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浅草キッド

こんにちわ!今日も汗ばむ陽気ですね!今朝は仕事で外回り、駅前や町中をウロウロしていたのですが、人通りの少なさにわびしくなりました。別府のアーケード街もシャッターを下ろした店舗ばかりで、ゲームのサイレントヒルかバイオハザードか、といった雰囲気が漂っていますが、なかなかどうして大分市中心部も負けてませんね…。僕、生まれも育ちも大分市中央町ですから、かっての活気を取り戻して欲しいなあ、と切に願っています。

さて、僕の好きな街、と言えば東の浅草、西の新世界、であります。今日は浅草のお話を。

都営浅草線か東京メトロ銀座線が浅草に止まりますが、ここはやはり日本最古の地下鉄、銀座線を利用しましょう。地下の構内も古さがあり、風情がありますが、地上に出て右手に進みますと、浅草寺方面です。外人だらけで夥しい人波の仲見世をひやかして歩き、焼き立てのお煎餅を頬張りながら参拝しまして、花やしきを横目に左手に進みますと、日本最古の歓楽街、明治より続く浅草六区に到着です。JRAの場外馬券場、そのすぐ横に交番、大衆演劇場の浅草松竹と木馬館、僕は行った事はありませんがストリップ劇場のロック座、落語・音曲・紙切り・漫談等々がメインの浅草演芸ホール、その上には、漫才・コントの浅草東洋舘、パチンコ屋にスマートホール屋、ふと空を見上げればスカイツリーも見え、牛丼屋に鰻屋にすき焼き屋に定食屋、老舗居酒屋に甘味処が点在しています。人力車に乗って見所を廻る、なんてのも風情がありますよ。

この浅草という街は、少々凝った表現をしますと、カオスとでも言いましょうか、明治以来連綿と続く歓楽街の中での混沌、ああ僕は雑踏の中で只一人孤独なんだな、なんて気障に感傷的になったりして、そう、文学の薫りですね。文豪永井荷風が足繁く通った洋食屋「アリゾナキッチン」、ビートたけしが愛した居酒屋「くじらの店 捕鯨船」、創業安政元年の茶店「梅園」、関東風の胡麻油で揚げて醤油で黒くなった海老天は明治から続く「大黒屋」、忘れちゃいけない、太宰治も好んだカクテル、電気ブランの店「神谷バー」…。

僕が生まれ育った中央町も、昭和40年代は結構混沌としてました。病院の裏にストリップ劇場があり、右手に進めば本屋や飲み屋、左手に進めば質屋に洋食屋、そして正面にはお寺と雀荘があるんだから、もう何がなんだか分かりません(^^)。僕が浅草に行くと落ち着くのは、子供の頃の感覚に戻れるからかもしれませんね。

さて、その浅草の中で、僕が最も落ち着くのは映画館なんです。幾つかあるのですが、お薦めは浅草新劇場と浅草名画座です。JRAの正面に建ってますからすぐに分かります。この両舘ともに、将に、僕の記憶に残っているままの、昭和の映画館なんです!!かって大分市内にも府内町に幾つもの劇場があり、無くなってしまいましたが、その雰囲気を残しつつ、ガラが悪いんですよね(^^)。禁煙、って大きく書いてあるのに煙草の煙はもうもうと立ち込め、お爺さんが文句一つ言わず黙って吸殻を掃除しています。だったら禁煙って書かなきゃいいのに、とまずここで笑えます。映画の上映時間も8時台と早く(かっては何処の映画館もそうでした)、お客さんは全員耳に赤鉛筆をさして競馬新聞を持ち、館内のそこらじゅうからワンカップや缶ビールを開ける音が聞こえます。なんとも言えず落ち着くんですよね~。映画そのものも、3本立てで1000円と安いですし、映画と喜劇と食事を堪能しても、未だ日は充分高く、一杯ひっかけて電車に乗ってホテルに帰るのが東京出張の大きな楽しみでした。

なんか無性に行きたくなって来たな~。早く放射能汚染が収まらないと、東日本は中々行きにくいですよね…。

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