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パーッといきましょう♪♪♪

めっきり寒くなりましたねえ…。もうね、僕、自転車通勤なんですが、指先が冷えてしまって困ります。マフラーや手袋をしなくちゃなあ、と思いながら、必死で病院まで自転車を漕ぐ毎日です。昨夜、というより朝方かな、僕、珍しくカラフルでビビッドで原色に包まれた、色鮮やかな夢を見ました。僕が夢で居たのはタヒチの海浜の夕暮れ、そして朝焼けに星空、熱帯魚と大環礁、潮風の薫りが漂ってきそうでした。聞く処に依りますと、色付きの夢は、感受性が豊かな人しか見られないとか。どうやら吉夢らしく、こりゃあゴーギャンを見習って、僕も近々タヒチに行く機会があるのかもしれませんね、楽しみ~♡あ、でもね、今思い出したのですが、僕、非常にシンプルな思考の男ですから、簡単に影響されてしまうので、それが夢に出たのかもしれません。実は今日、前々から欲しかった、デュフィの絵が来るんですよ~♡彼は1953年に没していまして、フランスの産で大変な艶福家、リビエラやニースといった地中海沿岸の風景を好んで描いた画家なんですね。赤と青を基調にしてポップで軽いタッチ、色彩の魔術師の異名を取った天才肌でありまして、これからの寒い季節には、心を癒す一服の清涼剤として、オフィスを明るくしてくれそうです。僕のささやかな絵画のコレクションですけれど、随分揃って来ました。残るは、日本ならば梅原と棟方、海外ならばクリムトにロートレックにゴーギャンにミュシャ、う~ん、高額なものばかりでして、年末の宝くじを当てるか、奇特な方からのクリスマス・プレゼントを待つしかありませんね、誰か買って下さ~い。

さて、拙ブログには、全国津々浦々から様々なブロガーの方々が連日来て下さいまして、本来ならば満員御礼でポチ袋を配らないといけないんですが、「全日本丸顔協会」様、「静岡 富士宮そば 手打ちそば蕎友舘」様、その他にも甲斐犬関係の方や詞を書かれる方、皆さん何時もご贔屓の程、本当にありがとうございます。この場を借りて、厚く御礼申し上げます。その中に、「ghost mail」様、というブロガーの方がいらっしゃいます。あ、ブロガーの皆様、勝手にご紹介して申し訳ございません、事後承諾ですが、何卒ご了承下さいませ。さて、その「ghost mail」様は、常に秀逸な社会批判を書かれていて、何時も敬服しているんですが、先日の記事で、かっての喜劇王、榎本健一の楽曲を紹介されていたんですね。そのYOU TUBEの画像を添付するか、「ghost mail」様にここからリンク出来れば良いのですが、僕、根っからのアナログ野郎でして、未だにガラケーなので、どうすれば良いのか皆目分からず、皆様お手数ですが、ご自身で検索されて下さい…。さて、その楽曲とは、「これが自由というものか」、1958年ですから昭和33年の作品ですか、歌詞のさわりだけご紹介しますね。

♪ 知らない間に実験で 知らない間にモルモット 知らない間にピカドンで 知らない間に水爆病 これには呆れた驚いた 何が何だか分からない ♪

如何ですか?僕、恥ずかしながら、この楽曲を全く知りませんで、「ghost mail」様には、勝手にご紹介した事に加え、教えて頂いて、本当に恐縮、かつ感謝しております、ありがとうございましたm(__)mm(__)m。いや、それにしてもね、凄い歌詞ですよ、こりゃ!ひょっとして平成の今の事だったりして…。まるでRCサクセションの忌野清志郎ばりの直球な歌詞、かつポップな曲調でして、こりゃあねえ、早過ぎたパンク・ロックですよ!僕、エノケンを大きなスクリーンで観たのは一度きり、都内出張の折に、ラピュタ阿佐ヶ谷というミニ・シアターでの観賞だったんですが、唄って踊って大暴れ、所謂体技と言うんですか、バスター・キートン顔負けの凄まじい動きでした。 

閑話休題、でもね、この作詞家は三木鶏郎、東京帝大卒のインテリジェンスを持つ、喜劇演出家なんです。勿論、お笑いは世相につれて進化してゆくもの、これは私見ですが、今現在は、ソリッドでエッジが立って、スピーディな展開のコントが主流でしょう。時には少々不条理を感じさせたり、キャラクターに依存したり、ボケ倒すものもあります。それに較べ、昔のお笑いはやはりテンポが遅いですよね。林家三平なんてちっとも笑えませんし、一世を風靡した「俺達ひょうきん族」にしても、今ではとても観るに堪えないものがあったりしますもんね。ただ、馬鹿にしてはならないのは、喜劇役者の黄金期、昭和30年代のコメディアンには、現在より余程アナーキーで知性が感じられたんですね。あきれたぼういず、このメンバーは戦後喜劇役者として皆成功するんですが、所謂ジャイブ、スウィング・ジャズと共に踊るというスタイルを戦前からやっていたのですから、まあ先見の明があったと言えましょう。

♪ 地球の上に朝が来る その裏側は夜だろう 西の国ならヨーロッパ 東の国は東洋の 富士と筑波の間に流るる隅田川 芝で生まれて神田で育ち 今じゃ浅草 ギター鳴らして歌唄い ♪

ナンセンスかつデラシネというか無国籍、俯瞰的な視点から始まってドメスティックな自己紹介に入るなんて、これ、1940年、昭和15年ですから、70年以上前の歌詞ですよ。作詞家って凄いなあ、と僕、何時も感心するんですが、「ギンギラギンにさりげなく」「あなたと会ったその日から 恋の奴隷になりました」「あなたに抱かれて私は蝶になる」「沖の鴎に 深酒させてヨ 愛しのあの娘とヨ 朝寝する ダンチョネ」、こんなの常人の発想じゃありませんよ、全く!

さて、近年の邦画界は稀に見る好景気、と云われて久しいですけれど、所謂喜劇、コメディ映画って殆ど無い様に思うんですね。僅かに宮藤官九郎や三谷幸喜が孤軍奮闘、と言った感があります。両人共に才人とは思いますし、その精力的な仕事ぶりには敬意を払いますけれど、宮藤君はあざとさが少々鼻に付き、三谷さんはカットを割るのが不得手なのか長回しばかりで辟易してしまいます。でも、これ、一概には監督さんの所為とは言えないと思うんです。それは、ソフィスティケイトされてクレバネスを感じさせ、シリアスな役も勿論こなせる、骨太の喜劇役者が壊滅状態、という事が最大の要因でしょう。吉本興業の、お笑い業界への功績は極めて大きいのですが、NSC、という芸人さんの専門学校はどうなのかなあ、という気がしてなりません。勿論、ダウンタウンを筆頭に、優れた芸人さんは沢山生まれましたけれど、最近は頭打ちですよね。喜劇役者なんて、「人を笑わせる」という強いモチベーションがあってのものでして、最近のNSCは、「お笑い芸人になれば、高収入で女性にモテるから」入学する人も多いとか。それでお金を取って人様を笑わせようなんて百年早いですよね。

さて、昭和30年代の代表的な喜劇役者達を、一挙にご紹介しますね。まずはフランキー堺です。慶應大学法学部卒のインテリであり、アメリカ軍相手にジャズ・バンドのドラマーとして大成功、八代目桂文楽の弟子として噺家でもあり、大阪芸大教授として教壇に立った、という経歴なんですね。映画においても、その卓抜な語学力を生かして日系の役はお手の物、フランス系ハワイ系ブラジル系、そして刑事に検事に戦犯、時代劇の主役にゲイの薩摩隼人まで演じたのです。森繁久彌は、早稲田を出てNHKのアナウンサー、ちっとも売れない長い長い下積みを経て、「社長シリーズ」「駅前シリーズ」「屋根の上のバイオリン弾き」等のロングラン・ヒットを生んだ訳です。売れない時代は、弁当を2つ持ち、朝から晩まで映画館に入り浸り、日本映画界に欠けている役柄は無いのか、自分の入る隙間は無いのか、研究に次ぐ研究、臥薪嘗胆の10年間だったそうなんですね。その森繁の師匠格である古川ロッパ、彼も同じく早稲田出身、男爵の息子として生まれ、雑誌編集や映画評論家としてデビューした才人であります。僕、ロッパが残した日記を読みましたけれど、博覧強記、大変な知性を感じましたし、そこら辺の文士では敵わない教養でしたよ。そして、僕の大好きな三木のり平、彼もまた、日本大学芸術学部の出身であり、元々は画家を目指した人です。闇市で自分で焼いたパンを売り、博打打ちにプロ・ボクサーといった経歴を経て、喜劇役者として開眼、様々な当たり役で、一躍トップ・スターとなるんですね。因みに、海苔の佃煮の「桃屋」、「ごはんですよ」で有名ですけれど、あのCMやアニメやイラストの殆どは、創業以来、のり平さんが演じ、描いています。今でもそうなんですよ。眼鏡を掛けたキャラクター、ももクロが演じていたりして驚きますが、あれものり平さんなんです。そして、ここで漸く話が繋がるんですが、冒頭にご紹介した風刺ソング、あの作詞家、三木鶏郎とのり平さんは一緒に仕事をしておりまして、そこで芸名の「三木」が付いた訳なんです。

何れにせよ、どんな職業を選ぶにしても、「お金が儲かるから」「楽だから」「安定しているから」、そういう考え方もあるでしょうが、僕、好きではありません。それでは田舎の公務員でありまして、人様を笑わせる事なんて出来やしませんよね。そして、それはどの仕事を選ぶにしても同様です。その仕事が好きで、情熱を燃やせなければ、お客さんも部下も同僚も、誰も付いて来ませんよ。

さて、今日の拙ブログは、一重に「ghost mail」様の記事に触発、刺激を得て出来たものでして、もう一度厚く御礼を申し上げます。本当にありがとうございましたm(__)m。よし、では、会議に行って来ます!
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鍋です

寒くなりましたねー。
15分前に、twitterで、NYに住んでる人が、初雪だー、とツイートしてました。

今夜は鍋です。
認知症の父が、野菜をあまり食べないので、最近は、鍋にして大量の野菜をぶち込んで食べてます。

牡蠣や、ホタテや、ニラや、いろんなものを入れて、楽しいです。

あ、お笑いと言えば、
私のブログでも、植木等の名曲『辞世のうた』を紹介してます。
著作権無視して載せてるので、消されるかも。
http://lucklucklife.blog.fc2.com/blog-entry-55.html#e55

No title

楽々ライフさん、おはようございます。

いや、ホントに寒いですよね~。

のちほど、楽々ライフさんのブログ、是非訪問します。クレージー・キャッツも嫌いでは無いので、その曲を聞くのが楽しみです(^-^)。
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