FC2ブログ

✰ 星の銀貨 ✰

今日は朝一番で採用面接がありまして、その応接に追われた上、何故か今日はやたらと電話に縁がある日でして、書類に目を通したり、PCをチェックしていると、携帯や内線がプルプル鳴る始末、そんなこんなで更新が遅れてしまい、大変申し訳ございません。ではさてと…。

ねえねえ皆さん、昨日の夕方の安部の記者会見、ご覧になりました!?何だか耳触りの良い言葉を連発していましたけれど、結局は「税金上げるよん❤もっと金払え」と言う事ですよね。ここで我慢しなくては経済成長は無い、との由ですが、このヒトのおツムの具合がおかしいのは、国庫の一番の癌であり、毎年10兆円単位で浪費を続ける官僚どもをリストラしない事です。こいつらの天下りの為、老後の安泰の為に納税しているかと思うと、遣る瀬無い思いがします。あのね、幾ら税収が増えようとも、官僚の手によって、リニア新幹線だ高速道路だ、って嬉々として無駄遣いするだけですよ。昨日の拙ブログの続きになってますけれど、そうですねえ、綺麗でセクシーでカッコ良く、立てば芍薬座れば牡丹、歩く姿は百合の花、才長けて見目麗しく情ありという女性がもし居たとしても、「お洋服買って~」「車買って~、ついでに洗車してガソリンも入れちょけ(大分弁でスイマセン…)」「土地も家も買え」とねだられてばかりとなると、チーン、残念ながら成仏して下さい、ギャーテーギャーテーハーラーギャーテー、般若心経じゃありませんが、BYEBYEありがとうさようなら、BYつんく、となるじゃありませんか。官僚なぞは謂わば、こういう性質の悪い女性の様なもの、とっとと三行半を突き付けて、お引き取り願うしかないのに、彼らの利権構造を残したまま、幾ら増税しても焼け石に水でありまして、僕、ここに断言しますけれど、日本国の赤字が減る事は未来永劫あり得ませんね。

故開高健の小説に「新しい天体」という傑作があります。本作は、年度末の予算が余った或る省庁が舞台なんですね。毎年の予算を全額消化しなければ、翌年度からは減額されてしまいますから、「景気調査官」という役職をこしらえて、その役人が、税金をジャンジャン使って、伊勢は「和田金」の霜降り肉から岡山の名産の白桃から都内の老舗料亭から、ただひたすらに食べ尽くす、という内容であります。シニカルでアイロニカルで、そして面白い仕掛けの小説と思いますので、未読の方は是非お手に取られる事をお薦めします。

閑話休題、僕、舌っ足らずでお腹の弱い安部クンの文言を聞いてましたら、王様の耳はロバの耳であり、ハーメルンの笛吹き男のお話を想起しました。日本国民が甘言に騙され怪しげな笛の音に導かれ、何処か危険な場所に連れて行かれなければ良いのですけれど…。さて、こういった民間伝承と言いますか、民俗学の世界は、僕、元々大好きなんですね。西洋と東洋には、その民俗学の泰斗と言いますか、両巨頭がいらっしゃいまして、ドイツのブラザーズ・グリム、グリム兄弟と、我が国の柳田國男先生がその代表でありましょう。

グリム兄弟は「グリム童話」、柳田先生は「遠野物語」という大傑作がありますけれど、この両者、非常に共通項が多いのは注目に値すべきでしょう。ではまずご兄弟の方から簡単にご紹介しましょうか。父君が司法官という、大変裕福な家に生まれた3人は、高校を首席で卒業後、法律を学び、共に大学教授となります。お兄さんのヤーコプは、法律と言語学とドイツ語文法の専門家であり政界にも進出、弟のヴィルヘルムは、中世の詩や古代文字の研究や辞書の編纂に関わり、余り知られておりませんが、末弟のルートヴィッヒも画家兼美術大の教授であり、グリム童話の挿絵は全て彼の手に依るという、非常にアカデミックな家系だったんですね。元々民俗学に興味のあった三兄弟は、ドイツ各地を丹念に廻り、昔からの民話を収集、出版した訳です。日本の柳田先生も、裕福な藩医のご子息であり、文豪森鴎外の弟子であり、東京帝国大学を出て農務省のトップ官僚となりますが、職を擲って東北の寒村を廻り民話を収集、出版の運びに至る訳です。

河童に天狗に座敷童子、そして馬と結ばれる女性等が登場する、不朽の名著「遠野物語」ですが、実はこの本にも、グリム兄弟の「ハーメルンの笛吹き男」同様、神隠しと言いますか、子供が連れ去られる話が頻繁に登場します。第8話でしたか、「黄昏に女や子供の家の外に出ている者、よく神隠しにあう事は他の国に同じ。松崎村の寒戸というところの民家にて、若き娘、梨の樹の下に草履脱ぎ置きたるまま行方知らず也。」という一節がありまして、幼い頃の僕は、怖いもの見たさで夢中になって読んだものです。

恐ろしいのは、現在でも子供の誘拐は多いんですね。特に欧州、EU圏内では、通貨は統一されてますし、車で少し走れば直ぐに国境を超えられるものですから、営利目的で日常茶飯事に子供が居なくなるそうです。これはあくまで都市伝説の類かもしれませんが、日本にある、非常に有名な○○○○ー○○○では、そういった営利誘拐も起こっているそうでして、いや~怖いっすよね。

貧すれば鈍すると申しますが、僕、かってインドの首都、ニューデリーの街角で見た衝撃的な光景がありまして、彼の地は非常に物乞いが多いんですね。それも身体の一部が欠損しておりまして、右腕が無いとか左足が無い子供ばかりなんです。僕、一応医療人ですし、余りに身障者が多いのが腑に落ちませんで、拙い英語で現地の人に聞いてみたんですよ。「何故貴方の国では手の無い人が多いのか」と問いますと、哀しげな顔で「あれは、子供が産まれたら親がすぐに手を切るんです。そうすれば憐れんだ観光客がお金をくれる訳で、辛い連鎖なのです。ですから、親も手足が無い者ばかりです。」との答えでした。「グリム童話」にしても「遠野物語」にしても、かなり陰惨でグロテスクな話が多いじゃありませんか。「ヘンゼルとグレーテル」「赤ずきん」「ブレーメンの音楽隊」「白雪姫」、これらの代表的な作品にしても、かなり暗いお話ですよね。

ご飯が食べられない様な貧困、それは諸悪の根源でして、撲滅しなくてはなりませんが、僕、安部の所業をつらつら眺めるに、一部の裕福な人達だけが悦ぶ、世紀の大愚策に思えてなりません。勿論、何の努力もしない怠惰極まりない人まで救う必要はありませんけれど、なるべく多くの人を幸せにする政策を実行するのが、国を治める者の仕事でしょう。金持ちとアメリカと官僚と土建屋が喜ぶ国なんて、僕、真っ平御免ですよ。どうかどうか、我が愛する日本が、かって僕が見た、インドの路傍の様な光景になりませんように…。あっ、2日続けて暗い話で申し訳ございません、このブログは元々明るいのが取り柄なんですから、明日からは楽しく参ります♡
スポンサーサイト



コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

しもごおり

Author:しもごおり
OSHブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
QRコード
QR