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蟻の道 雲の峰より つづきけん

何だか笑ってしまいますが、昨日もお伝えしたTPP交渉、案の定と言いますか、アメリカの強硬な姿勢が諸外国の不満を招いている様で、「相手を屈服させる事しか考えていない」ですって。ざま~みろ~、エヘヘ。日本の農作物の全ての関税を撤廃しろ、だなんて無茶苦茶ですよ!どうやら米国内でも賛否両論の様でして、これは無期限のペンディング、実質的には、もう止めて良いんじゃないでしょうか。おまけに交渉の経緯は一切秘密、自国民にも何も教えないなんて、妙な裏取引があるとしか思えませんし、このTPPを進めて来た、菅や野田や安部の責任は免れないんじゃないですか。大体ね、交渉事で、全て自分の思い通りになるなんて、考え方そのものがおかしいですよ。変な喩ですが、恋愛だって同じでしょ!?「好きです、付き合って下さい」「はい、分かりました」とその場で即答、直ぐにカップルと決定って、中々無いですよね。一緒にお茶を飲んだり、映画に行ったり、プレゼントの交換をしたり、どういう人が或る程度見極めて、じゃあお付き合いしましょうか、となると思うんですよね。アメリカは相手の都合も考えず、自分の希望をごり押しするばかり、コイツ、きっとモテませんし、恐らく鼻つまみ者なんじゃないかしら!?

それにしても、東電の不祥事というかワザとやってるんじゃないかと、もう何も信用していませんが、酷すぎると思いませんか?昨日は特にニュースが多かった様に思うのですが、見出しだけでも列挙してみますね。

「最大8億ベクレルの可能性 2013年8月の漏洩の汚染水」福島民友紙、これ、何と当初は8000ベクレル、と発表していたそうです…。「汚染水漏洩、本来閉じられている筈の弁を、常時『開』指示、東電、多重防護機能せず」産経、要は放射能まみれの水が、常に出しっぱなしだったんですね。「福島第1原発4号機 冷却ファン停止」毎日。「安定の筈の6号機で異例の冷却トラブル」産経。「汚染水100㌧漏れ 新たに不備判明」東京新聞。「雨水対策裏目 高濃度汚染水が雨どい通り外へ」読売。「福島のため池に高濃度汚染土、10万ベクレル超14か所」朝日。これね、昨日の新聞の見出しを拾っただけでして、表沙汰になっただけでこれだけあるんですよ。原発事故から3年、表に出ていない不祥事や隠蔽は数えきれない、と感じますが、それは僕だけの穿った見方でしょうか。

さて、最後の朝日の記事なんですが、これだけ詳しく書きますと、「福島県内の農業用ため池576か所の底の土から、1㌔あたり8000ベクレルを超える高濃度の放射性セシウムが検出されていた事が、県などの調査で分かった。住民の健康被害を不安視する県は、国に汚染土の処理を求めている。」であります。あの、死者に鞭打つ様ですが、安部サン、「原発はアンダーコントルールされている」と全世界に宣言した上、福島の避難解除をするんですよね。もうね、こんな無責任極まりない男は初めて見ましたし、地獄に落ちる事は決定です。昔の侍の様に、何か不手際があったら腹を切る、というのが、日本人の伝統的な責任の取り方だと思うんですよね~。腹を切れとまでは申しませんが、それぐらいの気概が無ければ、1億2000万の命を預かり、そして自衛隊の最高司令官なんですから、総理大臣の重職を務める資質皆無、あなたはすぐさま降りるべきでしょう。もうね、立つ鳥跡を濁さず、ですよ。もう1度書いておこうかな、伏して頼みます、今すぐ辞めて下さい、お願いします、お願いします、お願いします…。

嫌な話ばかりで申し訳ありませんm(__)m。閑話休題、今日の大分は午後から雨模様の様でして、明日はかなり暖かくなるそうです。本当に春が近いなあ、と昨日床の中で横たわりながら、河東碧梧桐の句集を読んでいたんですね。河東さんは正岡子規のお弟子さんですが、口あいて いれば釣らるる 蜆かな、曳かれる牛が 辻でずっと見渡した 秋空だ、自由律と言うのかな、お師匠さんとは随分と作風が異なりまして、定型に拘らないのが持ち味です。僕ね、そこで思いましたのが、江戸期が生んだ三大俳人について、拙いながら綴ってみます。あ、僕、国文専攻ではありませんし、アカデミックな文学の勉強なぞ全くした事がありません、田夫野人の世迷い言ですが、暫しお付き合いの程を。

さて、江戸期の三大俳聖と言えば、謂わずと知れた、芭蕉、蕪村、一茶でありまして、これ時代順なんですね。ではまず、御三方の句を並べてみます。

五月雨を あつめて早し 最上川、うらやまし 浮世の北の 山桜       芭蕉

五月雨や 大河を前に 家二軒、春雨に ぬれつつ屋根の 手毬かな    蕪村

めでたさも 中ぐらいなり おらが春、雀の子 そこのけそこのけ お馬が通る 一茶

さて、僕の主観で一言で書いちゃいますと、先駆者である芭蕉は技巧的な感じがするんですよね。勿論、とても達者とは思いますが、同じ「五月雨」の句にしても、蕪村の方が写実的と言いますか、その絵が目に浮かぶ感があります。これが時代の下がった一茶になりますと、それまでの俳句の常識を崩すと言いますか、そこはかとなくユーモラスですよね。これ、漫才に例えれば、芭蕉がやすしきよし、王道であります。蕪村がツービート、作り事では無い現実に即した笑いですね。一茶がダウンタウン、今までの漫才の定型を崩してしまった、という僕の解釈なんです。

そして、当院は精神科ですから、その人の成育歴、というのを重視するんですね。芭蕉は以前の拙ブログでも触れましたが、幕府のスパイだったという説があるぐらいでして、お弟子さんには前科者がうようよしてますし、技巧的で巧みな作風とは全く違いますよね。また、ホモセクシャルでも有名でして、これまた前科者のイケメン、杜国というお弟子さんとの道行では、寒けれど 二人寝る夜ぞ 頼もしき、湯の名残り 今宵は肌の 寒からん、という男同士の愛?の句を残しております♡♡

お次の蕪村ですが、若い頃に俳句の道を志すと、40前まで諸国を放浪、そこで持ち前の観察眼に磨きをかけたと推察するんです。と申しますのも、彼は画家としても優れた腕前でして、残っている水墨画は全て重要文化財か国宝なんです。簡潔ながらも写実的な絵でして、ああ成程ねえ、これが俳句にも生かされているんだなあ、という気が致します。柳散り 清水枯れ石 処々、夏河を 超すうれしさよ 手に草履、うん、風景が目に浮かびますもんね。

最後に一茶ですが、3歳で母親を亡くし、14歳で家を飛び出し、俳句の道に進むのですが、親の遺産を巡って10数年間トラブルに巻き込まれるんですね。漸くそれが解決してからは、生来の艶福家だった一茶さん、30歳以上年下のお嫁さんを3度貰いまして、多くのお子さんを成しています。痩せ蛙 負けるな一茶 ここにあり、ともかくも あなたまかせの 年の暮れ、どこか自分を突き放したかの様で、そして飄々とした作風が彼の持ち味でしょう。

僕、御三方全員が好きですけれど、どうしても誰かを選べ、と問われれば、やはり一茶か蕪村ですかねえ…。偶には俳句鑑賞も心が安らいで良い気分ですよ。鼻が出て 目が痒いよう 花粉症、字余りの上、季語も無く、とんでもない僕の駄句で失礼しましたm(__)m。
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