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♕ チェス・ボードの隣の女 ♞

今日は週の頭で患者様も非常に多く、その上、「新入社員オリエンテーション」がありまして、僕、その会の冒頭で小半時程、講義と言うと大仰ですけれど、ご挨拶をして来ましたので、拙ブログの更新が遅れてしまいました。大変申し訳ございませんでした。でもね、人間慣れですよね~。僕、人前で挨拶をするのは、余り得意ではありませんでしたが、この病院に来てから、そういう機会が激増しまして、あがる事も無くなりました。これ、親友のMさんに随分昔に教えて貰ったのですが、人前に出た際は、第一声を大きく出すと、スムーズに行くそうでして、僕、その教えを拳拳服膺、肝に銘じています。

朋有り遠方より来る、亦楽しからずや、一匹の 鰆を以て もてなさん、という訳で、先週末に幼稚園からの幼馴染が都内より戻りました。ゆっくりと話をするのは何と8年ぶりという事で、鮨屋で歓談して来たんですね。遠来の友も、久し振りの大分の魚の味を堪能した由、久闊を叙し、一献傾けたんですが、本当に悪いな~、と思いましたのが、僕、記憶力が減退しているのか、ちっとも昔の事を覚えていないんですよ…。「ほら、○○がさあ」と言われましても、その○○君って、ところで何処の誰だっけ、となるものですから、大変申し訳無い事をしました。まあそれでも近況報告に花が咲き、とても有意義な時間を過ごす事が出来ました。本当にありがとうな!!

さて僕、予想が外れた事を喜ばなくてはなりません。以前の拙ブログで、「テニスの錦織選手は、年齢的な事もあり、今後は茨の道ではないだろうか!?」と記したと思います。と申しましたのには理由がありまして、僕、かって住んでいたオーストラリアで毎日の様にテニスをしていたのですが、日本とは環境がまるで違っていたんですよ。街中にテニス・コートがあり、老若男女が何時でもタダでプレイ出来るんですね。となりますと、選手層の厚み--世界中のテニス・プレイヤーは1億人以上と言われています。--では、欧米と日本では勝負になりません。そして、テニスはボクシングの様に階級制ではありませんから、胴長短足で背の低い東洋人はやはり不利です。現在のトップ選手達、スペインのナダルもスイスのフェデラーも185㌢、セルビアのジョコビッチが188㌢、スコットランドのマレーは190㌢、アルゼンチンのデル・ポトルに至っては198㌢です。我らが錦織選手は177㌢と言いますから、下手をすると20㌢以上も身長差があります。リーチ差や歩幅の違いも当然生じる訳ですから、錦織選手はやはりハンディがありますよね。そして、言葉、環境、食事、延々と続く異国でのホテル住まい、様々な不利な点を乗り越えて、世界ランク9位という大快挙は、幾ら称賛してもあき足りませんし、遥かスペインの方角に向けて、standing ovationを贈りたいと思います!!

ただ、気になるのは、どうも錦織選手は腰をかなり痛めた様で、4大大会の全仏オープンも今月末に迫っていますから、何とか完治する事を祈っています。グランド・スラム--全米・ウインブルドン・全豪・全仏--のうち、clay、所謂土のコートは全仏だけなんですね。アスファルトであるハード・コートは足腰への負担が極めて大きく、芝生であるグラス・コートは球足が速いですから、比較的ボール・スピードが落ちる全仏が、錦織選手の最大のチャンスと思います。アジア系でグランド・スラムを制した事があるのは、台湾系米国人のマイケル・チャンのみ、そして彼が今、錦織選手のコーチを務めていますから、何とか頑張って欲しいものです!錦織選手、I wish you good luck!!

閑話休題、僕、是非日本人にチャレンジして欲しいスポーツがありまして、それはチェスなんですね。チェスって将棋の親戚のボードゲームで、スポーツじゃないでしょ!?と思われる方が殆どと思います。でもね、海外では、チェスはマインド・スポーツ、頭脳競技として捉えられていまして、欧米では運動関係の欄に記事が載っていたりするんですね。実際、五輪競技に入るのでは、という話もありますし、アジア大会では、野球や陸上や水泳と並んで、2006年からスポーツ競技としてチェスが堂々と含まれています。

となりますと、じゃあ誰を日本代表にして、世界と戦うの、と思われるでしょうが、そりゃあ国内ランキング1位の男しか居ませんよね。実はその人物とは、将棋界のスーパー・スター、羽生善治さんなんです。勿論、羽生さんは将棋界の第一人者であり、獲得したタイトルは80を超え、今も尚、棋界の第一線を突っ走る方でして、チェスに転向するのは勿体無い気もしますけれど、世界と勝負するなら彼しかいないでしょう。実は羽生先生は、将棋のタイトル戦で日々激務の中、海外で行われるチェスの選手権に時折出場しているんですね。UAE、ドイツ、フランス、アメリカでの選手権に出場、それなりの成果を挙げているそうでして、二兎を追う者は一兎も得ず、というのは羽生先生に限っては無さそうですが、彼ほどの才能を将棋界が手放す筈はありませんが、プロ棋士を引退してからでも、チェスでチャレンジしてくれないかなあ…。だって、日本のチェス・プレイヤーは凡そ3万人だそうですが、将棋の片手間でチェスをプレイしているのに、羽生さんはいきなりその頂点に居るんですもんね。

僕、チェスよりも将棋の方が、遥かに優れた知的ゲームと確信しています。何故なら、使用する駒は、チェスが32、将棋は40。盤面は、チェスが64マス、将棋は81マス。そして、将棋は取った駒を使えますから、どちらがより複雑かは言わずもがなでしょう。ただ、チェスの方が圧倒的に知られていまして、世界150か国以上で7億人以上がプレイしていると言います。僕、ここに、将棋のトップ・プロが参戦すれば、チェスのチャンピオン達を蹴散らす事が充分可能、そう踏んでいるんですね。それが、将棋という世界一優れたボード・ゲームを、地球規模で発展させる起爆剤になるんじゃないか、そう夢想しているんです。日本将棋連盟会長の谷川永世名人、是非一度お考えになりませんか!?

何だか今日は忙しないですが、これから急いでお昼を食べて、午後からも頑張って来ます!読者の皆様も、週明けでお忙しいとは思いますが、頑張って下さいね~!
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