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MEOW~♡♡♡

いやあ、今朝も寒い中を必死で自転車を漕いで出勤しました。漕いでいる最中はそうでも無いのですけれど、どうにか病院に着いてみますと、ふくらはぎや太腿が冷たく固くなりまして往生します。出勤途中に嫌でも目に入りますのが選挙のポスターでありまして、満面の笑みは良いとしても、まァ笑顔の似合わない不自然な表情のオジサマ方が沢山並んでいまして、日頃は決してそんな顔はしないんだろうなあ…。僕、某党の某候補者を某所で見かけた事がありますけれど、背中が反っくり返るぐらい威張っていて、「俺が口説いて落ちない女は居ないぜ…。男は俺様にひれ伏すんだな…。」といった風情でした。またねえ、容姿を論うのは紳士に非ずで大変申し訳ありませんし、僕も人の事は決して言えませんが、そのご本人のご面相はちっとも宜しくないんですよ。蛙の面に何とやら、ホント、just like a frog、いやいやtoadかなあ、といった表情でしたよ…。これがねえ、ブラッド・ピットかはたまたジョニー・デップの様な二枚目で、ホーキング博士の様な卓越した頭脳を持っているのならば、分からんでもないんです。僕、古臭いかもしれませんが、男性に求められるものって、heart of gold、美しい心と思うんですね。顔も心もおツムの出来も宜しく無いのに、「俺が口説いて落ちない女は居ない…」と思い込んじゃっているんですから、失笑するしかありませんよね。本当に素敵な男性とは、まァ女性にも言える事なんですが、謙虚で素直で誠実で、そして状況判断が出来る人でしょう。顔の美醜や多少の才覚よりも、心の在り方が一番大事、僕、そう思っています。まあ僕、このご仁の党に投票する事は決して無いでしょう。僕、何が嫌いって、ファシズムと共産主義でありまして、今回は小選挙区に入れたい人が居なくて困っているのですけれど、僕は比例は「生活の党」に入れようっと。

閑話休題、選挙ポスターを眺めながら信号待ちをして、上記の事をつらつら考えていましたら、その下で可愛らしい子猫達が無邪気に戯れていました。猫の子が ちよいと押へる おち葉哉 一茶、僕、何だかささくれ立った心が、随分と癒された様な気がしたんです。という事で、今日は猫の話と参りましょうか。

とは申しましても、僕はどちらかと言うと犬派、猫を飼った事があるのは極めて短い期間でありまして、それも生家に居た時分ですから、もう20年以上前になりますか。もう朧げな記憶しか無く、黒猫だったのですが、美しく滑らかな毛と音のしない優雅な動き、元々野良でしたから容易に人に懐かず、僕の居ない時を見計らってご飯を食べていたりして、呼んでも来ず呼ばないと来る、ハハァ、こういうのを悪女と言うんだなあ、とハィ・ティーンの僕は感心しました。そこへ行くと犬なぞ、しょっちゅうハアハア忙しないですし、ご主人様に付いて廻りますから、それが可愛いのですけれど、随分違うものですよね。

何処と無くmysteriousでsuspiciousな猫、この扱いは古今東西変わらない様です。尤も、古代エジプトや欧州においてのみ、神格化され崇拝されていた様ですよね。でもね~、これ、単に倉庫に貯蔵した穀物を鼠から守る為に、珍重されただけなんじゃないかなあ。と言うのは、十二支、来年の干支は羊でしたか、うわ、僕、年男ですよ!それはさておき、この十二支に猫が入っている地域もあるんですね。東南アジア諸国にチベット等では、兎年ならぬ猫年だそうで、何だか違和感がありますけれど、これ、猫の伝播が原因でしょう。猫の祖先、そのルーツは地中海のキプロス島と言われておりまして、それが固定化されたのが古代エジプトだそうです。古代エジプトから段々と猫も移動したのでしょうが、干支が出来たのは古代中国なんですね。その頃の中国では猫を家畜化しておらず、それで十二支に選ばれなかったのではないでしょうか。東南アジア等では、猫が人々の生活に馴染んでから、中国由来の十二支が入って来た、それで猫年が生まれた、僕にはそう思えてなりません。

もう1つ、猫はその運動能力や色の変わる瞳、夜行性も相まって、どうも妖怪の扱いを受け易い様ではあります。水木しげる先生描く処の猫娘も、容姿は大変可愛らしいですが、凶暴な一面を併せ持ちますもんね。鍋島藩の化け猫が最も有名でしょうが、妖怪としての猫の言い伝えは、何と鎌倉時代からあったそうですから驚きです。何せ、10年飼えば人間の言葉を解し、15年経てば化け、30年経つと尻尾が割けて猫又なる怪物に成る、というんですから、大変な扱いです。欧米に目を向けると、何と言ってもアメリカン・コミック「バットマン」のライバルである、キャット・ウーマンでしょうか。今まで何度も映画化されていますけれど、可愛らしいアン・ハサウェイも、褐色の肌と素晴らしい曲線美のハル・ベリーも素敵でした。でも、「バットマン・リターンズ」、少々古い映画ですけれど、本作でキャット・ウーマンを演じたミシェル・ファイファーには誰も敵わないと思われます。妖艶かつ狂気を孕んだキャラクターは唯一無二でありまして、未見の方は是非ご覧下さいませ。

絵画の世界に目を向けますと、猫をモチーフにした物も散見されます。所謂ロココ調の頃になりますけれど、ジャン・バティスト・ペロノー、マルグリット・ジェラール、フリッツ・ツーバー=ビューラー辺りが有名ではあります。でもね~、この頃の絵って、綺麗ではありますがただそれだけの感があり、僕は好みません。猫と言えば、何と言っても日本が誇るレオナール・フジタ、藤田嗣治画伯が世界一でありましょう。ターナーの黄、ピカソの青、デュフィの赤と来ればフジタの白でありまして、その乳白色は観る者を魅了します。特に裸婦と猫に関しては追随を許しませんねえ。さて、藤田画伯は猫を沢山描いておりまして、それだけを集めた画集があるぐらいですけれど、何れも可愛いんですね。思わず顔が綻ぶ物ばかりですが、僕、是非読者の皆様に観て欲しい作品があるんです。タイトルはそのものズバリで「猫」なんですね。常ならば優雅で穏やかな猫を描く藤田画伯が、本作に限っては、凄まじい喧嘩をしている多くの猫達の鬼気迫る姿を描いているんです。時はちょうど第二次世界大戦間近でありまして、切迫した時代の雰囲気が良く出ている、迫真の一枚と思います。僕、その原画は都内で観ましたけれど、藤田画伯は、反戦と平和の思いを込めて、キャンバスに全てを表現した気がしてなりませんでした。そうそう、来年にはその藤田画伯の生涯を描いた映画、「FOUJITA」が、日仏の合作で公開されます。主演はオダギリジョーですし、是非劇場にもお出掛け下さいm(__)m。

恋猫の かへる野の星 沼の星 多佳子、でありまして、やっぱり戦争の無い平和な国が一番ですよね!?どうか今回の総選挙が、多くの日本人にとって、良い結果となります様に…。
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