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E’COLE DE PARIS

今週の月曜日の拙ブログで、福島の放射能中間処理施設について触れたと思います。先程、複数のスタッフの方々から、「どうやったらその映像が見れますか?」と聞かれたんですね。僕、パソコンには全く疎いアナログ野郎ですから、そのページを上手く添付出来ないんですよ…。ご興味を覚えた方がもしいらっしゃいましたら、お手数ですが、YOU TUBEの画面を開いて頂いて、「福島 RUPTLY」と打ち込んで下さい。そうしましたら、「nuclear waste」、即ち、核のゴミと訳せば良いのかな、そのタイトルの画像が出ている筈ですから、それをご覧下さい。ドイツのTV局が、その施設の上に無人機を飛ばし、空撮した映像が見られます。これね、百聞は一見に如かず、一目瞭然ですが、まァ凄まじい量の土嚢が積まれておりまして、これが全て放射能に汚染されているかと思うと、慄然としますよ…。そしてね、これが海のすぐ傍にそのまま置かれていますから、また津波や地震が来たら、元の木阿弥であります。ホントに、日本政府の無為無策ぶりには怒りしかありませんけれど、悲しいのは、この映像のコメント、全て英語でして、当の日本人はちっとも見ていないんですよね。どうか一人でも多くの方にご覧頂いて、この国の来し方行く末をお考えになって欲しい、切にそう願っています。

さて僕、昨日は流石に疲労の限界でして、急いで軽めの夕飯を済ませて、早々に床に就いたのは良かったのですけれど、払暁、いきなり覚醒しまして、何だろう、と思ったら、滅茶苦茶お腹が空いていたんですよ。道理で、ホテルのビュッフェに行ってお代りを繰り返す夢を見ていたのか、と合点が行きました。今年で48になろうというのに、余りに幼い夢でありまして、我ながら情けないんですが、僕、今までで最も食べた朝食の事を思い出しました。20才の頃、アメリカに1か月間居たのですが、帰途、ロスを発って成田の便に乗ったまでは良かったのですが、大型台風が接近中との事で、僕の乗った飛行機の後は全て欠航だったんですね。成田上空から着陸までの30分間、飛行機は木の葉の様に揺れ、窓から空が見えたかと思ったら、数秒後には海が見えるという有り様、こりゃマズイな…、と感じましたねえ。無事、着陸した際には、飛行機内では大歓声と拍手が鳴り止みませんでしたもん。ところが、余りの強風故、タラップが付かず、1時間近く立ち往生、おまけに雪まで降り出しまして、何とか税関を抜け、都内のホテルに着きました。ところが、大雪の所為で、ホテル内のレストランには大勢の人、コンビニの食べ物は売り切れだったんですね。フライト中も、余りに揺れるものですから、機内食も全く出ず、丸2日間、飲まず食わずでした。ひもじいままに眠り、カラスカァと啼いて夜が明けて、ビュッフェに行きまして、焼き鮭に海苔に納豆にお漬物に味噌汁に卵といった、極々普通の食事でしたが、僕、20才の食べ盛りの上に2日間何も食べていませんから、丼飯を5杯食べまして、数時間動けなくなりました…。

でもね、僕、割と出張も多いですし、海外在住歴もあり、色々な場所で朝食を食べて来ましたけれど、最近のビジネス・ホテルの朝食の充実度って凄いですよね。同業他社との差別化を図る為にも、朝食で差を付けようという事なんでしょうが、ワン・コインとは思えない程の充実度ですから、その企業努力には頭が下がります。都内ですと、無料で、トースト・卵・珈琲・サラダ・ミルクぐらいは摂れますもんね。鹿児島だったかなあ、確か天文館の直ぐ傍のホテルでしたが、500円ですのに、地産地消、現地の農家と契約していて、野菜から卵からお米から、全て美味しかったですもんねえ。それで思い出すのが、以前国会議事堂を覗いた際に、折角ですから、食堂でランチを摂ったんですよ。思わぬ大物政治家、中曽根元総理や小渕元総理を見られて、オオッと思ったんですが、いざランチのプレートが来まして、幻滅しました。ご飯はやわやわ、お味噌汁はぬるぬる、天婦羅はべちゃべちゃ、ちっとも美味しくないんですね。国会内の食堂はここしかありませんから、競争相手皆無ですし、何だか利権の匂いもしますし、そりゃあ旨い筈がありませんよね。

アメリカの様に過度なものになると行き過ぎですけれど、物事何でも競争は必要だなあと痛感しました。いえね、先日、或る画廊の招待状を頂いて、早速目の保養に出掛けたんです。まァ多くの絵画がありまして、誠に百花繚乱でした。お目当ては、以前の拙ブログでもご紹介しました、大分のご出身の藤原亜南さんの「海へと続く棚田」だったのですが、案の定、素晴らしい物でした。夕闇迫る湾岸、棚田、そして海に浮かぶ小さな一艘の船、緑と黒と夕焼けの色、水墨画と油絵が混然一体となり、和洋折衷の極みと、魅入ってしまいました。

ところで、僕、全国各地の美術館や画廊に散々行きました。鹿児島の長島にせよ、倉敷の大原にせよ、久留米の石橋、博多の出光、京都や上野の国立、芦屋や伊丹、ブリジストンやサントリー…。何れにしても、一人の画家のみのコレクションではありませんよね。古今東西の様々な画家の絵が展示されている訳で、夫々の力量というか、センスが如実に出てしまい、これこそ実力のみですから、とっても厳しい世界ではあります。先の藤原さんの絵もそうでしたが、良い絵って、幾ら遠くに居ても、こちらの眼に勝手に飛び込んで来るんですよ。例えば、大原美術館で観た、ゴーギャンの「かぐわしき大地」、多様な原色をふんだんに駆使した裸婦の絵ですけれど、オーラがありましたもん。大分市美術館で観たのは、梅原龍三郎の「高崎山」、これは郷土の大作家、高山辰夫や福田平八郎の間にありましたが、断然輝いていました。国立西洋美術館で観た、フェルメール、モネ、セザンヌ。ホテル・オークラで開催された、企業所有の絵画展での、僕のこよなく愛するエコール・ド・パリ、シャガール・キスリング・モジリアーニ・ユトリロ・パスキン、そして藤田嗣治の豪華絢爛たる面々。何れ劣らぬ眼福でありました。この、エコール・ド・パリの優れた画家集団は、1920年代のパリに、世界各国から集まり、互いに刺激を受けながら切磋琢磨し、優れた作品群を生み出した訳でして、これ、アートに限らず、文学でも技術でも企業でも同じ事ですよね。ソニーがあってパナソニックがあり、トヨタがあってホンダがあるんですから、当院も、公明正大にフェアな競争意識を持って、今後とも頑張りたい、そう思っています!
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