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THE BEST AND THE BRIGHTEST

もういよいよ如月ですか、早いですね~。さて、今日は月初めの週明けという事もありまして、また今週は大きな仕事が2つ控えている所為もあり、色々と瑣事に追われまして、今さっき漸くデスクの前に座った次第でありまして、やっと落ち着いたと思ったら、当院のPCのシステムかサーバーがダウン、拙ブログの更新が大幅に遅れてしまい、大変申し訳ありませんでした。何時また落ちてしまうのか、果たしてきちんと復旧したのかドキドキですけれど、それにしても、大寒を過ぎてもう立春の筈なのに、毎日寒いですねえ…。僕、昨日は用事があり、日田方面に日帰りだったのですが、車窓からはちらほらと雪も見えまして、足元から冷気が忍び寄る感じで参りました。でもね、不思議なものなんですが、仕事絡みのちょっとした小旅行の趣があったんですが、こういう時って、僕、何故か松本清張を読みたくなるんですよね~。清張作品は、昭和30年代から50年代のミステリーが多いのですけれど、彼の達者な風景描写は勿論の事、劇中に列車が良く登場しますからね、その所為かもしれません。特に九州は清張先生の出身地でもあり、とりわけ優れた描写が多い様に感じます。尤も、殆どの作品で、何故か色白グラマーの女性は酷い目に遭って必ず殺されるんですが、清張先生、個人的なルサンチマンと言うか、自分が豊満な女性にこっぴどく振られただけな気が…。それはさておき、昨日の車中で久方振りに再読したのは、「蒼い描点」でしたが、これは冒頭、箱根が舞台なのですけれど、老舗で名高い大和屋ホテルに材を取っているんですね。このホテルというか旅館なんですが、ここが面白いのは、宿泊するのは渓谷の川沿いですから、チェック・インを済ませた後は館内のロープウェイで移動するんですね。劇中にその様子が書かれており、一気に物語に引き込まれるのは、流石は清張先生のストーリー・テリングの上手さでしょうか。現在改築中ですけれど、是非泊まってみたい処ではあります。

閑話休題、本当に残念な事に、ジャーナリストの後藤健二さんが卑劣なテロによりお亡くなりになりました。本当に悲しい事ですし、謹んで哀悼の意を表します。さぞ無念だったかとは存じますが、どうぞ安らかにお眠り下さい。それにしても、こんな事を繰り返す様では、イスラム国なぞ決して認める事は出来ませんし、許される筈もありません。断固として抗議し、戦うべき処は戦うべきでしょう!ただ、そこでほんの少しだけ冷静になって欲しい、僕、そう思うんですよね。と申しますのは、安部クンの中東歴訪時の演説の英文を読んだんですよ。確かに、大意ではおかしな事は言っていない様に思います。でもね、センテンスでは大丈夫にしても、ワードが強過ぎる様に感じました。例えば、curbという単語、これ、「イスラム国を拘束する」といった使い方でした。contending with ISIL、は「イスラム国と戦う」と訳すのが自然でしょうね~。勿論僕なぞ、英文科を出た訳でもありませんし、ネイティブの方に聞いてみたいですけれど、イスラム国を刺激しない言葉を使うべきだったんじゃないでしょうか。無論、テロには屈しないというのは正しいんですが、そこに至るまでの過程や、安部の軽率な発言については、きちんと検証する必要があるんじゃないかなあ!?

そしてね、最も大事なのは、本質を見極める事だと思うんです。今回のイスラム国の台頭にしても、因果応報と申しますか、全てはアメリカの撒いた種でしょ。古典落語の演目に、「真景累が淵」、という怪談噺があります。歌舞伎でも映画でも取り上げられた有名な話ですが、これ、どうやら実話だそうですが、親の因果が子に報い、殺された相手は怨霊となり仇に取り憑き、何と半世紀以上、因縁と不幸の連鎖が続くんですね。今の中東で起きている事は、この噺と全く同じでありまして、故立川談志師匠は、「落語とは人間の業の肯定である」と有名な言葉を残しました。これを僕なりに解釈しますと、かってクレイジー・キャッツが唄っていた、「分かっちゃいるけど止められない」でありまして、「分かっているのに、実際の行動では悪い事をしてしまう」なんですね。煙草が身体に悪い事は分かっているのに、ついつい吸ってしまう、これなんですよね~。

アメリカのこの半世紀の歴史を俯瞰しますと、ベトナムに始まって、アフガニスタンにイラク、そして今回のイスラム国と、全て自分で火を付けては消す事の繰り返しであります。ハーヴァードなりオックスフォードなり、超一流大学を出て、弁護士の資格も取り、苛烈な競争を勝ち抜き、そして大失敗をやらかすんですから、所謂アメリカのエリートって、安部クンと一緒で、実は相当頭の出来が悪いんじゃないかしら。とりあえず、君達は人生勉強が足りません!談志でも志ん生でも、志ん朝でも米朝でも構いませんから、落語を聞くか寄席に通いなさいッ!!

先ず、アフガニスタンの例を挙げますと、この国に旧ソ連が攻め込んだのが1980年代の事であります。ソ連に対抗するグループに、アメリカは数十億$の資金援助と、最新の武器を惜しみなく供与します。その甲斐あって、ソ連軍は撤退するのですけれど、武器とお金は沢山残っており、内戦が勃発するんですね。そして、生き残った幹部クラスの人達が、タリバンやアルカイーダの首脳陣となり、アメリカに反旗を翻しているんですもん、何のこっちゃ、という感があります。イラクに攻め込んだものの、あれだけ大騒ぎしていた大量破壊兵器は結局は全くありませんでしたよね。フセインをやっつけたものの、今回のイスラム国の指導者のバグダディですか、彼は元イラク軍の出身なんですから、同じ事の繰り返しです…。そして、ベトナム戦争ですけれど、反アメリカで戦っていた、通称ベトコンと呼ばれる兵士達、彼らは、先のアフガンの時と同様、アメリカの資金援助を得て出来上がった軍隊でしたもんね~。そうそう、ビン・ラディンだって、石油利権を巡って、かってはかなりの親米でしたもんね!

整理しますと、①外国において戦乱が起きると、アメリカは自分の利益に直結する組織に多大な援助をする、②戦争後、その組織は自立を求めて、反アメリカで立ち上がる、という図式が見られます。何度失敗したら気が済むのか、勿論、アメリカの軍事費は去年で6300億$と言いますから、天文学的な巨費であり、凄まじい利権争いと、常に戦争を欲するのは間違いありません。

イスラム国のやっている事、これは確かに滅茶苦茶で、僕、何1つ弁護出来ませんし、決して許せません。でも、アメリカも欧州も目糞鼻糞ですし、最初に人を沢山殺したり、植民地や奴隷にしているのは彼らなんですから、お前が言うな!という気がしてなりません。世界最古の兵法書であり、今なお多くのビジネスマンの必読書である「孫子」、これにはこう書かれています。「百戦百勝は、善の善なる者に非ざるなり。戦わずして人の兵を屈するは、善の善なる者なり。」何だかパラドックスの様ですけれど、自軍にも敵軍にも損害無く、戦わずして勝つのが最良なり、と言っているんですね。そりゃそうです。例え戦争に勝ったとしても、勝者にも敗者にも、多大な被害や因縁や恨みが発生しますもんね。戦わずして勝てば、何の損害も無いんですから、そちらの方が利口です。

日本が世界から思われている事、それって戦争をしない平和な国、でしょ。僕、憲法については納得いかない処もありますが、何も自分からアメリカの子分になって、売られてもいない喧嘩を買う必要は全く無い、そう確信しています。どうか安部クンの頭に冷や水を掛ける、骨太な政治家の出現を待っています!!それにしても、どうやらパソコンのシステムが持って良かった~。ではまた明日にお会いしましょう!
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