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EL LIBERTADOR

昨日の拙ブログで書いたばかりで、何だか預言者の気分ですけれど、猪瀬クンも万策尽き果てたのでしょう、とうとう辞任の由、まあ遅きに失しましたよね~。でもね、東京五輪や築地移転、そして東電や自民党議員との関係等々、突っ込んで本気で調べてみれば、幾らでも怪しい話が出て来そうですけどね、こういうダークサイドな面は、闇に葬られてしまうんでしょうね…。

僕、この病院を運営する上で、建設的な批判は大いに結構、そう思っているんです。僕のオフィスのドアは、誰にでも常に開かれていますし、何時如何なる時でも、職員の意見を拝聴する準備があります。ただ、揚げ足を取るとか、個人的な中傷、稚拙で感情的で幼稚な論理、セクショナリズム、大所高所からでは無い観点、そして自分の利害関係だけに関する意見、こういったものは論外で、とても聞けません。しかしながら、基本的には、対立意見は大歓迎でして、互いの違いを認め合い、ディスカッションする事ってとても大事、そう思います。最も悪いのは、批判的な意見を黙殺する事でしょう。コイツ嫌な奴だなあ、と思っても、一度は耳を傾けねばなりません。

これ、リーダーたるものの心得であり、必須の条件と思うのですけれど、どうも我が国の総理には、その素養は皆無の様です。一昨日のニューヨーク・タイムズ紙の社説ですが、安部チャンへの、正々堂々たる批判の文章が掲載されていました。一部抜粋しますね。「日本の世論調査によると、秘密保護法案を見直すべき、という人々は8割を超えている。しかし安部氏は、傲慢な事に公衆の不安をものともしない。~中略~民主主義についての驚くべき無知を露呈した。~中略~安部氏の目的は『戦後レジームの脱却』である。日本で彼を批判する人々は、彼が1945年以前の国家を復活させようとしていると警告している。安部氏は時代錯誤的で危険な発想を抱いている。」皆様、如何でしょうか?原文をそのまま転記しますと、it is a vision both anachonistic and dangerous.なんですね。安部チャンのビジョンは、アナクロでデンジャラスですって。アメリカと言えば、日本のご主人様ですし、その国を代表する、クオリティ・ペーパーからここまで書かれる首相って、どうなんでしょうか!?もし安部チャンが、ニューヨーク・タイムズ紙がおかしい、と感じるならば、己の信念をきちんと吐露し、反論すべきですが、まあ、その度胸も無ければ能力も無く、黙殺を決め込むんでしょうね。

まあ、世界の首相クラスで、安部の言う事をまともに捉えている人って、殆ど居ない、僕、そう思っています。と言いますのも、全世界に向けて、福島原発は大丈夫だ、と宣言したじゃないですか。昨日の東電の発表によりますと、福島第一原発の湾内で捕獲したムラソイ--メバルの仲間だそうです--から、1㌔辺り13万1000ベクレルの放射性セシウムが計測されたとか。クロソイからは8万9000、シロメバルから3万8000、アイナメからは1万4200ベクレルが出たそうなんですね。あ、因みに、基準値は100ベクレルまでだそうで、これ、全くコントロール出来てないですよね!?まあ、安部は全世界に向けて大嘘を付いた様なもの、そう思いません?これでも福島の魚は大丈夫というなら、皆の前で刺身で食べて欲しいですよ、全く。安部の「大丈夫」は、ジミー大西のギャグ、鼻を摘まんで、「大丈夫~♡」と言うものがありますけれど、それ以下ですよね。安部の野郎、福島の魚を食べたら、いきなり凄まじい下痢になるんじゃないですか。あ、おツムじゃなくて、元々お腹が弱いのか…。おっと、余りに悪口が過ぎまして、暴言多謝、お見苦しい処をお見せしまして、失礼致しました。

閑話休題、ここまで閉塞的で暗い世の中になりますと、世直しと言いますか、革命家や義賊の登場をつい待ち望んでしまいますけれど、昨日ですか、イングランドで、伝説の大列車強盗が病死しました。犯人のロナルド・ビッグスは1963年ですから、昭和30年代に、260万ポンドの現金を、列車から強奪したんですね。現在のお金に換算しますと、60億円以上となります。1度は捕まるのですが、刑務所を脱獄、パリ~オーストラリアの複数の都市~ブラジル~バルバドス~ブラジル、と逃避行を続け、最後は母国イングランドで収監されたんですね。逃亡中も、複数の恋人を妊娠させるわ、映画出演やロック・バンドを結成してレコーディングするなどやりたい放題、昨日84歳で亡くなりましたが、ご本人は悔いは無い人生だったでしょうね~。

さて、僕、ジョン・レノンにチェ・ゲバラ、手塚治虫に黒沢明とアイドルは多いんですが、今までの拙ブログで、この人を紹介するのが遅すぎました。南米史上最大の義賊の1人、シモン・ボリバル、その人です。日本人には馴染みがありませんけれど、ラテンアメリカに住む人々で、彼を知らない者は居ないでしょう。

さて、このボリバルさん、現在のベネズエラのカラカスに、南米全域屈指の大富豪の子として産まれます。銀の匙を持って生まれて来た、そういった表現がありますけれど、ご両親は彼の才を愛した様で、文武両道、ありとあらゆる分野の家庭教師を付けるんですね。16歳で欧州に渡り7年間をかけて全域を漫遊、見識を広げます。そこで見たものは、ヨーロッパ人による、南米・アフリカ・東南アジアを植民地とした、途轍もない搾取でした。ベネズエラに帰国した彼の夢は、南米全域を支配下に置いていたスペインを倒し、南米大陸の国々が統合、ヨーロッパに対抗出来る強国を造り上げる、という遠大なものだったんですね。それからの彼は、ジャマイカ・ハイチ・ベネズエラ・パナマ・リマ・ペルーと、南米全域を飛び回る八面六臂の大活躍、時に負け、時に勝ち、そして各国をまとめ上げ、コロンビア初代大統領となります。ところが、苦難は共に出来ても富貴は共に出来ない、というのが人間の悲しい性でありまして、ボリバルさんの理想は、あくまで南米諸国が統合して大国を造り、それを維持する事にあったのですが、夫々の利害が絡み、かっての腹心達が其々独立してしまい、小国に分裂してしまうんですね。

失望した彼は、全ての地位を棄てて、欧州に戻ろうとした処で病死してしまいます。南米屈指の大資産家だった彼ですが、莫大な私財は全て革命の為に投じ、奴隷達も皆解放した為、一銭も残らなかったそうです。

僕、男の一生で最も大事なもの、それは気概であり、夢であり、高い理想に向かって突き進む事、そう思うんです。確かにボリバルさんは、夢破れ淋しく亡くなったかもしれません。しかし、彼の名は、南米各地に多く残されているんですよ。ボリビアの国名に彼の名前が使われていますし、ベネズエラの国の正式名称には、ボリバルが付くんです。通貨・空港名・広場・公園・大学・州・都市、南米の殆どで、ボリバルの名が使われ続けているんです。

最後に、ボリバルさんの素晴らしい名言を。あ、安部チャンは、この言葉を百万回読む様に!

私は人民に選ばれた指導者よりも、指導者を選んだ人民の方に、千倍もの信頼を置いている。

私は自由と栄光の為に戦った。個人的栄達の為に戦った事はない。

私の剣と心は、常にコロンビアのものである。

私の最後の願いは、祖国の幸せである。

最大の背信は、忘恩である。
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