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❤ DR.STRANGELOVE ❤

天の海に 雲の波立ち 月の船 星の林に 漕ぎ隠る見ゆ、三十六歌仙の一人、柿本人麻呂の句ですけれど、僕、今日から出張でして、まるで漁師さんか豆腐屋さんの様ですが、早暁に愛犬と散歩をしていたんですね。もう寒い様な冷気でしたが、放射冷却の所為か、ふと空を見上げますと満天の星空、オリオン座を筆頭に、まるで星の川が流れている有様、思わず万葉の調べを思い出した次第なんです。僕、柄にも無くセンチメンタルな気分になりまして、犬に引っぱられながら、「恥ずかしいのを忘れる為にお酒を飲むのさ」という、テグジュベリの「星の王子様」の一節が頭に浮かびました。

でも、何時も不思議に思うのですが、この星の光は何億光年も前のもの、アレクサンダー大王も、カエサルも、ピラミッドの労役に就いていた名も無き奴隷も、紫式部も小野小町も、夜空を見上げてはオリオン座を愛でていた訳で、神秘的に感じます。その証左という訳ではありませんが、古代文明の時代から、この星座は信仰の対象だった様です。ギリシャ神話では、さそりがオリオンという巨人を殺傷し、その監視役として射手座が見張っている、という設定だったと記憶しています。面白いのは、戦国期の中国地方の大大名、毛利家の家紋は、所謂一品と呼ばれ、一文字に三つ星なんですが、中世の日本では、オリオン座は武士の守り神として捉えられていたとか。もっと時代が下がりまして平安期、この三つ星は住吉三神と呼ばれていました。海の神、航海の神、和歌の神だった由、古代の鹿児島に居た隼人や熊襲が、反乱を起こした際の守護神だったと言われています。余談ですけれど、僕の遠い遠い祖先は宇佐神宮の神官でして、この隼人達を征伐した由、無事鎮圧したのですが、その霊を慰める為に、毎年秋に放生会という儀式を行うんです。宇佐の川に蜷貝を撒くという神事なのですが、その務めを何世紀も行っていたのが、僕の母方の一族なんですね。その所為でしょう、蜷木、という変わった姓なんです。

閑話休題、先日の三連休、僕、久し振りに映画鑑賞に参りまして、「ウルヴァリン SAMURAI」を観て来ました。僕のこよなく愛するX-MENシリーズも、スピン・オフも含めますとこれで6本目、少なくとも後2作は決まっていますから、スター・ウォーズ並みの長さとなりました。さて、本作は嬉しい事に日本が舞台でして、ウルヴァリンという、驚異的な治癒能力と高い戦闘力を併せ持つミュータント--両指の間から計6本の金属の爪が出るんですから、楽しいじゃありませんか--が主人公、彼と敵方との死闘が繰り広げられます。未見の方の為に詳しくは書けませんけれど、今までのシリーズを観てから、劇場に向われた方が良いかもしれませんね。出来は可も無く不可も無く、でありまして、X-MENのファンには充分楽しめるとは思います。長崎に原爆が落ちるシークエンスですとか、ウルヴァリンがラブ・ホテルに泊るとか、パチンコ屋にメイド姿の女性が居たり、平成日本の姿を伝えるべく、スタッフ一同精一杯頑張ってたんじゃないかな!?実際、日本中をロケしたそうですしね。1つ気になったのは、都内は芝の増上寺で、ウルヴァリンがお坊さんに襲われるんですね。そのお坊さんが、どう見てもナインティナインの岡村君にそっくりでして、僕、エンド・ロールを必死に見ていたんですが、余りに字が小さく、確認出来ませんでした。ご存じの方は是非ご一報下さいませ。でもね、諸外国の監督さんが日本を舞台にして撮りますと、何かしら違和感を感じてしまうのは僕だけなんですかね!?まあ、それもご愛嬌でしょうか。

さて、ヒーローが居れば、勿論ヴィラン、悪役が必要ですよね。本作では、ドクター・グリーン、通称ヴァイパーという美女が登場します。ヴァイパーとは毒蛇の意でして、この美女はありとあらゆる猛毒を体内に持つ、というミュータントでした。将に綺麗な花にも棘がある、という感じでしたねえ。ところでこのミュータント達は、人間が突然変異を起こして、特殊能力を持つ、という設定なんですが、自然界では基本的には厳しいんですね。所謂アルビノ、要は色素が抜けていると言いますか、ほら、偶に真っ白なライオンが生まれたりするじゃありませんか、あれです。大変美しいのですが、やはり弱い様で、長生きは出来ず、純白のライオンというその種を残せず、絶滅しちゃうんですね。

昨日でしたか、九州大学の研究者達が、2億年前に巨大隕石が地球に落下、その結果、ありとあらゆる生物が大量に絶滅した、という論文を発表しました。カナダの山中、岐阜県、そして僕の地元は大分は津久見という街で、地球上には無く、隕石に多く含まれる「オスミウム」という元素が、古代の地層に大量に含まれていたそうなんですね。どうもこの巨大隕石の落下が、当時の生態系を破壊した、という仮設が成り立つ様です。

地球の古代史を見ますと、所謂、生き物の大量絶滅は5回ありました。カンブリア紀やデボン紀、白亜紀の絶滅が有名ですよね。勿論、何億年前の事ですから、その原因は良く分かっておりません。先に挙げた、巨大隕石の衝突。氷河期への突入。そして、現在の地球はユーラシアから南極まで、6つの大陸に分かれていますよね。でも、かっては地球上に1つしか大陸が無かった事も或る訳でして、ローレンシアやゴンドワナ、と呼ばれる巨大な陸地が存在したんですね。常に、地球上の土地は少しずつ動いており、離合集散を繰り返している訳で、数億年後の地球には、大きな大陸が1つだけになるそうですよ。土地に妙に固執する日本人は、長い長いスパンで見れば、まるで阿呆の様ですよね~。

さて、この絶滅に関して、今までの歴史では、あくまで地球上の自然現象や、巨大隕石の様に避けられなかったり、全て不可避だった訳です。でもね、原発に対し、どうも脳天気な安部や、官僚どもは軽~く考えてませんかね!?正確な数は分かりませんが、確か現在地球上に存在する原発の数は、約400基ぐらいだったと記憶しています。それに加え、日本政府は、発展途上国にじゃんじゃん輸出しようとする始末です。かって、原子力がクリーン・エネルギーと持て囃された時代もあったと思うんです。でもね、福島の様な大事故が起きた以上、最早原発は止めるしか無く、それが大人の智恵であり役割であり、次世代の若人達への責務でしょうよ!!

どうかどうか、馬鹿な所業は即刻止め、僕達人類が、今後益々発展します様に。

さて、では今日明日は出張でありまして、火の国熊本、そして福岡方面にこれから行って参ります!次回の更新は金曜日になるかと思います。それでは読者の皆様方、暫しのお別れですが、ごきげんようさようなら。
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No title

私も蜷木です。
放生会という儀式で宇佐の川に蜷貝を撒く蜷木家のになぎです。
遠い親戚じゃないですか!

No title

こんばんわ。

コメントありがとうございます!

そりゃあ遠縁の方ですね、間違いありません(^O^)。

またいつでもメールお待ちしていますm(_)m。
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