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けものたちは故郷をめざす

おはようございます!僕、昨夜は何だか非常に寝付きが悪く、今日も色々と予定がありましてハードなのですが、妙にテンションが上がっているンですッ!これは、漫画の小池一夫先生の口調をそのまま真似ただけですけれど、時間も切迫していますし、早速参りましょう。

僕、週末はどうも体調が悪く、DVD鑑賞と読書三昧だったんですね。これ、僕の悪癖かなあ、兎に角興味を持ったジャンルの本があれば、手当たり次第に買っちゃうんですよ。時には中世の海賊だったりイタリア料理だったり、ドイツ近代史や俳句、北欧の作家達のミステリーにギャグ漫画と、恐らく書店員の方は、こいつどういう奴なんだと不思議がっていると思いますが、先週末は、サイエンス系と言いますか、宇宙や進化関連の本を購入したんですね。僕、科学も化学も物理も数学も、悲しい話ですが理系の素養は皆無、サインコサインタンジェントと聞いただけで泡を吹いて倒れそうな男なんですが、分からないなりに、興味は非常にあるんですね。

話は変わりますけれど、中国から飛来する黄砂や2.5PPMですか、そして自動車の排ガスにせよ、そうそう、大分は新日鉄の大きい工場が鎮座していますし、東北からの放射性物質は、海に空にダダ漏れを続けています。口にするものにしても、遺伝子組み換え食品に各種の添加物と、僕達にとって良い物って、余り無い様に思うんですね。これからの人類の行く末はどうなるのかなあ、と考えても埒が明かない事を思いまして、サイエンスの本に何かヒントがないかなあ、と読んでいた次第なんです。

まずは、土星探査船「カッシーニ」についての本を読んだんですね。「土星の衛星 タイタンに生命体がいる」小学館新書 関根康人著、であります。土星を取り巻く衛星のうち、タイタンは、どうも地球と形状が非常に似ているそうなんですね。僕達の住む地球同様、豊富な液体を湛えた海を持つ星であり、河川があり河原があり、多くの湖があり、赤道付近には砂漠が広がっている由、雲があり風が吹いているとか。ただ、残念な事に、気温は-142℃、地表は全て氷に覆われ、メタンで充満しており、ほんの少しの酸素で、星そのものが爆発する程だそうでして、僕達が住む事はとても難しそうです。でもね、タイタンに降る雨は勿論メタンなのですが、それはまるでぼたん雪の様に、非常に幻想的に、ゆっくりとゆっくりと落ちて来るとか。カート・ヴォガネット・JRという著名なSF作家が、the sirens of titan、「タイタンの妖女」という作品を残していますけれど、50年以上前に書かれたものなのに、土星を巡る惑星の風景描写は極めて正確だったそうです。作家の想像力には恐れ入りますよね。でも、それだけのメタンの濃度ですと、とて生き物なんていそうに無いですが、現在、最も地球外生命体が居る可能性が高いのが、このタイタンだとか。読み進める内に思い出しましたのが、地球の深海の事です。深海の平均深度は確か3000㍍台、最も深くなると6000㍍超だったと記憶していますけれど、こういう暗黒で低温で高圧をものともしない生き物が沢山居ますよね。地下のマグマから熱水が噴出する訳ですが、その中にはメタンが含まれていて、それを栄養源にしているんです。シンカイヒバリガイ、という二枚貝がその由でして、そのルーツをどんどん辿って行くと、生命の起源である、40億年近く前まで遡れるそうなんです。遥か彼方の昔々から、メタンを利用し、生き抜いて来た微生物の化石が既に発見されています。となるとですよ、タイタンはその微生物の必須の栄養素であるメタンだらけなんですから、生き物が居るのではないか、という推測なんですね。新春の初夢と言いますか、本当に近いうちに、人類史上初の、地球外生命体との出会いがあるかもしれませんね!

さて、そういった環境の激変にもめげず、進化を続けながら夫々が生きて行く訳ですけれど、ここで僕がハッと思い出しましたのが、かって読みました、「アフターマン」シリーズです。ドゥーガル・ディクソンという、スコットランド人の地質学者に依る一連の書物なんですが、これ、何千年万年後の地球において、生物がどの様に進化するか、というものなんですが、これがリアルなイラスト付きでして、僕、食い入る様に読んだものです。そうですねえ、夫々の生き物がハイブリッド化したり、巨大化したり極小化したり、その特徴が極めて顕著に伸びたりと、一種異様な世界ではありました。最後は2億年後の地球の姿が出て来るんですが、これがまあ凄いんですよ。樹の上に住む知能の高い烏賊や、飛ぶカタツムリや魚、巨大な蜂、哺乳類なぞは殆ど居なくなっているそうです。

2億年後になりますと、流石に対岸の火事、ちょっと予想がつき難いですが、近未来の人類の姿となりますと、或る程度の予想はついているそうです。昔からよく言われますのが、まるで蛸の様な外見と言いますか、頭部と手だけが極端に肥大化し、残りの部分は小さくなってしまう、というものでしょうか。ただ、それは少々時代遅れの様でして、現在の主流な考えは、やはり遺伝子を操作し、夫々の優れた部分に特化した人が沢山生まれるのでは、という事です。無重力や放射線にも対応出来る人間--肺が無くても生きられるか、研究している学者もいるんですよ--や、四肢を大きく伸ばしたり、ナメクジじゃありませんが、両性具有の可能性も探っているんですね。また、動物の特性、犬の嗅覚や猫の目、鳥の視覚等々を人間の遺伝子に混ぜてしまえ、と主張する学者も居ます。所謂トランスジェニック、遺伝子改変動物ですね。まあ、実験用のラットでは既に可能ですもんね、これだけ遺伝子研究が日進月歩の時代ですから、将来は可能性がありそうですが、アメリカの秘密研究所あたりには、もう既に超人間みたいな人が居たりして。と、そこでまたしても思い出しますのが、作家の想像力の凄さです。これは日本人ですけれど、かって僕も非常に愛読しました、故安部公房先生に、「鉛の卵」という作品があります。1956年ですから、今から半世紀前ですけれど、これには、光合成で生きて行く人類の姿が描かれていまして、未だ中学生だった僕は衝撃を受けたものです。

でもね、幾ら遺伝子研究が進もうとも、人の持つ情緒の部分、これは中々造れない様に思います。ルノワールやゴーギャンを観て、そして夕日や月光を見て、美しいと感ずる心、そして、人を愛し愛おしく感じる気持ち、ここまでは研究者もコンピュータも計算出来ないんじゃないかなあ。

今日は随分と駆け足で参りましたが、何せスケジュールが押しておりまして、頑張って来ます!!!
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