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日本九峰修行日記

日経平均株価が2万円台に届こうかという勢いです。楽観的な方々の中には、「3万円台も夢じゃない、あのバブルよもう1度!」というお考えもある様ですね。確かに、株価とは神の見えざる手でありまして、もしかすると夢の3万円台もあるかもしれません。でもねえ、シニカルに思われるかもしれませんが、この株価って、どう見ても張子の虎で案山子で虚勢でありまして、僕、とてもとても、この状態が10年も続くとは全く思えないんです。だってね、一見、好景気で順調に見えますけれど、これ、どう考えても官製市場じゃありませんか。と申しますのは、日本株を、年金基金と日本銀行が買い支えているだけでしょ。年金基金から27兆、日銀の正確な数字は分かりませんけれど、毎年3兆円以上を株式市場に突っ込んでいます。驚くなかれ、日本の上場企業の株主の1位2位が、年金基金と日本銀行という事になりまして、政府の公的機関が、民間企業の筆頭株主であります。年金基金の原資は勿論僕達国民のお金、そして日銀は幾らでも日本円を刷れるんですから、こんな異常な国は、世界を見渡しても、共産圏か独裁国家にしかありません。即ち、日本は実質、官僚が支配する共産主義国家と変わらない、という事になります。こんなのねえ、どんな失敗をしても国民のお金であり、「金なんてどうせ刷りゃ良いんだよ。」てなもんで、蛸が自分の脚を食べているのと、何処が違うんでしょう…。こんな腐れ外道の官僚どもは、一刻も早く追放しないと、この国が潰れてしまいますよ。

暗澹たる気分になりますけれども、トヨタも日産も月5000円のベース・アップだ、一時金を半年分だと、これまた一見好景気の様に見えますし、TVでもそれをしきりに報道しています。これまた非常におかしな話でして、トヨタも日産も、下請け企業を叩きに叩き、一部上場企業が潤っているだけじゃありませんか。これじゃあ、小林多喜二の「蟹工船」、昭和の始めのプロレタリア文学の時代と、ちっとも変わっておりません。イングランドのロイター通信の記事を要約します。「日本の資本金10億円以上の企業400社に問い合わせた処、賃上げをしたのは14㌫、その他の76㌫の会社は実質ベース・アップはマイナスだった。また、東京商工リサーチが、資本金1億円未満の2万社にアンケートを行った。その結果、4割の企業が減益だった。」との事なんですね。そして、極めつけは、安部総理の13日の国会での発言です。「消費税増税分を除いた賃金は、8ヶ月連続でプラスだ!」との事でありました。いやいや、消費税増税したのはアナタでしょ!?増税分をプラスして、より賃金が上がらなければ、結局はマイナスじゃありませんか。蛇足ながら、ミルクにせよパスタにせよ冷凍食品にせよ、多くの生活必需品の価格は上がる一方なんですから、8ヶ月連続でプラスと言われても、それは微々たる額でしょうから、とても追いつきませんよ。という事は、実質の賃金、そして可処分所得は、やっぱりマイナスになると思いますがね。小学1年生の算数も理解出来ない男が、この国の総理かと思うと、背筋が寒くなるばかりですし、腹の底からの強い怒りを覚えます。それともう1つ、こういう情報、僕は正論と思うんですが、日本の大手マスコミは全く書いてないですし、放送もしないんですよね。日本に住んでいて、正確な情報を入手するのに、イングランドのロイター通信から得るって、どういうこっちゃ!?

その怒りを抑える為にも、珈琲を淹れて暫し一服しましょうか。実際ね、富裕層は少しづつ己の資産を海外に移していると仄聞しますし、拙ブログで幾ら訴えても蟷螂の斧、現実はそう簡単には変わりません。となると、日本という国に頼らず、自助努力と相互扶助で何とかするしかありません。迫り来る少子高齢化と言いますけれど、こうなったら、お年を召した人生の先輩方にも、元気で頑張って貰わねばなりませんよね。今朝、読売新聞を見ておりましたら、藤田巌さんという、73歳の美容師さんの記事が出ておりました。元々は大手電機会社で重役まで務められたそうですが、定年前から第2の人生を考えられたそうです。ご母堂の度重なる病気もあり、「人様のお役に立てる人生を」と思い立ち、在職中から、通信制の美容師専門学校に入校されるんですね。朝の4時に起きて出勤まで練習、そして土日は実技に励み、見事美容師の国家資格を得ます。そして、ホームヘルパー2級の資格も取得、「介護の出来る美容師」として、様々な施設で患者様の髪を整えているとか。素晴らしいなあ、と涙が出ましたのは、「出前美容室」としてスタートするも、当初はチラシを配っても見向きもされなかったそうです。それから16年、現在では40人の美容師を抱え、東京・神奈川・千葉・埼玉の1都4県に、160を超すお得意先の施設があるとか。藤田さんは、「これからは後進を育て、介護の現場を皆様に伝えたい」と、ヘアカットの合間をぬい、講演活動で全国を飛び回っているそうです。素晴らしい方だなァ、一度当院でもお話して貰おうっと!

人間、年齢や経歴や性差なぞ、何の関係もありません。大事な事は、情熱と誠意と謙虚さでありまして、僕もやっぱり、身体が動くうちは、何か世の中にお役に立ちたいですもんね。

文化9年と言いますから、時は江戸時代後期、11代将軍家斉の時代、日向の国ですから宮崎県に、泉光院、というお坊さんがおりました。このお坊さん、当時56歳だったのですが、当時ならば疾うに隠居、現在でもそろそろ定年ですよね。泉光院さんは、住職としてかなりの高い地位にあったそうですが、自分はまだまだ未熟であるとして、「日本全土を托鉢して廻る」と思い立ったんですね。よその家の前でお経を読み御札を配り、その代わりに銭やお米を貰い、旅をする、という訳です。さて、56歳の泉光院さん、1人だけお供を連れて、宮崎県を旅立ち、そして戻って来たのが6年後でありまして、殆ど全てを徒歩で日本を縦断、何と2万㌔を優に超すそうで、地球の半周以上であります!!そしてね、特筆すべき事は、「なるべく多くの寺社を参拝しよう」という目的もありましたから、英彦山に羽黒山に熊野山等々、多くの山寺も走破しておりまして、日本一周&登山、って、修行を通り越して、こりゃあもうサバイバルですよね!?そして、この旅の道中を日記として残しておりまして、江戸後期の風俗が分かる、第一級の貴重な資料となっています。そして、そのハードな旅を終え、79歳まで生きたというのですから、いやはやなんとも、こりゃあもう超人ですよね。自らを高め、年老いても健康で、後世にまで読まれる物を残し、羨ましい限りの人生ですけれど、僕もまだ40代なんですから、泉光院さんを見習って頑張ります!
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