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☂ BLACK RAIN ☂

暦の上ではもう立秋ですか。大分では連日35℃を超す猛暑ですから、ちっとも実感が沸きませんけれど、それでも朝方に吹く風は、ほんの少し涼しくなって来ているのかな!?この爽やかな風を浴びながら愛犬の散歩をするなんて、カ・イ・カ・ン、って薬師丸ひろ子の真似は流石に古すぎましたか!?若い読者の方には何の事かさっぱり分かりませんよね、大変失礼致しました…。

それにしても、立春に始まり、雨水啓蟄春分清明、途中を端折りまして、大雪冬至小寒大寒ですか、昔の人の春夏秋冬に対する観察力は大したものですよね。僕、本当に、四季折々の花鳥風月を愛でる、繊細かつたおやかな日本人に生まれて良かったです。でもね、昨日は広島に原爆が落とされた日じゃないですか。僕ね、こういう時にこそ、全放送局で、原爆をテーマに硬派な番組を特集すべきだと思うんですよ。何故、こういう事態になってしまったのか、どうして戦争が起きたのか、日本陸軍の暴走は止められなかったのか、NHKから始まって、テレビ東京まで、全ての放送局が協力しての、リレー特番だって良いじゃないですか。フジテレビの馬鹿げた27時間テレビなんか、即刻止めるべきでしょう!あれ、節電だ、とか言って、安藤優子辺りが偉そうに大騒ぎしてませんでしたか!?

日本人の最大の欠点として、近現代史に疎すぎる事があるんですから、老若男女揃ってテレビの前に座り、年に1度ぐらいは、戦争について考えるべき、僕、そう思います。今朝のNHKニュースを見ていて、とても恥ずかしい思いをしたのですが、アカデミー賞3度受賞のアメリカの映画監督、オリヴァー・ストーンさんが来日、広島の慰霊祭に参加されていたんですね。原爆について風化させてはならない、歴史は繋がって行くものだし、それを伝えて行くのは、後世に残された私達の義務である、といった旨のコメントをされていました。その足で長崎にも向う由、あのね、これ、安部シンゾウが言うべき事でしょ!?安部チャ~ン、それじゃあシンゾウ以下ですよ、ってそれは忍者ハットリ君の弟!もう詰まらない冗談は良いですね…。さて、ストーンさんのおっしゃる通りですが、これは総理に言って欲しかったなあ。朝からテレビの前で赤面した次第です。

余り言われておりませんが、「タイタニック」「アバター」のメガ・ヒットで世界的な名声を誇る、ジェームス・キャメロン監督、彼が長年温めている企画であり、既に日本に来て取材を続けている作品があります。「ZIGOKU」、仮題ですが、地獄、でありまして、これは広島・長崎の被爆者がテーマのものなんですね。先に挙げたストーン監督も、アメリカの近現代史を見直そう、という硬派なドキュメンタリー・シリーズを手掛け、これはNHK-BSでも放送しています。長崎への原爆投下は9日、終戦が15日、お盆でもありますし、全日本人が、近現代史を学び、真摯に真剣に、来し方行く末を考えて欲しいなあ、そう願っています。

閑話休題、先程からフィーチャーしております、オリヴァー・ストーン監督、彼のフィルモ・グラフィーは大体観ている積もりです。「プラトーン」「ウォール街」「7月4日に生まれて」「「ミッドナイトエクスプレス」「イヤー・オブ・ザ・ドラゴン」、何れ劣らぬ傑作揃いですけれど、アット・ヒズ・ベスト、と謂えばやはり「JFK」だと思います。僕が本作を観たのは24歳ですから、もう20年以上前ですか…、思えば遠くに来たもんだ、これでは武田鉄矢ですけれど、いや、強烈な印象が残っています。ケネディ大統領暗殺の真相を追う、というお話なんですが、原作は当時現職の検事さんが書かれたもので、僕、夢中になってその書を一晩で読破した事を覚えています。結局、真相は藪の中でありまして、ケネディ大統領暗殺の資料は2039年まで公開されない、というラストでした。では、下郡病院のフィリップ・マーロウかマイク・ハマー、いやいやスペンサーかな、ってそんなにカッコ良くありませんが、当たるも八卦当たらぬも八卦、僕がケネディ暗殺の真犯人を解き明かしましょう!?

その前に、簡単な基礎知識のおさらいですけれど、アメリカが建国してから200年ちょっとなんですが、大統領を務めたのは、現在のオバマで44代目となります。そのうち、暗殺された大統領は、リンカーン・ガーフィールド・マッキンリー・ケネディ、の4人なんですね。そして、暗殺されそうになったのは、まずジャクソン、そしてセオドアとフランクリンの両ルーズベルト、原爆を落としたトルーマン、フォード、レーガン、ブッシュの馬鹿息子、の7人であります。公式発表されているだけでこれだけありますから、実際はもっと多いんじゃないか、と推測されるんですが、ともあれ、44人の大統領中、暗殺4人・未遂7人の計11人が命を狙われた訳ですね。4人に1人は殺されそうになるって、やっぱりアングロサクソンの連中は物騒だなあ、と痛感します。

おっと謎解きのその前に、ケネディの一件は非常に象徴的な出来事であり、そしてとてもミステリアスでした。世界初の衛星放送が、ケネディのパレードを生中継していた際に暗殺された事。ケネディの弟も暗殺され、その一族も変死が相次いでいる事。狙撃犯とされ捕まった容疑者は、逮捕直後に射殺された事。そして、その犯人も数年後に変死している事。当時のフィルムが残されているが、射撃された角度もおかしく、犯人が逃走する時間にかなりのタイム・ラグがある事。そして車には防弾カヴァーも付けず、パレードのルートが直前に変更された事…。もうね、書き出したらきりが無いぐらい、疑惑だらけなんですね。

世界一の権力を持つ男が、白昼堂々射殺されるという異常事態ですから、様々な説が入り乱れました。ロシアやキューバといった、アメリカに敵対する共産圏の仕業か。大統領選で敗れたニクソン、或いは副大統領だったジョンソンが示唆したんだ。ケネディから敵視されていたFBIやCIAだろう。いやいや、恨みをかっていたマフィアの手口に酷似しているぞ。諸説紛々百家争鳴、何れも帯に短し襷に流し、結論が出ないんですね。

ここからは僕の仮説ですけれど、答えは簡単です。と言いますのは、愚者は経験に学び賢者は歴史に学ぶの諺通りでして、ケネディを含む、4人の暗殺された大統領には或る共通項があるんですね。リンカーンは謂わずと知れた奴隷解放論者で、南北戦争を起こしました。ガーフィールドのみ戦争に絡んでいませんが、賄賂や汚職を徹底的に取り締まりました。マッキンリーの際には米西戦争、スペインと植民地を巡っての戦が起きています。全員に共通するのは、既得権益--戦争の場合は武器商人という事になります--を見直そう、とすると、アサシネーション、暗殺が起こる訳です。ケネディの時代には、泥沼のベトナム戦争が続いていたのですが、彼はそれを止めようとしていたのは有名な話です。戦争が続く限り、軍需産業は巨万の富を得られますし、そこから献金を貰う政治家も大喜びです。因みに、ケネディの前任のアイゼンハワーも第二次大戦の際の陸軍軍人、そして後任のジョンソン大統領はベトナム戦争を拡大しましたし、彼自身も海軍の出身でありました。即ち、軍産複合体がケネディを排除した、という図式が、最も無理が無い様に僕は思います。因みに戦争により利益を得るこの構図、アフガンからイランからイラクから、延々アメリカは続けている感があるんですが、皆様如何でしょうか!?

何だか最近は堅い話題ばかりで恐縮です。明日は当院も盆踊り大会ですし、次回の拙ブログは、何か明るい話をしましょうね!!
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