FC2ブログ

❀ 八重の桜 ❀

いやあ、連日寒いですね…。さて、昨晩は会食する機会があり、何時もの様にモヒートを飲もうか散々迷ったのですが、夕方から随分冷え込んで来ましたし、生牡蠣や雲丹や烏賊が出ましたからね、大人しくシャブリにしました。ご参加頂いた有志の方には、この場を借りて厚く御礼申し上げます。本当にありがとうございましたm(__)m。是非また行きましょうね!どうぞお気軽にお誘い下さいませm(__)m。さて、ここ大分では、今朝から冷たい雨が本降りになって来まして、凍えそうですが、こうなりますと、やっぱり炬燵がそぞろ恋しくなります。僕、炬燵と言えば、それをモチーフにした浮世絵が、随分前から欲しいんですよ~。鈴木春信、という江戸時代中期の浮世絵師の「水仙花」という作品なんですね。当院O事務部長の口癖の、「人間、艶が無いといけません♡」でありまして、その浮世絵では、炬燵に入って男女が差し向かいで暖まっています。横には猫がそしらぬ顔。よくよく見ますと、二人の視線は絡み合い、男性は足を伸ばしているんですが、女性は彼の足の裏ををくすぐってからかっておりまして、それを水仙だけが見ているという、いやあ、何とも艶っぽいなあ…。あき手では 炬燵の上の 猫を撫で、これ、江戸期の川柳ですけれど、春信の「水仙花」にインスパイアされて出来たんじゃないかしら。でも春信の一連の作品って、ボストン美術館のコレクションが有名でして、日本の財産が疾うの昔にアメリカの物だなんて悔しい限りですし、チクショ~、レプリカでも良いんで、いつかきっと手に入れてやるンだッ!

さて、今日はえらく早く起床しまして、4時ぐらいだったのかなあ、酔眼朦朧の中、ネットを見て驚きました。産経も朝日も読売も毎日も日経も、揃って「自民圧勝の勢い、300議席を超すか」ですもんねえ。僕、人様の意見や考えは出来るだけ尊重したいのですけれど、これはどうかと思うなあ。殆どファシズムに近い状況で何だか胡散臭いですし、拙ブログでは、自民党の大罪と愚行と売国について、事ある毎に触れて来ましたから、今日はそれは申しません。でもね、僕のpessmisticでdystopia過ぎる予想かもしれませんが、この自民党政権が続く限り、この国に明るい未来は決して来ない、そう断言します!

これ、識者の間では囁かれている事なんですが、日本は約70年周期で国難が来る、というんですね。明治維新が1867年でして、日本が鎖国を止め徳川幕府を倒す、という大激動の時でした。そして日本と中国の泥沼の戦争が始まったのが1937年、そして1945年の大敗戦を迎えます。2011年にあの悲しい東北の大震災と原発のメルトダウン、大体70年前後の周期で大変な事が起こる、日本という組織はそれぐらい経つと金属疲労となる、という法則がお分かり頂けましたでしょうか。でも僕、日本における本当のapocalypsis、catastrophe、所謂破滅は、今のままの政治状況が続けば、これからが本番な気がしてならないんです。と申しますのは、先の大戦における大敗北と、平成の今が酷似しているからなんですね。昔陸軍今官僚、という言葉がありまして、何れも、立法府=政治家が、行政府=役人--軍隊もまた、官僚であります--をコントロール出来なくなり、大暴走が始まった事を表しているんですね。官僚というシロアリが、日本をいう家を食い尽くすのではないか、僕、それを最も恐れます。国民あっての日本なのに、僕達の税金で食っている官僚の方が、給与から待遇から数段上な訳で、こんなのどう考えてもおかしいでしょう。少々古いデータですが、日本の公務員の平均年収って、800万を超えておりまして、これ、確か世界一でした。

家貧しくして考子顕れ、世乱れて忠臣を知る、即ち逆境になれば誠実で有能な人間が現れる、という意味の中国の古い諺があります。僕、出来る事ならば、この国の大崩壊は決して見たくありません。日本人の優秀さを信じ、この国の政治、司法、行政がより良くなる事を心から願う者です。破綻寸前のその時に、国民が目覚め、努力し、素晴らしいリーダーを選出すると希望を持っています。

というのはね、日本には多くの実例があるんですよ。先例に頼るばかりではいけませんが、余り知られていないと思われる、田中正玄という侍をご紹介します。さて、この田中さん、会津藩の家老ですから、日本で今、最も苦しんでいる福島県の方であります。先の浮世絵師、鈴木春信と同時期の江戸中期に生まれ、13歳で家督を継ぎ29歳で奉行、34歳で家老と言いますからかなりの麒麟児と言って良いでしょうし、優秀だった事は間違い無かったのでしょう。さて、若き家老が早速背負わされた任務は、重すぎるものでした。それまでの会津藩の放漫経営と、天明の大飢饉のダブル・パンチで、重ねた借金は60万両と言いますから、今ならば大体500億ぐらいの負債でしょうか。恐らく頭を抱えて困ったと思いますが、先ずは率先垂範、ありとあらゆる経費を大削減します。飢饉で苦しむ農家には、非常用に蓄えていた米を放出し救済、そして殖産や養殖や作物の品種改良を始めるんですね。

鯉に養蚕、漆塗に陶磁器、酒造りに織物、朝鮮人参に紅花、製紙に蝋、これらの新規事業を始める為に日本全国から職人を招いて学び、そして全てが会津藩の特産品となったのです。ハハァ、と頭が下がるばかりですけれど、江戸の都に、「会津藩産物会所」を設立、そこで独占販売して巨利を得、とうとう大借金を全て完済したんです。このシステム、今でもありますよね。アンテナショップや、デパートの物産展でありまして、いやはや何とも、田中さんは、素晴らしいアイディアマンと思います。そして、ここからが本当に偉かったと思うのですけれど、ほら、駄目な経営者って、安易な金儲けをしようとして、ゴルフ場経営とか株とか土地に利益を注ぎ込んだりしますよね。バブル期には沢山居ましたけれど、流石に田中さんは違います。広大な敷地を確保すると、そこに学校を設立したんです。その名は日新館、水練場ですから今のプール--日本初だったそうです--があり、天文台があり、武道場に馬場まであり、武器弾薬も造れ、勿論勉学の為の大講堂もありました。戊辰戦争でこの学校は灰燼に帰してしまいましたけれど、日新館は県下有数の進学校の会津高校となり、多くの有為の人材を多数輩出した訳で、田中さんの遺志は立派に受け継がれたと思います。

どうか、会津藩の様に、この国の前途が明るく開けて行く事を心から願っています。兎に角皆さん、師走の書き入れ時でお忙しいとは思いますが、是非選挙に行きましょうね!
スポンサーサイト



コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

しもごおり

Author:しもごおり
OSHブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
QRコード
QR