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✿ 菜の花の沖 ❁

たどりついたらいつも雨降り、という吉田たくろうの曲がありましたけれど、今日の大分は台風接近中でありまして、今、将に土砂降りです☂僕、やはり古いロック好きですから、こういう激しい雨の際は、ドアーズやニール・ヤングとかボブ・ディランを聴きたくなるんですよ。ドアーズは又の機会として、ニール・ヤングは頭は薄くギターも上手く無く、ちっともカッコ良くないんですが、その情熱、熱さ、そして優れた詩は、万人の胸を打つんじゃないかなァ…。ヘイヘイマイマイ、シナモンガール、アフターザゴールドラッシュ、名曲揃いですけれど、やはり彼の白眉は、「ライク・ア・ハリケーン」でしょう。♪お前の茶色の目が 一度は炎に変わったのを見た お前はハリケーンの様だ だけど目には静けさがある 俺は吹き飛ばされてしまう♪、という歌詞なんですね。アレ、目が炎に変わったのに、何故静かなの、と思った方は鋭いですね~♡さては、恋愛に随分長けてらっしゃる!?冗談はさておき、これ、彼女は台風の様に情熱的であると。そして、その瞳は台風の目の様に静かだ、という意味なんですね。やっぱり、外人の詩は激しいなァ…。そして、ボブ・ディランの代表曲でもある、「時代は変わる」を、本当に久方振りに聴いていたのですけれど、やはり良い歌詞でした。ディランは独特の歌い方で、一種のダミ声、おまけに歌詞カードが手元にありませんから、正確な英語の詩が書けず、僕の拙い意訳ですみませんm(__)m。♪お父さんにお母さん 自分達が分からない事を批判しちゃ駄目さ あなたの息子や娘はもう子供じゃないのさ あなたのやり方は益々古くなる 手を貸せないなら 大人しくしていて 時代は変わりつつある♪、とまァ、こんな塩梅でそう間違っていないと思いますが、これ、本当にその通りと思いますねえ。

と申しますのも、東大・東京医科歯科大・製薬大手のエーザイが、実際の実験データを使い、2千万個の仮想の細胞から成る、仮想の心臓をスーパーコンピューターで作成、これに薬を投薬したそうなんです。副作用が分かっている12種類の薬を、その仮想心臓に試した処、全て正確に予測出来たとか。何れ、複数の投薬による相互作用や、新薬の危険性が、動物実験をせずに正しく分かるんですって。凄いなあ…。また、三菱UFJやみずほ銀行で、接客ロボットが導入されましたよね。4つのマイク、2つのカメラ、そして3Dセンサーで、人の声や表情を読み取り、感情までも理解出来、そして19か国語対応だそうで、下手な人間より余程上ですよね!?そしてこれは、最新技術ではありませんが、新聞記事を拾っていましたら、日本中にある夜間中学校、これ、8割が外国人の学生さんだそうで、ここで日本語の読み書きや会話を習っているとか。こりゃあね、日本の社会が劇的に変わって来ますし、将にディランの「時代は変わる」であります。そして、相変わらず日本政府は愚にもつかない愚かな事をやっているなあ、と出るのは溜息ばかりなんですが、アメリカから、通常の価格より随分高く、オスプレイ戦闘機を購入したとか。これが17機で3600億円だそうで、これね、1年間の社会保障費の削減分とほぼ同額なんですよ。国民の健康や命よりも戦闘機を買う、これ、安部政権の性格を如実に表している気がしてなりません。もう1つ、経済産業省が、電力コストを算出、公表しました。これに依れば、原発が最も安く電力を提供出来る、と謳っているんですが、どういう基準で計算したのかは皆目分かりません。そして、最も大事な、万が一事故が起きた際のリスク・ヘッジのお金や、核廃棄物の処理や管理費、廃炉の資金は、恐らく入れていないんですよね。子供騙しもいい加減にしろよ!幾ら何でも、国民は其処まで馬鹿じゃありませんよ!国内、国外で問題山積なのに、一体全体、この国は何時になったら大人になるんでしょうか…。

閑話休題、浮世の憂さを忘れよう、そう思いまして、昨日は寝る前に枕頭に置いてあった、江戸時代の端唄--所謂小唄ですね--の歌詞集、そして都々逸の本を読んでいました。立てば芍薬 座れば牡丹 歩く姿は 百合の花、これ、美人を表現した諺ですけれど、七七七五、これだって都々逸であります。言うは悪口 座れば猥談 ホントに君は 悪質だ、もう1つ、ご飯は食べて 菓子は勿論 酒も大好き そりゃ太る、これは今、僕が数秒で作ったんですが、全く才能が無くて相済みません…。♪お前が死んでも 寺にはやらぬ わたしゃ粉にして 酒で飲む、猪口猪口 逢う夜を ひとつにまとめ 徳利話が してみたい、明石て嬉しく 舞子の千鳥 闇に須磨して 淡路島♪、うん、風情があって艶があって、大変結構であります。さて、最後の都々逸は、神戸近隣の地名を巧みに織り込んだ優れた物と思いますけれど、この淡路島、良い処ですよね~。僕、随分以前に1度行ったきりですけれど、人情は暖かく景観は穏やか気候は温順、蛸に雲丹にちりめんが美味しく、牛も蜜柑も鱧も大変ジューシー、そして、玉葱は絶品の旨さです。

それはさておき、この淡路島の産んだ偉人に、高田屋嘉兵衛、という方がいらっしゃいます。僕、この様な人物が現れる事が、今後の日本を救う道、そう思えてならないんですよ。という訳で、今日はこの高田屋さんのお話を少々。さて、この嘉兵衛さん、江戸期の淡路島生まれの船乗りでありまして、元々は農家の出でしたが、忽ちのうちに頭角を現し、船頭となり船を入手、そして、当時は未だ未開地だった函館に注目するんですね。関西の酒や塩や木綿を北海道に運び、そして鮭や昆布や鱈を大阪で売る、というスタイルを確立、巨万の富を得ます。港湾や漁場の開拓、アイヌとの友好的な交流、国後や択捉までの航路を発見、植林に道路の敷設に開墾、そして造船所まで造ったんですね。余り世評には高くありませんが、この人こそが、景観に優れた風情のある街、函館の生みの親と言えましょう。さて、高田屋さんは、択捉沖を航行中、ロシアの軍艦に拿捕される、という奇禍に遭います。これ、元々は日本側がロシアに悪感情を持っていた事が発端なんですね。千島列島を探っていたロシア軍人を捕え、抑留していたのですが、その報復として高田屋さんを捉えた、という訳なんです。両国は一触即発の状態となり、あわや戦か、と思われたのですが、高田屋さんが間に入り、日露間のこの問題を解決しちゃうんですね。高田屋さんは、江戸期の農家の出ですから、精々寺子屋に通った程度、今の様なアカデミックな教育なぞ受けておらず、それでも、海運業・都市開発・外交官、の3つの重職を1つの瑕疵も無く、見事にやり遂げるんです。昔の人は偉かった、つくづくそう思いますけれど、今の政治家や東電や官僚は、原発の処理1つ、まともに出来ないんですもんねえ…。
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