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♩♪ WHITE JAZZ ♬♫

ここ大分は鬱陶しい天気が続いていますけれど、皆様、週末は如何お過ごしでしたか!?恐らく、サッカーをご覧になられた方も多いかと思いますが、いやあ、ぐうの音も出ない完敗でしたね…。選手も監督も精一杯頑張ったのでしょうが、素人目にも、体力と技術と実力差があった様に感じました。詳しくは分かりませんけれど、戦略面戦術面においても、コートジボワールに劣っていたのでしょう。ただ、僕ね、何だか納得出来ない事が多々ありまして、書いちゃいますね。

まず、日本の敗戦を、降ったり止んだりというお天気の所為にしている人が居た事です。そんなのねえ、相手だけ晴天でこちらだけ土砂降りなんて筈は無く、互いに同条件の元、同じ時間プレイしているんですから、こんな馬鹿な言い草はありませんよねえ…。そして、テレビ局なんですが、各局共に一日中延々とサッカー関連の放送を続けている感があり、こいつらもホント、大馬鹿ですよね。確かに国民的関心事とは思いますけれど、もっと大事なニュースは沢山あるでしょうよ!!ウクライナにロシアの戦車が侵入、輸送機が撃墜、同国内では300人以上の死者が出たそうですし、イラクやパキスタンでも内戦状態、国内に目を向ければ、集団的自衛権にTPPに消費税増税に年金、農協に沖縄に原発に移民、滅茶苦茶に問題山積じゃないですか!「パンとサーカス」、という言葉がありまして、国民の不満を催し物で誤魔化す、という意ですけれど、これ、日本政府による、国民の愚民化じゃないかなあ!?まあ、僕は騙されませんよ!

情けないのは、FIFAのランキングでは、日本は世界46位だそうで、ワールドカップに出場出来るのは、32か国ですよね。という事は、出場国の中でも、下から数えた方が早い訳で、実力の割には騒ぎ過ぎじゃないかしら。弱いチームが躁状態で燥いでいるって、何だか相当恰好悪いと思うのは僕だけなのかなあ…。僕の大好きなボクシング、この競技にも問題は沢山ありますが、世界チャンピオンに挑戦出来るのは、団体にも依りますが、最低でもランク15位からですもんねえ。敵を知り己を知れば百戦殆うからず、ただでさえ弱いのに、驕っていては、勝てる筈がありません。そして、もっと酷いなあ、と感じましたのは、サッカーの国際試合の際に、渋谷のスクランブル交差点で若者が羽目を外して大騒ぎとなりますけれど、痴漢行為が頻発しているそうで、フェイスブックやツイッターにも多く書かれていましたが、逮捕者が出てますもんね。こんなの、サポーターでも何でも無く、只の悪質な性犯罪者でしょ、去勢しちゃえ!!おまけに、サポーター連中も、完敗しているのに、公道上--何処かの山奥でやれ!--でハイタッチに肩車に大歓声、こんな輩、サッカーファンでは無く、只の有象無象のたわけ者、どうしようも無い馬鹿、僕、そう認定します!

僕、どうも納得行かないんですが、先のサポーター、渋谷の交差点を占拠している訳で、とっとと全員道交法違反で捕まえろ、と思うんです。と言いますのも僕、普通に道を歩いているだけなのに、態度の所為か悪相故か、しょっちゅう職務質問されるんですよ…。何1つ悪い事はしてないし、税金もきちんと納付してるし、選挙もかかさず行って、日々の仕事も真摯に取り組んでいる、日本一の紳士、と自分では思っているのですけれど、「君!何処に行くの!」と強い調子で言われると、自己分析がなってないのかと落ち込みますが、法とは万人の元に共通であるべきでしょう。警察は僕を職務質問するのならば、サポーターもどしどし取り締まって欲しい、そう願います。という訳で、今日は昨日漸く読了しました、警察小説のお話を。

僕、ミステリーは国内外を問わず好きでして、最近の物はいざ知らず、所謂大御所の小説は読んでいるかと思います。本邦ならば、松本清張に始まって高木彬光に横溝正史は殆ど読みましたし、高村薫に大沢在昌に宮部みゆきも、数冊づつ一応読了しました。今更、という感もありますが、今ならやはり、佐々木穣さんの一連の北海道警物、「笑う警官」「警官の血」等々は、日本の警察小説ならば白眉、ずば抜けている様に思います。

海外ならば、これは少々古いですけれど、彼の黒澤明の「天国と地獄」に多大な影響を与えた、エド・マクべインの、87分署シリーズ。フランスの警察小説ならばワン・アンド・オンリーの、メグレ警部シリーズ。スウェーデンのご夫婦、シューバル&ヴァールーが書かれたマルティン・ベック警視シリーズも中々ですし、最近読んで感心したのは、アイスランドの作家、アーナルデュル・イントリダソン--何だか舌を噛みそうですが…。--が書いた、「緑衣の女」「湿地」という警察物の連作ですかねえ。そうそう、ジャンルはハードボイルドで少々異なりますが、チャンドラーもスピレーンもハメットも嫌いじゃないですし、パーカーの物は大体読んだかと思います。

さて、昨日読みましたのは、以前の拙ブログでも少しご紹介したかと思いますが、文春文庫から再発されたばかりの、ジェイムス・エルロイの「ホワイト・ジャズ」です。このエルロイさん、異常な程センテンスが短く、凄惨な暴力シーンも多く、非常に読み難いんですが、ストーリーテリングに関しては大したものでして、LAPD、ロサンジェルス市警の面々が主人公なんですが、所謂noir、悪漢小説と言うのかな、まあ見事な程に善人は登場しません。この作家の凄味は、ロサンジェルス市警の暗部について、兎に角徹底して書き続けている事です。作家としてデビューして今年で40年ですが、ほぼそれしか書いていないんですね。映画化された「ブラック・ダリア」「LAコンフィデンシャル」--これは傑作です。未見の方は是非ご覧下さい。--を筆頭に、「ビッグノーウェア」、先の「ホワイト・ジャズ」、「アメリカン・タブロイド」、「アメリカン・デス・トリップ」、「アンダーワールドUSA」、これらは全てアメリカの暗部のみが書かれています。そして、またまたLAの暗部を綴った4部作をこれから執筆するそうなんです。僕、笑ったんですが、この一連のお話、複雑に入り組んでいますから、文庫本の末尾には、詳細な年表が添付されていました。半世紀に渡るLA裏面史と呼べる、エルロイさんの畢生の大作群と言えましょう。

そのエルロイさんの成育歴ですけれど、LAに生を受け、10歳で母親を惨殺されその事件は迷宮入り、17歳で父も亡くし、その後は正職に付かず、犯罪紛いの行為を繰り返し、放浪生活を送っていたと言うんですね。余程警察を憎んだでしょうし、生粋のアウトサイダー、バガボンドと呼べますが、フランスの大文豪、ジャン・ジュネだって、作家になる前の前職は、窃盗に麻薬密売ですもんね。これ、僕の持論ですが、煙草も吸わず酒も飲まず、人も愛さず羽目も外さない様な人が書いた小説なんて、ちっとも読みたくないですよ。

最後のまとめなんですが、警察小説の魅力、私見ですが、善人が悪人を取り締まっている筈なんですが、それは表裏一体であり、TAOのマークにも似ています。善人の方が悪人よりも、大義名分があるだけに、よっぽど非道だったりしますよね。これは歴史上でも証明されている、厳然たる事実です。絶対的な善や悪ってあり得ない訳でして、僕達人間だって、生きて行く為に、多くの命を奪って暮らしていますよね。牛さん豚さん鳥さんにお魚さんに卵さん、ヒトがその生涯を終えるまで、1000の命を食べるぐらいじゃ足りないでしょう。僕、今朝のおかずは、鰯を焼いたのと、しらす干しと卵をご飯にかけて食べましたが、もう100以上の生命がお腹の中ですもんね。ですから僕、優等生面して、自分は何も悪い事をしてない、という人を見てると、余り好きになれないんです、ってこういう考えだから職務質問されるのかな!?

まあ僕、元々が真の善人と思っていますから、小説や映画の中の悪漢を知り、それでストレス解消をしているだけでして、警察の皆さん、彼女に接する様に、どうか優しく扱って下さいね…。では、今週も拙ブログをご贔屓の程、宜しくお願い致しますm(__)m。
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