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♪ ローザ・ルクセンブルグ ♪

皆様、おはようございます。いやあ、今朝の大分は大変な霧でして、犬と共に散歩をしながら将に五里霧中の暗中模索、往生しました。またねえ、こういう時に限って、何せ自由気儘な犬なものですから、普段と違った場所に行きたがったりしまして、僕、危うく転ぶ処でしたよ、全く。朝霧の 青き中なれば 言いやすし、この間亡くなられたばかりの俳人、和田悟朗さんの秀句ですが、霧って何処となく幻想的で退廃的なイメージがありますよね。そうそう、大分にも県立美術館が新装開店しましたもんね、霧の様に幻想的な黄色をモチーフにした、イングランドのターナーの絵も来ている様ですから、もう少し人混みが落ち着いたら、是非観に行きたいものです。そうそう、その幻想的な絵画の代表格と言えば、何と言ってもクリムトでしょうが、彼のイメージ・カラーは何と言っても金でありまして、これも近々大分県立美術館に来るそうです。楽しみ~♡これ、僕の持論なんですが、最近出来た美術館って、何だかこけおどしと申しますか、外観だけが大仰な処が多い気がしてなりません。長崎の駅近く、ベイ・エリアにある美術館、暫く前に出来た物ですが、外観は確かにモダンで洗練されているんです。でもね、何故かスペインの絵画ばかりでありまして、そりゃね、確かに、ダリにゴヤにグレコにピカソ、大家は多いのですけれど、明るい作風では無い上に、数点しかありませんから、これではまるで羊頭狗肉でしたもんね。ところで大分の美術館の館長、何だか威張ってまして、さぞ偉いお人なんでしょうが、ちょっと苦手なタイプ、とても好きになれませんけれども、立派な箱物よりも、飾ってある絵、即ち中身が大事です。どうか良い絵を揃えて欲しいものでして、そうすれば僕、毎週でも行きますよ!いやいや、美術の素人の僕が偉そうな口をきいてしまいまして恐縮至極、大変申し訳ございませんでした。妄言多謝、どうかお許し下さいm(__)m。

閑話休題、イングランドでは総選挙が行われまして、今日の午後には大勢が判明しそうです。近代議会制民主主義発祥の地であるこのイングランド、その結果は全世界が注目していますけれど、僕、非常に興味を惹いた事があるんですよ。それは、この国って、保守党・労働党の二大政党制で半世紀近く、ずうっとやって来たんですが、共に過半数を取れそうに無いんですね。弱小政党とされていた小党が躍進しているんです。自由民主党が27議席、スコットランド民族党が57、イングランド独立党が10は獲るだろうと言われています。そして、環境政党である緑の党が1~2議席ぐらいかな。さて、イングランドの議席が650なんですが、これら小党が100議席前後を獲得する事になります。残りを保守・労働の両党が分け合う形となるんですね。イングランドは完全な小選挙区制度ですから、日本の様に、党に入れる票である、比例代表制が無いんです。小選挙区制度は、大政党有利、そりゃそうですよね。日本ならば、自民も民主も、夫々地盤がある訳ですから、支持団体があるのはやはり強いです。小政党が、小選挙区を勝ち抜けない所以なんですが、イングランドでは、それが崩壊しつつある、という事になります。これね、国民のニーズが分散している事を如実に示している様に思うんですね。

卑近な例ですけれども、かっての日本において、キング・オブ・スポーツって、やっぱりプロ野球だったじゃないですか。僕が小さい頃なんて、毎日地上波でジャイアンツ戦が流れていた訳で、毎晩王選手を観られる幸せな時代でした。ところが、趣味やニーズが分散し、プロ野球の放送は数える程、そして一時期はJリーグも全国ネットのTV中継がありましたが、今ではそれも滅多にありませんよね。WOWOWやスカパーやBSやネット放送まであり、南半球のラグビー、アメリカのメジャー・リーグにバスケット、ゴルフにバスケにテニスにボクシング、多種多様ですもんね。

これが社会の趨勢であり、全世界的な流れと思うんです。今回のイングランドの選挙結果である、どの党も過半数を取れない、というのは必然かもしれませんね。かっては、地球上の殆どに植民地を持ち、日が沈む事が無いと言われた、世界に冠たる大英帝国でした。けれども、この少数政党の大躍進を見ていますと、次回の総選挙の結果では、EUからの離脱、スコットランドの分離独立、移民の強制排除、といった方向性に進む可能性があるんですね。となりますと、イングランドの重要な資産である北海油田はスコットランドに取られ、人口も土地も大幅に減り、哀れにも弱小国に転落するかもしれません。祇園精舎ならぬビッグ・ベンの鐘の声、諸行無常の響きあり、イングランドは今まで散々、全世界から略奪と暴力を続けたからザマアミロ、とっとと地獄に堕ちろ、といった感がありますけれど、これからの時代、多様化とマイノリティの発言権が強くなるんじゃないでしょうか。やっぱりねえ、どの会社や組織にも必ず居ると思いますが、前例を踏襲するばかりのカチカチ頭で、新しい事を受け入れる柔軟性が無いと駄目ですよね。そしてね、自分とは異なった感性や意見の持ち主を受け入れる器の大きさが無ければ、その組織は伸びませんよ。

欧州に、ルクセンブルグ、という国があります。大国ドイツとフランスに囲まれた、人口が50万に満たない規模の小国なんですね。面積は日本の佐賀県程度、人口は大分市と変わらないですから、本当に小さいんですよ。今朝、AFP通信ですから、フランスからのニュースでしたが、このルクセンブルグの首相が同性婚をする旨、公表されました。「彼からプロポーズされたので、『ハイ』と答えたの♡」、だそうで、いやあ、おめでとうございます!因みに、アイルランドの次期首相候補の男性議員も、近々同性婚を行うそうですよ。僕、この大きな潮流、決して止められないと思います。欧州の多くの国々、中南米、ハワイを初めとするアメリカの多くの州では、既に同性婚は認められているでしょ。先進国で認めていないのは、日本ぐらいなもんですよ、遅れてる~。各界著名人に、ゲイの方ってとても多いですよね。一例を挙げれば、金メダルを何個取ったか分からない、水泳のイアン・ソープ選手も堂々と「自分はゲイだ」と宣言したじゃありませんか。彼は、スポーツの歴史に特筆大書されるであろう、人類が誇る偉大なアスリートですよね。彼らをきちんと認め、その才能を世界に生かした方が、余程有益だと思います。こう書くと何だか語弊が生じる気もしますが、僕は女性が好きですが、男が好きな男性が居ても、全く構わないと思うわよ♡♡何が悪いのッ♡♡

閑話休題、ルクセンブルグに話を戻しますと、ご多分に漏れず、幾つかある欧州の小国の歴史と同様でありまして、何世紀もの間、大国に支配され続けて来たんですね。そして第二次世界大戦後、漸く独立を果たしました。悲惨な歴史を持ち、特に資源にも恵まれず、領土は狭隘で人口は少なく、何も良い事は無さそうです。ところが、開けて吃驚玉手箱、この国は、世界トップ・レベルの豊かさを誇ります。1人当たりの国民総所得は世界4位、購買力は世界1位なんですね。経済成長率は毎年5㌫、失業率も大層低く、貧富の差も小さいんです。おまけに、自然にも恵まれ世界遺産も多い、という素晴らしい処なんですね。

僕、ほとほと感心しますのは、この資源に恵まれない小国が、あらゆる知恵を出し、経済で大成功を収めたという事です。先ず、多くの国々に支配され続けて来ましたから、多くの言語を使える人が殆どです。欧州の全ての言語が通じるのはこの国だけだそうで、また、ヨーロッパの中心に位置する利点を生かし、物流と金融センターとしての大根拠地なんですね。法人税を始めとして、各種税金を相当低くしていますから、数多くの外国企業の誘致に大成功しました。また、スイス同様に銀行業にも長けていますから、全世界の富裕層が、この国に口座を作っています。そして、国策として長年情報通信分野に莫大な投資を続けましたから、この分野でも欧州一だとか。災い転じて福となす、どうもね、この欧州の小国のゲイの首相の方が、わざわざアメリカの議会まで行って、下手糞な英語で赤面ものの拙いスピーチをする何処ぞの総理よりも、数倍優秀と思いますよ!?そしてね、この人口規模で世界有数の富を築けるなら、より優秀な日本人ならば、馬鹿な官僚や政治家を取り除けば、もっともっと豊かになれますよ!!

週末は全国的にお天気に恵まれている様子です。皆様、素敵なウィーク・エンドをお楽しみ下さい!僕、我が愛する阪神が、とうとう最下位に落ちそうですから、その試合を見届けます、グッスン…。
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