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AMERICAN LAND

おはようございます。それにしても、朝夕はめっきり寒くなりましたよね。初霜や 物干竿の 節の上、布団から出るのに、一大決心が必要な季節になって来ました。数か月前は、脱水になるかという程の暑さだったのに、矢張り冬が来るんですね~。なんて呑気な事を書いてますが、昨日のももクロちゃんのライブ・リポート、殊の他評判が良く、親友のMさんからも長いメールを貰いましたし、当院のM先生からも「是非行ってみたいです」とのお言葉があり、スタッフからも声を掛けられました。でもこれ、僕の文章力と言うよりも、ももクロの力でしょうね。Mさんによると、毎回演出もテーマもガラリと変わり、一度として同じライブは無い由、ご興味のある方は是非行かれてみては如何でしょうか。

さて、もう吃驚というか唖然としますけれど、アメリカさんもやり過ぎですよね~。スペイン・ムンド紙、ドイツ・シュピーゲル紙、アメリカ・ウォールストリート・ジャーナル、イングランド・ロイター通信、これらの記事を整理、要約してご紹介します。1か月間で、アメリカが盗聴している電話は1248億件になるそうです。例えばドイツだけでも3億6000万件、そしてメルケル首相の携帯も10年間盗聴されていた由、件数的には日本も同程度だそうです。そして、35の国の大統領や首相の盗聴について、米国政府は公式に認めたそうなんですね。オバマは知らなかったなんてほざいてますが、それはあり得ないでしょ。これね、個人レベルで置き換えて考えてみますと、かなり重度の強迫観念に囚われている感がありますし、捕まってもおかしくないぐらいのストーカー気質でしょう。

でもね、アメリカの力が全盛期にあったならば、この手の醜聞はきっと表に出なかったでしょうし、ほら、つい最近、「シリアを攻撃する」なんて言ってましたけれど、ロシアを中心とする戦争反対の動きに屈し、何も出来ませんでしたよね。随分アメリカも弱って来た感がありますが、対日本においては力関係は変わっていませんね。僕ね、情けないけれど、日米関係を表す象徴的なシーンを直ぐに思い出すんですよ。小泉首相の時代ですが、ブッシュの前でプレスリーの真似をして、おどけながら唄って踊っていたじゃないですか、皆さんご記憶に無いかなあ!?これね、アメリカの忠実な番犬であり、ポチですよポチ。かって、吉原の廓に居た、旦那衆のご機嫌を取る太鼓持ち、幇間と呼ばれる芸人の姿がオーバー・ラップしましたもんね。何が悲しくて、仮にも日本の首相が何故、そこまでやらなければならないでしょうか。外国の元首と相対する際は、日本の代表なのですし、世界中に広く知られた侍の末裔なんですから、毅然としていて欲しいものです。でもね、これ又悲しい現実でして、アメリカの機嫌を損ねた日本の政治家は皆、失脚してしまうんですよね~。古くは、日本独自の資源外交を展開していた田中角栄もそうですし、「アメリカ海兵隊は沖縄には不要」と言った小沢一郎なんてその最たるものじゃないですか。小沢さんは結局は無罪に終わったのに、名誉回復どころか、土下座して謝るべきマスコミは皆、知らんふりで頬かむり、それで終わりですもんね。

ここで、心理学者の岸田秀先生、思想家の内田樹先生のご説を無断で拝借させて頂きまして、僕なりにアレンジメントして、皆さんに提示しますね。今後の日本の進路の何らかの縁になれば幸いなんですが。

岸田先生は、「唯幻論」「人間は本能の壊れた動物だ」という説でして、その理論で、世の中の大概の事は分析出来る、という考えなんです。彼の本の中に「アメリカを精神分析する」という一節がありまして、その大意は以下の通りなんですね。アメリカの行動のおかしさは、全て建国時の嘘にある、というんです。ヨーロッパから侵入した白人達が、平和に暮らしていたインディアン達を一方的に虐殺、土地を全て奪って新たな国を造り上げました。それは、アメリカ人の価値観で考えても、決して正しいとは言えない訳です。でも、「正しくなかった」と認めてしまえば、国そのものがおかしくなりますから、何とか正当化するしか無い、そこで出て来たロジックがこうなんですね。「自分達は、古びたヨーロッパにも、勿論新天地アメリカ大陸にも、未だかって無かった素晴らしい理念である、『自由と平等と民主主義』をこの地に持って来たのだ。確かにその過程で、幾つかの犠牲はあったかもしれないが、それはアメリカに住む全員の為になっている。勿論、インディアンや黒人にとってもだ。」、うん、大分弁ですと、いらん世話、つまり余計なお世話ですよね。この思考パターンを、今は全世界に向けてやり続けている訳です。ここからは僕の考えですが、かってはそれが日本相手でしたが、それがベトナムに向い、そして南米各国は勿論の事、イラクしかり、アフガニスタンしかり。つまり、「自由と平等と民主主義」を確立する為には、どうしても戦争が必要になって来る、言わば過去の自分を正当化したいが故に、仮想敵を造り、永遠にこの暴力のループが続いてしまう、という事になるんですね。イラクには、大量破壊兵器なんて何も無かったじゃないですか。何だかね、連続殺人犯がお金も権力も握って、言う事聞かないと刃物や鉄砲を突き付ける、そんな感がしてなりませんね。おっと、こんな事書くと盗聴されそうですね!?

内田先生については「街角のアメリカ論」を是非ご一読頂ければ、と思うのですが、最も分かり易く、かつ成程と感じたのは、「肥満」の問題です。ほら、あちらの人って、半端じゃない太り方してますよね。その理由は、単なる食べ過ぎでは無く、「自分はアメリカ社会の敗北者だ。だが、この貧富の差が激し過ぎるこの社会の象徴が、この太っている自分だ。アメリカの矛盾を皆に直視して欲しい。だから自分は食べ続けるんだ。」という深層心理の賜物ではないか、よって彼らは、ストイックなまでに食べる事を止めない、というんですね。見ようによってはこじつけかもしれませんが、面白い考え方と思いませんか?でもね、確かにアメリカの貧困層に、肥満が多いのは事実ではあるんですよ。僕がアメリカを旅したのは2カ月程度、様々な場所に行きましたが、レッド・ネック、プアー・ホワイト、と呼ばれる貧乏な人達がおり、確かにお金が無い割には相当に太ってますね。僕、懸念しているのが、日本にも随分と太った人が増えてきた事です。これが内田先生の説の日本版で無い事を祈りますけれど…。

さて、アメリカの天下も左程長くないでしょう。ヒスパニック系が白人の人口を超すのは厳然たる事実ですし、経済面についても厳しいですよね。中国にしても、昨日ですが、政治の象徴である天安門に車が突っ込むぐらいで、国そのものが分裂すると見ています。ロシアはプーチン一人にかかっている様な、極めて不安定な統治システムですし、僕、これからは、かってのパクス・ロマーナやパクス・ブリタニカ、そして今のパクス・アメリカーナといった世界を牛耳る大国って、最早現れないのでは、という考えなんですね。そうなりますと、日本が生き伸びるにはどうしたら良いか、という事になります。その具体的な諸案につきましては、かっての拙ブログで幾度と無く綴りましたから、本日は割愛しますが、1つだけ言えるのは、これからは人口が激減する事は間違いありませんから、量より質、個人のレベルを上げる必要はあると思います。そのレベルとは、知性と判断力と自立心でして、もうね、マスコミや政府の云う事を素直に鵜呑みにしている様では、日本国の将来は無い、これだけは自信を持って言えますね。

何だか今日の拙ブログは、昨日とはうって変わって、憂国のジャーナリストみたいになりましたね…。よし、エスプレッソを淹れて一服して、打ち合わせに行って参ります!
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