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エディプスの恋人

abe,you killed haruna.you did not take the threats of my captors seriously you did not act within 72 hours.

先ずは、今回のイスラム国のテロの犠牲となった、湯川遥菜さんのご冥福を祈り、謹んで哀悼の意を表します。本当に無念だったかと思いますが、どうぞ安らかにお眠り下さい。

さて、今回のこの事件、自己責任を問われても仕方が無い部分は、確かにあるかと思います。君子危うきに近よらず、の諺にあります様に、シリアに行かないという選択肢もありました。また、湯川さんの場合、どうにも怪しげな民間軍事会社を経営していたりと、庇えない処も多々ありますよね。そして、イスラム国の論理も破綻しており言語道断、決して許されません。ただね、僕がどうしても納得行かないのは、日本政府は果たして人命救助の為にきちんと動いたんだろうか、という点なんです。湯川さんや拘束中の後藤さんのご家族の元には、イスラム国からのコンタクトが、去年から数回あったと言うじゃありませんか。外務省とか、一体全体何をしていたんですかね!?まァ、北朝鮮の拉致被害者にしても、何十年も何もしてくれないのがこの国であります。僕が大学院在籍時ですから、もう20年前になりますけれど、その当時から、「拉致はあった。多くの日本人が北朝鮮に抑留されている。」という情報は沢山出ていたんですよね。それを、自民党も社会党も黙殺してました…。特に社会党なぞは、「拉致なぞ無い!」と土井さんが断言してましたもんね。おかしなイデオロギーと、歪んだ視点の妙ちきりんなフィルターを通して世の中を見れば、嘘が真実に見える、という事なのでしょう。

さて。冒頭の英文は拘束中の後藤さんからのメッセージですけれど、直訳しますと、「安部首相、あなたが遥菜さんを殺した。脅迫をきちんと受け止めず、72時間以内に行動しなかった。」で良いかと思います。勿論、「自己責任だ」、という意見もあるでしょう。ただ、僕が憤りを覚えるのは、昨日のニュースはこの件ばかりだったんですね。午前中は、この一節を紹介していたんですが、時間が下がるにつれ、abe,you killed haruna、の部分はちっとも放送されなくなりました。そして、この声明の最後は、don' t let abe also kill me、即ち、安部に私を殺させないで欲しい、でありました。ここもね~、新聞各紙では読めたのですけれど、テレビでは一切放送しませんでした。真実を隠すな!糊塗するな!と言いたくなりましたねえ。僕達は正しい情報を知る権利があるでしょ!テレビ局もあれだけ時間を取っておいて、安部に関する文言が出ると自主規制、ジャーナリスト気取りの癖に、なんとまあヘタレの腰抜けなんでしょうか。

そしてね、これもちっとも放送しませんけれど、安部は今回の中東訪問時、エジプトにおいて、「イスラム国と戦う周辺諸国に、2億$程度の支援を約束します。」と断言しました。その直後に誘拐の身代金として、イスラム国から2億$の要求が来た訳です。安部クン、余計な事をして、火に油を注いでませんか!?そして、イスラム諸国の不倶戴天の天敵であるイスラエル、この国への、日本からの武器輸出--20機前後の戦闘機、ミサイルの部品等々--は去年に既に決定済みです。そして、今回の中東訪問においても、軍事関係の会社を20社以上引き連れて、商談をしていたそうですよ。日本ではちっとも書かれていませんが、海外のメディア、タイムズにせよワシントンポストにせよ、安部について滅茶苦茶批判してますもんね。イングランドのエコノミスト誌なんて、これは今回とは違う件ですけれど、安部の歴史認識について、abe's demons、安部の悪魔、ですよ!?

別に僕、イスラム国を庇う訳じゃありませんが、彼らなりに新聞なりネットなりを見て情報収集をしているでしょうし、これだけの状況証拠が揃えば、「日本は敵だ!!」と認識されても仕方が無い様に思います。僕達は平和を愛し、極めて穏和なのに、おツムの弱い首相が勝手にトラブルを起こしている気がしてなりません。大体、イスラム国に日本は空爆なんてしてないのにねえ…。そう言えばコイツ、「総理である私は、いかなる事態にあっても、国民の命を守る責任がある。」、記者会見で大見得を切ってましたが、全く守られてないじゃん!?だったら、責任を取って辞めたら良いのにねえ。結論として、昨日のNHKで、小沢さんがいみじくもおっしゃってましたが、「今回の件は、安部さんがわざわざあっちに行って、会見で宣戦布告の様な事を言った訳で、相手にしてみれば、敵とみなすのは当然」、ですって。僕も全く同感です…。

閑話休題、僕ね、この安部首相について色々と批判して来ましたけれど、最近ハタと気付いたのですが、精神分析の対象として見ていたんですね~。勿論、僕はドクターでも心理士でもありませんから、所詮は門前の小僧習わぬ経を読む、ですけれど、ズバリ書きますと、安部クン、一種のエディプス・コンプレックスと思えてなりません。このエディプス・コンプレックスとは、一言で書きますと、男の子にとって母親は最初の異性ですから、手に入れたいんですが、現実にはお父さんが居ますよね。よって、お父さんに対して強い対抗心を持つ、という幼い頃の葛藤と言えるかと思います。さて、安部クンのご母堂は、岸信介の娘さんですよね。さて、この岸という人、毀誉褒貶相半ばする怪人物なんですね。官僚のトップまで行き、日本を大敗戦の憂き目に遭わせたA級戦犯であり、様々な大臣を経験し総理まで上り詰め、アメリカのCIAから資金援助を受けたスパイ--米国の公式文書のその記録が残されています--でもあり、日米安保条約の立役者であり、某新興宗教や右翼とも強いパイプがあり、付いた綽名が「昭和の妖怪」ですもんね。岸という人物、善悪は兎も角として、スケール・学歴・経歴・知名度、全てにおいて、孫の安部クンは足元にも及びません。

安部クンはかなりのマザコンと仄聞します。恐らく、母親からお爺ちゃんの偉大さを夜な夜な聞かされて育ったのに違いなく、何時か岸信介を超えてやろう、そしてお母さんから認めて貰おう、というのが強いんじゃないかしら。岸総理の悲願が、「憲法改正」であり、それが出来ずに退陣したのは広く知られる処、偶然なのか否か、安部クンの究極の目標もそこにありますもんね。

あとね、恐らく、自分に都合の悪い事は全く聞こえないし、聞く必要も無い、そうも感じます。何か大きなトラブルがあっても、直ぐに顔色を変えて切れるか、或いはマスコミを連れて美食三昧やゴルフに興じ、別荘で静養しているのは、他者の痛みを自分の事として捉えられないのではないか、僕、そう思うんですね。乳母日傘で何1つ不自由無く育ち、誰も彼を叱ったり諌めたりしない環境だったでしょう。そして、学校は余りレベルの高くないエレベーター式で大学まで出て、就職先は親に紹介して貰った一流企業の神戸製鋼、ここで3年間だけ務めて政治家になった訳で、そして、奥方は森永製菓の令嬢という政略結婚、これで、実体経済の深刻さや国際外交のシビアさや人の情を分かれ、という方が酷かもしれません…。どうもね、安部政権になってから、寛容さや許容や自由という、人にとって一番大事な部分が感じられない政治、そう思えてならないんです。でもね、もし僕の推測が当たっていれば、安部クンは、自分が理解出来ない人は、中東で捕まって死んでも、何の良心の呵責も感じないんじゃないかなあ。でも、安部クンの理解出来る人って、裕福な恵まれた環境の中高大一貫教育で育ち、何のトラブルも無く成人し、皆がちやほやしてくれる、自分と同じそんなタイプでしょうが、でもね、そんな人って極めて特殊であり、殆ど居ないんですよ…。もしかすると安部クンは、僕とは違って人様の悪口など決して言わない、育ちの良い好人物かもしれません。でも、他者に対する配慮の無さ、また感性の無さ、そして極々珍しい一部のタイプの人間にしか理解が無いだなんて、政治家に最も向いていないタイプだと強く思いますが、読者の皆様は如何思われますか!?

もう僕ね、こういう悲しい話は書きたくないんですよ。もっと美味しい食べ物や美しい絵画や楽しい映画について書きたいだけなのに、どうかどうか、この国がより良い方向に進みます様に。それを切に願っています。そして、1人残った人質の後藤さんが、無事に帰国出来ます様に。

追記 2014・1・27

エディプス・コンプレックスの件ですが、誤解されそうなので補足します。上記の文章ですと、お爺さんと孫の関係がエディプス・コンプレックスと捉えてられても仕方がありません。大変失礼致しましたm(__)m。字数が多過ぎたので、思わず省略したのですが、安部クンは、お父さんに関しても、学歴・経歴等々でコンプレックスがあったと推測します。ところが、お父さんは総理目前で倒れ、帰らぬ人となった訳で、或る意味、父を超えた訳です。そして、今度は祖父を超えよう、という野望が生じたのではないか、という僕の推測なんですね。言葉足らずで大変失礼致しましたm(__)m。
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