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A TASTE OF HONEY/BOOGIE OOGIE OOGIE

ネット上ではかなりの話題になっているそうで、先週の土曜日の産経新聞のコラムで、結構な強めの主張をしているんですね。「仇をとってやらねばならぬ、というのは人間とした当たり前の話である。ならず者集団を放っておけば、第二、第三の後藤さんが明日にも出てこよう。~中略~護憲信者の皆さんは、テロリストに憲法を読んでね、とでも言うのだろうか。命の危険に晒された日本人を救えない様な憲法なんて、もういらない。」という訴えでした。何だか随分短絡的だな~、と思いますし、かなり乱暴な論旨な気がします。例えば日中戦争において、日本は中国に攻め込み、多くの人を殺しました。日本の敗戦後、中国の親分の蒋介石は、「以徳報怨」という言葉を残したんですね。これ、怨みに徳を以って報いる、という意味なんです。ですから、蒋介石は戦後賠償金を放棄したんですね。産経新聞の姿勢とは随分違うと思いませんか!?

とは言ってもね、僕、産経も嫌いですが、朝日も嫌でして、特定のイデオロギーの臭いがする新聞はとても好きになれません。「インテリが作って○○ザが売る」「羽織を着たゴロツキ」と評されるのが、新聞業界の古くからの言い伝えでして、大手新聞社と威張ってはいても、少し内情を知れば、まあ反吐が出る様な薄汚い連中でしょ。産経新聞は、下剋上とクーデターを何度も繰り返し、社長一族は皆、寝首をかかれて、社外に追い出されるのが常です。読売新聞は、常に独裁者が君臨し自民党権力にベッタリで、国有地を格安で払い下げて貰ってますもんね。朝日新聞は、左がかった記事をずっと書き続け、しかもそれが捏造だった訳で、おまけに、創業者一族と労働組合が骨肉の争いを繰り広げています。毎日は確か誤報が一番多い筈です。日経なんて、自社社員が株の情報を先駆けて入手し、インサイダー取引で捕まってたでしょ。そしてね、最も信用出来ないのは、第二次世界大戦の折、全ての新聞社は、「鬼畜米英」「進め一億火の玉だ」とか戦争を礼賛していたのですね。ところが全紙が、敗戦の翌日から、「アメリカ万歳!」に変わってしまったんですから、真っ当な人間ならば、新聞なんて信用する筈もありません。僕の私淑する、日本一の随筆家の、故山本夏彦先生がこう書き残しています。

大新聞はいま正義の権化になって、やましいところは1つもなくなった。ついこの間まで「羽織ゴロ」だったことを忘れてしまった。昔の新聞記者は心中ひそかに恥じていた。自分はやましくなくても、自分の仲間、同業者がやましいことをしているなら恥じない訳にはいかないと、皆内心忸怩としていた。今はしない。忸怩しなくなると、人は皆増長する。私は断言する。新聞はこの次の一大事の時にも国を誤るだろう。

閑話休題、♪バレンタインが近付いて デパートの地下も揺れる 計算する女の子 期待してる男の子 チョコレイト・ディスコ♪、という訳で、もう直ぐバレンタイン・デーですか。当院のO事務部長ぐらいになりますと、リアカーに山積み出来るぐらい頂けるでしょうが、僕なぞ精々チロルかチョコ・ボールぐらいが関の山でしょうね~。さて、精神の疲労にはアルコール、肉体の疲労には甘い物をと言いますけれど、僕の亡母は、甘辛共に行ける両刀遣いでしたが、どちらかと言うと、やっぱりスイーツの方を好んでいました。僕、今までで最も美味しく頂けたのは、ハーシーもゴディバもロッテも旨いですが、ベルギーのデルレイというメーカーの物でして、これは母が取り寄せていたんですが、吃驚したなあ。ベルギーはアントワープ、フランダースの犬の舞台の街から空路直輸入した物だそうで、トリュフ・シャンパンという銘柄でした。読んで字の如しで、ショコラの中にシャンパンが詰められた物で、口に入れると、シュワッと弾ける感じ、甘味とほろ苦さが絶妙にマッチしておりまして、あれは美味しかったな~。今は銀座や表参道に直営店があるそうですから、今度機会があったら行ってみようっと。

母は中々の食いしん坊、「美味しい物を少しずつ、沢山食べたいのよ!」と贅沢な事ばかり言ってましたが、僕が未だ小さい頃、恐らく仕事だったのでしょう、東京に2人で行った際の事で、兎に角甘い物ばかりを堪能する、というツアー?を敢行しました。和光のチョコレート・サロン、空也の最中、木村屋のあんぱん。資生堂パーラーの林檎のコンポートに木イチゴのタルトにプリン・ア・ラ・モード。虎屋の羊羹、銀座鹿乃子の栗ぜんざい、同じく銀座若狭のクリームあんみつ。仕上げにホテル・オークラの苺のミルフィーユにレア・チーズ・ケーキにガトー・マロン。おいおい、大丈夫か、というぐらい3日間食べまくりまして、それではまるで熊の冬眠の前、僕はご相伴するのはとても無理でした…。益々驚いたのは、それで気が済んだのか、今度は3日間絶食したんですね。身体には大層悪い気がするんですが、本人は大満足の体でした。

僕はその母の血を余り引かず、完全なる左党ですけれど、それでも時には甘い物を美味しく感じます。オレンジをチョコレートで覆ったオランジェット、ユーハイムのバームクーヘン、ワインを嗜む時の枝付きの干し葡萄、濃厚なフレンチの際の口直しのソルベ、香港で飲茶を堪能した後の杏仁豆腐、サンフランシスコで食べたスクィーズしたばかりのオレンジを使ったシャーベット、ここら辺は大好物です。でもね、僕の今までの人生の中でのベスト3のスイーツと言いますと、生粋の日本人ですから、やっぱりどうしても日本的になっちゃうんだなあ~。

先ずは、僕が名古屋に居た頃ですか、未だ20歳そこそこで、漸くお酒の味が分かって来た時の事です。ジンにウオッカに、そしてラムからウヰスキーから、散々呑みまして、明け方に眠りに付いた所、友人から起こされたんですね。「おい、今日草野球の試合って伝えてたろ!」、慌てて着替えて球場に向かいましてすぐにプレイボール、それがまた梅雨時で、雨は降らなかったんですが物凄い湿気でして、おまけにダブル・ヘッダーで2試合連続ゲームに出ました。僕、頭は痛いわ、身体は重いわ、ヒットを1本打って、ゴロをさばくのが精一杯だったんです。自分でも驚く程汗が出まして、その試合後に、かき氷を3杯食べたんですが、これがまあ、乾ききった身体が水分を全て吸収する感じでして、痺れる程の旨さでした。尤も、翌日はお腹がピーピー、大変な目に合いましたが…。

お次は、父がこよなく愛したヨットに乗った時の事です。ディンギーという小さな2~3人乗りの物--そのヨットは台風で何処かに行ってしまい、父は荒れる海に飛び込みましたが、結局は流されました。--だったんですが、洋上では結構な重労働なんですよ。帆を揚げたり降ろしたり、「お前、泳げるんだろ?潜って貝を獲って来い!麦酒のつまみに俺が喰うから。」と無茶な要求も何とかこなし、何せピーカンの炎天下で、疲労が重なると食欲が無くなるんですよね。疲れ果てた僕を見て、父がニヤッと笑い、クーラー・ボックスから出してくれたのは、良く冷えたみつ豆の缶詰でして、これがまた、悲鳴を上げている筋肉に沁み渡る旨さなんですよ~。「旨えだろ!?よし、俺がラジコンの潜水艦を動かすから、お前はそれを失くさない様に、海で待機しとけ!」ですって…。これじゃあ、ジャイアンか戸塚ヨットスクールですよね!?

最後は、僕が1度だけ行った事のある、岸和田のだんじり祭りでの、ベビー・カステラでしょうか。関西圏では何故かベビー・カステラが大人気なんですが、まァ柄が悪い事悪い事、一升瓶の割れたのがそこらじゅうに散乱していますし、ハードな大阪弁が大声で交わされ、男衆は皆酒臭いですし、女性達は心なしかお化粧も香水もかなりキツめでして、またねえ、だんじり祭りって9月なんですが、滅茶苦茶に暑いんですよ。凄まじい人混みですし、柄が悪いものですから、警官も沢山いらっしゃいます。この暑さと人混みと殺伐とした空間において、皆さん、心を休める甘い物が必要な様で、ベビー・カステラとサイダーが飛ぶ様に売れていたんです。郷に入っては郷に従え、早速僕も試してみたんですが、うん成程、この素朴な甘さが、ささくれ立った心を癒すんですね、いや、堪能しました。尤も、狭い街に万単位の人が押し寄せますから、南海電鉄の岸和田駅が見えているのに、そこに辿り着くまでに1時間掛かりまして往生しました~。

お上品な母のスイーツと違って、僕は何だか土着であか抜けない甘物という感じでしたが、今日の拙ブログは如何でしたでしょうか?僕、今日は飲み会がありますけれど、今夜の〆は蕎麦やラーメンでは無く、しるこかぜんざいにしようかしら!?
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