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MACBETH

おはようございます!週明けはやはり忙しいもの、打ち合わせ等々、思いの外時間が掛かりました。

折角の爽やかな天気なのに、もう嫌になりますが、今朝のニュースは嘔吐しそうになりました。要約します。

①今朝の毎日新聞です。「福島第1原発1号機で、地震から僅か16時間後の3月12日早朝には、燃料の大部分が溶け落ちていた可能性が強まった。」続いて産経新聞。「東電が1号機の状態をメルトダウンと認めた事について、枝野官房長官は『周辺住民への安全対策で問題になることは生じない』と述べた。」東電は2か月間黙って隠していたと解釈されても仕方ないでしょう。また、枝野サン、それってホントにホント?本気で言ってますか?

②同じく今朝の毎日新聞です。「原発事故で計画避難区域とされた福島県の5市町村のうち飯舘村と川俣町の集団避難が15日始まった。」僕、4月1日の本ブログで、この飯舘村の事に触れました。早急に逃げた方が良い、と書いたのですが、政府は避難せずに大丈夫との公式見解でした。僕、本当かねえ、と疑心暗鬼でしたが、2か月近く経過してから、結局避難ですか!?

いずれにせよ、原発周辺の避難された方々は、相当量被爆している可能性が高いのではないでしょうか。最も恐ろしいのは内部被爆です。どうか後遺症が出ない事を心から祈っています。チェルノブイリやスリーマイルを超える規模の事故だけに、政府は一刻も早く、正確な情報を公表して欲しい、と願っています。

シェークスピアの4大悲劇、と言えば「ハムレット」「オセロ」「リア王」「マクベス」です。僕、今現在の日本の政界のおかれている状況って「マクベス」に酷似している様に思うんですよ。あまりに有名な戯曲であり、ご存じの方も多いでしょうが、簡単にあらすじを。マクベス将軍は、「お前は国王になる」という魔女のお告げを受け、また野心家の妻の示唆もあり、恩あるダンカン王を罠にかけ殺します。殺人の罪も他人に負わせ、国王の座に就くのですが、自責の念と権力への執着と王様の亡霊に怯え、王子達が引き連れた軍勢に囲まれ、妻もろとも自滅してゆく…、という実話をもとにしたお話であります。注意深く日本の政局をご覧になっている方には、誰が魔女なのか誰がダンカン王なのか、そして誰がマクベスなのか、お分かりになるかと思います。劇中の印象的な台詞を1つ。マクベスが己の残虐かつ卑劣、悪辣な裏切り行為を回想しての一言です。

「血の川にここまで踏み込んだからには、たとえ渡りきれなくとも引き返すにはおっくうだ。進むしかない。」

さて、この「マクベス」、本来ならば、ブリティッシュ・エアウェイズのファースト・クラスでロンドンまで飛び、タキシード姿に蝶ネクタイを着て、グローブ座かオールド・ヴィック・シアターで、ロイヤル・シェークスピア・カンパニーの名優達、昔ならピーター・オトゥールかローレンス・オリヴィエ、現代ならポール・ベタニーやエミリー・ワトソン辺りでじっくり観劇したい所ですが、僕、残念ながら時間もお金も足りませんし、飛行機は怖くて乗れません。手っ取り早いのはやはりDVD鑑賞でしょうか、オーソン・ウェルズ、ロマン・ポランスキー、黒澤明といった大監督達が夫々映画化しています。中でもお薦めはやはり世界のクロサワ、「蜘蛛巣城」です。三船敏郎、志村喬、いずれも素晴らしい熱演ですが、やはりマクベス夫人役の山田五十鈴が輝いています。お暇な時に是非ご覧下さい。

この原発事故が、「真夏の夜の夢」で「から騒ぎ」で「終わりよければ全てよし」だったらどんなに良いでしょう。
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