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まずは読者の皆様方へのお礼から参ります。つい数分前に確認したのですが、拙ブログの総拍手数が、240125件に達しておりました。何と24万ですか、読者の皆様の日頃のご愛顧、またご贔屓の程、この駄文に毎日お付き合い頂きまして、心より感謝しております。この場を借りまして、厚く御礼申し上げます。本当にありがとうございましたm(__)m。今後とも、コメント等を通じまして、ご指導ご鞭撻の程、何卒宜しくお願い致します。

さて皆様、週末は如何お過ごしでしたか!?僕、寒さに負けてしまい、終日お部屋のDVDでドラマ鑑賞三昧でした。あ、先の24万拍手に引っ掛けて、海外ドラマ「24」という訳じゃないんですよ。先週に引き続き、またもやドロドロドラマを観てしまったんですが、まあ、偶にはリラックス気分で良いですよね!?「もう誰も愛さない」という作品を十数年ぶり?ぐらいに再見したんですが、時代設定はバブル期、裏切りに愛欲に札束が飛び交い、展開は目まぐるしく、最後は主要人物の9割以上が死んでしまう、というお話でありました。これ、どうもドロドロした部分に目を取られがちですけれど、隠しテーマと言いますか、地下水脈の様に流れているのは、「拝金主義批判」の様に感じました。地上げをして土地開発、そしてマンション販売に会社のM&A、外資に極道も登場し、かなりアンダーグラウンドでイリーガルな世界観なんですね。バブル期には、多くの悪徳弁護士達、即ち百鬼夜行と言いますか、魑魅魍魎どもが徘徊していまして、僕もその世界を偶然垣間見た事がありますけれど、いや、大層酷い輩でしたが、そういう有象無象もこのドラマにはしっかり出て来ますもんね。これ、僕だけの感覚かもしれませんが、衣食住がそれなりに確保出来て、趣味--本や映画等々--にお金を使え、偶に美味しいものが食べられれば、それで充分です。そうそう、朋有り遠方より来たる亦楽しからずや、こういう際には友人にご馳走出来るぐらいの余裕があれば、それで良いんじゃないかなあ。

大体、お金なんて、ティッシュ・ペーパーと同じなんですから。日本銀行が刷って、「これが円ですよ」という事で商売や取引が成り立っているだけですもん。僕達皆が、「確かにこれは円だけど、アベノミクスなんてどうも信用出来ないなあ。全額引き出してドルに換えますから、この預金を解約します。」と市中の銀行に行けば、取り付け騒ぎで直ぐに倒産ですよ。少し前の事例ですけれど、木津信用金庫にせよコスモ信用組合にせよ、そうそう、先のドラマのバブル期の後、平成期に倒産した多くの生保会社--東京・協栄・大和・日産に東邦に千代田等々--も皆そうじゃないですか。随分前になりますが、昭和2年に起きた大恐慌では、当時の大蔵大臣が「東京渡辺銀行が倒産しました(実際は大丈夫だったのですが…。)。」という大失言で、その他の銀行も幾つか連鎖倒産しましたもんね。海外においても、同様の取り付け騒ぎで倒産した銀行は存在します。そして、第一次世界大戦後のドイツなぞ、凄まじいハイパーインフレーションとなり、自国通貨の価値が大暴落、10兆マルク紙幣まで造られまして、卵1個が320兆マルクだったかな、その所為で、ナチス・ドイツが台頭したんですね。要するに、お金とは、「これは間違い無くお金である」という互いの共通認識の元、成り立っているに過ぎない、極めて脆弱なものなんです。ですから、富裕層達は、お金だけで無く、土地や株券や金という形に換え、資産を保持する訳ですよね。

閑話休題、さて、史上初のインフレは、アレクサンダー大王の時代だったそうで、彼の大遠征の際、勿論大勝を収めたんですが、戦利品として大量の金銀財宝が母国ギリシャに運ばれた故、と言われています。古代ローマにおいては、彼の偉大なるカエサルが、自分の肖像を硬貨に描かせ、それを歴代皇帝が引き継いだ事からも分かる様に、単なるお金という意味だけで無く、己の権威の象徴であった訳ですね。さて、拙ブログはどんどん話が逸れて行くのが特徴ですけれど、世界史上稀に見る栄華を誇った、このローマ帝国、何故滅んでしまったのか、これ、研究者の数だけ理由がある、と言われています。帝国の領地が広がり過ぎたからだ、多神教だったのにキリスト教が広まった所為だ、官僚制度が行き過ぎたんだ、等々諸説入り乱れています。最終的には、欧州に居たゲルマン民族達に滅ぼされるんですが、僕は夫々の理由が絡まった、複合的な要因と思っているんですね。ただ、今日はお金の話をしていますし、経済面や社会面から見たローマを分析してみましょう。

最盛期には、地中海全域にアフリカの一部、中近東にイングランドまでローマ帝国のものだった訳ですし、異民族の宗教も権利も認めるという緩やかな統治形態を取り、元老院という民主的な合議決定をしていましたから、一見、何時までも行けそうな感がするんです。you must change remain the same、生き残る為には絶えず変わり続けねばならない訳で、ローマの優れたシステムも、金属疲労を起こしてしまったんですね。広大な領地を維持する為には、それを支える軍隊と官僚が必要となりますが、これ、平時には何も生まない訳です。権力を持つ官僚達には腐敗が蔓延し、当然重税となる訳で、自然と経済が衰えてしまいます。ローマ帝国末期には、ごくごく一部の富裕層と、凄まじい数の貧民に分かれてしまっていたそうなんですね。何せ広いですから、地主さんなぞは、実質ローマ帝国から独立した様な形で、自前の小作人を多く抱えていた由、こうなりますと、愛国心なぞ無くなります。ゲルマン民族の侵入を容易く許した所以と言えるのではないでしょうか。ローマ帝国滅亡の理由、今の日本の状況に酷似している様に感ずるのは僕だけでしょうか!?

僕、共産主義なぞ真っ平ご免、皆が平等な社会の何が楽しいんだろうと思いますが、かといって行き過ぎた資本主義もまた閉口です。僕達日本人は、原材料輸入加工品輸出、そして資本主義かつ民主主義の国で、今後も生きて行く訳ですけれど、公平な競争と正しい教育、そして正確な情報公開が無くては、この国の未来は無い、そう思っています。僕達日本人が、ローマの轍を踏む必要はありませんよね!?
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