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THE INTERPRETER

おはようございます!僕、昨日は久方振りに親友のMさんのお家にお邪魔しまして、一献傾けて来ました。一献と言うよりは十献以上でしたねえ。いや、快酔しました!一献うちあはび、二献にえび、これ、徒然草だったかな、酒肴に関する記述なんですね。どうもかっての日本では大量にアワビが取れた様でして、かなり安価だったそうなんです。信長も秀吉も日常のおかずとしてバリバリ食べていたそうでして、水貝、バターソテー、刺身に酒蒸し、勿論財布と相談しなくてはなりませんが、大変結構ですよね。とはいっても、昨日は崎陽軒のシウマイと柿ピーと焼酎でささやかに楽しみました。Mさん、本当にありがとうございましたm(__)m。また近いうちに呑みましょうね!

お酒を呑むと意識が奔流すると言うんでしょうか、話題は拡散し続けやがて収縮し、そして又新たな会話となるんですが、昨日Mさんと話していて気になったのは、エジプト情勢の事でした。互いの意見が一致して、めでたしめでたしだったのですが、浅学菲才の僕ですけれど、どうもおかしく感じるんですよね。と言いますのも、大マスコミは、現在のエジプトは騒乱状態にあり、「暴徒が混乱を巻き起こしている」の様な報道姿勢です。でもね、元大統領のムバラクの長期独裁政権を嫌い、初めて民主的な体制になった、というのがかっての報道でした。現在は、軍部が立ち上がり大統領を解任、権力を握っている状態でして、これってクーデターじゃないのかな!?そして、イスラム派が凶悪なデモを起こしている、と何だか悪い事をしているかの様な報道なんですよ。でもねえ、エジプトの国教はイスラム教でありまして、国民の90㌫が信者ですから、その民衆を力で押さえつける軍部は、どう見ても独裁者と感じます。そして、これは穿った見方かもしれませんけれど、エジプト軍は、アメリカから多大な援助--戦車や船や戦闘機や銃、おまけに金銭、殆ど全てです--を、長年に渡り受け続けているのは広く知られた事実です。イスラム嫌いのアメ公が、エジプト軍の裏で糸を引いているんじゃないか、そう勘繰られても仕方無いんじゃないでしょうか。オバマも善人面をしてノーベル平和賞まで貰っておきながら、もし僕の推測が当たっていたら、とんでも無いヤロウです。奥さんのミシェルさんですか、彼女もマキャベリストと言いますか、強烈な上昇思考を感じさせますもんねえ。それにしても、日本のマスコミの偏向振りには反吐が出ますが、せめて正確なニュースを伝えて下さいよ。福島原発の報道にしても、何だか隔靴掻痒、怪しい限りですもんね。

閑話休題、「ザ・インタープリター」という映画があります。本作は、国連で働く同時通訳の女性が、アフリカの国の大統領の暗殺計画を偶然耳にしてしまった、というサスペンスなんですね。監督はもうお亡くなりになりましたが、社会派映画の巨匠シドニー・ポラック、主役を演じるのは、二コール・キッドマンであります。僕、この二コールさん、オメガやシャネルの広告塔になる程の美貌もさる事ながら、本当にクレバーでソフィスティケイトされた女優さんだなあ、と常々感心しているんです。別れた旦那のトム・クルーズは、ハリウッド資本の大作に出続け、ステロ・タイプの詰まらない作品でお茶を濁しているのが現状です。対して二コールさんのセンス、そして女優根性が素晴らしいと思うのは、多種多様な作品を選んでいる事なんですね。恋愛ものにホラー、サスペンスにミュージカル、ファンタジーに文芸、そしてSFに犯罪ものと、脚本を読んで己が気に入ったものにしか出ない、という姿勢が徹底しており、佳作も多いんです。組んだ監督さんも、スピルバーグばかりのトムよりも数段上でして、別れて正解でした。だって、ここ最近の彼女のフィルモグラフィを見ますと、地元豪州や住んでいるアメリカは勿論の事、スペイン・ドイツ・イングランド・デンマーク・韓国といった国籍の監督さんの作品に出演しているんですね。常に自分の可能性を試し、幅を広げようというその姿勢には、頭が下がります。

近年は、日本人の男優さんが海外に進出するケースも随分増えて来ました。今村昌平の「うなぎ」でカンヌ・グランプリ、日米伊合同資本の「シルク」では重要な役柄を演じ、そして「バベル」でブラッド・ピットと共演した役所広司。「ラスト・サムライ」で主演のトム・クルーズより上手い殺陣を披露し、来月にはX-MENシリーズにも出演し、次回作はキアヌ・リーヴスと共演するのは真田広之。そして、この人はもう別格ですよね、クリント・イーストウッドにクリストファー・ノーランといった、ハリウッドを代表するフィルム・メーカーの作品に出続け、今度は巨匠マーティン・スコセッシとタッグを組むのが渡辺謙であります。

僕、今後の活躍を最も期待していますのは、浅野忠信君なんです。まず彼のユニークなのは、その生い立ちですね。祖父は北欧系の方でして、ノルウェーとオランダの血が入り、インディアン系も混ざっているとか。祖母は芸者さん、ここは僕と同じで親近感が持てますが、かなり自由奔放な教育方針だったらしく、浅野少年はヒッピーの様なライフスタイルで育ったそうなんですね。彼は何処となくデラシネと言いますか、無国籍でアウトローの匂いがするのですが、その生い立ちや血筋が大きいのでしょう、何だか日本の枠に収まらない感があります。と言いますのも、テレビには殆ど出ませんし、かなり早い段階から海外デビューを果たしているんですね。短編映画ながら、カンヌグランプリ獲得の巨匠、ウォン・カーウェイの作品に出演したのが、浅野君が23歳の時であります。オーストラリアのクリストファー・ドイル、タイのラッタ・ラヌアーン、ロシアのセルゲイ・ボドロフと、通好みの監督さん達との仕事を着実にこなしながら、とうとう2011年に、ハリウッド映画の大作「マイティ・ソー」に出演となります。その後も立て続けに3本のハリウッド大作に出演するのですから、本当に大したものです。ご本人は飄々としていて、余りインタビューも受けないのですが、何でも20代前半からコツコツと英語の勉強は続けていた由、継続は力なりでありまして、地道な努力をお天道様は見ていた、という事なんでしょう。

イチローや野茂は勿論の事、海外で成功するのが如何に大変か、実際に住んでいた僕には些か分かる積もりです。マスコミに官僚に東電に、詰まらない大人ばかりですけれど、浅野君に続く若者は、未だ知られていないだけで日本全国に沢山居ると思います。僕も四捨五入すればもう50ですから、そういう有為な若者達を育てていかなくては、常々そう感じています!
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