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怒りの葡萄 

何だかなあ…。朝から僕、少々気分がブルーになりました。朝日新聞だったかな、「生乳が不足し、バターの品薄が深刻だ。国内で酪農家と乳牛が減り続け、生乳の生産量が落ち込んでいる為だ。牛に与える餌の高騰や、環太平洋経済連携協定(TPP)への不安から、後継者がいても継がせないケースもあり、離農に歯止めがかからない。」、由なんですね。気になりましたので、少し調べてみたんです。1963年に40万戸あった酪農家が、平成の今、僅か数万戸にまで減っています。また、農業全体を見ましても、農家は日本の人口の3㌫にも満たない260万人であります。おまけに、農家の平均年齢は65・8歳、うち35歳以下の若者は5㌫にも満たないそうです。国が推進しているのは、農業の国際自由化に大企業の参入、そして競争力のある作物を造ろう、という事なんですが、こんな事をやっていては、既存の農家は壊滅でしょうね…。

僕、不思議でならないんですが、大変優秀な頭脳をお持ちの筈で、とっても素敵な官僚の皆さん方って、農業や教育や医療を目の敵にしている気がします。毎日摂る食事、その人の生き方の根幹となる勉強、病気になった時にかかる病院って、人間の生活にとって、一番大事な事と思うんです。まあ、確かに、この3つの業界って、天下りが殆どありません。その上、目に見える利益を生む訳ではありませんから、軽視したくなるんでしょうが、そりゃあ大きく間違ってますよ!マスコミや証券や建設業界を大事にすれば、テメエにバック・マージンや天下りが待っているんでしょう。あのね、きちんとした教育を受けなければまともな社会人になれませんし、病院にかからねば生き死にの問題ですし、毎日の食事を摂らなくては生きて行けないでしょ。優先順位を考えて欲しいですよ。いたずらに自由化を進めれば、僕達が食べられるものは、たっぷりの農薬にまみれた中国産のほうれん草とか、遺伝子をいじり倒したアメリカ産のとうもろこし、国産でも放射能がいっぱいの人参とか、僕、そんなもの食べたくありません!!皆の建康を考えて造られたきちんとした作物なぞ、極めて高額となり、一般の人達の口には入らなくなるなんて、何処かおかしくありませんか!?今の自民党の政策を支持していれば、何れはそうなるのは、火を見るよりも明らか、僕、確信しています。

大体ね、世界の先進国の食糧自給率を見ても、悲しくなりますもんね。2005年ですから、少々古いデータですけれど、豪州245㌫、カナダ173㌫、アメリカ123㌫、まあここら辺は国土も広大で大規模農業国ですから比較になりません。でもねでもね、酷寒の地のスウェーデンが81㌫、殆ど曇天で狭い土地柄のイングランドで69㌫、国土の多くが干拓地や砂丘のオランダが62㌫、急峻な山岳に囲まれたスイスですら57㌫もあります。ところが日本は僅か39㌫の食糧自給率って、これ、どう見ても長期に渡った自民党政権の大失政としか、僕には考えられません。今後の世界は、水資源を巡って戦争が勃発するだろうと囁かれているぐらいでして、いつ何時、輸入に頼れるか分かりません。自分の食い扶持ぐらいはテメエで何とかしなくちゃ。自分が飢えているのに、「さあ食べ物をどうぞ♡」なんて奇特な人なんて、この厳しい国際情勢において、居る筈がありません。

僕、ここで幾つか提言したいんです。先ずは、国は今までの農業政策の非を潔く認め農家に謝罪、補償金を支払う事です。そして、今はニートだとかひきこもりとか、仕事をしたくとも出来ない人も多い訳で、彼らに農業への門戸を開放する事です。今現在、後継者不足で、埼玉県とほぼ同じ面積の耕作地が放棄されたままなんですね。農業希望者に土地を無償で貸し、技術と資金を与えるというのはどうでしょうか?仕事をしたい人も、食糧自給率を上げる為にも、空地の有効利用の上でも、一石三鳥と思います。そして、これが今後のキーとなるんですが、ハイブリッド化でしょうか。

アメリカの再生科学会社・フランス大手エネルギー会社・ブラジルの航空会社の3社が組み、今年の7月ですか、フロリダ~サンパウロまで、お客さんを満載した旅客機が飛び立ったんですね。実はこの飛行機、ファルネサン、という再生可能なジェット燃料で飛んだそうなんです。このファルネサン、ブラジル産のサトウキビ及びその絞りかすから成るそうでして、長年の研究の成果が遂に実ったとか。日本でもね、アサヒビールが、サトウキビの品種改良を沖縄で実験中ですけれど、従来の2倍のものが既に出来ているそうですから、農家と大手企業がタッグを組んでのこういうアプローチ、どんどん進めて欲しいものです。

原点に返れば、日本の酪農の鼻祖は、平安期の醍醐天皇の頃ですけれど、それを大規模な形で行ったのは戦国時代なんですね。下総の国ですから今の千葉県に居た、里見の殿様が始めまして、軌道に乗ったのは江戸時代、暴れん坊将軍の吉宗公の時でありました。国産馬は小さいですから、より大きくするという目的があり、そして、インドから種牛を3頭輸入したんですね。これらが無事に増え、馬はより大きくなり、肉や乳の販売、そして当時は栄養不足の人も多かったですから、バターの一種と思うのですが、牛乳と砂糖を煮詰めたものが薬としても良く売れたそうです。そして、多く増えた牛達は、小岩井農場や北海道の牧場と交配させ、酪農が大発展した訳です。品種改良に肉や乳の販売、製薬に交配と、酪農とは、当時から多機能を備えたハイブリットな産業だった訳で、この原点に返れば、優秀な日本人の事ですもの、幾らでも日本農業の再生は可能、僕、そう思います。1つだけ危惧するのは、少し軌道に乗ると、直ぐに国が規制をかけて来ますからね~。官僚の皆さん、お願いですから、何もしなくて良いんで、口だけは出さないで下さいませm(__)m。

さて、明日は僕、朝一番から何かと忙しく、拙ブログを更新出来ないかもしれません。その際は、土日のどちらかで更新致します。よし、今日もこれから外出予定でして、それでは行って参ります。
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