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THE UNDEFEATED

いやあ、昨夜は素晴らしいものを見せて貰いまして、ただただ感動でした。エッ、何かって!?ボクシングですよ、拳闘!!大阪城ホールで行われたダブル世界タイトルマッチでありまして、まずはそのお話から参りましょうか。前座のIBF世界スーパーバンタム級タイトルマッチは、かって日本のボクシング界を引っ張って来た、長谷川穂積選手が挑戦者として登場、3階級制覇が期待されたのですが、残念ながら7RにTKO負けを喫してしまいました…。かって、バンタムとフェザーの2階級を制し、5年間世界チャンピオンの座にあった、という大変な実績を持つ長谷川選手でして、正直、現チャンピオンよりは数段格上なんですね。僕、密かに期待していたんですが、長谷川選手のファイトは、全盛期には遠く及ばず、素早い出入りも、切れのある左ストレートも、動体視力も、全てが喪われていた様に感じました。5年前の長谷川選手だったら、昨夜とは逆の結果になっていたと思うのですが、今更言っても詮無き事、時の流れには誰も逆らえません。現チャンピオンの怒涛のラッシュを凌ぐ事が出来ず、無残な敗戦となりましたし、これで長谷川選手は引退でしょう。それでも、長谷川選手の素晴らしい実績と、当時無敵を誇ったタイの英雄、ウィラポンを破ったファイトは、決して忘れられないと思います。チャンプ、長い間ご苦労様でした。まずは昨日の怪我を治して、ゆっくり休まれて下さい。

time and tide stay for no man、昨日の大阪城ホールには懐かしい顔も見えまして、先の長谷川選手が、そして後で触れます山中選手の保持していた、WBC世界バンタム級のかっての覇者、辰吉選手も試合を観戦していました。ラバナレス、ウィラポン、リチャードソン、サラゴサ、シリモンコンと、世界に名だたる強豪との激戦故でしょう、辰吉選手はすっかりパンチ・ドランカーになってしまっていて、呂律が廻らず、何だか哀しいものがありました。それでも、かって彼が日本ボクシング界を引っ張って来た、ビッグ・スターである事は間違いありません。彼の今後の人生に幸あらん事を切に願っています。

そして、昨夜のメイン・イベント、WBC世界バンタム級タイトルマッチであります!チャンピオンの山中選手の試合、僕、殆ど観ていますけれど、何だか益々パンチ力が付いた感じでして、最近の日本人選手の中では、内山選手と並んで、別格、別次元の強さの様に感じます。海老原、具志堅、渡辺、浜田、西岡、サウスポーの優れたチャンプは沢山居ますけれど、こと左ストレートの威力と正確さにかけては、1世紀に渡る日本ボクシング史上、山中選手が一番と思います。クレバネスですしクール、懐の広さ、ハートの強さとプライド、将にチャンピオンに相応しく、僕、是非とも、ボクシングのメッカ、ラスベガスでの内山選手と山中選手、両雄揃い踏みのスーパー・ファイトを観たいものです。難を言うとするならば、何時も圧勝なので、打たれ強さについては良く分からないのと、より高度なディフェンス力も必須ですし、そして一撃必殺の左を活かす為にも、右を加えたコンビネーション・ブロー--欲を言えば、フック・アッパー系があれば申し分ありません--の種類を増やせば、鬼に金棒でしょう。何れにせよ、今後は統一戦や複数階級制覇等々、夢は広がります。

でもね、そのスーパー・チャンプとも言える山中選手相手に、昨日のベルギーからの挑戦者、シュテファーヌ・ジャモエ選手は、驚異の頑張りを見せてくれました。正直、ベルギーはボクシング不毛の地でして、ジャモエ選手がもし勝てば、同国初の世界チャンピオンとの事だったんですね。僕、山中選手の早いラウンドでのKO勝ちだろう、と高を括っていたのですが、ところがどうして、ジャモエ選手は4度倒されましたが、彼の心は決して折れる事はありませんでした。強烈な左をあれだけ貰えば、脚が竦んで前には出られないと思うですが、まあ勇敢でした。僕ね、ジャモエ選手を尊敬しましたのは、前半だったかな、山中選手の左ストレートが見事にヒット、ダウンさせられた後の事です。山中選手はジャブも出さず、ただ近付くだけでジャモエ選手は後退するんですね。うわあ、こりゃ世界一のプレッシャーだわ、もう時間の問題かなあ、と思っていました。コーナーに追い詰められたジャモエ選手、声を発して自らに気合を入れますと、鬼の形相で勇敢に前に出たんですね。いや、男だなあ、と思いましたし、結局は山中選手の圧勝でしたが、ジャモエ選手は負けた後もチャンプを称えており、survivorのニック・ネームに恥じない、真の好漢でした!ジャモエ選手、暫し休んで、戦い続けて下さい!何時の日か、「ベルギー初の世界チャンピオン誕生」の吉報を待っています!

閑話休題、そのジャモエ選手の勇猛果敢なファイトに較べて、日本の商船三井は何をやってんですか!!つい先日のブログでもご紹介しましたけれど、中国が「1936年に商船三井に船を貸した。その賃料を貰ってない」と訴訟を起こし、船を差し押さえたんですね。あのね、中国の人は法律そのものを理解していない様ですから、もう1度書きますよ!良く聞いてね~♡1972年の、日中共同声明で、「中国は、戦争中の賠償金について、一切を放棄する」という文書に、時の両国首相がサインしてるの!!ですから、びた一文払う必要は無いのですが、商船三井側は、40数億円を中国に支払うとか。あのね、これ、●●●と同じで、単なる難癖ですよ!断固として拒否すべきだったと思います。

これで中国は味をしめて、他国の企業にも同様の言いがかりを付ける事は必定です。余所の国にも迷惑を掛ける事に成りかねません。まあ、ナイキにせよユニクロにせよ、目端の利く企業は既に中国に見切りを付けて逃げ出していますけれど、僕、驚いたのは、「撤退コンサルティング」なる産業が生まれているんですね~。東京海上や大和総研、といった大企業がそのコンサルをしている由です。例えば日本企業が中国から手を引こうとすると、多額の退職金を要求されたり、司法当局があの手この手で引き止めを図るとか。こんな大馬鹿な国は敬遠するに限りますが、身に降る火の粉は払わねばなりませんよね。僕、方法論を間違えずに、地道に戦っていれば、必ず勝利出来る、そう確信しているんです。

と申しますのも、先にご紹介した山中選手、帝拳ジムに所属しているんですが、つい数年前まで、実は軽く見られていた節があるんですね。帝拳は、世界中にネットワークのある、日本最大のボクシング・ジムなんですが、かっては中々世界チャンピオンが生まれなかったんですよ。「名門に胡坐をかいてるんじゃないか」「所属ボクサーの線が細い」等々、散々な言われようだったのですが、帝拳ジムの本田会長は決してやり方を変えませんでした。全国を毎年地道に廻り、国体やインターハイ等で、優秀な選手をスカウトし、心身ともに最新の設備と最高の環境で育てる。海外遠征は当然だし、お金に糸目はつけない、でありまして、至極当然な事と思いまして、僕は支持していました。ですがほら、結果が出ないと、えてして焦ったり、全く違うやり方をしがちですよね。ところが本田会長は全くぶれませんでした。西岡選手を筆頭に、山中選手に粟生選手、そして、三浦・五十嵐・下田と、雨後の竹の子の様に、一気に世界チャンピオンが同時に生まれましたもんねえ。嬉しいのは、昨日の山中選手のセコンドに、葛西・大和といったトレーナーが付いていた事でした。この両名、帝拳の元ボクサーからトレーナーに転身したんですが、世界は取れなかったんですね。その挫折を活かし、今では何人もの世界チャンピオンを育てた名伯楽となった訳で、帝拳の方針の正しさの証左と言えましょう。

僕、中国やアメリカ--昨日大統領が鮨喰ってましたが--が、何を言ってこようと、恐れるに足らず、そう思っているんです。僕達日本人が心を強く持ち、正しい方法論で懸命に努力していれば、幾らこの両国が大国だろうと、敵ではありませんし、何れはひれ伏しますよ!日本人皆が心を合わせて、ジャモエ選手の不屈の闘志で頑張りましょう!!!
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