FC2ブログ

梁山泊

友とするにわろき者、七つあり。一つには、高くやんごとなき人。二つには、若き人。三つには、病なく身強き人。四つには、酒を好む人。五つには、猛く勇める兵。六つには、虚言する人。七つには、欲深き人。よき友三つあり。一つには、物くるる友。二つには、医師。三つには、智慧ある友。

これ、鎌倉期に兼好法師が書かれた、「徒然草」の一節でありまして、フムフム成程、合点が行く処もありますけれど、要するに、我が強い方はお断り、という事でありましょう。4月になりまして一期一会、出会いと別れの季節ですが、僕、病院業界に勤めて、早いもので四半世紀以上が過ぎました。何だか、年を経るに従って、偏屈に頑固になって来たのか、どうも性に合わない人が増えて来た様に思います。ほんの少しだけ、全体を見たり、気を使えば、気持ち良く仕事が出来たり、楽しく過ごせるのになあ、と思えてなりません。皆さん、それだけ余裕が無いのかなあ…。これはキリスト教ですけれど、傲慢・嫉妬・憤怒・怠惰・強欲・暴食・色欲の7つの大罪ってありますよね。これに付け加えて、ほんの少し、嫉妬や不満を抑えれば、もっと住みやすい世の中になるのにねえ。努力や精進しない人に限って、汚いやり口や陰口で、他人を卑下しようとします。外面如菩薩内面如夜叉、己がどれだけ醜い姿をしているのか、自分では分からないんでしょうねえ、可哀相に…。僕の青年期って、never say alibi と言いますか、言い訳なんて以ての外でしたし、人を妬むなんて、恥ずべき行為だったのですが、最近の世の風潮は、どうもそうでは無い様でして、優れた人を寄ってたかって引きずり落とす様な風潮が感じられ、卑しい限りであります。イカンイカン、今日ははっきりしないお天気の所為か、どうも厭世的でいけませんね。

今朝、読売新聞でしたか、目を惹いた記事がありました。アルゼンチン北部、パラグアイとの国境近く、その山中奥深く、ナチス・ドイツが隠れ家を建設していたそうなんですね。その建物は、住居部分や監視用スペースが設けられ、厚さ3㍍の壁で覆われていたとか。ユダヤの民に悪行三昧をしておいて、生まれ故郷の遥か彼方まで逃げ、そこまでして生きたいのか、人間の業って、恐ろしいものがありますよね。そして、そのナチスを何十年も執拗に追う、イスラエルの特殊機関のモサド、まァ、己の同胞を惨殺されていますから、分からんでも無いんですが、その復讐心たるや、これまた凄まじいなあ…。これ、日本人ならば、少々酷い目に遭わされても、「過ぎた事は仕方がねえやな。まァ、お前さんが頭の1つも下げれば、水に流してやるよ。これからは心を入れ替えて頑張るんだぜ。」とまあ、何故か落語口調になりまして恐縮ですが、こういう終わり方ですよね。因みに僕、兎に角お客さんの多い家に育ち、海外にも住み、病院に勤務していますから、年齢の割には、人様よりは他人と接する機会が多かったと思います。僕の人徳の無さもあるんでしょうが、そりゃあ幾度と無く酷い目に遭いました。僕も人間ですから、その場では怒ったり悲しんだりはしますけれど、そのネガティブな感情は長続きしないんですよ。「あ~、僕は誠心誠意、その方に接した積もりだけど、こういう態度に出るという事は、他の局面においても、同様に無礼な事をしているに違いない。ならば、僕が責めなくとも、自滅して行くだろう。」、てなもんです。まあ、そういう人物とのお付き合いは、そこで終わりにしています。

話を元に戻しまして、第二次世界大戦のドイツ敗戦後、ナチスの幹部の多くが南米、特にアルゼンチンに逃げ込みました。南米は貧しい故か、独裁者が多いのですけれど、アルゼンチンは特にその傾向が強く、親ドイツ派が多かったんですね。それでナチスも逃げ込み易かったんでしょう。それにしても、このアルゼンチン、南米でも欧米でも嫌われ者でありまして、とても不憫なんですが、国の成り立ちを考えますと、致し方無いのかなあ。と申しますのは、アルゼンチンは元々、僕達日本人と同様のモンゴロイドの原住民が住んでいたのですが、ヨーロッパからの大量移住があり、先住民は片田舎に追いやられるか、殆どが死滅してしまいました。スペイン・イタリア・ドイツ・イングランドからの移民が多かったのですけれど、彼らは本国では貧乏で南米に来た訳で、何時の日かヨーロッパに肩を並べてやる、と本気で思っていました。そうしますと、南米各国からは、「自分達と同じ原住民に酷い目に遭わせやがって」と言われ、欧州からは、「南米の田舎者の癖に、我々に挑戦する気か」と思われたんですね。業の深いナチスが、これまた血が特別濃い感じのアルゼンチンに逃げ込む、何だか暑苦しくて、僕は少々苦手ではあります。

閑話休題、人間の業の深さ、これも生きて行く上で、必要な事ではありましょう。でも、僕、自分がそうでは無いからかもしれませんが、己の才能を屈託無く、のびのびすくすくと、文武両道で伸ばして行く人を、大変好ましく思います。当院も、そういう人がどんどん増えたら良いなあ。

さて、今年のアカデミー賞主演男優賞を33歳で受賞した、エディ・レッドメイン君、中々の二枚目♡♡なんですが、メガ・ヒット映画「レ・ミゼラブル」の若手の主要キャスト、と言った方が通りが良いかもしれませんね。このエディ君、彼のホーキング博士に扮し、筋萎縮症までリアルに再現した演技力は圧巻ですけれど、先の「レ・ミゼラブル」での歌唱力も、なまじっかの歌手顔負けでしたよね。エディ君の父君は銀行の頭取、兄弟は他の銀行の重役を務める大資産家の家に生まれ、全英一のパブリック・スクール、イートン校を出て、ケンブリッジ大では美術史を専攻、ウィリアム王子とご学友だなんて凄過ぎます!優しい性格のジェントルマンで、バーバリーのモデルを務め、ラグビーとテニスとスキーはプロ並みって、いや、僕が犬だったら、お腹を見せて降参、参りました~、という処ですね。おまけに、次回作では、その美貌を活かし、女装した画家の役だそうですし、先週から日本で公開が始まった「ジュピター」では、とんでもない悪役を演じ、鬼気迫る演技だったとか。僕より年下なのに、本当に大した男だなあ、是非お友達になって下さ~い♡♡

日本だって負けてはおりません。先ずは、将棋界の貴公子と呼ばれる、金井恒太五段でしょうか。生まれは何とオーストリアのウィーンでありまして、それもその筈、ご両親が音楽家で交響楽団に居たそうなんですね。その血筋でしょう、ピアノはリサイタルを出来る程の腕前、本業の将棋も大変強く、栄光ゼミナールというエリート学習塾でも講師を務め、そして正統派の二枚目のルックスです。そして、僕が今、注目していますのは、最近TVや新聞で取り上げられる事が多くなりました、ドクターの卵の、西影星二さんです。名古屋大学医学部の六年生、まだ学生さんなんですが、お父様は内科医、お母様は声楽家だそうで、西影さんは、ドクターの卵であり、二枚目のオペラ歌手でもあるんですね♪テノール歌手と言いますから、大変な高音域の持ち主と思いますが、既に新国立劇場の舞台に立った上、全国各地でリサイタルを開いているそうで、こりゃもう、本物のプロフェッショナルの声楽家じゃありませんか!当院も、昨日から音楽療法士の方が入職されましたし、クラシック・ギターの名手が2人居ますからね、是非西影さんをお呼びして、リサイタルを開いて貰おうかしら♪♪

何はともあれ、僕、出る杭を打つ事は決してありません。豊かな才能に溢れた、明るい人々が多く集まる、水滸伝に登場する梁山泊の様な、楽しく豊かな病院を目指しています!学歴経歴国籍不問、老若男女も問いませんから、我と思わん方は、是非拙ブログにご一報下さいませm(__)m。
スポンサーサイト



コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

しもごおり

Author:しもごおり
OSHブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
QRコード
QR