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頭山

皆様、おはようございます☂昨日の午後からだったかな、大分は氷雨がずっと降っておりまして、終日肌寒くて参りました。その寒さも一因なのでしょう、どうやら、インフルエンザや風邪がかなり流行っているそうでして、皆様もどうぞお気を付け下さいませ。僕、年末にインフルエンザA型に罹患しまして、大変な目に合いましたもんね~。タミフルが非常に効いて、それは良かったのですけれど、体温が乱高下しまして、ゾクゾクと寒気がしていきなり39.8℃になったと思いきや、数時間後には35℃台になったりして、マラリアがそういう症状だそうですが、凄まじく体力を消耗しました。全身が激しい筋肉痛になりまして、身体を動かすだけで辛かったですもん。どうぞ皆様、マスクは勿論の事、手洗いにうがいをまめにされて下さいね。

さて、今日もまたイスラムの話で恐縮なんですが、昨日一昨日からの連続物、今日で一応お終いにしようと思いますので、暫しの間、お付き合い下さいませ。いえね、当初はね、全く違う話をしようと思っていたのですが、昨日、フランスのオランド大統領が、空母シャルル・ド・ゴールを中東に派遣、イスラム国に空爆を行うと断言したんです。ううん、こりゃあマズい、もう1度イスラムについて書いておかなくては、と思った次第なんですね。私事で恐縮なんですが、僕、実は大学院時代には国際政治と軍事について研究していたんですね。「戦争は勿論悪い事だけれど、何故そんな事が起きるのか、それをロジカルにアカデミックに勉強した方が良い。例えば、癌が怖いからと言って、その研究をきちんとしなければ、いつまで経っても特効薬は作れない。」との思いでありまして、また、日本は軍事に関して余りに無知無関心ですから、少しでも知識を得たい、と感じていました。

さて、先のフランスの空母、シャルル・ド・ゴールなんですが、搭載出来るジェット戦闘機は40機ですから、左程大きなサイズではありません。アメリカの最新鋭空母ジョージ・H・W・ブッシュ、このクラスになりますと90機搭載ですもんね。因みに、日本のヘリ空母「ひゅうが」なんて、載せられるのは、ヘリコプターがたったの11機ですよ、トホホ。話を戻しまして、シャルル・ド・ゴール、サイズは普通なんですが、実はこの船、或る意味世界一の実力なんですね。それは、核兵器を積んだ唯一の空母である、という事でありまして、ジェット機に小型の核爆弾を積んで爆撃出来る、という訳なんです。この危険な船を中東に派遣し空爆をする、となると、火に油を注ぎ波風を立てる様なもの、中東側の猛反発は目に見えています。

どうして、排除の精神、報復や暴力の連鎖の方向に行ってしまうのかなあ…。実社会でも同様ですけれど、例えば或る組織に異分子が闖入すると、どうしても排他的になると言うのかな、中々受け入れようとしないんですよね…。人は夫々違って当たり前、色々な価値観や個性があるからこそ面白いのであって、僕なんて様々なタイプが揃った方が強い集団になると思うのですけれど、頭が固い人は駄目ですね~、どうも野暮天で田舎臭くて、付き合いにくいったらありゃしないよ!?

話がそれて恐縮です。「頭山」、あたまやま、という落語がありまして、ナンセンスかつシュール、よくまあ江戸時代にこんな噺が出来たなあ、と聞く度に感心するんですね。吝嗇な男がサクランボを種ごと食べたら、頭に桜の木が育ち、近所の人達は大喜びで「頭山」と名付けた男の頭の上に乗り、花見で大はしゃぎ…、という噺なんですよ。オチは皆様、是非高座でお聞きになって欲しいんですが、読み方は違い、頭山と書いてとうやま、という方なんですが、かって日本にはスケールの大きな民間の運動家が居たんです。

頭山満、この博多生まれの明治人は、徹底したアジア主義の実践者であり、真の国士でした。アジア主義、これ、最近では余り聞き慣れない概念ですけれど、そうですねえ、一言で申しますと、「アジアは欧米の植民地として支配されている。これを打破し、平和で公平で公正な世の中にする為、アジア各国の独立を支援する。」という、大変結構なアイディアでした。頭山先生の凄さは、兎に角実践的であり、政府を嫌い常に野に居た事でしょう。自由民権運動を推進する為、福岡の地に玄洋社を設立、農業・養蚕・鉱業で生計を立て、そして、アジア主義の大義を邁進します。

すげえなあ、とほとほと感心するんですが、頭山先生の人脈って、まァワールド・ワイドで幅広いんですね。中国革命の父と呼ばれた孫文。台湾総統の蒋介石。インドの独立運動家のビバリ・ボース。トルコの皇太子だったアブデュルケルム。ロシアの革命家、クルバンガリーにイブラヒム。ベトナムの革命指導者のファン・ボイ・チャウ。これら錚々たる大物に加え、フィリピンやアフリカのエチオピア、アフガニスタンや中近東地帯の独立運動を支援、成功例も非常に多いんですね。頭山先生は私生活は非常に質素、それでも、アジア各国の独立運動家への資金援助は全く惜しまなかったんです。カリスマ的魅力に満ち溢れていたんでしょう、支援する企業家も多く、頭山先生の資産は、筑豊で400万坪、夕張で1500万坪、何れも豊かな炭鉱や山林を持っていたそうですが、亡くなった時には殆どお金は残っていなかったそうです。

こうした偉大な先人達が居てくれたお蔭で、イスラムの人達の日本人への信頼度って、極めて高いんですね。先日来から僕が、日本こそが西洋と東洋、キリスト教とイスラム教の平和の使者となれる、そう言い続けた所以がお分かり頂けたでしょうか。そして、これは全くの私事なんですが、僕の曾爺さんの蜷木稔、この病院の創立者なんですが、彼が私淑し、実際に教えを受けたのが、硬骨漢として知られた国会議員の中野正剛なんです。この中野さんが、頭山先生の一番弟子でありまして、僕、個人的には、その曾曾孫弟子と思っているんです。それはさておき、どうか、世界が平和になる日が、1日も早く訪れます様に。

いやあ、3日に渡る、イスラム圏の考察でしたけれど、如何でしたでしょうか!?この拙文が、皆様に何かしら寄与する処があれば、これ程嬉しい事はありません。
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