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THE PACMAN

それにしても、フィリピンの大変な被害には胸が痛みます…。400万人の方が家を喪い、1000万を超える方々が避難されている由、被災者の方々の心境を思うと辛いばかりですけれど、明けない夜も無ければ止まない雨もありません。世界中の人々がフィリピンを救うべく、救援隊が続々と駆け付けていますし、希望という名の光が、きっと貴方達を照らすと思います。そして、日本は、福島の際に、フィリピンから沢山の救援物資を頂いた事を忘れてはなりませんよね。ここで何もしなければ、只の忘恩の徒でありまして、僕、義援金は送りましたけれど、とりあえずは自衛隊の皆さんの活躍を願っております。忘恩の徒で思い出しましたが、どうもね、道徳の教科書みたいですが、僕、あと数日で46になるんですが、短く恥の多い人生経験ですけれど、とんでも無い人間って、やっぱりいましたもんねえ。日本人の国民性自体が劣化しつつあるのかなあ!?まあ、具体的に書くのは筆の汚れになりますし、過去を振り返るのは僕の趣味じゃありません。でもね、憎しみや恨みなんて、決して持たない方が良いですよ。お天道様は必ず見ていますし、恩を忘れる輩、我儘な人、ずるい方、自分だけが良ければと思う人、そういう卑劣漢に対し、お釈迦様は上手く言ったもので、因果応報、であります。面白いのは、英語の諺でも同じ様な言い回しがあるんですよね。an ill life,an ill end、これは悪い生き方をすれば悪い死に方をする、と訳して良いかと思いますが、古今東西、悪い奴は終わりを全うしない、という事でしょう。復讐するなんて愚かな事でして、悪い事をする人間は、あなたが手を下さなくとも、必ず不幸になりますよ。人生なんてそんなものです。偉大なるラスタマンであり、レゲエの元祖、ボブ・マーレーの大好きな歌詞を借りれば、everything's gonna be all right,everything's gonna be all right,no woman no cry,woman,little sister,don't shed no tears、であります。黙って頑張っていれば、必ず報われる日が来ます!

なんだか抹香臭いと言うか、占い師みたいな感じになりましたが、話をフィリピンに戻しましょう。恒例となりましたが、まずはこの国の歴史のおさらいから参りましょうか。この島国は、亜熱帯に属しますから、植えれば何でも成ってしまう上、お米は勿論の事、バナナにトウモロコシにサトウキビ、コプラにココナッツにマンゴー、そして二毛作三毛作が可能でして、海洋国家でもありますから、お魚も獲れますし、古代から沢山の人、多くの民族が住んでいたんですね。フィリピーノ・ホスピタリティという言葉の通り、暖かくてのんびり、他者に優しく面倒見の良い国民性であり、その所為か、どうしても戦が伴う、統一国家が出来なかったんですね。その間隙を突いてと言いますか、イスラム教は入って来るわ、スペイン→イングランド→スペイン→アメリカ→日本と、支配者が目まぐるしく変わるんですね。漸く独立を果たすのですが、先に挙げたイスラム教徒に共産主義者まで入り乱れ、おまけに多民族国家であり、貧富の差が大きく賄賂は当たり前、周辺諸国とは領土問題を抱え、一応歴代の大統領が居るのですが、マルコスを筆頭に皆さん大体において腐敗しきってまして、国民主権の筈なんですが、誰が統治しているのか、もう何が何だか分からない、というのが正直な処じゃないでしょうか。この大変なカオス、混沌とした社会情勢が、今回の被災者を救う為の最大のネックになっている、厳しい見方かもしれませんが、僕、そう思うんです。

僕、父に連れられて、マニラやケソン、セブ島には行った事があるんです。特にマニラの喧騒は凄まじいものがありまして、とても印象に残っています。有名なマニラ湾の夕陽はとても綺麗でしたし、大通りは国際都市の名に恥じず、大変立派だったんですが、一本裏通りに入りますと、何と言うんですかね、裏の顔と言いますか、魑魅魍魎がうようよしておりまして、僕、それなりに海外は行っている方ですから、危ない雰囲気は分かります。どうもドラッグを売買している様な男、客を引いているゲイ、大勢の売春婦、怪しげな飲み屋街、そして罵倒する大声が聴こえ、饐えた様な異臭が漂っていましたし、いや、こりゃあロスと同様、危険極まりないな、と感じたものです。とは言え、マニラの場合は日中は未だ大丈夫なんですが、ロスの場合は、連日の様に、朝からパトカーのサイレンの音で目覚めてましたし、ホテルのロビーにも泥棒がいますし、街の名前に天使が付いているのに、とんでもない処ではありました。

ではこの惨状にあるフィリピンを救うにはどうすれば良いのか、僕、考えてたんですが、直ぐに答えが出ました。独裁制は、決して誉められたものではありませんし、絶対的権力は絶対に腐敗しますから、長期は不可でありまして、フィリピン人の誰もが認める様な、国民的カリスマを大抜擢、例えば4年間だけ大統領を任せ、ありとあらゆる腐敗や汚職や矛盾、それをドラスティックに大改革、そして民主制に戻す、というのは如何でしょうか!?

でも、そんな偉大なカリスマなんて、フィリピンにホントに居るの、と思われる方もおありでしょうが、心配ご無用、なんです。その男の名は、マニー・パッキャオ、国会議員であり、歌手兼俳優、多くの会社を経営する社長であり、篤志家であり慈善事業家の顔を持ち、そしてプロ・ボクサーであります。未だ34歳の若さなんですが、格闘技に少しでも関心の或る方で、彼の名を知らない人はおりませんし、フィリピン国民においてもそれは同様です。

近代ボクシングの歴史、それはファイター達が、より平等な戦いが出来る為に、ルールの改正が続けられて来ました。90㌔対50㌔、ではハンディがあり過ぎますし、勝負になりませんよね。よって、ヘビー級とかライト級、といった体重別に分けた階級が出来上がったんですね。人それぞれ、適正体重がありますから、99㌫のボクサーは、1つの階級でボクシング生活を終えます。ところが、極々稀に、超人の様なボクサーが現れまして、複数の階級を制覇する例があるんですね。ハンズ・オブ・ストーン、マノス・デ・ピエドラ、石の拳、と呼ばれたパナマの英雄、ロベルト・デュラン、その好敵手だったシュガー・レイ・レナードにトーマス・ハーンズ、メキシコとアメリカの両国のアイドルだった、ゴールデン・ボーイ、6階級制覇のオスカー・デ・ラ・ホーヤ、ここら辺がその代表格でして、皆さん夫々、母国の英雄なんですね。さて、我らがパッキャオ選手は、そのデ・ラ・ホーヤを一方的にKO勝ちしまして、何と実質的には10階級制覇した男なんです。ライトフライ級の47㌔から、スーパーウェルター級の69㌔まで、約20㌔の間の階級の猛者達を皆なぎ倒した上に、その時々の強者から決して逃げなかったんですね。おまけに、フィリピンは経済が弱いですから、地元では試合が出来ず、常に敵地での戦いだったんですから、彼の凄さがお分かりかと思います。僕、30年以上のボクシング観戦歴がありますが、こんなボクサーを見たのは初めてです。パッキャオ選手は、驚異的なスピードと手数と、強烈なパンチ力を併せ持つ、ボクシング史に間違い無く残る、偉大なファイターと言えましょう。

何せ、彼のファイト・マネーは1試合で最低20億円なんですね。これ、アジアが生んだ最大のマネー・メイキング・スターなんです。具志堅や輪島、ファイティング原田や柴田国明といった、日本のトップ・スターが束になっても敵いません。そして、彼の試合の日は、9000万人以上いるフィリピンの国の全ての路上から、人の姿が消えるとか。視聴率は90㌫を超え、その時間帯だけは犯罪が起きないってんですから、彼の偉大さがお分かり頂けたでしょうか。

これだけのカリスマであり、国会議員を既に2期務めていますし、ビジネスマンとしても優秀なんですから、フィリピンの混沌と汚職と、そして台風の大被害を救うには、パッキャオ選手しかいない、という僕の説に、読者諸兄の皆様方もご納得頂けると思うのですが、如何でしょうか!?

最後に、パッキャオ選手の大好きな言葉を。

俺が国を支えているとずっと思っていたけれど、実は俺が国に支えられていたんだ。
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No title

私もフィリピンに1度だけ行ったことがあります。

マニラは行ったことないし、他の都市も知りませんが。
ルセナ市という街に滞在してました。
トライシクルというタクシーに乗って、市場へ行ったり。
台風が来て停電になったり。
断水になったり。
クリスマスが近く、カトリックの信者が多いので、盛り上がっていました。

No title

楽々ライフさん、おはようございますm(__)m。

トライシクルですか、三輪車のバイクですね、僕も乗りました(^^)。

ジープニーだったかな、確か乗合出来る大型のタクシーがあった記憶があります。

是非また拙ブログにお越し下さい(^^)。
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