FC2ブログ

泣かないあいつが憎らしい

おはようございます!いや~毎日寒いですね…。22日の月曜日ですか、当院のO事務部長、事務のS君と共に、宮崎は延岡まで日帰り出張に行って来たのですけれど、早朝外に出てみますと、みぞれがしきりに吹き荒んでおりまして、「雪は天から送られた手紙である」なんて洒落てる状況ではありませんでした。いやはや何とも、寒い寒い、またね、訪問先が山の中でしたから、観光名所に寄るとか美味しいものを食べるとかは出来ず、半日ずっと車の中にいた感じでした。遠距離ドライブをすると、九州って火の国であり、山国だなァと痛感しますけれど、ラジオがちっとも入らないもんですからね、とりあえずCDを聴いていたのですが、これが中途半端な和風ラテン音楽の様な代物で、随分売れたものだそうで、若い女性が唄っていたんですが、リズム・声量・メロディ・歌詞、何れも凡庸でして閉口しましたねえ。何はともあれ、仕事は無事に済みましたし、道中トラブル無く戻れたのは御同慶の至り、Oさん、S君、本当にご苦労様でしたm(__)m。

これだけ寒いと、どうも僕、風邪気味で参っているんですが、やっぱりウインター・スポーツの華、ラグビーを観たくなります。大分のラグビー界を牽引するのは、何と言っても黒衣の集団、大分舞鶴高校でしょう。今年は九州大会で3位に入った様ですし、全国選抜大会にも出場しました。もうすぐ始まる花園の全国大会では、舞鶴はそこまで厳しいブロックではありませんので、久方振りにベスト8ぐらいまで行ってくれないかなあ…。親友のMさんの出身地の長崎もまたラグビーどころでして、今年は北陽台高校が出場、舞鶴と共に勝ち進んで欲しいものです。でもね、今年の高校ラグビーもやはり西高東低、大阪の東海大仰星、九州の東福岡、この両チームが断然抜けている様でして、今週の土曜日にいよいよ開幕ですからね、僕、炬燵の中からですが、一所懸命応援しますよ!

さて、昨日は僕、咳込みながらCSでラグビーの放送を観ていて、熱の所為では無く、身体が熱くなりました。釜石シーウェイブという、地域に密着したラグビー・チームがあるのですけれど、ここが勝ち進みまして、とうとうトップ・リーグへの入れ替え戦に駒を進めたんですね。34-24、後半にはリードを奪われるなど、タイトな試合展開でしたが再逆転、いやあ、本当に良かった~。ラグビーのオールド・ファンにはお馴染みですが、この釜石シーウェイブの前身のチームは、あの伝説の新日鐵釜石でありまして、前人未到の日本選手権7連覇を成し遂げ、付いた異名は「北の鉄人」であります。伝統の赤いジャージ、胸元には可愛いハマユリの花のマーク、成人式の日のラグビー日本選手権--学生と社会人のチャンピオン同士が戦うんですね。--には、晴れ着姿の美しいお嬢さん方までもが国立競技場に駆け付け、何時も満員御礼、そして釜石は常に勝利を収めていました。天才スタンド・オフの松尾、地元出身のフォワードの洞口に千田、華と実力を兼ね備えた、日本ラグビー史上に敢然と輝く、素晴らしいチームでありました。何だか郷愁を覚えますけれど、キャプテンの洞口を始め、皆さん極寒の新日鉄釜石の工場で1日中黙々と働き、夜更けの凍ったグラウンドで汗を流し、淡々と日本選手権を制し続けた訳です。地方出身者の集団が、武骨で寡黙だけれど愚痴1つ言わず、己の仕事をやり遂げる、これ、高度経済成長期の、古き良き日本人の姿そのままだった訳で、そりゃあ人気があった筈ですよね。

その栄光が、完全に過去の物となったのは、2001年でした。新日鉄そのものの事業縮小と、やはり遠方の地にありますから、有望な学生さん達は皆大都会にある大企業のチーム、例えばサントリーや神戸製鋼、トヨタやNECを選択する様になってしまったんですね。釜石の街そのものも、新日鐵の撤退で、人口が約10万から4万人ちょっとまでに激減、チームは地域密着型の、釜石シーウェイブとして、再出発を余儀無くされました。金銭面、選手層、グラウンドの確保、スポンサード、あるとあらゆる苦難があり、それでも釜石と言えばラグビー・タウンであり、過疎化の街の再建の象徴がシーウェイブだった訳ですから、チームは何とか続いていたんですね。もうね、僕、書くのが本当に辛くなりますけれど、2011年にはあの悲しい東北の大震災があり、釜石の街は壊滅的となります…。

僕、震災の日は、出先に居たと思うのですが、偶然付けたTV画面の惨劇は、一生忘れる事はありません。

情報が錯綜し、菅を始めとする民主党政権の首脳が醜態をさらけ出し大嘘を付き、東電も政治家も官僚も当事者能力皆無、深い絶望を覚えました。その時です。いつも見るスポーツ新聞を読んでいましたら、釜石シーウェイブの選手達や家族は皆無事でありまして、復興の為に施設や病院や学校に日参していたんですね。何せ鍛え上げられたラガーマン達ですから、動けない患者様を運び、薪割りに支援物資の搬送、ボランティアにがれき処理、自分達も被災していると言うのに、八面六臂の大活躍でありました。そりゃあね、選手達がそこまでしてくれたら、釜石の街は、一丸となってチームを応援しますよね!!

僕、涙無くしては語れませんが、今のシーウェイブは、日本人だけではないんです。ニュージーランド、オーストラリア、トンガにサモアにフランス、ラグビー強国の逸材達が何人もおりまして、彼らは皆、「ラグビー選手の前に僕達は人間だ。人として、被災地の為に何か出来る事はないだろうか。」という事で来日、釜石復興の為のボランティアを、嬉々としてされている由なんです。もうねえ、肌や目や髪の毛の色の違いなんてどうでも良いじゃありませんか。彼らこそ、名誉日本人として表彰してあげたいですし、自民の政治家・東電・官僚の誰よりも人として断然美しい、僕、そう思います。そしてね、嬉しいのは、昨日の決勝トライを決めたのは、ラグビー界ではかなりの小型ですが、身長167㌢のルーキー小野君でした。そして、常に身体を張り、昨日もチームのピンチを救った、ロックのポジションの伊藤選手は現役最年長の43歳ですよ、僕、涙が止まりませんでした…。

これは余り知られていませんけれど、第二次世界大戦中、釜石の街は米軍の戦艦から、執拗な艦砲射撃を受けているんですね。街ごと全て焼失したそうですが、それは浜松や室蘭や日立も同様でありまして、軍需工場や飛行場や製鉄所があったからなんです。それだけではありません。安政・慶長・寛政の江戸期、明治、そして今回の大震災と、釜石は幾度と無く天災に襲われています。こういう処に原発を設置した東電や自民には僕、怒りが収まりませんが、どんな悲惨な状況に置かれようとも、釜石の人達は希望を棄てず、黙々と復興に勤しんでいる訳で、本当に頭が下がります。

これを救うのが政府の役目なんですが、今の総理は、どうも頭がかなりいっちゃてるからなあ…。でも僕、釜石シーウェイブの益々の発展を、心からお祈りしています!!新年早々、いよいよ決戦でありまして、トップ・リーグとの入れ替え戦が待っていますけれど、僕、何だか身震いする気持ちです。けっぱれ、釜石、けっぱれ!!!
スポンサーサイト



コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

しもごおり

Author:しもごおり
OSHブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
QRコード
QR