FC2ブログ

♪ 流血のならわし ♪

いやあ、昨日は東奔西走で駆けずり回り、粉骨砕身で天手古舞い、流石に疲れ切ってしまったのですが、暑さ故か寝付きが非常に悪く、目覚めても頭に浮かぶのは、夏の風邪 鼻水止まらず 垂れ流し、汚いばかりで、よくよく数えると字余りですし、ホントに下らない事ばかり、ほとほと参りましたねえ…。夏の空には何かがある、いじらしく思わせる何かがある。中原中也の詩じゃありませんが、出勤前、茫然と空を見上げていましたら、親友のMさんとバス停の前でぱったり逢いまして、四方山話に花が咲き、愚痴を聞いて貰って随分楽になりました。♪ どんなに辛くて 長い戦いだとしても 信じ続けりゃいつかかなうんだ 明けない夜なんかない 朝日はのぼる ♪、Mさん、今朝はありがとうございましたm(__)m。

それとね、昨日は院内院外を問わず、多くの方々とメールのやり取りをしたのですけれど、文は人なり、とはよく言ったもの、社会人になったばかりのrookieならいざ知らず、或る程度のキャリアがある社会人なら、それなりの文章力や語彙や表現力って、必要不可欠ですよね。方言丸出しで主語も分からず品が無い、良く取ればオープンでフランクで明るいですが、悪く言えば田舎者の世間知らずでbarbarian、でもこれでは対外的な仕事において、決して表に出せませんよね。かと思えば、まさか語尾に、あなかしこ、御機嫌よう、御免遊ばせ、或いは有り難く御座候、とまでは書きませんけれど、その人の品性って、確かに文章に表れる様に感じます。これは話がずれますけれど、学校の義務教育で、漢語や文語文をもっと勉強させるべきですよ。漢文は、返り点がある事で分かる様に、文章の構造が英語と同じでしょ。だから、漢文が知識人の必須の教育だった、明治生まれの人達は、概して外国語に強かったんです。文語文は、口語文に較べて、格調が断然違いますよね。

余、早暁に目覚めし折、愛犬の痛切なる嘆き声が聞こえたり。不可思議に思うなれど、散歩に連れし折、しきりと蝉を喰らいけり。空腹を訴えし故の鳴き声、余は、はたと膝を打ちたり。呵々大笑し、帰宅して後、肉片を与えしところ、ちぎれんばかりに尻尾を振り、余にその全身を擦り付け、甘噛みをし、其の喜びを表したり。芸妓、カッフェーの女給、踊子、女中、羅紗緬、余は夜の巷で様々な女共を見たりしが、畜生なれども、我が愛犬に勝りし者は無し。

全く大した事は書いていませんし、下らな過ぎる内容ですけれど、文章の格調は高くありませんか!?僕、未だ木鶏足り得ず、もっともっと本を読み、自分を磨かなければ、強くそう思いました。

閑話休題、一昨日の休日は、暇に飽かせて様々な雑書を読み耽っていたのですけれど、或る書を開いて感嘆しきり、何だか謎が1つ解けた感がありました。「アメリカはなぜヒトラーを必要としたのか」菅原出著、草思社文庫、なんですが、タイトル通りの内容なんですね。僕なりに要約しますと、アメリカの外交には、1つの明確なパターンがあるという事なんです。アメリカが、共産主義や自分の考えと異なる国々と対抗する為には手段を選ばず、独裁者でも過激派とも麻薬王とも手を組むのですが、最終的には彼等と対決する事になる、というお話でした。ナチス・ドイツをソ連の防波堤にすべく、アメリカの多くの資本家達が巨額の投資を続けていた、というのは驚きましたねえ。でもね、言われてみれば納得でして、フセインにしても、ビン・ラディンにしても、彼らが台頭して来た当初、アメリカが資金面でもバック・アップしていた、というのは厳然たる事実ですもんね~。特にビン・ラディンのケースは、元々ブッシュ大統領とも大変な仲良しでして、同じ投資会社で共に役員を務めてますもんね。飼い犬に手を噛まれた訳で、でも、そうそうアメリカの言いなりにはなりませんし、僕、独裁者は大嫌いですけれど、彼等は皆、何処かでアングロサクソンの偽善性に気付き、自立を図って潰される、という図式が繰り返されている訳です。嘘から出た誠と申しますが、事実は小説より奇なり、まあ、因果応報な気もしますが、ここまで行けば、現実が作家の想像力を超えています。彼等は決して擁護出来ませんが、フセインもビン・ラデインも、今際の際は、何だか納得いかなかったんじゃないかしら!?

僕、これで痛感するのが、旧約聖書の強すぎるまでの影響力なんです。アダムとイブにせよ、バベルの塔にせよ、ノアの方舟にせよ、この3つの逸話の構造は殆ど同じですよね。何れも、当初は神の言う事を聞き、人々は皆、平和に暮らしていたのですが、何時しか戒律を破り、自分なりに暮らし始めます。神は、自分との契約を破ったと激昂、哀れアダムとイブはエデンの園から追放され、バベルの塔は壊され共通言語を奪われ、ノアの方舟以外は海の藻屑と相成ります。アメリカは、恐らく無意識下でしょうが、自分を旧約聖書のイェホバの神と見做しているんじゃないか、何だか精神分析における、超自我とかイドとかの話になりますね~。まあ、欧米社会では契約が絶対視され、アジア圏ではそうでも無い、というのは、明らかに旧約聖書の影響と考えて間違い無いでしょう。あ、因みに、旧約とは、神と人間が交わした旧い契約であり、新約は、新たな契約の意であります。

でもね、この聖書のロジックの最大の弱点は、幾ら全知全能の神と雖も、人間が居なければ成り立たないんですよ。神様だけで大人しくしていれば良いと思うのですけれど、バベルの塔の後も、ノアの大洪水の後も、「産めよ増やせよ地に満ちよ」とか何とか言っちゃって、まるでトランプのカードを配り直す様ですよね。そして、人間どもは自分の言う事を聞かない、壊してやる~、って、それじゃあ駄々っ子ですよ!?大体、全知全能の神ならば、そうなる事なんてはなから承知の上でしょ、とツッコミが入りますよ。面白い事に、日本を筆頭に、多神教の国々では、神様が沢山いらっしゃいますから、こういうロジックは決して生まれないんですよね。兎に角、随分弱って来ましたが、現在はアメリカが世界を牛耳っているんですから、旧約聖書の様な危険な考えは即刻辞めて欲しい、というのが僕の願いです!

よおし、今日はこれから或る会社にご挨拶に参りまして、帰社してからも面談が詰まっています。昨日に続いて忙しくなりそうですが、お盆前の最後の日ですし、誠心誠意頑張って参ります。明日は全国的に晴天の由、皆様もお墓詣りご苦労様です!では、次回の更新は木曜日の朝かなあ!?それでは皆様、暫しの間、ごきげんようm(__)m。
スポンサーサイト



コメントの投稿

非公開コメント

こんにちわ。初めてメールします。このブログの大ファンで、仕事が終わって落ち着いて、カンチューハイ片手に楽しみに読んでます。一応女なのに、はしたないですよね_(._.)_いつも気になるんですが、タイトルと本文があまり関係ない気がするんですが…。


無学な私ですが、笑ったり泣いたり怒ったり、いつもこのブログから刺激を受けてます\(^o^)/


これからもお身体に気をつけて、素敵な文章を書かれて下さいね~。1ファンより。

No title

キウイさん、初めましてm(_)m。

過分なお褒めのお言葉を頂いて、面映ゆい気もしますけれど、いつも読んで頂いている由、本当にありがとうございますm(_)m。

さて、ブログのタイトルですけれど、一応、本文の内容とリンクしている心算です。例えば、今回の「流血のならわし」は、泉谷しげるの曲のタイトルなんですね。その歌詞の中で、♪ 神が人間を造ったというのは 昔の教えだろ 人間が造った神を殺したのも 昔の話さ 分かっている癖に シンボルをまた造りたがる おお 流血のならわし ♪、という非常に優れたフレーズが印象的でして、そこから拝借しました。

僕も、夏バテなのか、身体がかなり疲れていますが、これからも頑張って行く心算です。キウイさんも、お暑い中、お体ご自愛下さいませ。

おはようございます。今日は初盆のお参りで、珍しく早起きして、ブログを拝見したら、早速の返信を頂いてたんですね。すっごく嬉しいな\(^o^)/


タイトルって、そこまで考えてるんですね~。



とっても勉強になりました。そして、益々ファンになりました( 〃▽〃)


これからもブログ楽しみにしてます。頑張って下さ~いm(__)m
プロフィール

しもごおり

Author:しもごおり
OSHブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
QRコード
QR