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♪ GEISHA GIRLS ♪

昨日の大分市内は、雹か霰か、はたまた氷雨が降った様でして、当院の周辺も路面が少しだけ濡れていました。いやあ、寒い!!急激な温度の変化に、身体が付いて行けてない感がありまして、尾籠な話で恐縮ですが、僕、昨夜から鼻水が止まらないですもんね~。深々と冷えるとは良く言ったもので、昨晩深更に目覚めた際、肩の辺りがぞくりと感じまして、慌てて布団を被って事無きを得ました。

この寒さで思い出しましたのが、かって豪州に住んでいた際、安いアパートで独り暮らしをしていたんですが、若さ故か連日遊び廻っていた所為でしょうか、大層な高熱が出た事があったんですね。あちらは南半球ですから、季節が逆転していまして、将にmerry X'mas in summer、サンタさんがサーフ・ボードに乗っている様なお国柄なんですが、真夏の新年早々に寝込んだ事がありました。旅に病んで 夢は枯野を かけ廻る、何せ異国の地ですからね、何だか不安に駆られたりしたんですが、人の情とは本当にありがたいもの、留学生仲間が皆で料理を作ってくれまして、牡蠣の雑炊とラム・シチュー、食べ合わせは良くない感じですが、それで快癒した事がありました。

思えば、豪州に住んでいたのは20数年前ですか、それ邯鄲の夢の中、僕ももうすぐ椿三十郎ならぬ五十郎、天命を知る年に近い訳ですから、いい加減に大人にならないといけませんね。さて、その豪州のメルボルンに住んでいたのですが、ここは移民の街でありまして、チャイナ・タウンは勿論の事、ベトナムにタイに韓国、イタリアンにフレンチにギリシャ、トルコにインドに東欧、海鮮にステーキに新鮮な果物、百花繚乱より取り見取り、食いしん坊には堪らない処なんですが、でもね、やっぱり日本人だなあ、と痛感したんですが、暫くするとうんざりしまして、心の底から飽き飽きしちゃうんですよ。煮干しや昆布で出汁を取ったお味噌汁、冷奴、納豆、白菜の漬物、ひじき、きんぴらごぼう、鯵の塩焼、炊き立ての白いご飯、夢に出る程食べたくなりました。

現在では、炊飯器も海外で売っている様ですし、僕達が日常に食しているジャポニカ米も入手しやすいそうです。ところが、僕が居た頃は二十数年前ですからね、いやもう、大変でした。ジャポニカ米は、色んなスーパーを廻って漸く見つけたものの、炊飯器は無いんですね。結局、スパゲティ用の深い寸胴鍋があるじゃないですか、必要は発明の母、四苦八苦しながら、あれでお米を炊いていました。お味噌汁はインスタントで我慢するとしても、問題はおかずでした。筋子を買って来て、何とかイクラにしようと無い知恵を絞ったり、魚を天日干しにしたり、塩できゅうりを揉み、力を入れ過ぎた所為か大失敗したり、何だか縄文人の様な暮らしでしたが、そこで重宝したのが、缶詰だったんですよ。とは言っても、日本風に味付けした物など売ってませんから、鮭の水煮の缶詰を開けまして、醤油をひとたらしすればアラ不思議、ご飯と一緒に食べればそこはもう日本であります。

そんなこんなで、缶詰には僕、思い入れがあるんです。そして両親もまた食いしん坊でしたからね、頂きものも多かったですし、今日は今まで食べて美味しかった缶詰TOP5をご紹介しましょう!5位は、スペインからのお土産で頂いたものなんですが、アングラス、という鰻の稚魚の缶詰であります。ニンニクと唐辛子とオリーブ・オイルに、輪ゴムの様な鰻の稚魚がギッシリ漬けてありまして、少し温めて白ワインとバゲットと一緒に食べれば、大層な美味であります。白魚の様な味わいでしょうか。4位も同じくスペインでありまして、鰯の缶詰なんですが、日本ですと、オイル・サーディンばっかりじゃないですか。スペインの人達も魚好きなんだなあ、と何だか微笑ましく思えますけれど、これがまあ、本当に種類が多いんですね。トマトで味付けしたもの、ブラック・オリーブと一緒に漬けたもの、そして多くのスパイスが加わったり、パプリカの風味があったりと、これまた辛口の白ワイン、シャブリ辺りでしょうか、抜群の相性と言えましょう。3位はフランス代表、エスカルゴの缶詰であります。これ、水煮が多く、ガーリックとバターとパセリで炒める必要がありますけれど、バジルを加えてパスタに和えても良し、そのまま頂いても勿論大丈夫、これまた白ワインですねえ。2位は、日本代表、鰻の肝であります。これは、少し温めて山椒を振れば、辛口の日本酒が合います。僕は大体酔鯨か剣菱か司牡丹、天狗舞や八海山や出羽桜も悪くありませんね~。さて、堂々の第1位、ドラム・ロールを鳴らしたくなりますが、これは豪州産の、marinara、という缶詰でしょう!中々大きいのですが、この缶の中には、小さな海老や烏賊や浅蜊に蛸、そういった物がぎっしり詰められていまして、これを温めてバターとニンニクと白ワインで炒め、パスタに絡めれば、絶品なんですよ♪これ、何とか個人輸入出来ないか、グーグルやYahooで調べてみるんですが、地元のスーパーで細々と扱っている程度の様でして、手に入りません。読者の皆様、もし入手出来ましたら、是非お試しあれ。あっ、そうだ、忘れていました。同率1位としまして、日本の東北の缶詰の、「いちご煮」がありました。これ、果物の缶詰では無く、あわびとウニを煮た潮汁なんです。いちご、というのは、たっぷり入ったウニの姿が、まるで野イチゴの様に見えるからだそうでして、この缶詰を温めまして、お好みで葱や三つ葉や紫蘇の葉を散らし、かぼすを数滴落とせば、料亭顔負けのお吸い物の完成です。そうそう、炊き込みご飯にしても美味しいですよ。

実は僕、是非1度食べてみたい缶詰がありまして、自衛隊のレーションもそうなんですが、「GEISHA」という物があるんですね。この「GEISHA」、鯖のトマト煮なんですが、アフリカ大陸では国民食と呼ばれる程、絶大な人気を誇るそうです。安価な上に酷暑の地でも保存が利く、というのが大ヒットの理由だそうですが、やはり日本製--ノザキのコンビーフ、で有名な川商フーズの製品です。--だけあって、味そのものが良いんでしょうね。アフリカのみならず、全世界で受け入れられている由で、年間4億個も売れるそうですよ。色っぽい芸者さんの艶やかな姿がトレード・マークのこの缶詰、残念な事に、輸出仕様のみでして、日本では売っておりません。今度、親戚の叔父さんがアフリカに行くそうですから、是非お土産に頼もうかしら!?よし、今宵は会食もありますし、大分にも缶詰バーが出来たそうですから、二次会はそこにしようかな!?
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