FC2ブログ

伊賀野カバ丸

おはようございます。いやあ、昨夜は爆睡しまして、朝もスッキリ目覚める事が出来ました。とは言っても明け方でしたか、寒さの所為か眠りが浅くなり、オーストラリアに住んでいた頃の夢を見ていました。フラッシュ・バックと言うと精神的なトラウマがあった際の言葉で、大層大袈裟ですけれど、鮮明に思い出しましたねえ。まあ、僕の場合は明るい思い出ばかりでして、当時は留学生仲間達と一軒家を借りまして、4人の共同生活をしておりました。随分長い事会っていませんが、皆さん元気かなあ!?自炊をしたり、長距離のバス旅行に行ったり、電話や電気や水道を引いたり、何せ海外ですからトラブルが頻発、珍談奇談の毎日でしたが、皆若く、お金もそう無いので、する事と言えばテニスばかりだったんですね。

僕等が住んでいたのはメルボルンと言う豪州第2の都市でして、全豪オープンも開かれる地、だからという訳では無いんでしょうが、テニス・コートが矢鱈とあるんですよ。これね、日本のテニス界も頑張っているとは思うのですが、テニスとゴルフについては、追い付くには相当なハンディがあると思います。もうね、環境が全く違いますもん。日本人がテニスやゴルフをするには、或る程度のお金が掛かるじゃないですか。ところが、豪州のみならず、欧州でもアメリカでも、格安でプレイ出来ますから、こりゃ勝負になりませんし、幼い子が皆、アイアンとか振り回して、正確なショットを打ちますもんね。だって、フェア・ウェイではパーム・ツリー、椰子の木が生い茂り、野性のワラビー--小型のカンガルーですね--がピョンピョン飛んでまして、海浜を背にしてドライバーをかっ飛ばすんですが、そりゃあ日本のゴルフ場とは全く異なる爽快感です。驚くのは、クラブもボールも一式借りて、18ホール廻るのに1000円ですもんね、僕、豪州でプレイしてからは全くゴルフをやりませんが、日本ならば数万円掛かるんですよね。オーストラリアならば、20回以上ラウンド出来る訳で、彼我の差には呆れてしまいます。あ、映画も安いですもんね。日本ならばロードショーが1800円ですけれど、アメリカや豪州では確か1000円前後、香港では500円ぐらいで観賞出来た記憶がありますから、毎日が映画の日、という訳です。これも思い出しましたが、香港の映画館では喫煙が可能でして、面白い仕組みだなあ、と煙草に火を付けたんですね。そうしましたら、座席の横から凄まじい勢いで空気が縦に噴射!でありまして、要はエアー・カーテンのシステムなんです。確かに隣席には、煙草の煙も薫りも決して流れないんですが、まあ凄い音でして、音楽も俳優の台詞も何も聞こえず、まるでサイレント映画の様、あれには参りました。

閑話休題、テニスの話に戻りましょう。僕達が借りていた一軒家のすぐ脇に、公園がありまして、そこにはテニス・コートが何面も備えてあり、壁打ちも出来るんですね。勿論、芝を敷き詰めた豪華なグラス・コートでは無く、赤土のクレーでしたけれど、それでもテニスをプレイするには充分な環境でした。老若男女が三々五々参集しまして、ウィーク・デイでも皆さん盛んにプレイされていたんですね。お爺さんもお婆さんも中々上手く、僕なんて中々勝てなかったですもんね。さて、僕達も当然の様に毎日やっていたんですが、特筆すべき事は、ここ、タダだったんですよ。タダより高い物は無い、などと申しますけれど、極々稀に、管理のお爺さん?らしき人が来まして、パーミッション、許可は取っているのか、プレイ・フィーは払っているのか、と問い質すのですが、皆さん全員無視!でして、僕達も拙いながら英語は分かりますが、その時に限っては見ざる聞かざる言わざる、の三猿と化しまして、黙々とラケットを振るばかり、でありました。僕等よりも体格に優れた若者達が、本当に小さな時から、無料でプレイ出来る環境なんですから、海外の選手に勝るのは難しい、というのが結論ですねえ。欧米の庭球文化の深さや広がりを感じましたし、日本のテニス界の夜明けは遠いですよね。豪州に渡る前は、「エースをねらえ!」ぐらいの知識しか無かったんですけれど、観るのもプレイするのもすっかり好きになって帰国した次第でありました。という事で、今日は少女漫画に関して少しだけ記してみます。

とは言っても、僕、そんなに詳しくなく、何のきっかけで読み始めたのかは分かりませんけれど、ハイ・ティーンの頃、1年ぐらいかなあ、しきりに少女漫画ばかり読んでいた時期があります。一条ゆかり先生、荻尾望都先生、大島弓子先生、竹宮恵子先生も読みましたけれど、里中満知子先生が一番性にあっていた感がありますねえ。「りぼん」「マーガレット」「ぶ~け」、ここら辺は立ち読みしてたんじゃないかしら。「ちびまる子ちゃん」の第1回を偶然読んだ折には、その絵柄に衝撃を受けましたっけ。因みに僕、ともぞうと花輪君とその執事であるひでじ、そして家が焼けてしまった永沢君のファンです。それはさておき、僕の世代ですと、「エースをねらえ」「ベルサイユのばら」「キャンディキャンディ」辺りが直撃した時代なんですが、どの作品も社会現象と言える程の大ムーヴメントになりましたよね。でも、感じるのは僕だけなのかなあ、あまりに目立ち、成功の果実が大き過ぎると、その代償として、人はおかしな方向に行ってしまう様に思うんです。

「エースをねらえ」の世界観、高校生の割にはとんでも無く早熟でしたよね。学生の癖にと言っては失礼ですけれど、まだハイ・ティーンで未婚なのに渾名が「お蝶夫人」、オペラじゃないんですから。髪の毛はスポーツをしているのに巻き髪でクルンクルン、竜崎麗華って名前も凄過ぎます。「よくってよ」「それを差し上げてちょうだい」、もう大時代的で、まるで華族でして、爆笑必至です。登場人物達は、妙に達観していて「愛とは」「犠牲とは」とかばっかし言ってるし。宗方コーチは20代なのに修行僧の様にストイックでしたし、いや、傑作ですが、何だかエキセントリックだなあ、なんて思ってたんですよ、当時から。そうしましたら、作者の山本鈴美香先生は、何を思ったか、新興宗教の巫女となり、今では富士山の見える場所で教祖様ですもんね~。「ベルサイユのばら」の池田理代子先生は、結婚3回の剛の者、45歳で音大に入学、50にして天命を知る、とうとう声楽家になってCDまで出しちゃうんですもん、こりゃあ尋常な感性じゃありませんよね。「キャンディキャンディ」のいがらしゆみこ先生は、原作者と揉めに揉めてしまい、10年近く裁判をした筈です。結局、あれ程の大ブームを起こしながら絶版となってしまった訳で、作者も原作者も勿論ファンも、誰一人喜べない事態になってしまったんですね。

まあ、優れた表現者とは皆どこかおかしなものでして、「ブラックジャック創作秘話 ~手塚治虫の仕事場から~」、これ、実録傑作漫画と思いますけれど、あの漫画の神様も相当エキセントリックですもんね。だって、夜中にいきなりアシスタントに「柿の種が食べたいです!」と言い、そこら辺で買ってこようとすると、「浅草の柿の種じゃないと駄目なんです!!!」と大絶叫ですもんね。未読の方には是非ご一読をお薦め致します。

まあ、ピカソにせよゴーギャンにせよ、黒澤にせよヒッチコックにせよ、荷風に鴎外然り、皆さん何処か変わってまして、表現者とはそうしたものでしょう。何時も言いますが、煙草も吸わず異性とも付き合わず酒も飲まず、品行方正な人の作品なんて、僕、ちっとも興味がありませんもん。それはさておき、どんどん寒くなって来てますし、週末はあんまりお外に出たくありません。拙ブログを書いてましたら、20数年ぶりぐらいに、傑作女流漫画を読みたくなりましたし、僕、タイトルを最後に入れるんですが、焼きそばを食べたくなりましたよ!読者の皆様方、もし何か面白い作品がありましたら、是非ともご一報下さいm(__)m。
スポンサーサイト



コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

しもごおり

Author:しもごおり
OSHブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
QRコード
QR