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HITLERLAND

新年明けましておめでとうございます。旧年中は、読者の皆様を始めとしまして、患者様や地域の皆様方、そして全てのスタッフに大変お世話になりました。今後とも、拙ブログに叱咤激励、そしてご指導ご鞭撻の程、何卒宜しくお願い致します。まあ、励ましの一種とは思うのですけれど、僕も人間ですから、余りの罵詈雑言は流石に凹みますので、色々と至らない点も多いかと存じますが、そこら辺はどうぞご海容の程を願いますし、皆が仲良くやるのが一番でありまして、今年も1年宜しくお願い致しますm(_)m。

それにしても、年末年始は酷く寒かったですね~。ここ大分は大体温暖な気候なんですが、新年早々吹雪の様なお天気、昨夕もひとしきり雪に見舞われました。とは言っても、北陸や近畿方面では新幹線が止まる程の積雪だった様で、皆様、被害は無かったでしょうか!?TPPは勿論の事、年金や原発事故の未処理、景気の見通しも全く不透明ですし、対外的にも不穏な空気が漂い、折角平和を表すという未年なのにねえ、どうも見通しの暗い1年の様な気がしてなりません。

僕、昨今の右寄りの風潮、特に自民党政権には危惧する事ばかりなのですが、不思議でなりませんのは、そういう人達って、天皇陛下を大事にする筈ですよね。その事自体は僕も大賛成、天皇陛下は日本にとって必要な不可欠な存在、そう信じております。ただね、今年の元旦の陛下のお言葉、皆様、ご覧になりましたか?

「東日本大震災から4度目の冬になり、放射能汚染により、かって住んだ土地に戻れずにいる人々や、仮設住宅で厳しい冬を過ごす人々が未だに多い事も案じられます。~中略~本年は終戦から70年という節目の年にあたります。多くの人々が亡くなった戦争でした。各戦場で亡くなった人々、広島・長崎の原爆、東京を始めとする各都市への爆撃などにより亡くなった人々の数は誠に多いものでした。この機会に、満州事変に始まるこの戦争の歴史を充分に学び、今後の日本のあり方を考えていく事が今、極めて大切な事だと思っています。この1年が、我が国の人々、そして世界の人々にとり、幸せな1年となる事を心より祈ります。」

僕、この天皇陛下のお言葉って、非常に重い様に感じます。新年早々、放射能汚染や戦争について触れるなぞ、極めて異例と思いませんか!?僕、天皇陛下って、数千年も前から続く世界最古の皇室であり、常に五穀豊穣と平和を願う、大神主、そう思い、尊敬と感動の念を禁じえません。ましてや、政治には関与しない、という姿勢であられる訳で、それなのにここまで言及された、という事は、安倍政権に対し、非常に憂慮されていると解釈するのが自然でしょう。天皇陛下への平和への希求を無視し、放射能汚染には知らんぷり、これね、戦前ならば不敬罪で、自民党首脳陣は皆刑務所入りですよ!!

経済面においても、諸外国がチャレンジして失敗ばかりの新自由主義--今年から残業代は一律ゼロにするだなんて、労働者はまるで奴隷扱いですよ。--を突き進み、大体「アベノミクス」って言葉、誰が造ったの!?福島の子供達の甲状腺癌は増え続け、自殺者だってちっとも減りません。政府の統計では、毎年3万人の自殺者という事になっていますけれど、この数字には、遺書が無い変死の場合はカウントされないんですね。毎年日本の変死者は15万人前後と言われていますから、20万人近い人が自ら命を絶っているんです。勿論、こんな先進国は日本だけですし、僕、これを見て見ぬふりをしているこの国に、強い強い憤りを感じますし、決して信ずる事は出来ません。新年早々、ネガティブな話で大変恐縮ですけれど、これが現実ですから仕方がありませんよね…。大体ね、未だに仮設住宅だなんて酷すぎますし、だったら、公務員住宅をとっとと提供すれば良いのにねえ。残業代ゼロにしたって、公務員が先ずそうすればどうでしょう!?

閑話休題、僕、年末年始やお盆などのまとまった休みの折は、長編小説か、骨太のノンフィクションにチャレンジするのが常なんです。今年は何を読もうか散々迷ったのですけれど、「ヒトラーランド --ナチの台頭を目撃した人々--」、アンドリュー・ナゴルスキ著、北村京子訳、作品社を読了しました。これ、500頁を超す大著なんですが、ヒトラーやナチスが台頭し始めた将にその時、リアル・タイムにベルリンやミュンヘンに居た人々の日記やインタビューや記録を丹念にあたった物なんですね。当時のドイツは第一次世界大戦に大敗、莫大な補償金を突きつけられ超インフレ状態であり、人心は荒み政党が乱立、毎日の様にデモがあった、という大混乱の時でありました。敗戦のやり場の無い怒りや強いドイツへの希望、経済復興や職を求める気持ち、それらのフラストレーションを全て引き受け、一気に政権を奪取したのがナチスだったのです。僕、この書を読んでいて最も恐ろしかったのは、ヒトラーに対し、懐疑的に見ていた人も勿論居たんです。でも、その時代の空気と言いますか、大勢に負けてしまい、皆がナチス礼賛一色に染まってしまうのです。そこには、デマゴギーや巧妙極まりないプロパガンダ、ヒトラーの演説の上手さもありましたけれど、当時のドイツ国民には、真贋を見分ける冷静な視点が無かった、という事に尽きるでしょう。

僕、日本人が、政府の広報やプロパガンダ--「アベノミクスで経済上向き!」「原発は必要!」等々--に騙されない事を切に切に願っています。夫々が情報を精査し、自らの頭で考え抜く。そして、天皇陛下のお言葉の意味をきちんと感じる、それさえ出来れば、これだけ優秀な日本人なんですもん、薔薇色の未来が待っていると思います。今日の拙文が、杞憂に過ぎない事を祈ります。では、本年も拙ブログをご贔屓の程、何卒宜しくお願い致しますm(_)m。あっ、そうだ、5日の月曜日は仕事始めで忙しいので、出来れば明日の日曜日も更新予定です!
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