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people will see only what they want to see.

おはようございます!読者の皆様、GWは如何お過ごしでしたか!?僕、今時分の、この季節の変わり目は大層苦手でして、少々風邪気味で微熱があり、拙ブログを更新したいのは山々だったんですが、昨日一昨日と、床に臥せっておりました。折角のお休みでしたのに、勿体無いなァと残念至極ですけれど、悔やんでも詮方無い事ですもんね。昨晩は結構な寝汗をかきまして、どうにか平熱に戻った様で何よりではあります。尤も、まだフラフラしてはいますけれど、最近又インフルエンザが跳梁跋扈している様ですし、読者の皆様方も、温度差が激しい時期ですから、健康管理にはどうぞ充分にお気を付け下さいませm(__)m。

さて、仰臥している2日間、只天井を見つめていたり、羊の数を数えていても詰まりませんから、枕頭に置いてあった、或る警察小説を読んでいたんです。僕、この警察物には何故か目が無いんですね。理屈や義理では生きられず、勧善懲悪では決して無く、グレー・ゾーンを漂う人間臭い連中が沢山出て来るのが、性に合っているのかなあ。そうですねえ、国内ならば、何と言っても佐々木譲の「笑う警官」を初めとする所謂道警もの、このシリーズは皆さんお勧めですよ。大沢在昌の「新宿鮫」シリーズや、馳星周も読みましたし、古くは松本清張先生の「点と線」「時間の習俗」等々、夜を徹して読み耽ったものです。海外ですと、今や古典とも言える、エド・マクべインの「87分署」シリーズは勿論の事、マルティン・ベック・シリーズ、そしてノワール--悪人どもが殆どの物語ですね--小説の代表格、ジェイムス・エルロイにしても、所謂LAPD、ロサンジェルス市警の話ですからね、これも警察物の範疇として、差支えは無いでしょう。さて、昨日読了しましたのは、ベテラン作家である、イアン・ランキンの「監視対象 警部補 マルコム・フォックス」、そしてその続編である「偽りの果実」でした。舞台はスコットランドの首都エジンバラ、警官の汚職を追求する警部の話なんですが、小さな事件が重層的に絡み合い、それはやがて国家を揺るがす程の暗部へと結び付いて行く…、といった塩梅でした。僕、とても印象に残りましたのは、主人公が同僚に、「人は、見たいものしか見ないんだ。」という言葉でして、元々は、古のローマ帝国の皇帝、シーザーの発した文句だそうですが、うん、将にその通りですよね…。

閑話休題、先日の拙ブログでもご紹介しましたけれど、今年のGWはボクシングの世界タイトルマッチが花盛りでありました。WBCバンタム級の山中、WBCスーパーフェザー級の三浦、ラスベガスでのメイウェザーVSパッキャオ、そして昨日のWBAライトフライ級の田口、夫々素晴らしい試合でして、眼の保養、眼福でした。そして、掉尾を飾ったのが、WBAスーパーフェザー級の内山選手です。挑戦者のジョムトーン選手は、タイの国技であるムエタイ--キック・ボクシングですね--で2階級制覇をした剛の者でしたから、流石の内山選手も苦戦を強いられるかと危惧していましたが、杞憂に終わりました。何と2Rに右ストレートが一閃、見事なワン・パンチ・ノックアウトとなりまして、ジョムトーン選手は大の字で失神、いやあ、内山強い!ラスベガスでの防衛戦や、ライバル三浦選手との統一戦等々、ビッグ・マッチが期待されますねえ。今、内山VS三浦戦が組まれましたら、KO必至の好勝負になる事は間違い無く、僕、万難を排して観に行きますよ!勝敗の予想は難しいですけれど、ディフェンス面でほんの少しだけ、内山選手が勝る気がしてなりません。

さて、この素晴らしいファイトを観ていて、僕、思い出したのですけれど、かっての東洋のボクシング界って、韓国選手の台頭が凄まじかったんですね。幾多の世界チャンピオンを輩出、特に、軽量級の張正九に柳明佑は、アジアきってのトップ・スターでした。80年代から90年代当時、日本人が何度か挑戦しましたけれど、唯一勝てたのは、上手くアウト・ボクシングをした井岡と、特異なボクシング・スタイルでクレバーだった、レパード玉熊ぐらいです。正直、当時は韓国の方が日本より強かったのは間違いありません。アジア全域を統括する東洋チャンピオンも、韓国勢が殆どの階級を占めていました。重量級では、輪島と激闘を繰り広げた柳済斗、そしてアジアで最も重いクラスで世界を制した白仁鉄、彼らが僕の印象に残っています。

ところがね、現在の韓国ボクシング界は火が消えた有り様でして、世界チャンピオンなぞ皆無、東洋のランキングに入っている選手も片手で収まります。これ、韓国経済が以前よりも良くなり、ハングリー精神が無くなった等々、様々な要因が考えられますけれど、やはり、現在の大不況が最も大きいんじゃないでしょうか。僕、以前から、ボクシングの世界戦の開催数が、その国の経済指標となる、という仮説を立てているんですね。これ、意外と当たるんですよ!?

さて、日本人の多くは、韓国という国を、「困った隣人」という感覚で捉えていると思います。僕もそうなんですが、とは言ってもお隣さんでありまして、引っ越し出来る筈も無く、やはり仲良くしなくては仕方が無いと思うんですね。互いの歴史認識を同じくするのは至難の業ですけれど、相互理解を深める事は充分可能でしょう。僕、かって豪州に住んでいた時、先のボクシングの話題から入り、韓国の人達は勿論の事、タイや台湾、インドネシアや中国の人々と仲良くなり、よくご飯を食べに行きましたよ~。そしてね、先の小説の台詞じゃありませんが、「人は、見たいものしか見ないんだ」、即ち、「日本は韓国を侵略した悪い国だ!」だけでは、日韓両国の友好に、決して未来がありません。

今年のGWを見ていても、日本への観光客は大変な数でしたが、韓国の首都ソウルは閑古鳥が鳴いている惨状でしたよね…。反日という考え方もあるでしょうが、韓国にとって日本資本って、無視出来ない訳で、お互いに譲る処は譲り、もう少し大人な関係が築けないものですかねえ…。

今、日本はアメリカとの間に、TPP、という平成の不平等条約を結ぶ寸前です。実は、米韓の間でも、FTA、という同様の理不尽な条約が既に結ばされているんですね。このFTAもTPPも、一言で申しますと、「貿易にせよ法律にせよ、全てアメリカ様のルールでやるよ。そして、ISD条項というルールもあって、一度決定したら、アメリカに不利になる改定は出来ないんだよ。」なんです。そして、恐ろしいのは、このTPP、僕の専門である医療は勿論の事、農業、生保、金融、法律、貿易、投資、労働関係等々、24もの項目にも渡るんです。これらが全てアメリカの言いなりになるという事でありまして、韓国経済が非常に苦慮しているのも、先のFTAの影響は大と思います。僕、今こそ、日韓両国が手に手を取って、理不尽なアメリカに対し、断固NO!と言うべき、そう思えてなりません。何故アメリカの植民地にならないといけないのか、全く意味不明ですよね。こんなの、アメリカ経済も決して良くありませんから、日本や韓国の富を毟り取ろう、というだけでしょ。マスコミや安部は、TPPで薔薇色の未来がある様に言います。勿論、幾つかのメリットはあるでしょうが、デメリットの方が大きいでしょう。だって、アメリカ有利のルールが出来上がっているんですもん。真の敵を決して見失うな、と言いたいですし、「人は、見たいものしか見ないんだ。」、どうか、読者諸賢の皆様が、広い視野をお持ちになって、このTPPを、ご自身の問題として、お考えになって頂ければと思いますm(__)m。

折角のGW明けに、堅いお話になってしまい、誠に恐縮です。何時の日にか、韓国経済が立ち直り、日韓の間で、素晴らしいボクシングの世界戦が観られます様に…。
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