FC2ブログ

愚図の大忙し

おはようございます。当院も先日来より、クールビズとなりまして、職員一同、軽装で患者様をお迎え致しますので、宜しくお願い致します。

さて、毎日のニュースを見るのが本当に憂鬱ですよね。昨日は福島原発1号機のメルトダウンの件をお伝えしましたが、今日の新聞各紙は、2号機3号機も同様にメルトダウンとか。ネットを見てますと、4号機も危険では、という見方もある様です。僕、全くの文系人間でして、物理や化学、数学に関しては皆目分かりませんが、素人考えでも、1・2・3号機がそういう状態なら、4号機も危ないと思いますよね。だって隣接してますし、外観は焼け落ちたのか、ただれた様な状態で、建物は骨組みだけになってますもん。本当に早急に避難した方が良い筈です。

つくづく思うのは、メディアの劣化ですね。隔靴掻痒と言いますか、僕達が本当に知りたい事について、明確明晰明白に、分かり易く伝えていないのではないでしょうか。例えば小沢さんの「政治とカネ」です。何だか賄賂を沢山貰って私腹を肥やす大悪党で悪代官、というイメージばかりが先行し、では実際に彼が犯した罪は具体的には何?と問うたら、殆どの方は答えに窮するんじゃないでしょうか。だって、簡単な理屈、ロジックの世界ですけれど、小沢さんが起訴されてるのって、収賄罪じゃないんですよね。単なる記載ミス、記載がずれてるだけなんです。それは起訴状を読めばすぐに分かります。○○建設から賄賂を貰って、なんて1行も書いてありません。只、それを知る為には、新聞雑誌テレビでは無く、ネット上を探さねばならない、というのが不条理を感じさせる所です。何せ、そういう事実を、新聞なんかは全く触れないので参ります(^^)。

山本夏彦、という残念ながら亡くなった方なんですが、僕、日本一の随筆家、日本のマーク・トゥウェインと思っています。伊丹十三、藤原正彦、ナンシー関、内田百閒、東海林さだお各氏は夫々ずば抜けて優れた才を持ち、将に巻を擱くあたわず、という言葉が似合いますが、僕、無人島に1冊だけエッセイを持って行って良いよ、と言われたら、やはり夏彦先生です。この先生、「30枚のものを10枚に、10枚のものを3枚にするのが私の仕事だ」と言う通り、寸鉄人を刺す辛口の名言ばかりです。なつひこ はやわかりかるた、というファンが作った名言集があるぐらいです。少々ご紹介しましょう。

人は言論の是非より、それを言う人数の多寡に左右される。

私は断言する。新聞はこの次の一大事にも国をあやまる。

一人安全かつ居丈高なのは新聞の正義だけである。けれども、およそ大勢が異口同音に言う正義なら、安物で眉つばに決まっている。

銀行は国民の敵ですぞ、私は何度も言ったが、実はその背後にいる大蔵省が敵なのである。

齢をとって利口になるなら歳をとった価値はあるが、白髪は知恵のしるしではない。

イデオロギーの相違は根本的かつ絶対的で、話し合いで解決出来るものではない。もし話し合いで理解に達したのなら、それは理解ではなく屈服したのだ。

昔は軍と官が言う事を禁じたが、今は誰が禁じるのでもない、あたりをうかがって自ら禁じる。

アフォリズム、もう格言の域に達していると思います。夏彦先生は、明治の詩人の息子として生まれ、フランスに長期留学、翻訳家、出版社社長、随筆家として大成、文学賞を複数受賞し、各界著名人に多くのファンを持つ才人と言えるでしょう。もし興味を持たれた方は、アマゾンで探されてみて下さい。傑作ばかりですが、「愚図の大忙し」「何用あって月世界へ」「無想庵物語」はお薦めですよ~。最後に、夏彦先生による、他人の子供の容姿についての一言を。

他人の目にはただのお多福。

ちょっときつかったですか!?僕は人のお子さんにそう思った事はありませんから、誤解しないで下さいね~(^^)。
スポンサーサイト



コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

しもごおり

Author:しもごおり
OSHブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
QRコード
QR