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ハチワンダイバー

最近、連日4時台の起床でして、寝不足が続き少々フラフラしていますが、大きな仕事も恐らく今日までなので、濃い目のエスプレッソを淹れて、何とか頑張りたいと思います。それにしても、あ~眠てえ…。こういう時はどうすれば良いんですかねえ。僕、かって聞いた事があるのは、炭酸飲料に塩を沢山入れて飲めば効果はてきめん、たちまち眼がシャキーン!!となるらしいんですね。でも、どうも眉唾でして、試した事は無いんですが、ホントかなあ…!?仕方が無い、とりあえずストレッチをして、ガムでも噛みましょう。

ところで僕、最近どうも将棋づいている感があるんですね。まず、当院のI先生が、親子ペアで将棋の県大会に優勝したり、非常勤のH先生の息子さんも全国大会に出場された由、その子達にかかっては、僕なぞ一捻りでしょう。流石は当院のスタッフの皆さんでして、やはり優秀な人が多いんですね~。何だか僕まで鼻が高いです。職員の皆さんにも腕自慢の方がおられる様ですし、こりゃあ、それなりの盤駒を揃えて、第1回下郡病院杯将棋トーナメントでも、何れはやらないといけませんね。

あの、雑誌の名前を失念してしまい、恐縮なんですが、スチュワーデスさんの記事が載っていまして、興味深く読んだんですね。僕、歌手の角松敏生の様に、大のスチュワーデス好き、という訳ではありませんで、「ファーストクラスのお客さん達が、長時間のフライト中に何をされているのか」という記事だったんです。国際線のファーストクラスに乗るぐらいですから、当然高収入でしょうし、所謂エグゼクティブ、ビジネス・エリートの皆さんですよね。例えば、成田~NYのフライトならば大体12時間ぐらいと思いますが、殆どの方々が読書に勤しんでいたとか。多い人になると10冊以上は平気の平左で読破される由、でも、収入や地位で劣っても、読書量だけなら僕も負けてませんよ!面白いなあ、と感じたのは、ビジネス書を読まれる方は皆無、文学書や歴史書を手に取る方が多いそうで、それにも増して、将棋の本を愛読される方が多かったそうなんです。

将棋、この世界一のボード・ゲームの効能を語るなんて野暮の極みですけれど、やはり素晴らしいんですね。まずはお金が掛かりません。プラスチックの安価な盤や駒も売っていますし、マグネットなら1000円ぐらいで入手出来ますし、今ならばネットで幾らでも相手が見つかりますよね。そして、ボード・ゲームは割と人数が必要なんですよね。麻雀は4人、モノポリーなら5人は欲しいですが、将棋ならば、最小単位の2人で出来ます。かなり頭を使いますから、ボケ防止となり、そこまで体力を必要としませんので、指と脳が動けば、何歳になっても指せます。指す前には「お願いします」と頭を下げ、負けた際には「参りました」と互いに礼儀を尽くします。対局中も、上手が王を下手が玉を取り、駒音を立てず、待ったもせず、取った駒はきちんと台の上に置く等々、マナーがあるんですね。幼い子供達に礼儀作法を教えるには、恰好のゲームと思います。何よりも美しいのは、将棋では、どんな妙手を指そうと、悪手で落胆しようと、それは全て自己責任という事です。投了する際、「負けました」「参りました」「ありません」等々、自分で敗北を宣言し認めるゲームなんて、そうそうありませんよね。そして、平安の昔から連綿と続く、日本固有の文化でもあります。お金はかからず、自ら敗北を認めざるを得ないという人生の機微を知り、礼儀が身に付き、自国の文化に触れ、頭が良くなり先が読める様になる、こんな素晴らしいゲームは、即刻義務教育で扱うべきと思うのですが、如何でしょうか。

そうそう、大事な事を忘れていました。将棋とは一種のコミュニケーション・ツールでもあるんですね。ルールさえ覚えれば、お爺ちゃんとお孫さん、恋人同士、親子、兄弟、親戚、友人、上司に部下に同僚、そして初対面の方、誰とでも将棋を介して会話が可能なんです。今年の6月でしたか、ポーランドの女子学生、カロリーナさんが来日、女流のプロを目指す事になりましたけれど、中国の上海の将棋熱は、凄まじい盛り上がりなんですね。欧州や米国、南米でも、ネットを通じての対局が可能ですから、今や国際的なゲームであり、コミュニケーション・ツールな訳です。「将棋は対話也」という有名な言葉があるんですよ。そりゃそうですよね。「これからこのラインを攻めますよ」「そうですか、では受けておきましょう」「では、攻める駒を増やしますね」「ならば、先に逃げましょう」、指す度にこう会話しているのと同じ事になります。将棋の一局の指し手は、大体100手前後ですから、この濃密な会話が繰り返されるんですね。相手の考えや気持ち、そして性格が或る程度分かりますし、互いを認め合い、仲良くなれるのは至極当然でありましょう。

古来から、将棋好きの人って、本当に多いんですよ。源や足利といった将軍家は勿論の事、数多くの戦国大名達は皆、将棋を指しましたし、信長・秀吉・家康の天下を取った3人は、全員が愛棋家でした。特に信長公は、将棋の初代名人を、大橋宗桂と命名したんですね。「お主の桂馬の使い方は見事也」という訳で、桂の字に改名した由です。そして、ずっと時代が下がりまして、暴れん坊将軍吉宗公のお孫さん、第10代の家治公が、史上最も将棋に淫した大名じゃないでしょうか。田沼意次という凄腕の部下に政治を全て任せちゃいまして、ご自身は大好きな将棋三昧、これではまるで落語の演目「紀州」「将棋の殿様」「目黒のさんま」を地で行く感がありますけれど、実際、相当強かったそうで、将棋の用語を新たに造り、詰め将棋の本を自ら著すわ、棋譜も幾つか残っていますし、大変な道楽者ですが、少々羨ましい気も致します。

近年の将棋好きの著名人と言いますと、そうですね、順不同に列挙しましょうか。意外なんですが、プロ野球界ですと、我が愛する阪神に、愛棋家が多い様です。神様と呼ばれたバースを筆頭に、岡田元監督、メジャー・リーグに行った井川に藪、久保田投手や今岡内野手も暇さえあれば将棋を指していた由、そんな時間があればバットを振った方が良い気がしますが、だから弱いのかもしれませんね。巨人の長島元監督、ヤクルトの古田元監督も段を持っていますし、ボクシング界では、元WBCフライ級世界チャンピオンの内藤選手、元WBC世界ライト級1位の坂本選手の将棋好きは有名です。競輪で世界選手権10連覇の中野浩一、文壇では文豪菊池寛にSM小説の大家である団鬼六、お笑い界の大御所では、志村けん、萩本欽一、桂三枝。若手では、ウッチャンナンチャンの内村君、吉本最年少座長の小藪君、インパルスの板倉君、チリチリドリルと旅猿の東野幸治。洋画家の大家であり、僕も大好きな、薔薇と裸婦を描いた梅原龍三郎。総理大臣で、最も将棋好きだったのは田中角栄。スポーツ評論家の第一人者である二宮清純。テノール歌手で、2度の紅白出場を果たした錦織健。綺麗どころでは、歌手の華原朋美、南野陽子。女優さんでは吉永小百合、岩下志麻、牧瀬理穂、岩崎ひろみ、売り出し中の若手の高梨臨。

錚々たる顔ぶれと思いませんか!?興味深く感じるのは、女性には将棋はとっつきにくいと思われますが、或る程度のレベル、初段クラスまで強くなったら、絶対に止める事は無いとか。将棋の持つ攻撃性が女性に合うのかな!?恥ずかしながら僕、一応、三段の正式な免状を持っているんですが、まだまだ弱いですけれど、拙い棋力の持ち主の私見ですが、将棋の醍醐味って、ゲームが進むにつれ、内容がどんどん変化するその多様性、そして美にあると思います。まずは序盤で作戦の選択をします。直ぐに攻め込むのか、カウンターを狙うのか、ゆっくり指すのか、誰も指した事の無い手を選ぶか、無限の可能性があるんですね。中盤になりますと、お互いの駒が様々な場所でぶつかり合い、取ったり取られたり、攻めるか受けるかを決め、がっぷり四つの力勝負になるんですね。終盤は、兎にも角にもスピード、速度重視です。一手でも速く敵の王様を取れば勝ちですから、全てはそこに収斂され、どんな大事な駒でもどんどん捨てる事すらある訳ですね。そして、将棋には美しさがあります。ほら、例えば軍艦やスポーツカー、多機能ナイフ、サバイバル・グッズにせよ、その用途だけを追求したものって、機能美という美しさがあるじゃないですか。将棋も同様でして、左右対称形だったり、遥か遠くから駒が効いていたり、そして夫々の駒が有機的に連携している姿は、本当に美しく感じるんですよ。

何だか、将棋の魅力については、まだまだ全く書き足りませんけれど、今日の仕事が終わったら、久し振りに一局指そうかな!?でも僕、吉永小百合や岩下志麻の様な、艶麗でありながら楚々たる和服美人で、将棋を楽しんで指す人なんて、全く見た事が無いんですが、一体全体、何処に行ったら居るんですかね!?
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