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メドゥーサ ~>゜)~~~

いやあ、首相官邸へのドローンの飛来、無人飛行機の侵入には吃驚でしたね~。アメリカのホワイト・ハウスでも、同様の事件があったと記憶していますけれど、思いの外、セキュリティが甘いんだなあと驚きました。僕、愉快犯の仕業と思っていましたが、搭載していたプラスチック容器からは、セシウムが検出されたとの由です。セシウムの様な放射性物質は、自然界には存在しませんから、これ、福島の原発事故で放出された汚染水の可能性が大でして、どう見ても政治犯でしょうね~。この行為は決して許される事ではありませんけれど、安部政権の原発対策はお粗末過ぎますから、何らかの警告と思われます。まァね、日本の技術力は世界に冠たるもの、先だっても、南米のチリに設置された、宇宙の起源を探る世界最先端の巨大電波望遠鏡、これは三菱電機が手掛けたそうです。この様な優れた技術力があるんですから、先のドローンだって、悪い事をしようと思えば幾らでも出来そうですよね、くわばらくわばら…。

さて、先夜は僕、支持者では全く無いんですが、お付き合いもあり、大分市長選挙の候補者の決起集会に行って参りました。会場には700人近い人が詰めかけておりまして、拍手にシュプレヒコールと大変な熱気ではありました。多くの推薦人の演説があり、いよいよ候補者が登場したんですが、ロッキーのテーマと幟と共に登場、ううん、これではまるでボクシングの世界戦の雰囲気でして、会場はいやが上にも盛り上がってましたねえ。僕、「必勝」の鉢巻は流石にしませんでしたが、演説に依れば今回の市長選は大接戦の由でして、対抗馬の方も、近々当院にまで来られるそうです。さて、どちらに入れようかな…。評判や政策を聴く分には、岡目八目が間違っているかもしれませんが、昨晩の方が断然優位の様には思えますが…。でもね、へええ、と感じますのが、最近の女性誌は、安部政権をストレートに批判する記事が非常に目立つそうなんです。女性誌と言えば、美容に健康に芸能ゴシップ、というイメージですけれど、政治の硬派な記事が取り上げられるのは、読者のニーズがそれだけあると言う事ですよね。対立候補の方は、「大分市初の女性市長を!」と盛んに気勢を上げて大キャンペーンを張っているそうで、こりゃどっちか分かんないなあ…。

僕、非常に興味深かったんですが、両陣営とも必死の選挙戦を展開しておりまして、昨日の候補者は、自民党の伝統的なスタイル、様々な業界団体をまとめて集会を開き、地縁血縁者に電話をかけまくる、という作戦の様でした。片や民主党側は、労組をバックにローラー作戦という按配の様ですねえ。これが今、日本全国津々浦々で行われているんでしょう。古代ギリシャやローマ帝国の時代から、この選挙は行われていた訳ですが、一度やると病みつきになるんですってね。拳闘狂の事を、「ボクシングの虫に刺された」なんて表現をしますけれど、さしづめ、「選挙の虫に刺される」と、何度でもやりたくなるものだとか。でもね、考えてみれば、それもそうかもしれません。己の全存在を賭けた大博打の様なものでしょ。お金や時間やコネクションも使い、勝てば先生と呼ばれ多額の収入を得られ、負ければ無収入の無職ですもん。僕、ウグイス嬢の経験がある方を知ってますが、選挙中は候補者と2週間苦楽を共にする訳ですから、最終日なぞ、感極まって、涙が止まらなかったそうですもんねえ。赤の他人でも、選挙に絡めばそれだけ熱気が伝わる訳です。僕、日本の選挙って、情緒的で地縁血縁が絡んで、何だかウェットな様な気がして、好きになれない処もありますけれど、国が変わると全く違うんですよね~。

僕、久留米大学の大学院に行ったのですけれど、比較文化研究所という処に籍を置き、国際政治を専攻しておりました。かなり前の拙ブログで触れたかもしれませんが、恩師のC教授は、「君。本を読んだら現実を見なさい。現実を見たら本を読みなさい。」という教えでして、以来それを拳拳服膺、現在に至るんですが、台湾のご出身の方でしたから、一緒に彼の地の選挙戦を見に行った事があるんですね。南国気質というのかなあ、明らかな饗応、大接待に賄賂が飛び交う感じなんですが、皆があっけらかん、お祭り騒ぎなんですね。僕が見たのは確か高尾の方でしたから、台湾の南部でしたが、候補者の演説会場に着きましたら、将にコンサート会場、ディナー・ショーでした。豪華な中華料理がテーブル狭しと並べられ、ビール瓶は乱立、ステージでは妖艶でグラマーな美人歌手が熱唱ですもん。皆さん、赤ら顔でやんややんやの大喝采でしたが、テーブルには封筒が置いてありまして、案の定、現金でした…。翌日、別の候補者の演説会に行きますと、より豪華な料理と紹興酒と現金、ステージではマジシャンが鮮やかな手品を披露してました。何だかね、もう随分昔の話ですから、流石に今はソフィスティケイトされているでしょうが、当時の台湾にとっては、選挙というイベントが、富の再分配という役割があった、というのが、僕とC教授の結論でありました。

閑話休題、僕、今、注視している自治体があるんですね。それは名古屋のベッド・タウン、人口5万の愛知県長久手市なんです。何の変哲も無い街なんですが、実はここ、「住みやすい町」「子育てをしやすい町」「快適度」といったランキングで、全国1位をずっとキープしているんですね。吉田一平市長は大変ユニークな方で、元々はやり手の商社マンだったのですが、効率と利潤のみを追い掛ける事に空しさを感じ、社会福祉法人理事長へと転身、そして市長になられた方であります。如何なる問題も、市役所の職員と住民が徹底的に話し合い、解決策を見つけるというスタイルでありまして、小規模な福祉施設を沢山造られたそうです。そこは、あえて鉄筋では無く、木目が剝き出しの建物であり、子供も老人も、OLさんもサラリーマンも同居する共同住宅なんですって。すぐお隣には、看護や福祉の専門学校があり、患者さんと学生さんが、お酒を楽しく酌み交わしているとか。何でも、市長のモットーは、「認知症の老人が街を徘徊していたら、市民が気付いて対処出来る」であり、「街全体を特別養護老人ホームにする」であり、「時間に追われず、子供達が自由に遊び廻れる街」、「失敗こそが成功体験に繋がる」、「市民の自治の力を強め、行政の権限を減らす」、「ふるさとの光景を子供達に」、だとか。縦割り行政と無責任、無関心と地域崩壊のこの国において、吉田市長の挑戦は、大変意義がある事と思います。勿論、市の予算や人員配置、選挙や市議会等々、問題は山積でしょうが、僕、市長を応援しますし、近いうちに是非1度、この街を見に行きたいなあ。そしてね、この吉田市政がスタートしたのが、東北の大震災と福島の原発事故の後、というのは、今後の日本の方向性を指し示す、象徴的な事の様に思えてなりません。少なくとも僕には、安部ソーリダイジンのやり方よりは、吉田市長の方が、愛に溢れている気がしますねえ。

ともあれ、今週の日曜には、大分の新市長が決まる訳で、どうか僕のこよなく愛するこの街が、より素敵に、より魅力的に、より暮らしやすくなります様に。そして、日本中の市町村が、より個性的に、より活性化し、より美しくなります様に。
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