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ギムレットには早すぎる

いくたびも 雪の深さを たずねけり、遠山に 日の当たりたる 枯野かな、世の中や 踊るはだかも 年の暮れ、生臭の 坊主が駆ける 師走かな、子規・虚子・荷風と来て僕の句を続けてみたんですが、やっぱり格段に落ちますねえ、グッスン…。さてさて、今日よりいよいよ師走ですが、皆様、如何お過ごしでしょうか!?今日は拙ブログの更新が遅れてしまって、先ずはこんにちわ、そして大変申し訳ございませんでしたm(__)m。流石に僕も今日は忙しなく、その上今月は福岡と宮崎に出張が2回、忘年会に複数の会食に結婚式まで入ってしまって中々大変ですが、何とか年内には、親友のMさんと個人的な飲み会をしたいと願っています。Mさん、もう少し待っててね~!?

閑話休題、昨日の大分は結構降ってましたから、晴耕雨読の顰に倣い、僕、終日読書をしておりました。先ずは「餃子の王将社長射殺事件」、一橋文哉著 角川書店、でありまして、一気に読了したのですけれど、かなり複雑な裏事情に因縁に血縁が交錯し、どうやら直接の加害者は、その書に依れば、金で雇われた中国人女性であり、凄腕のヒットマンらしいんですね。可能性のある、様々な容疑者像が羅列されていましたけれど、結局は分からずじまい、ただ、これからの犯罪はグローバル化と言いますか、多国籍化するのは間違い無い、という結論でした。随分前になりますけれど、ブライアン・フリーマントルという著名なミステリー作家--彼は大変優秀な新聞記者の出身で、世界30か国以上に滞在した経験があります。--が、the octopus:europe in the grip of organized crime、というノン・フィクションの大著を書きました。直訳すると、蛸:組織犯罪に取り込まれたヨーロッパ、で良いと思いますが、邦題は「ユーロマフィア」だったかな。ほら、欧州はユーロとなり様々な縛りが無くなった訳ですから、蛸が足を伸ばす様に、国々を股に掛けた犯罪組織の大規模なネットワークが出来てしまい、それが跳梁跋扈し、人身売買から殺人から売春から、ドラッグに銃器の核の密輸等々、歯止めが全く利かなくなってしまった、という現状をレポートした、戦慄の大作でした。当時、とても恐ろしく読んだのですけれど、その動きが中国経由で極東全域にも及んで来ており、日本の警察が全く対応出来ていない、という話なんですね。僕、検察や公安や警察は決して好みませんけれど、兎に角、裏社会の現状をしっかり観察し、対応して欲しいものです…。

でもね、先の餃子の王将事件じゃありませんが、迷宮入り事件って、増える事はあっても減りはしない気がしてならないんですよ。今、自分の記憶だけに頼って思い出してみますね。世田谷の一家が殺された事件。警察庁長官や都市銀行支店長が狙撃された事件。八王子のスーパー、柴又の女子大生の事件。グリコ森永や、朝日新聞が襲われた事もありましたねえ。海外に目を向ければ、ジョン・べネちゃんの事件や、そうそう、200人以上の乗客を乗せ、そのまま消息不明のマレーシア航空の飛行機は、一体全体何処に消えたんでしょうか…。何だか、こういう事を書いていたら、僕自身に警察や公安の尾行が付きそうですが、僕、何も知らないど素人ですからね、マークなんてしないで下さいよm(__)m。

さて、こういう迷宮入り事件を、cold caseと呼ぶそうでして、世界中にこうした未解決な案件がゴロゴロしている訳ですよね。でもね、吉報と言いますか、警察が匙を投げた難事件を解決するという、まるでシャーロック・ホームズか金田一耕助か、はたまたアルキュール・ポワロかフィリップ・マーローか、架空のヒーロー達を地で行く、実在のチームがアメリカにあるんですよ!恐らく、世界一の歴史と規模を誇るのは、アメリカにあるピンカートン探偵社でしょう。ところが、其処では無く、まるでマーベル映画の「アヴェンジャーズ」の様な、スーパーヒーロー集団は、同じくアメリカのフィラデルフィアにあるんですね。

その名もヴィドッグ・ソサエティと言いまして、主なメンバーは3人、嘘発見機と尋問の世界的権威である元FBI捜査官、長いキャリアを持つ熟練の犯罪心理学者、そして被害者の骨や古い写真から現在の顔を完璧に復元出来る、法医学の大ベテランから成るそうなんですね。ヴィドッグの命名は、18世紀のフランスに生まれた世界初の探偵の名から取った由なんです。さて、彼ら以外にも様々なプロフェッショナルから成るチームなんですが、報酬は一切貰わず純粋なボランティアでありまして、月1度のミーティングを行い、警察にアドヴァイスを送るとか。ご興味を覚えた方は、「死者の声を蘇らせる者達 未解決事件」、マイケル・カプーゾ著、日暮雅道訳、柏書房を是非ご一読下さいませ。

さて、このヴィドッグ・ソサエティ、1990年に発足し、持ち込まれた難解な事件は約300、何とそのうちの9割を見事解決したというんですから、大変な凄腕集団ですよね~。日本の検察も公安も警察も、プライドはあるでしょうけれど、一番大事な事は迷宮入り事件の早期解決なんですから、資料一式を持って渡米し、彼らにお願いしてはどうでしょうか!?もしかしてもしかすると、三億円事件からグリコ森永から、一気に解決しちゃうかもよ!?
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