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THE BLACK SEA

いやあ、今朝は大変でしたよ、全くもう!何時もの様に、寒さに震えながら愛犬と共に散歩をしていたんですね。未だ朝まだき、星や月が綺麗に輝いていましたし空気は清澄、一番鶏も鳴いていない様な時間帯だったのですが、我が愛犬も、もう直ぐ12歳ですからね、人間ならば70近いお婆ちゃんですし、大好きな散歩もトボトボゆっくり歩き、最近はすっかり大人しくなり、そう言えば日がな一日寝ていたりして、ああ年なのかなあ、と悲しく思っていたんです。何時の街を何時もの様に、共に歩いていましたら、道路の先の方で、何か黒い小さな物が動くのが見えたんですね。後から考えれば、恐らく黒猫か何かだったと思うのですが、そうしましたら、我が愛犬がいきなりのダッシュ!ウサイン・ボルト並みのいきなりの疾走でして、僕、油断しきってましたから、リードも適当に握っていたんですね。飛び出した犬は、あっと言う間に通りの角を曲がりまして、僕、茫然自失ですよ…。暫し固まっていたのですが、そうしていても仕方が無いので、コロ~コロ~と犬の名を呼びながら全力疾走、そうする内に辺りは段々と明るくなりまして、僕、本当に不安になりました。そうしましたら、電柱の傍でしきりに臭いを嗅いでいる黒犬が居まして、おお、我が愛犬じゃないですか!背後から忍び寄り、リードを足で押さえてから、容疑者を確保、無事に連れて帰った次第でした。僕、四捨五入すると50ですが、それでも払暁の街を長時間全力で走れるんだなあ、と妙な自信が付いたりしたんですが、犬に話を戻しますと、コイツ、部屋に連れ戻ってからは態度が急変しました。先の傍若無人な逃げっぷりとは別人でして、僕に全身を何度もこすり付けるわ、顔を舐めようとするわ、お手や伏せを繰り返し、膝に顔を乗せて動かないという甘えぶり、もうこれじゃあ銀座や六本木のお姉さんですよ。「さっきのは只のお客さんよ♡ごめんなさいね、ホントはアナタだけ…♡」、早朝から犬の小芝居に付き合わされて疲労困憊、僕、今、滅茶苦茶眠いですよ、ああ、布団が恋しいです、トホホ…。

風雲急を告げると申しますか、まずは中国ですけれど、中国南部の昆明市で、170人の死傷者が出るという無差別殺傷事件が起きました。犯人像は不明ですが、どうやらウイグル自治区の独立運動家の由、まあ、中国当局の長年の圧政の所為でしょうが、本当にこの国は夜郎自大で自分の事ばかり、僕、花粉症と言いますか、PM2.5が飛来する所為で眼から鼻から酷い目に合っていますが、これ、日本から中国にこの公害物質を飛ばしてたら、社会問題化して、賠償請求しそうですよね。安部のヤロウも、こういう時こそ強い姿勢で対応すべきでしょ。全国各地の映像を見ましたけれど、大阪にしたって京都にしても、道路の先が見えない程の悲惨な大気汚染じゃないですか。下手をすると癌の発生率も高まるそうで、強く抗議して欲しいですよね。

そして真打は何と言ってもロシアでしょう。つい先日のブログでも触れたばかりですけれど、とうとうウクライナに軍事進攻、EUを始めとする欧米各国と対立状態となりました。ソチ五輪が終わるのを待っていたかの様なこの事態、拙ブログで期待していた鉄拳博士、元WBC世界ヘビー級チャンプでUDARという政党の党首のビタリ・クリチコさんも、狙撃隊に襲われてしまい逃亡中だそうで、う~ん、彼のカリスマ性でこの国の立て直しを期待したのですが、前途は多難の様です。まあ、このウクライナの件に関して、通常で考えれば、ロシア横暴の誹りは否めませんよね。ウクライナは親ロシア派の政権だったのに、それが崩壊してしまいました。民主的に新大統領を決めるべきと思いますが、僕、大学院時代は勝手に軍事を研究していましたので、盗人にも三分の理じゃありませんが、プーチンの気持ちが分からんでもないんですよ。

今回、プーチンが軍隊を派遣しましたのは、ウクライナ南部にありますクリミア自治共和国なんですが、まずこの国の6割近くがロシア系住民なんですね。その保護という名目が先ずあります。そして、この国はクリミア半島の大部分を治めているのですが、その先っぽにセバストーポリという美しい港町があるんですね。ここだけはロシアが海軍基地として駐留しているんです。黒海の歴史、それはjazzのスタンダード・ナンバー「酒と薔薇の日々」では無く、「戦いと混乱の日々」なんですよね、残念ながら…。この黒海の地政学的な意味を考えてみますと、アジアと欧州の分岐点であり、多くの国々が面している海なんです。黒海に接する、彼の有名なイスタンブール港はトルコですし、ブルガリアにウクライナにロシアにグルジア、おっと忘れる処だった、ルーマニアもそうでした。ここの歴史を追って行くと、そのまま戦史になりそうですので、そこは割愛しまして、代々の支配者だけを列挙します。それだけでこの地の複雑さが一目瞭然です。では、行きまっせ~!先ずは古代ギリシャ、そしてローマ帝国の支配下に置かれます。その後は、ゴート族(ゲルマン系)→フン族(騎馬民族)→ハザール(遊牧民)→キエフ公国(ゲルマン系)→キプチャク(騎馬民族)→モンゴル帝国→ジェノバ人(イタリア)→ハン国(タタール人)→オスマン帝国(トルコ人)→ロシア、ここで、イングランド・フランス・スウェーデンを交えた大規模な戦争が起こりまして、いったんは中立化します。そして、ソ連→ドイツ→ロシア、となるんですね。は~、書いてて疲れましたが、読者の皆さんも同様でしょう。駆け足で書いてしまいましたから、1つや2つ、王様の名前が抜けてそうですが、まあ、どの国にとっても、クリミア半島を制するものは黒海を制し、アジアと欧州の架け橋の街ですから、貿易の利益も莫大な物があり、従って延々と取り合いになった訳です。プーチンが固執するのも分からんではありませんね。

さて、ロシア黒海海軍の根拠地でありますセバストーポリ、この地も戦乱ばかりの十数世紀だった訳ですが、最も近年の戦争は、ドイツとソ連の間で戦われた大激戦でしょうか。ソ連はこの要衝を要塞化、得意の電撃戦で攻め込んだドイツに対し、1年弱もの間、籠城して耐え抜いたんですね。ドイツ側も手を焼きましたが、この戦いに決着をつけたのは、特大の大砲でした。所謂列車砲と呼ばれるもので、口径が80㌢--因みに世界最大の戦艦、「大和」の主砲は46㌢です。--もある砲を機関車や台車で引っ張って来たんですね。これを操作するだけで1500人必要、というとんでもない化け物の様な大砲でして、その名も「グスタフ」と「カール」、設計者の名前なのですが、まあ大変な戦だった訳です。ロシア側は、このセバストーポリの争奪戦で、分かっているだけで20万人以上の犠牲者を出している上に、現在駐留中の黒海艦隊40隻がある訳で、物事には絶対はありませんけれど、プーチンの意地とプライドと、そして因縁浅からぬ歴史的経緯において、この地を手放す気は全く無いでしょう。

僕、売られた喧嘩は買いますが、自分からは決して仕掛けない平和主義者でありまして、今回のウクライナを巡る騒動の早期解決を心から望みますけれど、全く予断を許さない状況と言えましょう。何時もの僕ならば一刀両断、「こうなる!」と書きたいんですが、どうなるか皆目分かりません。アメリカは地盤沈下し、中国は傍若無人、EUも今一つ力がありませんし、WWⅢの様な事態になりません様に…。遠い国の出来事ではあるのですが、当然日本も毅然とした対応を迫られる訳で、またこういう時に限って、誠に頼りない総理なんですよね…。

何だか波乱万丈の一週間になりそうな気配ですけれど、今週も拙ブログをご贔屓の程、宜しくお願い致しますm(__)m。
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