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KEEP ON FIGHTING、ICHIRO!!

今年ももう折り返しを過ぎて、もう文月ですか、速いですねえ。この文月、所謂曝書、僕も時折やりますけれど、書物を開いて風に当て、要は本の虫干しに適する季節、という意ですが、湿気が少々ありますし、未だちょっとそれには早いかな!?

その早い、で思い出しましたが、いよいよ今日から集団的自衛権の行使を容認の由、昨晩は国会議事堂前で大規模な反対デモがあったり、数日前ですか、それに抗議して新宿の繁華街で焼身自殺者が出る、という痛ましい事件がありましたけれど、テレビはサッカー一色ですもんねえ…。こんな事で良いのか、日本の将来がとっても不安になりますけれど、僕、集団的自衛権について、決して全面反対では無いんです。かって、PKOにおいて、自衛隊員が幾度と無く危険な目にあった、という事も仄聞していますし、今までの日本って、軍事や防衛において、余りにナイーブ過ぎると言うか、或る意味思考停止状態にあった事も否めないと思います。ですから、議論そのものは大いに結構、と感じますけれど、今回の安部の所業、余りに拙速過ぎませんか!?

時の政権が憲法解釈を変えるって、これ、集団的自衛権に限らず、最早ファシズム、独裁に近いと思うのですけれど、皆さん、不安じゃないのかなあ!?それとね、どうせ解釈を変えるのであれば、憲法改正した方が、お互い分かり易くて良くないですか?只、その為には、多くの有識者の意見や市井の方々の考えを傾聴するのは当たり前、そして国会で長い討論を重ね、最後は国民投票の末に決める、という、due process of law、厳正な法的手続きが不可欠な事は言うまでもありません。安部クンも、相当おツムの出来が悪いのは皆が知っているんですから、もっと皆の意見を聞けば良いのにねえ、これでは何とかに刃物、怖くて仕方がありませんよ。安部って何だか、いきなりこんな事を言いそうじゃないですか。「戦争するのだするのだ!賛成の反対なのだ、これでいいのだ!」、これではバカボンのパパですけれど、このご仁、civillian control of militaryという概念すら、果たしてきちんと理解しているのか、僕、相当不安ですよ。明治時代のお侍達が、五箇条のご誓文の第一条で言ってるじゃありませんか、広ク会議ヲ興シ万機公論ニ決スヘシ、即ち民主主義の勧めでありまして、維新から150年弱経っているのに、今の政治家って、何も進歩せず、寧ろ退化しているんじゃないかしら。

それとね、僕、憲法の中身は夫々皆さんの意見がおありでしょうが、あの文章だけはとりあえず変えて欲しいなァ。特に憲法前文なぞ、例えば、「日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、われらとわれらの子孫のために、諸国民の協和による成果と、わが国全土にわたって自由のもたらす恵沢を確保し、政府の行為によって再び戦争の惨禍が起こることのないようにすることを決意し…」って、これね、何とか意味は分かりますけれど、どうみても、アメリカから渡された文書を、下手糞な和訳しただけでしょ!?真っ当な日本語の感性を持つ人ならば、こんな読みづらくて、分かり難い悪文は書きませんよね~。同じ内容を記すにしても、もっと平易で分かり易く、格調高い文章がある筈ですよ。

閑話休題、嫌な話はこれでおつもりとしまして、これね、言わずもがな、今更なんですが、僕、イチローって本当に凄いと思います!!オリックス時代からずっと観て来ましたし、マリナーズ時代が全盛期だったと思いますが、当時の雄姿も目に焼き付いています。そして、WBCにおいても、イチローの鬼神の如き活躍とキャプテンシーが無ければ、日本代表が世界選手権連覇、という偉業はあり得なかった訳ですよね。将に、日本プロ野球の80年近い歴史が生んだ、走攻守が高い次元で揃った、史上最高のプレイヤーである事は間違いありません。近年は流石に衰えがあるのかな、かっての様なずば抜けた成績を残していませんが、でも僕、今のイチローの方に、かえってプロフェッショナルの凄味を感じるんですよ。ルーキーの頃の若く溌剌としたイチローを覚えているだけに、今の白髪混じりの彼を見ると、何だか感慨を覚えますが、齢40に達して、ニューヨーク・ヤンキースでレギュラーを張る、というのが如何に凄い事か、それを是非書きたいと思うんです。

まず、ヤンキースって、1世紀以上の歴史を誇る、世界有数のプロ・スポーツ・チームなんですね。おまけに、NYのマスコミの辛辣さも世界一、少しでも活躍しないと容赦無く叩きますし、オーナーはスタインブレナーという超ワンマンな一族でして、今まで何人の首が飛んだか分かりません。そして、何より凄いのは、アメリカの野球界って、将に弱肉強食、適者生存の世界なんです。まず、イチローの居る、メジャー・チームに昇格するまでが大変でして、何とファーム、日本で言う処の二軍が、ルーキー・リーグから始まって、7段階に分かれているんですね。そして、メジャー・リーグは、アメリカという国同様、世界中のプレイヤーに門戸を開いていますから、選手達の国籍もバラバラ、アメリカ人が投げ、日本人が打ち、プエルトリカンがエラーし、ユダヤ人がバック・アップしイタリア人に返球、メキシカンが中継しカナダ人が獲るなぞ、至極当たり前の世界なんですよ。そして、ヤンキースは世界有数の金満チームでして、オーナーのスタインブレナーの個人資産が1兆円と言われていますから、日本の巨人なぞ目じゃありません。毎年の様に、世界中から優れた選手をかき集めるんですね。驚きましたのは、ゴジラ松井選手が、ワールド・シリーズMVPに輝き、ヤンキースを世界一の座に付けた最大の功労者だったのにも関わらず、来季は年齢や怪我もあり、高額な年俸程は働かない、と判断した事です。容赦無くrelease、契約を解除したのには、アメリカってここまでシビアなんだなあ、と感じましたねえ。

今季のイチローは、40歳という年齢に加え、成績も年々下降気味でしたから、流石に控えだろう、という見方が圧倒的でした。かってイチローが居たマリナーズは、弱小チームでしたから、どんなに不振に喘いでも、レギュラーから外される事などあり得なかったのですが、ヤンキースは違います。今年のヤンキースの外野陣は、オールスター7回出場、走攻守全てに秀でたプエルトリコのカルロス・ベルトランを筆頭に、インディアンの生まれで盗塁王3回のジャコビー・エルズベリー、400本塁打300盗塁を記録したドミニカンのアルフォンソ・ソリアーノ、これまた盗塁王を獲得した事があり堅守で知られるアメリカ生まれのブレッド・ガードナー、綺羅星の如きスター揃いなんです。あ、因みに上記のスター選手達は皆、イチローより年下です。そして、控えの若手達、所謂、top prospect、と呼ばれる球団期待の20代半ばの有望株も、アルモンテ、フローレス、ヒースコット、オースティン、ウイリアムズと国籍の異なる優れたプレイヤーが多士済々、虎視眈々とレギュラーの座を狙っていた訳です。シーズン当初は、監督の評価も低く、イチローは控えに廻っていたんですね。しかし、夏場が近づくにつれ、これらの多くのライバルを押しのけて、今日のレイズ戦もまた、イチローはライトのポジションで定位置についているんです。

イチローは、自分の置かれている立場は分かっているでしょう。年齢の事もあり、成績が残せなければ、すぐさま解雇されるでしょうし、それでも愚痴も不平不満も何1つ漏らさず、己のやるべき事を黙々とこなし、万全の準備をして、ゲームに備え、全身全霊で全力を尽くす、これ、古き良き日本人の侍の姿を体現している、僕、そう思いますし、尊敬して止まない人物の1人です。

僕を含めて、うちのスタッフも同様でしょうが、物事が上手く行かないとついつい愚痴るのって、人間の性じゃないですか。でもね、今日も黙々とプレイするイチローの姿を見ると、とてもそんな詰まらない事は言えませんよね。よおし、僕だって同じ人間なんだから、より一層頑張らねば!!!
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