FC2ブログ

海の向こうで戦争が始まる

とうとうロシアはウクライナに対して、「今日の正午までに降伏せよ、さもなくば攻撃する」、との最後通牒を突き付けました。既にクリミア半島には6000人を超す部隊が展開、国境沿いには15万の兵隊が待機中なんですね。ウクライナ軍の総数は24万5千人、対するロシア軍は103万7千人、こりゃあ勝負になりません。そして最も重要な兵器に関しても、ウクライナは新しい国ですから、兵装は全て、旧ソ連から引き継いた旧式のものばかりでして、近代化を推し進め、莫大な軍事費を計上しているロシアとは較べ物になりません。両国間だけで考えれば、将棋で言えば詰んでいる状態、チェスならばcheckmate、なんですね。問題はEUやアメリカの動きに尽きるのですが、ロシアと全面戦争をする度胸は無いでしょう。お互いの出方を窺いながら、暫し様子見の状態が続くんじゃないかしら。

長く続いた冷戦が終わりを告げ、パクス・アメリカーナの元、一応平和が訪れたかに見えましたけれど、アメリカの力が衰えるにつれて、どうもきな臭くなって来ましたよね。新たな冷戦時代の幕開けか、という気が致します。僕の勝手な分析ですが、西からアメリカ・EU・ロシア・中国の三すくみならぬ四すくみ、となるんじゃないでしょうか。ただね、どの国も夫々不安定要因を抱えていますから、とても流動的な情勢と言えましょう。アメリカは経済不況に加え、何れ白人層が少数派に転落します。EUも同じく経済不況と、国別の格差が大きすぎるんですね。ロシアと中国は殆ど独裁制に近いですから、現在の権力者が倒れた際にどうなるか、リスクだらけです。夫々が弱点を抱えたまま、睨みあいや牽制を続ける、という形でありまして、これ、人間の所業は、寄せては返す波の様で、そして満ちては欠ける月にも似て、常に繰り返されるんですね…。

歴史を紐解けば、直ぐに分かる事ですけれど、ドイツにしてもイタリアにしても、幾多の小国が戦いを繰り返して統一した訳ですし、イングランドはアイルランド・スコットランド・ウェールズのケルト系住民を支配下に置き、アメリカだって南北戦争があった訳です。つまり、小さな国や部族は、より大きな国に収斂されてしまうのですが、ウクライナの運命は風前の灯ですよね…。僕が密かに期待していた、ビタリ・クリチコさんも所在不明みたいですしねえ…。

さて、現在の国際情勢は、古の中国で言えば秦や楚や斉の国が乱立していた頃であり、日本で言えば室町か戦国期、近代で言えば帝国主義の時代と言えるのではないでしょうか。要するに弱肉強食であり、無理が通れば道理が引っ込む、強い者が弱い者を支配し、統治する訳です。この考えが生まれたのは、近世になってからでは19世紀でして、発展途上国であった南半球の国々を植民地とし、土地や住民を収奪し、己が肥え太って行きました。でもね、今も形を変えているだけで、構造はちっとも変っていませんよね。かっては植民地に乗り込んで、直接指図していたのが、現在は経済力に依拠した、形を代えた支配ですよね。だって、スターバックスが一番分かり易いと思いますが、アメリカの本社が、南半球の国々の農園から、格安でコーヒーを仕入れて、巨万の富を得ている訳でしょ。キリマンジャロはタンザニア、モカはエチオピア、ブルーマウンテンはジャマイカ、代表的な銘柄は皆南半球ですし、コーヒー豆の生産トップ3は、ブラジル・ベトナム・インドネシア、何処も貧しい国ですもんね。南半球の激安の労働力で現地の人々を働かせ、北半球がより一層豊かになる、という図式は、何世紀経っても変わっておりません。

暗黒の密林の生態系を思わせるかの様な、生き馬の目を抜く、激烈な生存競争の国際情勢、となりますと、ロシアや中国にアメリカに囲まれた形の我が国は、国民一人一人が、余程しっかりした自立心を持つ必要があると思います。特に、僕達のリーダーである、総理には常に毅然としてあって欲しいですし、近隣諸国とは上手に渡り合うべき、と切に願っているんですね。ところが、安部の体たらくは書いてて情けなくなります。先方の言い分は無理筋が多いとは言え、中国・韓国・北朝鮮との関係は戦後最悪でしょ。アメリカともちっとも上手く行っておらず、ニューヨークタイムズ紙に、2度に渡り露骨に批判されています。見出しだけ拾ってみますと、「自身の解釈で憲法の根幹を変えるのは危険」「日米関係が益々深刻な脅威」ですって。だってね、この一連の批判のまとめで、mr.abe's shameful impulses、安部氏の恥ずべき衝動、って書かれているんですよ。まあ、アメリカさんが安部サンを快く思っていれば、全米を代表するクオリティ・ペーパーにこんな社説は書かせないでしょうよ。安部が唯一上手く付き合っていたのはロシアなんですね。けれど、今回のウクライナの件で、アメリカとロシアの板挟みに合い、どうしようもなくなってるって言うじゃありませんか。戦場において、どっちつかずの奴って、敵からも味方からも信用されないんです。これ、古今東西の戦史を見ても明らかですけれど、一番最初に裏切った人間は必ず死刑にされます。寧ろ、戦況が不利でも最後まで節を貫いた人の方が評価されるんですね。これ、当たり前ですが、安部の様にどっちつかずの風見鶏って、誰も信用しません。「A子さんは清楚で良いし、B子ちゃんはセクシーで良いなあ、どっちともデートしようっと❤」、こういう男性って、結局はA子さんからもB子さんからも相手にされず、振られますよね。安部のやってる事って、それと何処が違うんでしょうか!?

そして、アベノミクスと大威張りですが、あれ、実際はちっとも経済成長なぞしておらず、アメリカや欧州では失笑されているのは周知の事実です。ただ、日本の大新聞やテレビが取り上げないので、皆が気付いていないだけです。そして、福島の原発処理において、冷ややかに捉えられているのをご存じでしょうか。実は今も尚、日本の農水産品は、アメリカや中国を筆頭に、世界41か国から輸入規制がかかっているんですね。安部が如何に「アンダー・コントロールされている」と大仰に宣言しても、世界中の国は誰も相手をしていない、という事がお分かりでしょうか!?「風評被害」とは、諸外国はちっとも思っていないでしょう。外国の基準では危険な野菜や魚が、日本国内では流通しているって、僕、これはおかしいと思うなあ!最後にもう1つ、全国の原発の半径30㌔圏内にある156の自治体にアンケートをとったところ、8割が再稼働に反対、との結果が出ました。となりますと、地方住民の殆どは原発反対という訳で、それを無理矢理に再稼働しようとする安部って、民意の8割を無視するという、スターリンやレーニン顔負けの独裁者、という結論になるのですが、読者の皆様は如何でしょうか!?

そりゃね、僕だって、自国の代表であり、国政の最高責任者をこんなに悪く書きたくないですよ…。でもね、僕程の愛国者はいないと思いますし、国内外が大変な状況な訳で、ここで何とかしないと大変な事になります!拙ブログの読者の皆様だけでも、どうか僕の真意をご理解頂ければ幸いですm(__)m。よし、では、会議に行って参ります!今日も頑張るぞ~。
スポンサーサイト



コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

しもごおり

Author:しもごおり
OSHブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
QRコード
QR