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♫ JERSEY BOYS ♬

皆様、こんにちわ!今朝は数日振りの出勤という事に加え、月初めの週明け、ヒェ~、忙しいっす!拙ブログの更新が大層遅れてしまい、大変申し訳ございませんでしたm(__)m。さてさて、楽しい三連休が終わりましたが、皆様、如何お過ごしでしたか!?僕、どうしても映画が観たかったものですから、疲れ果てた身体に鞭打ちまして、昨日の朝、劇場まで行って来ました。先ず観たのは、「グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札」であります。監督さんは、彼の大傑作「エディット・ピアフ 愛の賛歌」のオリヴィエ・ダアンですから、期待していたのですけれど、うう~ん…。確かに、地中海に面したモナコの四季の移ろい、ライト・アップした夜景、息を呑む美しさでした。そして、何と言ってもニコール・キッドマンに尽きますね。本当に綺麗でしたし、豪奢で華麗で絢爛、時にフェミニンでマニッシュでガーリー--この幾つかの言葉は、当院のO事務部長に教えて貰いました。--で、カルティエにディオールにスワロフスキー、シャネルにエルメスにランバンですか、全面協力と言いますから、全部で44の衣装は、全てに隙が無かったと思います。でもねえ、それだけなんですよ~。如何にもご都合主義的と言いますか、話に粗が目立ちますし、ニコール・キッドマン扮するグレース・ケリー、そのご主人であるレーニエ公って、確か結構優秀な政治家だった筈なのに、神経質で優柔不断の様に描かれておりました。モナコの現在の王様以下、皇族も皆、本作にはかなりのクレームを付けた由です。僕もね、思わず首を捻るシークエンスが幾つかありましたから、そりゃあモナコ側としては、不満が残るのもさもありなん、という気が致します。ただ、ニコール・キッドマンの美貌と衣装を楽しむ向きにはお勧めでしょうか。あ、脇役なんですが、僕の好きなフランスの男優、オリヴィエ・ラブルダンが出ていまして、それは嬉しかったなあ。このオリヴィエさん、僕が観た3作中、常に主人公より殴打されておりまして、傲岸不遜なのに打たれ弱い、という相反するキャラクターをさせたら、フランス1じゃないかしら。

朝も食べずに劇場に駆け付けたもんですからね、映画の空き時間を利用して簡単な食事を摂り、腹ごしらえをして、いよいよお目当ての、クリント・イーストウッド最新作、「ジャージー・ボーイズ」を漸く観る事が出来ました。もうね、これ、本年度1番の傑作、僕、そう思いました!!未見の方の為に詳しく書けないのが残念でなりません。さて、本作は既にブロードウェー等でミュージカルとして上演され、大好評を得たものを映画化した由なんですね。先ず、役者さんですが、皆さん舞台を踏んでいるとは言え、スクリーン・デビューの方達ばかり、僕を含め、殆どの観客にとってはニュー・フェース同然ですから、これがリアルさを非常に醸し出しておりました。またねえ、この役者さん達、滅茶苦茶に歌が上手なんですよ♪頑固な堅物、如何にもなチンピラ、歌しか知らない2人の若者、皆さん夫々役になり切っており、文句の付けようがありません。そして、脇は芸達者なベテランできっちりと固めておりまして、その筆頭は、やはり何と言ってもクリストファー・ウォーケンでした。「ディア・ハンター」「戦争の犬たち」「007 美しき獲物たち」「バットマン リターンズ」「パルプ・フィクション」、彼のフィルモグラフィは、映画好きを唸らせる逸品ばかりでありまして、僕、ウォーケンさんが若い頃から顔馴染みなんですが、すっかり重鎮になりましたし、今回も誠に絶品の存在感でした。そして、カット割りも素晴らしく切れていましたし、演出も緩急自在、脚本も言う事はありません。クリントの映画は、今まではbitterな味わいが強く、終わった後も、ぐったりする作品も多かったかと思います。でもね、この「ジャージー・ボーイズ」は、bittersweetなフレーバーへと変わっておりまして、それが素晴らしいんですよね。ラストのシークエンスも文句無し、映画的なカタルシスに満ち溢れていました。吃驚しましたのは、Yahooの映画の評価の欄では、星1つと5つが混在していた事です。如何にも観る人を選ぶ映画、という評価だったのですが、僕は断然星5つですね。僕の中では本年度1位の作品であり、是非1人でも多くの人に観て頂きたい、そう願っています。齢84にして、まだまだ進化を続けるクリントには、脱帽しかありませんし、本作は、彼の長い長いキャリアの中でも、at his bestかどうかは分かりませんけれど、特別な1本と思います。長い映画評が続きまして恐縮でした。話は少しずれますけれど、クリントの様な大器晩成の方を見ていますと、勇気を貰えますし、自分なんてへなちょこの青二才に過ぎないんだなあ、と痛感します。

優れた創造力、逞しき意思、燃える情熱、怯懦を斥ける勇猛心、安易を振り捨てる冒険心、こういう様相を青春と言うのだ。年を重ねただけで人は老いない。理想を失う時に初めて老いが来る。歳月は皮膚のしわを増すが、情熱を失う時に精神はしぼむ。

サミュエル・ウルマンという、ドイツ生まれの詩人の、「青春」という詩の一節ですけれど、将にその通りでありまして、どんなハードな状況だろうと、希望を捨てちゃあ駄目ですよね。国民的作家の松本清張先生、彼がデビューしたのは50前、それから30年間ベストセラーを連発ですもんね。僕、元気が無くなると、小倉の松本清張記念館に行きたくなるのですけれど、エントランスを過ぎますと、壁一面に先生の著作が埋め尽くされているんです。人間の可能性を、あれ程体感出来る空間は、中々お目にかかれません。「アンパンマン」のやなせたかし先生だって、ヒット作に恵まれたのは70歳近くですもんね。日清食品の創業者、台湾のご出身の安藤百福さんは、無罪に終わるのですけれど、何度も服役という酷い目に合い、全資産を失う大ピンチを乗り越えて、「チキンラーメン」を開発、そのスーパー・メガ・ヒットが48歳の時です。そして、アメリカの国民的な画家、グランマ・モーゼスさん、彼女は一介の農婦であり、75歳まで絵筆を持った事はありませんでした。80歳で個展を開き、89歳で大統領官邸に招かれ、101歳まで1600枚の絵を描き続けたんですね。僕、彼女の絵は余りに素朴な感じがしますけれど、何処と無く懐かしく、観ていて飽きないのは事実です。

今週もまた始まりましたけれど、先の偉大な先達に負けない様、僕も日夜努力精進を重ねる所存です。今週も拙ブログをご贔屓の程、何卒宜しくお願い致しますm(__)m。
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