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★☾☀ Gattaca ☽☆☀

see everybody's taking care of themselves.not looking out of the widest window.somehow everybody's taking care of themselves.but no one else.what happened to this morning.we're stalling our love.

みんなは自分の事だけは大事にしているけれど 広い視野が無いわ 何故か自分の事ばかり 他の人の事は気にかけていないのよ 今朝は一体どうなっているんでしょう 私達の愛は壊れかけている

これ、ジョス・ストーンというイングランドの女性ミュージシャンが2年前にリリースした、「NEW BORN」という曲の一節なんですね。彼女は未だ25歳の若さなんですが、所謂ブルー・アイド・ソウル、白人が唄う黒人音楽でありまして、古くからの音楽ファンにはジャニス・ジョップリンを、お若い方には、昨年でしたか、惜しくも急逝したエイミー・ワインハウスをイメージして頂けると分かり易いかと。ストーンさんは、パワフルなハスキー・ヴォイスで、中々良いですよ♪彼女は、全世界で1500万枚以上のセールスを記録しているんですが、日本では余り人気がありません。少々田舎臭いと言いますか、垢抜けない容姿が災いしているのかなあ。或いは、オールド・ファッションドでクラシカルなソウル・ミュージックが彼女のルーツですから、そこら辺が日本人の耳には馴染みが無いのかもしれません。もし皆様がタワー・レコードやHMVにお寄りの際は、お気軽に視聴して頂ければ幸いです。

先のフレーズに、みんな自分の事ばかり、とありましたけれど、先月の琉球新報を読んでいましたら、中々興味深い記事がありました。琉球大学農学部の辻教授のグループは、長年に渡り、働きアリの遺伝子の研究を続けているそうなんですね。その結果に依りますと、働きアリとは名ばかりでして、全く労働せずに、する事は産卵のみ、という種があるそうです。彼らは全面的に働きアリに依存、沢山子供は作るそうなんですが、ただそれだけで、子孫達も全く働かない由でした。結局働きアリは過労死してしまうそうですが、働かない方は只子供だけを産むばかり、何だか不公平な気が致します。でも、働かないアリのみの社会では、案の定と言うべきか、続かないそうなんですね。では、働かないアリの存在意義って何かあるのか、何だか哲学的にも感じます。でもね、このアリの社会の縮図、現在の日本に瓜二つと思いませんか!?働きアリは僕達一般国民であり、働かないアリは官僚や政治家の不労所得者、と言える気がしてなりません。もしかすると、日本の会社全般にも当てはまるんじゃないかな!?

閑話休題、先のアリの研究じゃありませんが、人生における全ての出来事を、遺伝子の所為だけにするのはアンフェアと思いますし、人間は自助努力で何とでもなるもの、僕、そう確信しています。

ただね、かっての日本は、「誰にでも勉学の機会が与えられ、如何なる環境の元に生まれても、東大に入れるチャンスがある」社会だったと思うんですね。けれど、アメリカ直輸入の新自由主義と言いますか、金持ち礼讃、資本家優先の世界では、教育の均等なチャンスが減りつつある様に感じます。これ、病院の食堂や、街中の居酒屋、廻りの人達から聞く話ですけれど、学区によって勉学のレベルの差があるのは当たり前、家庭によって教育に掛けるお金が全く違うそうなんですね。となりますと、最早良い大学に進学するには、或る程度裕福な家庭でなければ厳しい、という事になります。

「ガタカ」というスタイリッシュなSF映画がありまして、人が生まれる前に遺伝子検査を行い、優れた知能と肉体を持つ「適格者」と、欠陥のある人の「不適格者」に分かれる、という近未来を舞台にした物語なんですね。「不適格者」が、少年時代からの夢である、「適格者」しかなれない宇宙飛行士にチャレンジする、というお話です。結果はご覧になってからのお楽しみですけれど、同じ様な設定で「狂四朗2030」という大傑作漫画があります。これまた遺伝子の優劣が全てを決め、ジョージ・オーウェルの「1984」の様な徹底的な管理社会を描いたものです。

この、「生まれながらにして人には優劣がある」という発想を、「優生学」と言います。欧州生まれの発想でして、古くはギリシャのプラトンが提唱したと言うんですから、古代からあったものなんですね。この思想、欧州各国に伝播し、ナチス・ドイツのホロコースト計画まで繋がって行くのですが、実は、アメリカが最もこの「優生学」を推奨していたんですね。ナチスは寧ろアメリカの影響を受けた感があります。1904年と言いますから、明治37年に進化研究所が設立、その3年後には断種法が出来上がります。もうね、こんなの書きたくありませんが、「不適格者」とみなした、数万人の男性の性器を切断しちゃうんですね。

勿論、この「優生学」、人種差別やファシズムに繋がる、危険極まりない考え方であり、現代ではエセ科学とされています。でもね、人は哀しい事に、差別が無くなれば、又新たな対象を見つける動物ですから、この手の考えは、或る種の人々には魅惑的なのでしょう、残念な事に中々根絶出来ません。

皆様がシンガポールという国にどういうイメージをお持ちか分かりませんが、世界三大がっかり、と呼ばれるチャチなマー・ライオン像がある小国、かな!?経済的に大発展し、観光面でも医療面でも環境面でも、大変秀でた国である事は間違いありません。でもね、僕、随分前に数度この地を訪れた事がありますけれど、どうも好きになれないんですよ。ソフトな独裁と言うのかな、国内での徹底的な禁煙は未だしも、マレー語というれっきとした母国語があるのに英語を公用語とし、言論の自由は守られておりません。結果として、自由を望んだ若年層の国外流出もあり、現在では移民が急増しているんですね。経済的には大発展を果たしましたけれど、これでは庇を貸して母屋を乗っ取られた様なもの、何のこっちゃ分かりませんよね。優生学の話は何処に行ったかと言いますと、ここからです。リー・クアンユーという、己の一族を皆政府の重職に付けた、独裁的な首相は、大卒女性のみの出産を奨励し、選別的な教育制度を導入したんですね。これが貧乏な若年層離反の一因じゃないかなあ!?自分の子供に高等教育を受けさせたいなら、他所の国の方が良いですもんね。このリー・クアンユー、弁護士資格を持つインテリであり、確かに大政治家ではありますが、基本的に人間を舐めてますね。

中卒だろうと高卒だろうと成功している人、立派な人、人格者は沢山いますし、その人達がお金を貯めて、自分の子供達により良い教育を受けさせる機会を奪う権利は、誰にもありません。従って当院は、就職希望者には、学歴経歴国籍全て不問、老若男女全てに門戸を大きく開いていますし、入職後も、より上級の資格取得の為の、新たなシステムを造り上げました。その点だけは、僕、リーの野郎よりは器が随分上でしょう、エッヘン!大体ね、僕、愛犬家で家にはずっと犬が居ましたけれど、日本犬以外は、純血種は脆いのが多いですよ。競馬のサラブレッドだって、無理な交配ばかりで、怪我や病気が多いじゃありませんか。

たとえ極貧な家に生まれようとも、人に蔑まされても、そこから這い上がるのが男と思いますが、その機会すら奪おう、という方向に向かっている今の日本の教育システム、僕は大反対ですね!僕なんて、高校は殆ど行かず→医学部中退→海外で留学&バイト→就職→大学に再入学→卒業後再度就職→働きつつ大学院進学、なんてコース、殆どドロップ・アウト寸前ですし、こういう変わり者、はぐれ者にも、勉強の機会は与えてくれる社会であって欲しい、そう強く願っています!
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