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the origins of political order

今度の日曜日にはいよいよ都知事選ですか。全国紙各紙を散見しますと、世論調査の結果、舛添サンがダブル・スコアで圧勝、という趣旨の記事が殆どなんですね。でもね~、僕、どうも腑に落ちないんですけれど、YOU TUBEで選挙演説を見ていますと、新宿でも銀座でも渋谷でも、おっとおばあちゃんの原宿と呼ばれる巣鴨でも、板橋だろうと品川だろうと八王子だろうと、舛添サン、全然人気が無いんですよ。第一、聞いている人が居ませんや。対する細川さんは、何処に行っても大変な人だかりでして、虚心坦懐にならずとも、どちらが人気があるかは誰が見ても一目瞭然の感があります。ホームページも見ましても、細川応援団として、吉永小百合に瀬戸内寂聴、なかにし礼にドナルド・キーン、梅原猛に倉本聰と、その他にも各界著名人が多く名を連ねていますけれど、舛添側は皆無、僕の感覚ですと、勝負あった、という気がするんですが、大新聞の意見は正反対でありまして、果たしてどうなります事やら、日曜日が楽しみではあります。

でもね、僕、1つだけ危惧していますのは、不正選挙が行われないか、という事なんです。前回の総選挙辺りから、様々な噂が囁かれては居ますけれど、実は、選挙の読み取り機がありますよね、あれって実は、ムサシという会社が独占しているんです。ネットではその情報が囁かれて久しく、登記簿から政治資金報告書から株主構成から配当金から所在地から、全て調べられているんですね。それに依りますと、このムサシ、非常に東電や自民党と繋がりが密である事は、動かせない事実の様です。だって、代表取締役の方が自民党に献金していますし、社外監査役の公認会計士の人は、社団法人原子燃料政策研究会、という団体にも籍があるんですね。あ、因みにこの研究会、多くの自民党議員の方々が理事として名を連ねております。オリバー・ストーン監督畢生の名作、「JFK」じゃありませんが、怪しく薄汚れたコネクションと言いますか、危険な臭いが頻々として来る様です。でもね、一素人の僕でも、新聞やネットや書籍で、これぐらい直ぐに分かると言うのに、ジャーナリストと称する人達は、一体全体何をしてるんですかね!?

え~、不正選挙なんてあり得ないよ、と思われる方も多いかと存じますが、近くはブッシュとゴアの間で戦われた大統領選の際も、連邦最高裁まで行った、長い訴訟にまでなりましたよね。古くは60年代の韓国や、80年代のフィリピンで不正選挙が行われたのは周知の事実ですもん。近年では、2004年2010年の2回に渡り、ウクライナ大統領選で不正が疑われましたし、現在も頻発している全国的なデモは、それが遠因になっていると思われます。どうか日本では、是非とも公正な選挙を行って欲しい、切に切にそう願っていますm(__)m。

僕、正直言って、小泉政権時代の施策の殆どを認めておりません。でも、今回の都知事選におけるこの一言だけは同意しました。「政府は恰も、福島の原発事故が無かったかの様に、忘れたかの様に原発を再稼働しようとしている。現在、原発は稼働しておらず、もうゼロを実現している。後は政府が決断すれば良い。」でして、おっしゃる通りその通り、全くもってexactly、i agree、であります。ここ大分の地でも、大規模な太陽光発電がトレンドになっていますし、別府の大型ホテルである杉乃井さんなんて、随分昔から地熱発電ですもんね。生協さんも風力や太陽光を利用して売電を試みていますし、先日の拙ブログでご紹介しました、TOYOTAの水素による発電しかりです。そうそう、今朝の毎日新聞には、オリックスや東芝が、中規模の地熱発電を2015年に全国展開を計画中との記事がありました。また、中央電力というマンション一括受電会社--この分野では日本一の規模だそうです。--が、同じく2015年に、熊本県内で地熱発電所を5つ建設するそうです。出光興産も、福島県内で、国内最大規模の地熱発電所を造るとか。もうね、完全に世の中のトレンドはエコエネルギーじゃないですか。やっぱり自民党のスタイルは、今の日本にとって、害悪でしかありませんし、とっととお引き取り願いたいものです。大体ね、民間の方が余程意識が進んでいますし、官僚と政府がその邪魔をするというのは、大きな心得違い、天に唾するものです。以前も書きましたけれど、僕達の納める血税によって、政治家や官僚はご飯が食べられる訳ですからね、謂わば国民がご主人様でして、召使がその意向に逆らうとはどういうこっちゃ!?

僕、かって久留米大学法学部大学院比較文化研究所、という処に籍がありました。僕の専門は台湾国の研究でしたが、仕事をしながら週に1~2回、大分から久留米まで通っておりまして、段々と激務となり、恥ずかしながら、ドクターコースまではとても行けず、マスターの途中で辞めてしまいました。学究の徒としては誠に中途半端でして、語る資格は無いのですが、大分~久留米間の2時間半を利用し、政治学の本だけは必死に読んだものです。司馬遷の「史記」に始まり「十八史略」、著者不明の「元朝秘史」、カエサルの「ガリア戦記」、ギボンの「ローマ帝国衰亡史」、ウェーバーの「職業としての政治」、トクビルの「アメリカのデモクラシー」、ハンティントンの「文明の衝突」、ウィリアム・シャイラーの「第3帝国の興亡」、ハルバースタムの「ベスト&ブライテスト」、ジェラルド・カーティスの「代議士の誕生」、ハワード・ジンの「民衆のアメリカ史」、そして恩師の1人でもあります、宗像隆幸先生の「台湾独立運動私記---35年の夢」等々、まだまだあったと記憶していますが、未だ20代の僕は、必死に読んだものでして、署名を列挙するだけでも何だかノスタルジックな気分になります。さて、読了はしていないのですが、最近読み始めて感銘を受けましたのは、日系3世のフランシス・フクヤマの「政治の起源」なんですね。

何とチンパンジーの社会構成の調査から始まり、フランス革命まで、という大変な大著でありまして、どうやら続編も出るそうですが、ここからはあくまで私見ですけれど、フクヤマさんの意見を乱暴ですが一言で要約しますと、近代民主主義国家を上手く運営するには、①国家②公平な法の支配③説明責任を持った統治機構、この3つのどれが欠けても成り立たない、という事なんですね。まあ、言われてみれば至極当然の事なんですが、膨大な資料と事実を並べて論理的に立証されているんです。これを読む限り、僕の睡眠時間は減るばかり、という気もしますけれど、翻って、今の日本は、その3点を満たしているかと問われれば、とても駄目だと答えざるを得ないのは、大いに不本意です…。僕、強く感じるのですが、今回の福島の原発事故--人為的なミスもかなり多かったと思います。--について、菅から野田から安部から東電から、国民に対し正々堂々と真摯な説明があったでしょうか。そこにあったのは、隠蔽と誤魔化しと利権だけで、国民の安全を守り、国内外に多大な迷惑を掛けたという視点は誠に希薄であり、フクヤマさんの説に従えば、今の日本は国として機能していないでしょう。どうかどうか、今回の都知事選を反転攻勢とし、より良い日本と成ります様にm(__)m。
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