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☾☼ across the universe ✩★

どうやら久方振りに晴れた様なんですが、午後からは雨、明日の大分は雪模様だそうです。んもう僕、明日の早朝から延岡に行くんですが、何だかげんなりします…。実は僕、結構な雨男なんですよ。ちょっと用事が出来て外に出るといきなり降り出したり、晴天だったのににわか雨になったり、そういう例は枚挙に暇が無いんですね、グッスン。江戸期の浮世絵師、鳥山石燕が描いた「今昔百鬼拾遣」、漫画家の水木しげる先生の大先輩ですが、この書に雨を降らせる妖怪、雨女が出て来ますけれど、僕、それと変わらないんじゃないかしらん。アッ、でも、こういう雨男は、旱魃で苦しむアフリカとかでは重宝されるかもしれませんね。そうだそうだ、忘れてました、雨男雨女の方、もしそれを何とかしたいなら、都内の箱崎にあります水天宮、あそこは水を司る神様ですから、割と効くらしいですよ!?

と、自分を慰めた処で、昨日の映画鑑賞の折にも雨に祟られましたが、封切られたばかりの、「毛皮のヴィーナス」という作品を観て来ました。これ、舞台をそのまま映画にした趣でして、登場人物は男女2人だけであります。監督は大ベテランのロマン・ポランスキー、御年81歳ですか、未だ新作を手掛けていたとは正直驚きましたけれど、いやあ、テーマがギラギラしていて、若いっす!脚本家と女優さんのお話なんですが、劇のモチーフはSMでありまして、オーディションをしながら、当初は男の方が立場が上だったのですが、それが徐々に逆転し始め、謎めいた女性に支配されつつ、虚実は曖昧になり…、という粗筋なんですね。この監督さん、どうもロリータ趣味がある様で、実生活では何度も捕まってますからね、自分の欲望を忠実に撮ったのかな、という気がしないでも無かったんですが、カメラはずっと外に出ない室内劇であり、畳み掛ける様な台詞の応酬の連続、これは余程上手な役者さんじゃなければ無理ですね。果たして日本の役者さんでこれが出来るかなあ、と思いましたけれど、劇中で脚本家を演じたマチュー・アマルリックというフランスの男優さん、上手だったなあ。妖艶な女性から色々と指図され、口紅まで塗って恍惚としてましたが、ホントにマゾなんじゃないの、と思わせる程でしたねえ。彼は小道具や照明という裏方さんから映画の世界に入り役者に転身、「007 慰めの報酬」でジェームス・ボンドの敵役を演じて大ブレイク、監督業でもカンヌを制しているぐらいですから、大変な才人と言えましょう。まァ、自信を持ってお勧め出来る種類の映画ではありませんが、人の深層心理にご興味がある方には良いかもしれません。

さて、この映画で、虚実の境が分からなくなり、どれが真実なのか嘘なのか、主人公は自分の心の迷宮の森に彷徨います。僕、結構旅をして来ましたけれど、長時間同じ様な環境に居ると、そうなる気がするんですよ。2年間住んでいたオーストラリア、仲間達と共に、メルボルンからエアーズ・ロックまで、何せお金が無いものですから、2泊3日のバスの旅に出た事があります。これがねえ、赤土の砂漠が延々と続きまして、勿論夜もバスはぶっ飛ばしているんですが、目にするのは、極々稀に野生のカンガルーの群れや南十字星程度、後は何処を見ても砂漠、砂漠、砂漠…。アメリカのラス・ヴェガスからメキシコまで、そこは黄色でしたが、これまた延々と続く砂漠の光景、単調ですからついつい午睡しちゃうんですが、目覚めても又同じ景色でした。インドでは、何処に行ってもカレーとチャイとラッシーばかり、何十日も同じランチでして、デリーでもムンバイでもルディヤーナーでも、中の具材が変わる程度でした。そうそう、鹿児島の肝属に行った時ですが、これまたバスだったのですが、大分から延々10時間近く掛かりまして、分け入っても 分け入っても 青い山、まさしく山脈という言葉を痛感しましたけれど、人って、こういう時に白昼夢を見るんじゃないでしょうか。

虚実皮膜、この熟語は近松門左衛門が唱えたという、虚構と事実の間に芸術がある、という説ですけれど、僕、韓国にしても中国にしても、本当に些細な事で、そして果たして真実かどうか分からないのに、我が国に噛み付くという悪癖、そろそろ止めた方がよくありませんか。ニューヨークでしたか、壁に太陽の光が迸る様を描いた処、早速韓国から「古の日本の軍隊の旗、旭日旗だ!」と大変なクレームが付いたそうです。でもね、バルカン半島のマケドニアかな、そしてチベット、この両国の国旗は、その旭日旗に瓜二つなんですが、そこにはクレームを付けないのかなあ!?ラオスにパラオにバングラディシュだって、色違いの日の丸の国旗ですよ。そして、全米中に、従軍慰安婦の銅像を設置しようというムーヴメントもあるそうで、かなり行き過ぎな気がしてなりません。中国にしても、またまた珊瑚を取りに小笠原諸島まで来てましたし、沖縄までもが自国の物という主張する人も居る様で、同じ事を何度も何度も執拗に繰り返されて、何だか現実の事とは思えないですよね。

辛抱強く穏健、かつ温厚な日本人のメンタリティであり、聖徳太子以来、和を以て貴しとなす、というお国柄の我が国ですけれど、余りにも大人気無い対応をされると、右寄りの人でなくとも怒りますよ。そしてね、それを煽るかの様な日本のマスコミや出版社、これまた大問題と思います。僕、大体毎週末は書店に行くのが楽しみなんですが、所謂「嫌韓」「嫌中」ですか、その類の本って、大昔のYMOのレコード・ジャケットじゃありませんが、凄まじい勢いで増殖しています。火に油を注ぎ、波風を立てて、扇動して、出版社はご飯を食べている訳で、誠に品性下劣な輩と思います。男女のカップル然り、友人間も親子間も全く同じと思うんですが、喧嘩したり仲違いするのって簡単ですもんね。大人ならば寧ろ、「コイツ、本当に嫌な野郎だなァ~」と思ったとしても、出来るだけ仲良くしよう、というのが社会人でしょう。そりゃあね、僕だって、「この野郎、いけ好かない嫌な奴だ!」と思う事もありますし、そういう輩と同じ空間に居るのも大の苦手です。でも、どんな人にも素敵な点がある訳で、なるべく相手の長所を見なくてはならない、そう思っているんです。

僕、オーストラリアに住んで最初の数ヶ月ですが、アルバイトが見つかるまで、語学学校に通った事があります。英語がネイティブ・スピーカーではない国の人達ばかりが集い、共に1学期を過ごしました。僕、偏見が皆無の男ですから、インドネシアに中国に韓国、タイに台湾にベトナム、夫々の皆さんとバスケットをしたりご飯を食べに行ったりお茶を飲んだり、結構楽しくやれましたよ~。確かに、夫々の国々と日本との間に、哀しい歴史があった事は確かです。でも、国や歴史の問題があったにせよ、青雲の志を持ち異国で頑張ろう、というのは共通ですし、そこでわざわざ仲違いする必要なんて無いでしょ!?僕、チャイナ・タウンで飲茶の食べ方を教わったり、コリアン・タウンで美味しいプルコギをご馳走になったり、タイ人の家でメコン・ウイスキーを共に飲みましたよ!そしてね、これは僕、日本人も反省すべきと思うのですが、折角オーストラリアまで来ているのに、自国民とばかり付き合っていて、それじゃあ外国まで来た甲斐がありませんよね。やはり、言うべき事はきちんと主張し、分け隔て無くフランクに付き合わないと、国際社会、いやいや、他県ですら生きて行けないと思うなあ~。そうそう、日本人の女性カップルですか、芸能人同士で結婚された由、愛情には異性も国籍も、年齢も経歴も、何も関係ありません、素晴らしい事ですし、人類皆兄弟、say the word,love!ですよ!

何だか薄曇りの天気となりまして、明日の延岡までの長距離ドライブが些か心配になりましたけれど、今日はこれからのんびりしまして、スーツとネクタイを用意、髭を剃って靴を磨いてから、早めに床に就く心算です。次回の更新は火曜か水曜かな、それでは皆様、引き続き日曜日をお楽しみ下さいませm(_)m。
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