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● GRINGO ●

いや~、今日は何だか不意の来客が多く、漸く僕のオフィスに戻って来まして、やっと落ち着いた処です。更新が遅れて大変申し訳ございませんm(__)m。さて、連日寒い日が続きますけれど、読者の皆様、体調を崩されたりしてませんか?咳の子の なぞなぞ遊び きりもなや、これ、明治の女流俳人、中村汀女の句ですけれど、柔らかくて優しく、そしてほのぼのとした情景が目に浮かびますよね。同じく明治の文豪、永井荷風になりますと、春寒も 早や夜あるきの 素足哉、同じ冬の寒さを題材にしてはいても、何だか艶っぽい感じとなります。布団から 足が出ていて 目が覚めた、これは僕が即興で作ったんですが、なんとまあ俳句の才能が無い奴なんでしょうね!?

昨日は新年会でして、少々お神酒を頂きまして、良い気分だったのですが、今朝起きましてニュースを見ていましたら、小野田寛郎さんがお亡くなりになっていて、ショックを受けました。享年91歳ですか、謹んでご冥福をお祈りします。小野田さんの生まれた和歌山の方角に向かい、合掌、礼拝、敬礼!

でも、この小野田さんと聞いても、ピンと来ない方が大半かもしれませんね…。彼は、不屈の精神と明晰な頭脳、強靭な体力を持った軍人でして、今はもうありませんが、彼の有名な日本唯一のスパイ養成学校、陸軍中野学校の卒業生であります。小野田さんは先に触れました様に、和歌山に生まれ、錬士まで進んだと言いますから剣道の達人なんですね。年20にして青雲の志を抱いて、中国は上海に渡り商事会社に勤務するのですが、そこで徴兵となり陸軍に入隊します。中国語と英語が達者な事を見込まれまして陸軍中野学校に入り、卒業後少尉としてフィリピンのルバング島に着任するんですね。その後、すぐに日本の敗戦となるのですが、島内の奥深くでゲリラ戦を指揮していた小野田さんには情報が入らず、戦闘を続けるのです。何と30年間も孤独な戦いを続け、アメリカ軍司令官を狙撃、米兵やフィリピン警察を何十人も倒し、そして米軍基地を再三放火する等の襲撃を繰り返していたんですから、驚異の男であります。銃弾は米軍の弾を奪い改造して使用、食糧は野生の牛を捕獲したり椰子の実を食べ、サバイバル能力にも非常に長けていたんですね。

幾らフィリピンの孤島とは言え、日本兵が隠れているのでは、と流石に噂になりまして、漸く小野田さんと会え、帰国を促すのですが、かっての上官の命令が無ければ戦闘を続けると断固拒否するんです。かっての上司が島まで赴き、「作戦行動ヲ解除スル」との命令を受け、漸く帰国の途につくんですね。そして、これまた凄いなあ、と感服するんですが、帰国後はブラジルに渡り牧場を経営、大成功を収めるんですから、ビジネスマンとしても超一流であります。

小野田さんの場合は、情報を知らず戦い続けていた訳ですが、彼が渡ったブラジルの地でも、日本人同士による、悲しい出来事があったんですね。所謂、勝ち組負け組、の問題でして、何せ地球の裏側ですから、日系移民には日本敗戦の情報が中々入らない訳です。現地の公用語であるポルトガル語も解しませんし、「日本は負けたんだ」「いや勝ったんだ、負けたなんて非国民め。」という訳で、戦争が終わったのは1945年ですが、何と1970年代まで両者は対立を繰り返し、死傷者は200人を超え、逮捕者は400人近いんですね。

僕、情報公開って本当に必要と思いますし、何かを隠蔽する組織って、決して長くは持たない、そう思うんです。物事は、明るく公明正大に行かなくちゃなりません。大体において、共産主義の国って、極端な情報統制をするじゃないですか。旧ソ連しかり旧ルーマニアしかり、でありまして、でもね、天網恢恢疎にして漏らさず、お天道様はお見通しです。ルーマニアを長年支配していた、チャウシェスク大統領なんて、宮殿を建設しそこに住み、沢山の秘密警察官に守られ、徹底した情報統制と独裁を続け、軍を国民に差し向けるまでの暴政をしきましたけれど、民主化と情報公開を求める市民達が決起、最後は夫婦揃って公開銃殺ですもんね…。国民は納税者であり、その税金で官僚や政治家はご飯が食べられる訳です。要は、僕達が官僚や政治家を雇っている、謂わばオーナーです。安部のヤロウが進める「秘密保護法案」、政府や官僚が情報を公開しないなぞ、言語道断でして、何故オーナーの意向を、雇われている側が無視するのか、理解に苦しみますよね。僕ねえ、こんな暴政を続ける安部政権って、そんなに持たない気がしてならないんですよ。

fools say they learn from experience,i prefer to learn from the experience of others、賢者は歴史に学び愚者は経験に学ぶ、これ、愚か者は自分の数少ない経験でしか物事を判断出来ない、という意と思いますが、当院は賢者でありたい、常にそう思っています。ですから、当院のあらゆるデータは、ホームページでご覧になる事が可能ですし、当院に就職希望の方に対しては、老若男女関係無く、経歴国籍不問、なんですよ。僕と何か話をしたいという職員がいれば、何時如何なる時にでも、オフィスのドアを開けています。あ、そうだ、これは少々早い告知なんですが、来たる4月13日の日曜日に、第8回大分下郡病院カルチャーフェスティバルを開催予定です。これは、日頃何かと誤解を受けがちな精神科病院の真の姿を知って頂こう、という訳で、僕が当院に来てから始めたイベントです。千客万来、どなたでも無料でご参加して頂いて結構ですし、様々なイベントや軽食も用意していますので、是非お越し下さいませm(__)m。

まだまだ厳しい寒さが続く週末となりそうですが、皆様、暖かくしてウィーク・エンドをお楽しみ下さいませ。それでは月曜日まで、暫しの間、ごきげんようさようなら、au revoir!
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断酒

ブラジルの、日系人社会内部の対立は、映画化もされていましたね。

私は、先週が、新年会でしたー。

年末年始と、酒飲み過ぎて、顔が丸くなってしまったので、1月13日より、断酒を開始しました。

今度こそ、やせるぞ!

No title

楽々ライフさん、おはようございますm(__)m。

僕も節酒をしたいと思います!

お互い、頑張りましょうね(^^)。
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