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当院は、大分市にある384床の精神科病院です。このブログでは、病院内の出来事やスタッフのお仕事日記、またアフター5に関することなどをざっくばらんにお伝えしていきます!






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THIS HARD LAND
♪ hey there mister, can you tell me what happend to the seeds i've sown.can you give me a reason sir as to why they've never grown.they've just blown around from town to town.till they're back out on these fields.where they fall from my hand.back into the dirt of this hard land. ♪

印象的なブルース・ハープとギターから始まる、ブルース・スプリングスティーンの骨太なナンバー、this hard landの冒頭の歌詞の一節をご紹介しました。下手糞な意訳で恐縮ですけれど、♪ どうか教えてくれ、俺が蒔いた種に何が起きたんだ 何故育たなかったのか、理由を教えてくれないか 俺の種は風に乗り 町から町へと そしてまたこの土地へと戻って来る もう1度俺の手から蒔かれるまで この汚れて荒れ果てた地に ♪、大体こんな感じで宜しいかと思います。何だか西部の大開拓時代を思わせるかの様な、厳しい状況を唄いあげているのですけれど、このナンバーが発表されたのは、94年頃でして、アメリカではITバブルの真っ最中でしょうか。今でも続く、米国内での貧富の差が目立って来た頃と言えましょう。the dirt of this hard land、薄汚れ荒れ果てた大地とは、アメリカそのものを唄ったんでしょうね…。僕、今の日本は危機的状況にあると信じて疑いませんが、この様なシリアスな歌を世に問う歌手なぞおりませんし、せめて拙ブログで、何らかの問題提起が出来れば、と感じています。

さて、この曲の我流解説に戻りますと、幾ら種を蒔いても育たない、というのは、働けど 働けど猶 我が生活 楽にならざり ぢつと手をみる、まるで啄木の様な暮らしがアメリカにはある、との暗喩でしょう。でもね、人の世の皮肉さを感じますし、もし神様が居たら意地悪だなあ、と思うのですけれど、アメリカ人にせよ中国人だろうとロシア人だろうと、悪い人ばかりじゃないでしょうし、夫々実直に一所懸命に働いている筈です。その結果、資本主義が高度に発達すれば、凄まじい貧富の差が生まれます。アメリカでは、綺麗な歯が富の象徴と言われて久しいですが、国民皆保険がありませんから、貧者は汚い歯並びのままでして、そこで差別されちゃうんです…。僕、怒りすら覚えますが、かと言って、共産主義の道を選んでも、平等なぞ決してありません。例えば●●●なんて、54だったかな、57か忘れましたが、その人の家の生まれによって、ここまで細かく階層で分けちゃうんですから、インドのカースト制もびっくり、であります。中国も同様でしょ。これまた共産主義を謳っておきながら、党の上層部は、海外に隠し資産をしこたま溜め込んでますもんねえ。所謂社会民主主義、北欧の様な、重税の代わりに教育・福祉は無料、という選択肢もありますけれど、あのスタイルは、人口が或る程度以上になると成立しない気がするんです。と申しますのも、このスタイルを取っているのは北欧だけで、スウェーデンにせよ、ノルウェーもフィンランドもデンマークも、MAXで1000万人、アベレージでは人口が500万人前後ですもんね。富裕層で逃げ出す人達もしばしば見られますし。また、相互扶助の精神が無ければ、余りにストイックで禁欲的な重税の国は成り立ちませんよね。これは穿った見方かもしれませんが、北欧は性的に放縦というイメージが強くあるのも、その反動なのかもしれません。

♪ where the sun burst through the clouds and fall like a circle.a circle of the fire down on this hard land.now even the rain it don't come around.it don't come around here no more.and the only sound at night's the wind slammin' the back porch door.it just stirs you up like it wants to blow you down.twistin' and churnin' up the sand.learvin' all them scarecrows lyin' face down.face down in the dart of this hard land. ♪

雲間から太陽が強烈に射して来る そしてこの荒廃した土地に 炎の輪の様に降り注ぐ 最近は雨さえも降らない もうこのあたりは雨さえも降らないんだ 夜に聞こえる音は 裏戸を激しく叩く風 その音は凄まじく 心をかき乱し 全てを吹き飛ばす 砂埃と共に案山子もうつ伏せに倒れて行く この荒れ果てた大地の上で、こんな感じで良いのかな、英語に堪能な読者の方がいらしたら、是非訂正をお願いしますm(__)m。さて、この砂漠の情景、何だかリアルに分かる気がします。と申しますのも僕、結構砂漠に縁がありまして、オーストラリアのグレート・ビクトリア、アメリカはラスヴェガス、メキシコはティファナの近郊、インドのラジャスワン、それらを訪れましたけれど、随分印象が違います。死のイメージがあるのは何処も同じなんですが、オーストラリアは赤土、その中を、原色の衣裳を身にまとった原住民のアボリジニが、頭に荷物を載せて歩いて行く姿は、鮮烈な印象で忘れられません。アメリカでは所謂タンブル・ウィード、ほら、西部劇で出て来る丸い草が本当にコロコロと廻っていたのには驚きました。ティファナは犯罪の匂いが漂っておりまして、まあ、この国境の街は、不法入国にドラッグの密売と、極めて治安の悪い処ですもんね、また男達の眼も妙に鋭いんですよ…。テイファナから車で数十分で、アメリカとの国境の砂漠地帯ですから、この街では、食糧品や飲み物が沢山売られておりました。ラジャスワンでは、お腹を壊し朦朧としていたので、強烈な日差しと40℃を軽く超す暑さしか覚えておりません。僕、それらの街で少なくとも1泊はしたのですけれど、何せ遮る物が殆どありませんから、まあ兎に角風の音は凄かったですねえ。案山子がうつ伏せに倒される、というのは嘘じゃありませんね。そして、この過酷な砂漠の描写は、競争社会に疲れ果てたアメリカ人、また現代人の心象風景の様に思えてなりませんでした。

♪ hey frank,won't you pack your bags and meet me tonight down at liberty hall.just one kiss from you,my brother, and we'll ride until we fall.we'll sleep in the fields ,we'll sleep by the rivers and in the morning we'll make plan.we'll if you can't make it stay hard,stay hungry,stay alive,if you can and meet me in a dream of this hard land. ♪

いよいよこの名曲の最後のフレーズですが、♪ フランク、荷物をまとめてくれ 今夜リバティ・ホールで会おう 兄弟よ お前がキスをしてくれたら 倒れるまで共に走ろう 俺達は野原や川辺で眠り 朝になったら計画を立てよう もし上手く行かなくとも 懸命に、ハングリーに、生き続けるんだ もし出来る事なら この荒れ果てた土地 その夢の中で会おう ♪、如何でしたでしょうか!?何だかすっかり学生時代の英文和訳のコーナーになりましたけれど、偶には良いですよね!?僕、思わず涙がこぼれますのは、如何なる過酷な状況下だとしても、in a dream of this hard land、希望を決して棄てるな、と力強く歌っている処なんです!先に挙げた、政治や経済や国際状況、また日本国内の様々な諸問題、シリアスで八方ふさがりの様に思えます。でも、そこで希望を棄てたらお終いですもんね。「たとえ明日地球が滅びようとも、今日私は林檎の木を植える」、でありまして、僕自身も常に順風満帆な筈も無く、今までも大変な事はありましたが、スプリングスティーンを見倣って、精一杯頑張る所存です!!もし同じお気持ちの読者諸賢の方々がいらっしゃいましたら、日本を良くする為、共に頑張りましょう!

今日は僕が前々からやりたかった、1つの曲について訳しながら語る、というものでして、拙ブログにお付き合い頂き、誠にありがとうございましたm(__)m。最後になりましたけれど、昨日の時点で、拙ブログへの総拍手数が30万件を超えておりまして、この場を借りて、厚く厚く御礼申し上げます。本当にありがとうございました。微力ながら、明日からもまた書き続ける積もりですので、今後ともご指導ご鞭撻、叱咤激励の程、何卒宜しくお願い申し上げますm(__)m。
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