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♫ たとえばこんなラブソング ♬

日中は相変わらず暑いですけれど、皆様、週末は如何お過ごしでしたか!?僕、早朝の犬の散歩は欠かさない様にしているのですが、ほんの少しずつですけれど、鬢を撫でる風が、段々と秋めいて来た気配があります。秋晴や おしろい焼けの 顔のしわ、たそがるる 菊の白さや 遠き人、鯖秋刀魚 どれを食べても 美味しいよ、これ、最初の句は永井荷風先生、お次は芥川龍之介先生、最後は僕が今さっき作った駄句です。格調と言い文学性と言い、並べるのが恥ずかしくなりますね…。

少しだけ涼しくなったのを、吹き飛ばす様な熱戦が昨日ありまして、WOWOWでボクシングの世界戦の生中継があったんですね。WBC世界スーパーフェザー級タイトルマッチだったのですが、いや、凄い試合でした。試合後、両者共に病院で診察を受けたそうでして、幸い後遺症が無かったそうでホッとしました。さて、チャンピオンの三浦選手が3度のダウンを奪えば、挑戦者のトンプソン選手も猛反撃に出て倒し返すという大激戦、将にボクシングの醍醐味を満喫出来る試合でして、是非とも地上波で放送して欲しかったです。しかし、しかしですよ。三浦選手の属するのは、拙ブログでも以前ご紹介した事のある、日本一のボクシング・ジム、帝拳なのですが、本当に度胸のあるマッチ・メイクをしますね~。いや、感心しました。チャンピオン三浦選手の初の防衛戦を、相手の地元である、メキシコを代表する世界的なリゾート、カンクンの地で行うんですもん。相手は11連続KO中のハード・パンチャーでランキング1位、こんな難敵を相手に敵地で戦い、見事な勝利を収めるんですもん、いや、恐れ入りました。三浦選手が入場の際からブーイングと怒号が飛び交い、ジャッジもレフェリーもかなりの地元寄りでしたし、時差に言葉に食事に環境、それら全ての壁を乗り越えて、真の侍の姿を見せて貰いました。チャンプ、本当におめでとう!!

ただ、三浦選手本人も述べていましたが、技術的には少々問題があった様に思います。まず、「チャンスに焦らずピンチに慌てない」、これ、スポーツに限らず人生訓にもなる金言ですけれど、三浦選手が2Rでダウンを奪ってからは、ビッグ・パンチで倒してやろうと、一発狙いになり過ぎました。上下の打ち分け、或いは、軽いパンチを交えたコンビネーション・ブローで、きっちりKO出来たんじゃないかなあ。そして、イン&アウト、前後の出入りだけで、所謂サークリング、円の動きが無かった様に思いました。ジャブも多くなく、ボディ・ブローは少なく、頭部ばかりを狙っていたのも宜しくありません。因みに、ボクシングのダメージの有無は、選手の膝の裏側を見れば直ぐに分かります。パンチを貰った際、この部分が車のスプリングの様な役割を果たしまして、ダメージを逃すんですね。ところが、ダメージが蓄積されて来ますと、膝の裏がガクガクになるんです。また、ボディを打つ事により、そのスプリングの柔軟性が喪われて来るんですよね。ボディ・ブローが如何に有効か、という由縁であります。

さて、挑戦者のトンプソン選手は地元で負けられないという思いと、ランキング1位のプライドをかけて、ガクガクの膝を抱えながら、よくもまあダウンを取り返しましたよ。パンチのフォロースルーが素晴らしかったですが、それも三浦選手がボディを叩いていればビッグ・パンチは打てなかった筈、まあ、敵地での初防衛戦というアウェイの中ですから、繰り言はこれで終わりにしましょう。勝って兜の緒を締めよ、次戦に期待します!

僕、ボクシングは大好きでして、これまで生で観戦した世界戦は10を超えていますし、テレビでは優に500試合を超えていると思います。世界戦の場合、両国国歌斉唱がありまして、荘厳かつ厳粛、身の引き締まる瞬間なのですが、今日の拙ブログは、君が代のお話と参りましょう。

僕、海外在住歴もありますし、日本の常識とは大きく異なるんですが、世界では、国歌や国旗に対し敬意を払うのは当たり前の事でして、必ず起立しなくてはなりません。これは国際的なマナーであり、国歌国旗に対する畏敬の念は当然の事でして、もし起立しなければ殴られても文句は言えないんですね。これ、学校で教えるべきと思うけどなあ。そして、「日の丸、君が代は血に汚されている」という方がいらっしゃいます。勿論その通りです。でもねえ、世界中の国旗国歌で、血塗られた経緯の無い国なんて、ありゃしませんよ。欧州なぞ、戦争の歴史でありまして、日本なんて平和なものです。例えばフランスの国歌ラ・マルセイエーズ、敵の血で大地を満たす、なんてとんでも無い残虐な歌詞ですよね。言っても詮の無い事ですけれど、イングランドのゴッド・セイブ・アワ・クイーン、アメリカのザ・スター・スパングルド・グローリー然り、この曲の下、行われた極悪非道な戦闘行為や、死んでいった人々は日本の比じゃありません。君が代を変えろと言うのであれば、その他の諸外国も変えなければ筋が通りませんよね。

昨日聞いたメキシコ国歌、大変勇壮でキャッチーなメロディであります。また、メキシカンには歴史的にも大変優れたボクサーが多い--チャベスを筆頭に、チキータ・ゴンザレス、ロペス、ピントール、クエバス、サンチェス、サラテ…、もう数えきれません。--ですから、僕、何度聞いたか分かりませんし、冒頭は歌えるぐらいです。♫ メヒカー ノッサグリー ドーデ ゲーラ ♬、僕の怪しげなスペイン語のヒアリングですけれど、この国歌もまた、大変物騒な歌詞なんですよ。メキシコ人よ、戦いの叫びに応え、剣と馬を用意せよ、こういう冒頭でして、もうねえ、宣戦布告じゃないですか!?

僕らの国歌、君が代なんて、歌詞に戦争なんてちっとも出て来ませんよ。世界一平和的な歌詞と思いますけどねえ。さて、君が代は、古今和歌集に収められた和歌が元になっておりまして、分かっているだけで10世紀、1000年以上に渡り親しまれて来たものです。面白いのは読み人知らずでして、ここからは僕の仮説ですが、この歌、どう見ても恋の歌、ラヴ・ソングにしか思えないんですよね。君が代の君、これが天皇陛下の事なのか、恋人なのか、というのは様々な解釈がある様ですけれど、♬ 君との愛が 石に苔の蒸すまで 永遠に続けば良いのに ♬、というのが僕の意訳なんです。元々の君が代の始まりは、年賀の歌、新年を寿ぐ歌としてのものですから、諸外国の様に、戦争を前提としたものでは無く、雅でたおやか、繊細でイノセントな愛の歌だった、という僕の仮説、如何でしょうか!?

古今和歌集が編纂されたのが905年、それより以前からあったであろうラヴ・ソングを国歌にするなんて、何と粋で素晴らしい事か、まるでビートルズを1000年以上前に先取りした様なものでして、僕、少なくとも、♬ 敵の血で大地を満たす ♪といったフランスの国歌より、比較にならない程優れていると思います。国を守ると言っても極めて抽象的でして、より具体的な、愛する人を守り、美しい国土を大事にする、といった平安時代の日本人の感性に乾杯!、僕、そう思います!

今日はボクシングから堅い話になりましたけれど、今週も拙ブログを宜しくお願い致しますm(__)m。
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