はまだまだ沢山居るそうなんですよ。でも、野球って、グローブにスパイクにバットにユニフォーム、結構お金が掛かりますから、貧しさ故に断念する子も多いんですって。子供がやりたいスポーツも出来ない、しかも其れが貧困故にって、アベノミクスなんて大嘘じゃん!!テメエ馬鹿野郎この野郎、自分のオトモダチの為に、獣医学部なんて新設してる場合じゃありませんぜ。

其れなのに其れなのに、内閣府の出している試算、僕、拝見しましたけれど、薔薇色の輝かしい未来が書かれていまして、其の脳天気ぶりには呆れ果てました。だってね、2025年まで毎年、3・5㌫の経済成長が続く由でして、そんな筈が無いでしょ!だって、日銀が国内株を買いまくると謂う、滅茶苦茶な禁じ手まで使っておいて、アベノミクスの max の経済成長が2㌫だったじゃありませんか。しかも、此れから又、消費税の増税をやる積もりなんでしょ。消費が冷え込むのは自明の理でして、もう僕、アベ政権の面々の馬鹿面を見るのが、ホトホト嫌になりました。大体ね、2025年には、日本の人口は700万人の減、そして働く人は7000万人まで減少します。しかもね、65歳以上の人は3500万人、其のうち1200万人は認知症と謂うデータが出ています。僕、こんな悲惨な数字を前にし、しかも人口が激減するのに、議員や公務員は減らさない訳でしょ!?何故、どうして、薔薇色の未来があるのか、自民党の皆さんに是非聞きたいですよ。ホント、己の分際を知る、身の程を弁えると謂う言葉がありますけれど、1000兆を超す赤字があり、原発はメルトダウンしたまま垂れ流しでしょ。経済格差も年金問題も少子高齢化も、何1つ未解決なままな訳で、其れで東京五輪だなんて、浮かれている場合じゃないと思うんですけどねえ…。

僕、此の国の復興は、民間に任せるしか無い、政治家や官僚はお願いだから何もしないで、と謂うのが持論なんです。大体ね、政治家も官僚も、僕達の税金でご飯を食べている訳で、其れがこちらに、ああしろこうしろと指図するだなんて、ホントにおかしな話と思うなァ。でね、此処から急に話が変わるんですが、演歌歌手の方が、無為無策の高級官僚どもより、余程モチベーションが高いですよ♪例えば吉幾三さん、「酒よ」「俺ら東京さ行くだ」、そして「雪國」と、ヒット・ソングを連発した大物であります。其の吉さん、来年65歳になるそうですが、歌手生活45周年なんですって。其のイベントが終わり次第、海外留学へと旅立つ由、音楽修行として、南米・キューバ・アメリカを廻るそうでした。其の英断に、心から拍手を送りたいですけれど、僕、吉さんって、音楽センスの良い人だと前々から思っていたんですよ。「俺は田舎のプレスリー」なんて、ロック歌手以上にロックな歌詞でしたもんね♪しかも、代表曲の「雪國」なんて、イントロがエレキのツイン・ギターでしょ。しかも、ディストーション--わざと音を歪ませる効果です--を掛けるだなんて、こりゃもう演歌のアプローチじゃありませんよ。そして吉さんが訪れるキューバは、僕の大好きなソン、と謂う音楽があります。複合的なリズム、哀愁がありながら乾いたメロディ、そして情緒たっぷりの歌詞でして、演歌とは親和性が高いんですね。だって、ソンの代表曲に、「ラグリマス・ネグラス」と謂う、1世紀近く唄い続けられている名曲があるんですね。此の歌詞は、♪貴方が行ってしまってから 私の頬を流れるのは黒い涙 私の人生は漆黒の闇♪と謂った塩梅でして、演歌に似てませんか!?吉さんは自ら曲を書く方ですから、帰国後の新曲が楽しみです♪

「舟歌」「雨の慕情」「おんな港町」の八代亜紀さんも負けてはおりません。60を超えて初めてジャズ・ソングに挑戦、世界75か国に同時配信し、香港・シンガポール・台湾ではTOP10入り、マレーシアでは堂々の第1位を獲得しました。そしてね、僕、本当に吃驚したんですが、ニューヨークに、「バード・ランド」と謂う超名門のジャズ・クラブがあるんです。カウント・ベイシーにコルトレーン、マイルス・デイビスにアート・ブレイキー、ジャズ史に名を残す巨星達が皆出演した伝説のクラブなのですけれど、八代さん、其処で唄ってましたもんねえ♪しかも、ブルーズの本場、アメリカのメンフィスでレコーディングとライブを行い、へヴィ・メタルの曲も唄いましたもんね。いやはや何とも、66歳にして此の向上心、脱帽最敬礼でありますm(__)m。

「津軽海峡・冬景色」「天城越え」「ウイスキーがお好きでしょ」の石川さゆりさん、僕、ファンなんですが、彼女のバイタリティも凄いです。椎名林檎・奥田民生のロック歌手、フォーク系の山崎ハコや森山直太郎やコブクロ、民族音楽にも造詣の深い宮本和史、多彩な作品群で知られるバンド「くるり」、彼女は演歌の枠を超え、其れらの優れたミュージシャンの曲を唄って来ました。石川さんの今度の新譜は、細野晴臣に矢野顕子と組んでおりまして、此れ、昔懐かしYMO、テクノ・ミュージックですよね。しかも、レコード・ジャケットを書いたのはエル・ボッチョ、ドイツはベルリンのストリート・アーティストでして、壁画の様な一種独特なタッチの絵柄であり、中々カッコ良いんですよ。僕、上記のベテラン演歌歌手の皆様の、果敢なチャレンジ精神に敬意を表します。

「変わらずに生き残る為には、自ら変わらねばならない」、此れ、有名な言葉ですけれど、演歌にせよ日本国にせよ、同じ事ですよね。此の国の経済が駄目ならば、外貨を稼ぐ位のやる気がなくてどうすると思いますし、実際、自動車や家電やパソコンやカップヌードル以外にも、世界的ベストセラー商品って沢山ありますもんね。金鳥の蚊取り線香。養命酒。マブチモーター。味の素。龍角散。ムヒ。わかもと。アフリカの国民食と謂われるゲイシャ印の缶詰、此れはトマト味の鯖缶であります。しかし、これ等の世界的なロング・セラー商品、政府や官僚の関与は全くありませんよね~。

此れからの日本は、未曽有の国難と感じます。其れを克服すべく、日本の民間人の総力を結集せねばと、僕、つくづくそう思えてなりません。よおし、先ずは頭の上の蠅を追えでありまして、僕の出来る事を精一杯頑張ります。では、気合を入れ直し、会議に行って来ます!

♥ You only live twice ♥

船頭の 棹とられたる 野分哉、超大型の台風5号は現在、高知の足摺岬沖を北上中です。今後は日本を縦断、関東も夕方から雨の由、皆様、被害は無かったでしょうか!?此処大分市内は、どうやら直撃を免れた感がありますけれど、日田や佐伯等では避難勧告が出ていまして、どうぞ皆様、努々ご油断されず、天気予報には充分お気を付け下さいませ☂

さて、週末はそんなお天気でしたから僕、体調も余り優れませんでしたし、晴耕雨読の顰に倣い、惰眠を貪るか読書かの二者択一、お蔭で腰や首が痛いです、トホホ…。其れはさておき、先週の東京出張で購入した本を読み耽っていたのですけれど、矢張り都心は便利ですよね。地方では入手が難しい本が、いとも簡単に手に入りました。「甲斐犬の真髄、ここにあり。」、此の本、甲斐犬に魅せられた方が、70年間飼い続けた其の歴史でありまして、いや、感動でした。何の得にもならない事を、ただ好きだからとひたすらに打ち込む情熱って、人の胸を打ちますよね。どの世界にもそういう奇特で素敵な方っているんですよね。ボクシングならジョー小泉。ラグビーなら小林深緑郎。戦車なら斉木伸生。映画なら雑誌の「映画秘宝」。文豪永井荷風の研究ならば秋庭太郎。野球なら小関順二に安倍昌彦。此の先生方の書く物には間違いは無く、僕、全幅の信頼を置いています。只、其の対象が好き過ぎて、もういっちゃってるんですよね。例えばボクシングのジョー小泉さん、各国のボクサーの言葉が分からなくてはと、確かもう、6か国語を喋れますもんね。元々は神戸製鋼のエンジニアでしたが、ボクシングの研究の為、ロボット・アームを造っていましたもんねえ…。野球の安倍昌彦さんもぶっ飛んでまして、投手の球質を知りたいと、自ら捕手としてどんな田舎にでも行き、球を受けるんですもん。時折骨折してますが、其れも名誉の勲章なのでしょう。でも、其れだけ好きな物があるって、羨ましい限りです。

さて、先週訪れたのが、世界一の古書街、神田神保町ですから、色々と購入したのですけれど、今回は何故か、女性作家の物が多かったんですね。林芙美子、有吉佐和子、宮尾登美子、藤原てい、各先生方の諸作品でして、いやはや何とも、其のパワフルさには圧倒されるばかりでした。林先生の代表作である「放浪記」の冒頭なぞ、「私は宿命的に放浪者である。私は故郷を持たない。」ですもんねえ。好きな男が出来たら、夫を棄ててシベリア鉄道に飛び乗り、パリまで行っちゃうんですもん。ロックですし、なまじいの男じゃ、喰い殺されそう…。有吉先生は父君の転勤でインドネシアで育ち、ニューヨークにハワイに中国、中南米諸国にニューギニアに欧州を歴訪、本当の国際人でありましょう。宮尾先生は古希近くなってエジプト取材旅行に行き、大作「クレオパトラ」を書くんですから、其のパワフルさには脱帽であります。又、藤原先生の名作「流れる星は生きている」では、幼子2人を連れ、女手1つで満州~朝鮮半島~日本と生還するお話ですから、将に母は強しでありましょう。

でね、僕、今回の目玉は、新潮文庫で先月出たばかりの1冊だったんです。「「ある奴隷少女に起こった出来事」 ハリエット・アン・ジェイコブス著 堀越ゆき訳、此れ、世界中の人に読んで欲しいぐらいの名作です。後でうちの病院の図書館に寄付しとこうっと。さて、粗筋を簡単にご紹介しますね。時は19世紀のアメリカ南部、黒人奴隷の少女のお話であります。作者の自伝なのですけれど、奴隷主である卑劣かつ残虐極まりないアングロサクソンの白人男性から、幼い頃から様々な虐待を受け続けたと。そして、別の白人男性の子を身籠り出産、隠れ家での7年に及ぶ逃亡生活の後、子供達と共に、自由の街ニューヨークを目指すのですが、彼女の運命や如何に、と謂う凄まじい実話でした。本作は全米で大ベストセラーの由、いやはやしかし、当時の人種差別の凄まじさ、知ってはいましたけれど、想像を絶する域でした。其れにしても、此の境遇に置かれながら、ハリエットさんのビビッドな文章はちっとも風化していませんし、彼女の強さには、心の底から感嘆しました。

僕、単純なフェミニズムの徒ではありませんけれど、女性の方が男性より優れている処は沢山ある訳で、より一層の社会進出を望んでいます。此の国にも、早く女性総理が現れれば良いと思いますし、僕、女性天皇でも何の問題も無いと思うなァ。さて、映画を観れば世相が分かりますから、近年のハリウッドも、随分と様変わりした気がしてなりません。現在、映画界を席巻しているのは、所謂アメリカン・コミックを原作とした物でありまして、「キャプテン・アメリカ」「X-MEN」「アベンジャーズ」と謂った諸作品なんですね。何れも全世界でメガ・ヒットを連発しているのですけれど、女性が主役の物って皆無だったんです。ところが、今回「ワンダー・ウーマン」と謂う作品が世界公開され、大ヒット中なんですよ。日本公開は8月25日なんですが、主役のワンダーウーマンは、ガル・ガドットさんが演じる、強くカッコ良くセクシーな女性♡でして、監督さんも同じく女性、此れがメガ・ヒットって、ハリウッドの常識を覆した快挙と思います。早く観たいなァ…。

でもね、男性の方が生物学的に弱いのは既に分かっていた事ですし、もうね、映画界の変化の兆しは、既に現れていました。世界最長の映画シリーズである007、此れにはボンド・ガールと呼ばれる女性キャラクターが、第1作からずうっと登場しています。007シリーズが始まったのは1962年の「ドクター・ノオ」からですけれど、以来55年間、ボンド・ガールの姿は、どんどん進化して行きました。「ドクター・ノオ」では、グラマラスでセクシーなセックス・シンボル、と謂う設定でした。此の傾向、ずうっと続くのですけれど、85年の「美しき獲物たち」のボンド・ガールは、屈強で大柄な黒人女性の殺し屋、しかも角刈りでして、ジェームス・ボンドより余程強そうなんですね。95年の「ゴールデン・アイ」では、将にファム・ファタールと申しますか、妖艶な色仕掛けで男性を誑し込み、両の太腿で絞め殺すと謂う、とんでもない悪女が登場します。99年の「ワールド・イズ・ノット・イナフ」になりますと、ボンド・ガールは、007を精神的に操るフランス美人でしょ。2002年の「ダイ・アナザー・デイ」では、はっきりとボンドより仕事が出来る、黒人女性スパイが登場します。2012年の「スカイ・フォール」では、欧州とアジアのハーフがボンド・ガール。2015年の最新作、「スペクター」では、何と51歳のボンド・ガール、イタリアの宝石と呼ばれる、グラマラスかつ豊満極まりない熟女の美女、モニカ・ベルッチが007を手玉に取ります。もう、ボンド・ガールでは無く、ボンド・ウーマンと呼ぶそうなんですよ。又、本シリーズには、ミス・マニーペニーと謂う重要な脇役が常に出ているんですね。現在の007のミス・マニー・ペニーは、ナオミ・ハリスと謂う、ジャマイカ生まれロンドン育ち、ケンブリッジ大学を出た、スタイリッシュな黒人女性が演じています。先にご紹介した「ある奴隷少女に起こった出来事」から1世紀が過ぎ、黒人女性の地位は、此処まで向上したんですねえ…。

さて、当病院では勿論、女性の方が圧倒的に多い訳です。当院の才媛や淑女の皆さんが、より働き易い職場になる様、今後とも精進を続けて参りますので、読者の皆様方のご指導ご鞭撻の程、何卒宜しくお願い致しますm(__)m。

☾ Twilight zone ☾

読者の皆様、おはようございます!僕、昨日、無事に都内から戻って参りました。おっと、其のお話の前に、拙ブログの総拍手数が、54万を超えていまして、何時も何時も本当にありがとうございますm(__)m。どなたからこんなに拍手を頂いているのか、僕には皆目分からないのが残念でならないんですが、本当に嬉しく思いますし、全ての読者の皆様に心から感謝しています。もう1度、本当にありがとうございます。今日の時点で1416回目の更新となりまして、我ながらよく此処まで来たと思いますけれど、とりあえずは1500回を目指して頑張りますので、今度ともご愛読の程、何卒宜しくお願い致しますm(__)m。

さてさて、今回の上京、様々な方々にアテンドして頂き、色々とお世話になり恐縮至極、本当にありがとうございました。もし大分に来られた際は今度はこちらがお返しをする番、誠心誠意、お世話させて頂きます。でもねえ、今回思いましたのは、仕事が出来る人って違いますねえ。動きがキビキビしていて気持ちが良いや。痒い処に手が届く様ではもう遅い、痒くなる前に手が届かなくてはいけないと謂いますけれど、此れ、中々出来る物ではありませんよね。例えば接待をするとして、僕ならば先ず、其のお相手の情報って、幾らでも欲しいですもんね。年齢趣味経歴学歴性格、好物に苦手な物に左党か否か、せめて此れぐらいは押さえておきたいんですけどねえ…。まァ、折角こちらが心を砕いても、時折とんでもない田舎者が居ますもんね。言葉遣いは粗暴で下品で高慢、自分勝手に延々と喋り続け食べ続け、酒品は決して宜しからず喜怒哀楽が激しく、極々稀ですけれど、こういう人と酒席を共にしますと、堪らなく疲れます。此れも仕事と思い、ニコニコ笑ってグッと堪えてはいますけれど、僕、心の中で全く違う事を考えてますもん。「ドイツ戦車で最強なのはどの種類か」「阪神タイガースの今年のドラフト1位は誰にするか」「無人島で1人残された時に必要な物はなにか」等々、でもまァ、せめて此れ位考えなければ、とてもやってられませんよね。

閑話休題、今回の東京は移動の連続、プライベートな時間なぞとても取れませんでした。其れでも忙中閑有り、浅草か新宿か、上野か渋谷か、何処に行こうか迷ったのですけれど、神田に行ったんですね。世界一の古書店街の神保町を冷やかして歩き、神田の藪蕎麦に行きますてえと、焼海苔と穴子の焼いたのと天種でビールをやりまして、〆はせいろに冷酒、威勢良く手繰ってどうもご馳走さん、いやァこたえらんねえなァと、急に落語口調で恐縮です。でもね、此処の「かんだやぶそば」、日本家屋を活かした風情があり、創業135年の名店でして、其の癖、敷居もお値段もちっとも高くないんですよ。季節毎の蕎麦もありまして、春は白魚や筍、夏は茄子やじゅんさい、秋は松茸に牡蠣、冬は貝柱が具でして、これまた素敵なんです。そうそう、僕のお勧めは天種、此れ、かき揚げなんですが、サクサクの食感ですから美味しいんですよ♡皆様、上京の折には、是非足をお運び下さいませ。

さて、其の夜でしたか、麻布十番での会食中の際、先方のご厚意で創作和食を頂いたんですが、其処で「九兵次」、くへいじ、と謂う名古屋のお酒が出たんですね。僕、日本酒は大好きでして、其れも辛口の奴を好むんですが、日本全国津々浦々で地酒を飲んで来ましたけれど、名古屋だなんて酒処じゃありませんし、大丈夫かなァと思ったんです。そうしましたら此の「九兵次」、旨味とコクがありながらもすっきりとした味わい、本当に美味だったんです。僕、己の無知を恥じましたし、蒙を啓かれた思いがしました。現在の酒造りって、今までの銘酒である、新潟に高知、灘や伏見等に限らないんですって。何処で造るかでは無く、誰が造るのかと謂う由でして、此の「九兵次」、農業法人を立ち上げ、自社生産の米しか使わないそうでした。勿論水にも拘り、そしてフランスのブルゴーニュでワインを造り、其処の技術を日本酒にも活かしたそうで、うう~ん、恐れ入りましたm(__)m。どの世界も日進月歩、技術革新って凄いと感じますけれど、中東のヨルダンでしたか、人工衛星の画像を精密に解析、ドローンを飛ばして人跡未踏の古代遺跡を見つけてますもんねえ。半月板損傷も自分の細胞を培養して治せ、心筋硬化のメカニズムも解明され、心臓病の遺伝子を改変出来る時代ですもんね。サイエンスとテクノロジーって素晴らしいと感じます。

閑話休題、今回僕、先の麻布十番、神田、池袋、銀座に足を運んだんですね。僕の定宿は人形町なんですが、今回の移動のジャンクションとなったのは、都内で最も便利な大手町駅でした。此の駅、東京駅まで地下通路で繋がっていますし、丸の内・東西・千代田・三田、そして半蔵門と、5つの地下鉄が混在しているんですね。此処からなら、都内の殆どに行けると思いますし、鉄道マンの叡智と最新技術を結集した場所とも謂えましょう。でね、僕、迷信や非科学的な事は一切信じないんですが、此の大手町駅から地上に上がり暫し歩きますと、平将門の首塚があるんですね。本当に小さな碑なんですが、此の周囲では、様々な事件が起きているんですよ。此の首塚を壊して大蔵省を建てたら、幹部が皆死んでしまったり、其の建物に落雷があり全焼したり…。米軍が居た時分、此の場所を工事した処、いきなりトラクターが横転、またまた死者が出たとか。ですから今でも、周辺のビルの居住者は、首塚にお尻を向けない様な配置にしているとか。拙ブログは基本的にアドリブでして、今日は不思議と稲川淳二風に話が展開し、書いている自分でも吃驚しているんですが、でも僕、色々な場所に行きましたけれど、不思議なアトモスフィアと謂いますか、独特の雰囲気がある処って、確かにあるんです。

グランドキャニオン。同じくアメリカのイエローストーン国立公園。エアーズロック。タスマニア島の古代から続く原生雨林。ネパールから見たエベレスト。アンコールワット。インド最大のモスクである、ジャーマー・マスジド。フィリピンの中世スペイン人街のビガン。インドネシアの古寺、世界遺産のプランバナン。マラッカ海峡に点在する、様々な国籍の人が造った旧い要塞。韓国は慶州の古墳群。比叡山。高千穂。宇佐神宮に伊勢神宮。そして京都の数多い古寺名刹。

こうした場所って、無宗教の僕ですら、目の当たりにしますと、何だか敬虔な気持ちになりますもんね。でね、僕、幽霊やら妖怪の類って、一切信じないんですが、1度だけ、恐ろしい経験をしたんです…。未だハイ・ティーンの高校生の頃ですが、卒業旅行と謂う訳で、友人達数名と、別府の民家に泊まったんですね。雨戸を締め、皆でトランプをして騒いでいたんですが、其の部屋は廊下に面しているのですが、四方八方からずっと、激しい足音がするんです…。頻りにインターホンが鳴るので出てみると、誰も居ません。挙句の果てには、友人の一人が高熱を出す始末です。這う這うの体で、其の家を後にしたのですけれど、僕達は其処で、記念写真を撮ったんですね。現像した処、竹藪--雨戸を閉めてますから、そんな物映る筈が無いんですよ!--から沢山の落ち武者がこちらを睨んでいまして、僕、卒倒しそうになりました。こりゃマズイと、友人一同揃ってお寺に行きまして、お祓いを受け、其の写真を目の前で焼いて貰ったんです。そうしましたら、其の写真、燃えかすが固まり、十字架の形になってしまい、一同震え上がりました…。全て実話であります。いやまァしかし、本当に不思議な事ってあるもんですよね。でも僕、こういう事があっても、幽霊は一切信じておりません!きっと全ては偶然でしょう!?

都内のお土産話と思っていたのに、何だか妙な展開になりまして、大変失礼致しましたm(__)m。でも、夏でもありますし、偶には怪談話も悪く無いですよね。其れでは皆様、暑い日が続きますけれど、体調にはお気を付けになって、素敵な週末をお過ごし下さいませm(__)m。