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THE FRENCH CONNECTION

皆さん、こんばんわ、って今は亡き国際プロレスのエース、ラッシャー木村の様ですね。喩えが古い上に分かりずらくて恐縮です。さて、何時もですと、休日には、拙ブログもお休みを頂いているんですが、僕、明朝から福岡に出張でありまして、次回の更新は木曜日の午前になりそうなんです。お待ち頂いている読者の皆様も少しづつですが増えつつある様ですし、明日の朝はバタバタですから、夕方のニュースを見ながら、更新している次第です。

まずは、ラグビーの国際試合の話からさせて下さい。世界一のチーム、オール・ブラックスことニュージーランド代表が来日、日本代表と試合をしたのですが、6-54の完敗に終わりました。オール・ブラックスは世界チャンピオンでもあり、強豪国からのオファーも殺到していますから、中々ベスト・メンバーで来てくれないんですね。実際、26年ぶりの来日だったとか。ところが、もう8年近くキャプテンを務める世界一のフランカーであり僕のアイドル、リッチー・マコウや、これまた地球一のスクラム・ハーフ、ダン・カーターもしっかり試合に出場してましたから、ほぼベスト・メンバーだったと思います。その相手に、最後は大差とは言え、日本の善戦の部類に入るんじゃないでしょうか。でもね、長年ラグビー日本代表を応援して来た僕からしますと、これでも随分差が縮まりましたよ、ホント。最も番狂わせの無いボール・ゲームがラグビーなんですね。おまけに、コンタクト・プレーが非常に多いですから、日本代表は何時も、前半を耐えても、後半に体力を消耗、巨躯揃いの外国人チームに負けてしまうのが常なんです。勿論、昨日も完敗ではありましたが、カタストロフィ、ゲーム自体が崩壊する事無く、終了間際にはトライのチャンスまであったんですから、随分強くなりました。このまま順調に強化が進めば、2015年のイングランド大会、2019年の日本大会、何れも本当に楽しみです。チェリー・ブロッサムズという愛称で世界中で親しまれている日本代表フィフティーン、この敗戦を糧に、是非とも頑張って下さいね!!

そして東北の皆さん、楽天の見事な優勝、本当におめでとうございます!ロー・スコアのゲームばかりで、さぞやハラハラされたかとは思いますが、野球のビッグ・ゲームって、大体がタイトで、1点を争う形が殆どですからね。でも、田中マー君は本当に大したもの、恐らく来季はアメリカでしょうが、既に1億㌦の値が付いている様でして、どのチームに行くんでしょうかね。兎に角、この楽天の優勝が、東北復興の狼煙となる事を切に祈っております。

その東北で思い出すのは、メロリンQと呼んだ方が僕の世代には親しみ易いですが、これは失礼だったかな、山本太郎議員の天皇陛下への直訴です。そうそう、昔、将棋の米長名人が園遊会において、「日本中の学校で君が代を歌わせます」と発言、陛下にたしなめられた一件がありましたよね。まあ、山本議員と米長名人の件とは同じには出来ません。確かに山本議員のやり方は大変稚拙だったと思いますし、より上手いやり方があったでしょう。政治家として、天皇の政治利用と捉えられても仕方無いでしょう。でもね、僕、彼の記者会見の全てを動画と産経新聞で確認しましたけれど、言っている事は正論、そう感じました。要は、原発の危険性を訴えただけでありまして、マスコミや自民党の皆さん、山本議員よりよっぽど力を持っているじゃありませんか。何を集団ヒステリー的に大騒ぎしているんでしょうね~。正論を言われて、ビビってません!?そしてね、陛下の政治利用、とか言ってますが、自民とかマスコミの方が、余程悪質だと思うなあ。山本の様な輩は議員辞職だ、と声高に訴えてますが、それは国会で然るべきペナルティを科せば良いのであって、いきなり辞めろ、というのは暴論でしょう。

閑話休題、僕、折角の三連休でしたし、久し振りに映画三昧、2本観て来ました。1つは「グランド・イリュージョン」、もう1つは「タイピスト」です。前者はアメリカ資本、後者はフランスの作品だったのですが、どちらも面白かったのですが、いやあ、国民性の違いと言うのかな、如実に違いを感じましたねえ。

まずは「グランド・イリュージョン」から参りましょう。これ、脚本勝負の作品でして、奇術師達の話なんですが、謂わばコン・ゲーム、二転三転するストーリーなので、筋について書けないのが誠に残念です。それにしても、かなりのバジェット、予算を割いている様で、CGもそれなりにあり、エキストラも多く、そして大変通好みのキャスティングには感心しました。モーガン・フリーマンとマイケル・ケインのアカデミー賞コンビが重厚に脇を固め、「ハルク」のマーク・ラファエロと「イングロリアス・バスターズ」で一躍注目されたフランス人女優、メラニー・ロランがメインであります。奇術師達には、これまた若手の売り出し中のジェシー・アイゼンバーグを筆頭に、僕の大好きな悪漢専門俳優、トラブル・メーカーでもある、ウディ・ハレルソンが出てるんですもん、完璧と言えましょう。このハレルソン、かなりの変わり者でして、父はマフィア、母が弁護士事務所勤務、ご本人はマリファナを栽培するわ、路上で踊って交通渋滞を起こしたり、ヨガのインストラクターをしていたり、まあ楽しい御仁なんです。

お次は「タイピスト」、フランス産であります。先の「グランド・イリュージョン」の予算とは恐らく2桁は違うでしょうが、まあ、粋なお話でして、恐らく「マイ・フェア・レディ」を下敷きにしていると思うのですが、映画へのオマージュ、愛に満ち溢れた佳作でしたねえ。ヒッチコック、アントニオーニ、ゴダールにワイルダー、あ、トリュフォーもあるのかな、僕が分かったのはそれぐらいですが、多分もっとあるでしょう。1950年代の女性の自立と恋愛がテーマでして、当時のファッションを現代風にアレンジメントしていて、映画の冒頭のタイトル・バック--オープニングの様々なクレジットが出る処ですね--も、可愛いアニメーションやイラストを使っており、まあお洒落でした。役者さんは、フランスでは有名なのでしょうが、僕は余り知りませんでしたけれど、ヒロインはまるでオードリー・ヘップバーンの様な可愛らしさでして、ラストは誰もが納得ですし、館内の女性達から、すすり泣く声が聞こえたのもさもありなん、と言えましょう。

どちらも違った持ち味で面白く、有意義な休日を過ごせましたけれど、この「タイピスト」の台詞で、「アメリカ人は物を売れ。フランス人は恋をする。」とありまして、うう~ん、成程、と膝を打った次第なんです。

僕、前々から疑問がありまして、それは、「アメリカ人はフランスに憧れるが、フランス人はアメリカを馬鹿にするのは何故か」なんです。古くはメグ・ライアンの「フレンチ・キス」から、最近ではウッディ・アレンの「ミッドナイト・イン・パリ」まで、まあお上りさんと言いますか、フランスへの憧れが丸出しですもんね~。

でもね、伊達に映画ばっかり観ている僕ではありません。少し熟考したら、割と直ぐに答えが出ました。それは、「己に無い物への憧れ」であります。まずは、アメリカの象徴である自由の女神像、田舎のパチンコ屋なんかに何故かレプリカがあったりしますよね。あれ、元々はフランスの物でして、有名なニューヨークの像は、アメリカの建国100周年記念に贈られたんですね。そして、これ、皆さんはどうお感じになるか分かりませんが、かの有名なディズニーランド、パリにもあるんですが、ちっとも儲かっておりません。そりゃそうですよ、モニュメントというかランドマークである、ディズニーランドのお城、あれなんて、フランスに限らず、欧州圏内を少しドライブすれば、本物がゴロゴロしてるんですもん。張りぼてのチャチな城よりも、本物の方が良いですよね~。何だか、嘘の城って、自国に歴史の無い国の悲哀すら感じませんか?それに憧れている日本人は、何だかよく分かりませんが…。そして、僕、何度か、千葉にあるのに何故か東京ディズニーランドに行きましたけれど、まあ食事が美味しくありません。これ、フランスのディズニーランドも同様らしく、やはり不味いとか。世界三大美味の地ですもんね、そりゃペラペラのハンバーガーよりは、サラミと美味しいチーズの入ったバゲット・サンドを食べるんじゃないかしら。

何だか、どんどん文章が金魚の糞の様に長くなっていますが、推理小説においても同様です。アングロサクソン代表はコナン・ドイル作のシャーロック・ホームズ、どうやらグルメという設定なんですが、料理の記述ってあんまり無いんですね。精々、雉とか、キドニーパイ--牛の腎臓がたっぷり入っています--、そして冷製のアヒル程度、よく言えばジビエなんでしょうが、僕、あんまり食べたくないなあ。フランス代表は、ジュルジュ・シムノン作のメグレ警部ですよね。今、手元にシムノンの本がありませんから、記憶の糸を辿って書いていますが、メグレ警部が事件を解決して食べますものは、まずは舌平目のボン・ファム、煮たてたお汁に生クリームを入れて焼き色を付けるものですね。そして伊勢海老のコキール、焼いた後にソースで和え、天火で表面を再度焼いたものですとか、子羊のロースト、エスカルゴ、鴨のオレンジ煮、山鳥のヒナのパイ包み、書いてる僕も夕食前ですから、お腹が鳴って来ましたよ!同じ探偵小説の描写でもこれだけの違いでして、「食事の時に水を飲むのはアメリカ人だけだ」なんて地口がありますよね。そうそう、「フレンチ・コネクション」という映画がありまして、アカデミー賞5部門受賞の大傑作ですけれど、アメリカ人刑事が、極寒の中、薄いコーヒーを啜り、紙に包んだピザを食べながら、張り込みをしているんですね。犯人のフランス人は、豪奢なレストランで、南仏風の熱々のブイヤベースと辛口のシャンパンなんぞを飲んでいるシークエンスがありましたけれど、あれ、アメリカ人の心の奥底の心象風景という感がありまして、非常に印象に残っています。

僕自身は、コンプレックスなぞ皆無なタイプですから、何とも言えませんが、仮に相手に羨望を感じたとしても、引きずり降ろそう、というのは最低であります。自分が努力して、その地位に上がらなければなりませんよね。アメリカさんも、まずは食べ物の繊細な味わいが分かり、その地域毎の文化や慣習が分からなければ、自称の王様としても、世界を牛耳る資格なんてありゃしませんよね。

さて、冒頭申し上げました様に、僕、明朝より福岡に行って参ります!関係者の皆様方、大魚クエも良し、鳥の水炊きも良し、長浜ラーメンも良し、是非何か旬の美味しいものを教えて下さいな。それでは皆様、今度お会いできるのは木曜日になりそうでして、それまで暫しの間、ごきけんようさようならm(_)m。
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